【感謝のご報告】公開10日目、目標金額100万円を達成しました!
次なる目標(200万円)に向けて、挑戦を続けていきます!!!
引き続きよろしくお願いいたします!!!
はじめに・ご挨拶
みなさん、はじめまして。香川県三豊市仁尾町の父母ケ浜が目の前に広がる場所でカフェを営んでいる料理人の浪越弘行です。
これまでこの地域で14年間の飲食店運営をしてきました。
そしてその内の2年間、町おこしの活動として一般社団法人誇(ほこり)の代表として「古民家の再生・活用」を軸とした活動を行ってきました。
それぞれの活動を通して、改めて料理人としてこの地域にできることがあるんじゃないかな、
新しい価値を創ることができるんじゃないかな、と考えるようになりました。
体験、経験を基に出てきた答えの1つは
【薪の炎】の価値
そしてもう1つは
【シェアすること】の価値
でした。
そしてこの2つを掛け合わせた時に生まれる価値、提供できる商品は訪れた人の心も身体も満たすことができ、何度も味わいたくなるだろうと確信しています。
14年前はこの地域で起業することは「無謀」「変わり者」「無理無理!」という評価でした。
でも今は「父母ケ浜」を中心にずいぶんと楽しい変化を遂げていってますが(伸び率は数百倍以上?!)
まだまだ伸びしろはあると感じています。
この変化の渦中にいながら、次の10年でこの地域に根付いて欲しい想いがあります。その想いを実現するために新たに僕が創るもの、それは
【焚べる、食べる、しゃべるが繋がるグリル付きホステル】
その名も『Ku;bel』(クーベル)です!
この宿泊施設の核となるグリル台の資金100万円をクラウドファンディングを通して挑戦していきます!
もしこれからお話しする想いに共感していただけましたならご支援のほど、どうぞ宜しくお願い致します!
そして完成した暁には一緒に焚べながら食べながらおしゃべりしましょう!!!
それではしばらくの間お付き合いください!
これまでの活動
14年前、cafe de flots(カフェドフロ)は使われなくなった倉庫をリノベーションして作られました
店内からは海を一望でき、夕陽を一年中眺めることができます
ランチではこの地域にあまりなかった洋食を中心に用意し、
コーヒー豆にもこだわり、ソースやデザート、アイスクリームなども自家製にこだわりました
ディナーでは地元の食材を中心に構成しています
cafeの事業も順調に8年が過ぎた2013年、地域創生の流れから
40年空き家であった村長の邸宅を活用し、町の活性化を図ろうというプロジェクトが生まれました。
一般社団法人誇を設立し、代表となり地域の人と地域外の人が訪れ、地域、世代、業種を超えた繋がりが出来るようなイベントを企画してきました。
2014年に秋田のシェアビレッジプロジェクトを立ち上げた「武田昌大」くんと出会い、意気投合し、第二の村として「シェアビレッジ仁尾」が誕生しました。
この活動を通して
・世代を超えて交流する
・地域を超えて交流する
・業種を超えて交流する
ということの価値を体験しました。
この経験があったからその後のcafeでの取り組みが大きく変わっていきました。
ケータリングや出張料理なども行ったり、、、
毎月、「団欒キッチン」というイベントを行い、生産者の方の想いを聞きながらご飯を食べたり
移住者の方や様々な業種、幅広い年齢層の人たちが集まり新しい繋がりが生まれています
他には目の前の海から汲んできた海水を薪の炎で煮詰め、塩の自給自足も行っています。
試行錯誤しながら味の変化をつけたり、結晶のサイズを変えたり、
地元の食材を使って色や香りをつけた塩なども開発中です
なぜ塩を作り出したのか?
・誇の活動の中で仁尾町が塩業で栄えていた町であったことを知る(塩業があったことも知りませんでした)
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・地域の食材には地域の塩が合うんじゃないかな?っと思い作ってみる(家を建てるならその地域の木が良い、という発想から)
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・「父母の海の味がする?!」(毎年海で泳いでましたので、味見をした時にその風景が浮かびました)
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・条件を変えながら60種類以上の試作を行う(海水を取るタイミングや煮詰め方で味の表現は無限大!)
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・「料理人」ということを活かし、何の料理に使いたい塩かを考えながら生産する(出口から考えて作る塩)
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・『あなたに合った塩』を作れます!(現代もこの地域では塩を作っています、という事実が欲しかった)
このような考えで塩つくりをしています。
市外、県外の料理人の方たちも実際に使用してみて、
瀬戸内ならではの優しい味と、薪の炎から生まれたまろやかな味わいを
気に入っていただけています。
このように「cafe」という枠を超えた活動を通じて料理人として地域に関わってきた中で
「〜〜〜な場所があったらこの地域に来る人も、この地域に暮らす人もより楽しくなるんじゃないかな」
「〜〜〜な機能を持った場所が地域にあるとより豊かになるんじゃないかな」
というぼんやりとした妄想が湧いていました。
それが去年、念願のスペイン(サンセバスティアン)に行くことにより頭の中の妄想が明確に具現化していきました。
まずはこちら
1つ目の価値 【炎の価値】
最近、炎を見ましたか?
僕たちの生活から炎が遠くなっているような気がします。
もちろん危ないから、という意見はわかるのですがだからこそ上手く付き合っていく必要があるんじゃないでしょうか?
ただ炎を見ているだけでも温もりと安心感を与えてくれる存在なのですが、それだけじゃぁない。
薪の炎と塩のみで味付けをする料理にただただ感動しました!
もうね、とにかくうまい!!!
説明が簡単すぎてすいません。
もちろん焼き方、火加減は相当のスキルが必要となってきます。
それでも自家製の塩を使い、この地域の食材を焼き、それを是非みんなに食べて欲しいと思っています。
もう1つの価値【シェアすることの価値】
シェアビレッジでも団欒キッチンでもその価値は十分感じていたのですが、
サンセバスティアンが「美食の街」になった原因の1つでもある「シェア」。
シェアは町も人生も豊かにします!!!
それを現地に行って体感してきました。
なのでこの2つの価値をKu;belを使ってみなさんに提供していきます!
Ku;belで実現したい仕組み
実現したい仕組み①【料理はみんなで作ります】
刺激を受けたスペインの「美食倶楽部」という存在
食べることや料理をすることが好きな人たちが集まり、みんなで楽しく調理し、教えあうことを楽しむ
※大まかなメニュー内容を決めたり、仕入れ、仕込みはお店側でしておきます
美食倶楽部とは少し異なるのですが、毎月行っている団欒キッチンでは作るところ、食べるところ、最後の片付けるところまで可能な限り一緒に行っています。
片付けまで一緒にすることによって不思議な連帯感が生まれますので、ぜひKu;belに訪れ、出会うみなさんたちとこういった関係を築ける仕組みを作っていきます。
*もちろん無理のない範囲で!
自然とそれぞれがそれぞれの得意なところを受け持っていければと良いと思っています!
実現したい仕組み②【レシピブックを作ります】
サンセバスティアンを【美食の街】へと変化をもたらしたもう一つの要因
「みんなで教え合う」という哲学(その心構え、関係性)=「レシピのシェア」
※スペインのルイス・イリサール氏によるシェフの教育の基本は技術そのものではなく、教えあうという哲学
料理の世界にいて、レシピを教える、公開する、というのは一種の禁断の扉を開けるような行為でした
しかし、このサンセバスティアンのお話を聞いて「なんて大きいんだ・・・」と感動したのを今でも覚えています。
もちろん抵抗があるっていう人は普通です。
なので出来れば、出来ればで大丈夫ですので、こちらも無理のない範囲内で関わってもらえると嬉しいです
・自分の得意料理であったり、
・母から受け継いだ大好きな料理であったり
・地域に残っている伝統の料理であったり
Ku;belでは宿帳ではなくレシピ帳を置き、あなたが次の世代へと遺したい!っというレシピをあなたのお名前と共にこの地にも残してはいただけないでしょうか?
出会うはずのなかった人とあなたを食という文化で繋げ、その想い(レシピ)を共有します。
これらの関係が今後続いていくことにより
【シェアし合う関係がこの地に根付き、協力し合う文化となっていく】ように・・・
それがKu;belを使って僕が実現したい目標です!
場所はどこ?
場所はcafe de flotsのすぐ裏です
個室が2部屋とドミトリータイプの客室を予定しています
空間の中央にロングテーブルを置き、旅人同士や地元の人とも交流できるようにします。
そうです!
宿泊施設が出来る、というと「地元の人」にはあまり関係のないように思うかもしれませんが
Ku;bel は地元の人も美味しい食と団欒を味わいに来れるのです!
なのでご近所のみなさんにも楽しめる空間になると思っています!
楽しくてついつい飲んじゃって、ついつい泊まっちゃう、、、、、
そんな日があっても良いんじゃないでしょうか!
これらの妄想を現実へと変えるため2019年8月、cafe de flotsが14周年を迎えたタイミングで法人化を決意しました。
社名は【合同会社Doux Flamme(ドゥフラム)】
Doux はフランス語で「優しい」、Flammeは「炎」という意味で
優しい炎にあたりに行くような、、、そんな会社にしていきたいです。
Doux Flammeで行う事業は「食材がもつ物語」と「食卓を共有すること」
これらの魅力と触れ合える宿泊事業となります。
僕も、私も
・仕事として
・生産者として
・食卓を彩る役として
等など〜として関わりたい!という人はいつでもご連絡ください!
私たちの地域のご紹介
私たちの暮らす香川県三豊市仁尾町(みとよしにおちょう)は高松空港より車で約55分の距離にあり、
鉄道も通ってなく、三方が山で、一方が海となっているため、長年閉鎖された地域でもありました
航空写真で見るとよくわかりますね
cafe de flotsが開業した14年前はカフェ、というモノは近所にはなく、
当時この町にあったのは
うどん、中華そば屋・・・4軒
食事処・・・1軒
喫茶店・・・1軒
小前のタコ判
ぐらいしかありませんでした。
cafe de flotsはそんな町に約20年ぶりに開業したお店でした。
それが今では人口五千人ほどの小さな町に個性豊かなカフェが10軒以上開業しています
ピザ屋、かき氷屋、ハンバーガー屋、コッペパン屋、クラフトビールを扱うお店であったり
レストラン、珈琲屋、レモン専門店、その他にもアニマルカフェや洋菓子屋などなど
非常に個性豊かなお店が増えました。
以前は昼も夕方も人がいなかった海岸が(2016年)
今ではこんな感じになりました(2019年)
本当にたくさんの人がこの町を知り、訪れてくれるようになりました。
ここまでお店が増え、活性化した大きな要因は目の前の父母ケ浜海岸が【東洋のウユニ塩湖】、「日本一の夕陽」として全国的に有名になったことです
今年からなんと、空港からのシャトルバスが父母ケ浜にも通ることになりました!
Ku;bel構想の背景
人は沢山来るようになった!、、、しかし現状は写真を撮ったらすぐに帰る、、、
これではこの地域の本当の魅力や豊かさが伝わっていないんじゃないだろうか。。。
出会った人との会話や交流の温もりが、忘れられない「旅の思い出」となり、
また再訪したいという「旅の目的」となるのではないでしょうか。。。
Ku;belがあることにより、薪の炎に触れながら、この土地の人たちと食事をしながら、この地域の魅力や旬の食材などの話をしながら、、、
「1度来たら満足する場所」から「何度も来たくなる場所」へ
Ku;belがその一助となり、育っていきますように。。。
資金の使い道・実施スケジュール
工事&お金のお話
建築工事コスト ¥15,500,000
備品整備費 ¥2,350,000
合計 ¥17,850,000
今回のプロジェクトはKu;belの顔でもあるグリル台の設備を入れるための費用約100万円をみなさんに協力して欲しいと思っています!
正式オープンは2020年春を目指しています!
どうぞよろしくお願いします!!!
リターンのご紹介
*支援していただいた方のお名前をKu;bel最初のレシピ帳に記入したいと思っています。
「記入しても大丈夫です!」という方はリターン備考の欄に記入してほしいお名前を入力お願いします!
最後に
シェアビレッジ仁尾の拠点が安全面の問題から停止し、仁尾での宿泊が難しくなったのを受け、
今回Ku;belを新たなシェアビレッジ仁尾の拠点として活用していきます。
これまでのシェアビレッジ仁尾は村民のみ宿泊可だったものを、広く全員に開放していきます。
もちろん村民限定の特典やイベント企画は運営チーム、そして村民のみなさんの意見を聞きながら、協議しながら行っていきますので、どうか引き続き仁尾を宜しくお願い致します。
飲食業を20年ほど経験してきて当初から変わらない、自分が求めている幸せの形は
【人が出会い、繋がり合い、笑顔になる場を日常に作り出す】
というものです。
そこには美味しいご飯があったり、お酒やコーヒーがある日常の中で
笑顔の仲間たちの輪が広がっていく、、、
そんな場所作り、仲間作りを繰り返していくのだと思ってます。
新しいKu;belという場所で出会うあなたと誰かとの物語、それは旅人なのか、地域の生産者さんなのか、、、
どんな物語が生まれていくのかを今から楽しみにしています!
長文を読んでいただき、ありがとうございます!
どうぞKu;bel を宜しくお願い致します!!!
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、リターンのお届けはございません。みんなでドキドキしながらプロジェクトを楽しんでいけたらと思っています!
最新の活動報告
もっと見るみなさん、お久しぶりです!
2020/05/27 22:43こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
4月5日のイベント延期のお知らせ
2020/04/01 14:00【ku;bel庭づくりワークショップ】木製パレットでつくる「ウォールガーデン」+単菅パイプでつくる「薪棚」『イベント延期のお知らせ』4/5(日)今週末に予定していたワークショップ兼内覧会のイベントですが現在のコロナウィルスの状況を考慮して延期することとなりました。様々なシチュエーションを考え、対策等もイメージし、小さく開催しようとも考えたのですが、どうしてもしっくりこないといいましょうか、欠けているものがありました。それは首都圏や海外からku;belの完成を楽しみにしている人たちの笑顔がこのイベントの風景に全くイメージできなかったことです。それは自分の目指している形、みんなが壁を作ることなく、屈託のない笑顔で交流し合っている場を作りたいというスタートには向いていないな、ということでの判断です。延期しても、すぐに状況が好転する、開催できる、ということは難しいかもしれませんがとにかく「今」ではないのかなと思いました。参加表明してくれていたみなさん、色々とご意見をくれた皆さんありがとうございます!もうちょっとだけ、楽しみをとっておいてもらえたら嬉しいです。その間に、より高いクオリティの空間へと磨いておきますので!その時その時の状況を見ながら、またちょくちょく発信をしていきます!【最高の笑顔でお会いしましょう!!!】 もっと見る
ku;belワークショップ&内覧会のお知らせ
2020/03/20 23:45こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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