現在、「教育」をテーマにして、世界一周の旅をしている細貝駿と申します。3月末で7年間勤めた教員を退職し、現在に至ります。世界中で様々な学校を訪問しながら旅をしています。帰国後は、再び教員になり、学んだことを日本の教育に活かします!


4月に出発し、今まで、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、シンガポール、インドネシアバリ島、オーストラリア、フィリピン、インド、ヨルダン、イスラエル、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、イングランド、スコットランド、ポーランド、チェコ、オランダ、デンマーク、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、ドイツ(10月末現在)を旅してきました。

今まで、ラオス、カンボジア、ベトナム、シンガポール、インドネシアバリ島、インド、イングランド、スコットランド、オランダ、デンマーク、フィンランド、ラトビア、ドイツ(現在)の、幼稚園、小学校、高校、日本語補習校、日本人学校に訪問し、学んできました。今後は、北欧、アフリカ、北米、中米、南米と周ります。



今後、学校訪問予定(10月末現在)の国は、ドイツ(現在)、カメルーン、カナダ、アメリカ2校、メキシコ、エクアドル、パラグアイです。

※何かの都合で変更があるかもしれません

※今後さらに増える可能性もあります。

☆もし「この国なら学校と繋げられる」という方がいましたら、メッセージ頂ければとても嬉しいです。☆

※学校訪問予定の国でも、行くことができる可能性もあるので、ご連絡頂けたら嬉しいです。


Facebookメッセンジャー

http://m.me/shun.hosogai


 

小学校


大学時代、友人が予期せぬ事故で2人亡くなりました。そこで、「死」を身近に感じました。また、恩師が思わぬことで事故の加害者になってしまいました。この2つの経験から、一瞬で人生が終わってしまい、一瞬で変わってしまう事実を痛感しました。

事件から、


「人生、いつ何が起こるかわからない」


「せっかく何かの縁で生まれ落ちたのだから、世界中の人や文化、景色など全部を味わいたい」



「世界一周をしたい」


という思いを抱くようになりました。

教師時代、様々な指導法を勉強し、実践してきました。教育には正解がないので、いつも悩みながら、子どもと向き合ってきました。そんな時、新しく異動した学校で海外の教育に出会いました。今までの指導法と違い、「何て柔らかい、自然な支援なんだ!これこそ理想の教育だ!」と驚いたのを覚えています。それから、海外の教育研修に行ったり、自分で学んだり、実践したりしました。一方、周りでは、従来の指導(いわゆる先生が黒板の前に立って指導する授業)によってみるみるクラスの雰囲気が良くなり、子どもの力が伸びていく姿も見てきました。


もちろんそれぞれの教育に一長一短があると思います。


そこで悩みました。



「より良い教育にとって何が必要か?」


「どんな支援がより良いのか?」


「もっと色々な教育を見てみたい」



世界には、様々な教育があります。



日本では考えつかないような素晴らしい実践をしている学校も沢山あります。一方、良いとは言えない教育も沢山あると思います。



そこで、



「色々な教育を実際に見て学び、それぞれの教育の良いエッセンスを吸収し、再び教員になって、日本の教育に活かしたい!」



という思いを抱くようになり、教育をテーマに世界一周を行くことに決めました。

バリ島グリーンスクール

グリーンスクールに行った時の世界一周教育ブログ

https://shun0317.blog.fc2.com/blog-entry-55.html




日本にも様々な教育があります。ユニークな取り組みをしている学校は沢山あります。「なぜ海外か?」という質問に対しては、「今が海外をゆっくりじっくり回る最後のタイミング」だと思うからです。今年で31歳になります。今後の人生を考えるとぎりぎりのタイミングが今だと考えます。帰国後、日本の様々な学校に見学に行きたいと考えています。




これまでの学びをいくつか紹介させて頂きます。

◉不便

不便という言葉で、皆さんはどう思うでしょうか?私は、東南アジア諸国の学校をはじめ、様々な場所を訪れ「不便」の大切さを実感しました。不便だからこそ協力しないといけない。不便だからこそ近所の人とコミュニケーションをとらなければいけないです。何もかも不自由なく、揃っている状態は、人間の思考を停止させ、怠慢になります。しかし、この「不便」があることによって、行動せざるを得ない状況になり、頭を働かざるを得なくなります。これは、授業に大いに役立つ要素です。あえて、不便な状況、考えざるを得ない状況を設定し、自身で思考し、仲間と協力することなどが自然に生まれると思います。

◉早い段階から、枠を超えた学びを。子ども、人間の可能性は無限大

イギリスでは、中学卒業時に自分の得意科目3.4教科を決め、高校は決めた教科しか学習しないそうです。大学に進学する生徒は、さらに発展した内容を学習します。その為、イギリスには自分の専門に長けている方が沢山いるようです。こうして、早い段階から、より深い知識に触れることでどんどん吸収することができます。

他にも、算数が得意な小学校2年生は、すでにルートや確率の学習をしていました。子どもの可能性、吸収力に驚かされました。

◉居心地の良い空間づくり

オランダの学校では、教室にソファ、共有スペースにレゴコーナー、自由に使えるパソコンコーナーなど、誰もが気軽に様々なことができて、教室でゆったり過ごすことができる環境が整っていました。

デンマークでは、hygge(ヒュッゲ)という言葉があります。デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味です。デンマーク人は、hyggeの時間をとても大切にしています。例えば1日の終わり家族や友人とゆっくりお菓子やお茶をつまみながら過ごす時間です。実際にデンマーク人のお宅で体験し、とても心地良い時間になりました。この時間を繰り返すことは、デンマーク人の幸福度が高い一躍を担っていると思います。オランダもデンマークも「居心地の良い空間」をとても大切にしていると感じました。

今年で、31歳になります。日本だと「良い歳」と言われる年齢です。実際に「この歳で何言ってるの?」「今しかできないね!いいね!」など様々なアドバイスも頂きました。何度も「この選択で本当に良いのか?」と自分に問い続けました。それでも「後悔したくない」「世界中の教育を実際に見て、学びたい」という思いは最後まで変わらず、7年間勤めた教員を辞め、世界一周の旅に出発しました。

世界一周は誰でもできるが、誰もがやるものではない。」

世界一周はお金と時間があれば誰でもできると思います。しかし、様々な環境でできない、やる必要がない、やろうとも思わない方も沢山います。


私みたいに7年やっていた仕事を辞めてまで行く人はもっと稀だと思います。

今回、4月からブログで発信を続けることで、自分が思ってる以上に沢山の反応を頂きました。

「駿くんの頑張ってる姿に勇気をもらったよ。」

「こんな学校に息子を入れたい!」

「ちょうど良いタイミングで良い言葉をもらえた!」など

こんなに

「自分の体験したこと、思ったこと、感じたこと、学んだこと」

「誰かの為になる」

とは思っていませんでした。

改めて、自分が貴重な体験をしていることに気づかされました。

だからこそ、クラウドファンディングを通して、私を知っている方、私を知らない方とも、出来るだけ多くの方と繋がり、ブログやフォトブック、DVDやSNS等で私の経験を共有することで


「私の経験をできる限り多くの人の為に役立てたい!」

 という思いで、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

皆様から支援して頂くお金は、世界一周教育の旅の活動資金として、大切に活用させて頂きます。




※支援して頂いた30万円のうちキャンプファイヤー手数料17%、消費税10%で合計27%が支援して頂いた金額から引かれてしまいます。できるだけ多くご支援を頂くことで活動を充実させることができます。ぜひ、ご協力お願い致します。

もしこの金額以上支援(手数料+消費税を差し引いて残った分が30万円を超えた場合)を頂いた場合は、世界一周教育の旅の活動資金、講演会の資金やリターンの資金にさせて頂きます。


幼稚園

小学校





①世界中の様々な教育を見て、帰国後、日本の教育に活かす!



日本の現在の教育システム上、学んだことを全てを活かすことは難しいです。しかし、学んだ良いエッセンスを少しずつクラスや学校に活かすことは可能だと思います。

できる限りアウトプットをして、現場の職員室、勉強会、報告会等で良い教育のあり方を広め、クラス、学校、日本の子どもたちの為に貢献します。



②「みんな違ってみんないい」を体現し、背中を押せる存在になる!



日本でよく「みんな違ってみんないい」というフレーズは良いフレーズとして取り上げられることが多いです。しかし、実際はどうでしょうか?異質な存在は叩かれ、みんな同じが良いとされる社会になっていると思います。特に教育現場は、その風潮が強いと感じます。安定と言われる公務員を辞めた私は、間違いなく異質な存在だと思います。人生は一度きりです。人に迷惑をかけることは良くありませんが、自分で決心した道であれば、自分で選択して進んだ人生の方が素敵だと思います。まずは、自分が、自分の人生を進むことを体現し、ブログで発信したり、実際に出会って直接お話ししたりすることで、周りの方々や、これから出会う子どもたちの背中を少しでも押せる存在になります。



③ブログで元教員が感じたこと、世界の教育事情、教育で大事なこと、教員が見た海外について発信し、読者の仕事や生活の良い刺激になる!



元教員だった私が発信する内容は、普通の旅人とは内容が多少異なると思います。発信することで、読者の少しでも刺激になってほしいです。実際4月からブログを始めて、内容をシェアして頂いたり「私も頑張ろうと思った」良いタイミングで良い言葉をもらえた」など共感して頂いたりしています。最初は、旅の記録の為に書いていたブログが発信を続けることで、「誰かの為になっていること」、「自分を発信し続けることの大切さ」を実感しています。これからもブログで発信を続け、挑戦を続けている私を見て、少しでも「自分も頑張ろう」という人を増やしたいです。


【世界一周教育ブログ】


https://shun0317.blog.fc2.com/



④旅の写真や動画をフォトブックや本、DVDにまとめ、読んでもらうことで、やりたいことに踏み出せない人の良いきっかけになる!



せっかく仕事を辞めてまで出た世界一周です。貴重な体験をさせて頂いています。今後一生できない経験を本やフォトブック、DVDにまとまった物で少しでも、海外を身近に感じたり、ワクワクが生まれたり、「自分も一歩踏み出そう」「自分のやりたいことをやろう」など、踏みとどまっている方々のきっかけになりたいです。



⑤多様な幸せ観を広げるきっかけをつくりたい!

旅をしながら、「あなたにとって幸せとは何ですか?」という質問を様々な国籍の方々にさせて頂いています。この質問が実に面白く、多様な幸せ観に触れさせて頂いています。いずれは、本、もしくはフォトブックとして、読者の「幸せ観を広げるきっかけ」になりたいです。

これは私の写真ですが、このような形で答えて頂いています。10月初旬現在で115人の方が答えてくれました。

◯居心地の良い環境づくり

教室にいるだけで、気持ちがほっこりするような教室を作りたいです。特にオランダ、デンマーク、イングランド、スコットランド、フィンランド、バリ島の学校はどこも「このクラスにいるだけで、気持ちがほっこりするんだろうなぁ」と感じるような教室でした。

海外の学校に来て驚いたのは、職員室も居心地が良いのです。先生たちが、居心地が良い環境でゆっくりのんびり過ごすことは、子どもの支援をする上でとても重要だと考えます。

クラス、職員室、学校全体と居心地の良い環境をつくっていきたいです。

◯子どもが自分で考え、意志を伝える仕組みづくり

外国人は、よく自分の意見をはっきり言うと言われます。私は、半年間海外で過ごし、学校を回っていて、気づいたことがあります。

海外は、

「自分で考えなければならないこてならないことが多い」

ということです。

自分で考え、選択し、意志を示す場面が非常に多いです。

例1:英語

英語(日本語以外の言語はほとんど当てはまるかもしれない)は、主語を必ず言います。つまり「私が〜する」の私という意志をはっきり伝えます。意志を示すには、自分で考え、決断しなければなりません。日本語は主語はありますが、はっきりしないことが多いと感じています。

例2:バス

全てが同じとは限りませんが、海外のバスは、乗る時は、自分で手を上げ、降りる時は、ボタンを押さなければ停車しません。これも意志を示さなければなりません。

このように、自分で考え、選択し、意志を示す場面が沢山あります。


教員になってやりたいことを挙げたらきりがありませんが、この2点はとても大切だと考えています。

具体的には、実際に子どもたちを目の前にしないと何とも言えませんが、自分なりに実践し、幸せな学校生活を送ることができる子どもを増やしていきたいです。

まず、ここまで読んで頂きありがとうございます。


これまでの人生や世界一周の旅で「人の支え」により沢山助けられてきました。だからこそ、目の前で困っている人がいたら、放っておけない性格です。

「恩送り」という言葉があります。恩を受けたら、その人に返すのでなく、他の人に返していきます。私も今回、皆さんのご支援で受けた「恩」をこれから出会う方々、これから出会う子どもたちに返していきます。こうして、みんながみんなを認め、助け合える社会になれば良いなと思っています。


そして、今回、all-or-nothing形式にしました。つまり、締め切りまでに支援が集まらなかった場合は全てなしになります。私の手元に1円も入ってきません。達成するには、皆さんの力が必要です。



どうかご支援をよろしくお願い致します。




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