◆ご挨拶
インプロ漫画化プロジェクトのページをご覧いただきましてありがとうございます。
藤野友祐と申します。
私はインプロという存在を知り、その魅力に触れて、関わり始めて約2年経ちます。
もともと演劇をやっていたわけでもない自分がハマった理由、それは単純に楽しかったからです。その場で生まれる新しい物語を作る体験、それは非常に新鮮でスリリングでエキサイティングなことです。それだけでなく、インプロは人生において大切なことをたくさん教えてくれます。
・相手にいい時間を与えること
・相手を受け入れること
・失敗を楽しむこと
・頑張らないこと
・自由になること
上記は一例であり、インプロから学べることは他にもたくさんあります。
◆そもそもインプロとは
インプロとは即興演劇のことです。普通の演劇には台本がありますが、インプロには台本がありません。また、あらすじも決まっていません。本当に先が分からない中で、プレイヤーたちはお互いを受け入れあいインスパイアしあいながらシーンを生み出していきます。
インプロショー『うつみとじろう』
ショーとしてインプロをする時には、お客さんからアイデアをもらうこともあります。例えば「ゴールデンウィークに行きたい場所は?」と聞いて「牧場」という答えがあがったら、牧場を舞台としたシーンを始める、といった具合です。
本当に先が分からない中でプレイヤーたちはどのように進んでいくのか、お客さんたちはその様子をハラハラドキドキしながら楽しんでいます。そしてプレイヤーたちはお客さんの期待に気づきならストーリーを進めていきます。いいインプロのショーはプレイヤーとお客さんが一体となって泣いたり笑ったりするものです。
インプロは日本ではまだまだマイナーなジャンルですが、欧米ではよく知られており、毎日のようにインプロショーが行われています。また、インプロ専用の劇場も世界各地にあります。
サンフランシスコにあるインプロ専用劇場『BATS IMPROV』
インプロはもともとは俳優の訓練として発展してきましたが、現在ではショーとして、そして教育においても活用されています。アメリカではApple、Pixarといった企業も研修として取り入れています。
・どうしたら失敗を恐れずにチャレンジできるのか?
・どうしたら創造性を発揮できるのか?
・どうしたらよりよいコミュニケーションができるのか?
インプロを通して、このようなことを学ぶことができます。そしてそれは人生にも影響を与えます。
人生は台本のない、即興的なものです。だから即興について学ぶことは、人生について学ぶことでもあるのです。
インプロワークショップの様子
インプロについてさらに詳しく知りたい方はインプロソフィー(制作:内海隆雄)のサイトに記載されている説明もご参照ください。⇒ https://improsophy.jp/impro/
◆このプロジェクトで実現したいこと
私はインプロの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。そのとき考えた実にシンプルな思考、おそらく多くの人が一度は考えるであろう発想に至りました。
「インプロを題材にした面白い漫画が世の中に出たらいいのでは?」
そうです、実名を出してしまうと『ヒカルの碁』や『スラムダンク』のように、圧倒的な人気作品が生まれるとそれはブームを生み出すほどの力を持っているのです。
「でも誰がそれを作るのだろう?」
そう考えたときに思いました。インプロは即興で物語を作るのです。それなら優れたインプロバイザー(インプロをやる人のこと)であれば、興味深いストーリーを作る力もあるのではないだろうか。作画も、インプロを良く知っている人に描いてもらうことが理想的だ。そう考えて、私は2人の実力ある、かつ尊敬しているインプロバイザーに声をかけました。
内海隆雄 / 西竹巧弥
内海隆雄(うつみたかお):インプロソフィーの代表として数々のインプロワークショップを実施する講師でもあり、シナリオ執筆の経験もある方です。
西竹巧弥(にしたけくみ):劇団しおむすびとセカンドサークルに所属。深い感性を持つインプロバイザーでありながら、多くの舞台フライヤーを作成するなどデザイナーとしても活躍中です。
この2人にそれぞれシナリオと作画を依頼し、インプロの魅力を伝える面白い漫画を作りたい。そう思って声をかけたところ幸いにも快諾されて、この3人でチーム「インプロ漫画化プロジェクト」が結成されました。他の協力者の力も借りながら、月に1回の打ち合わせを経て実現に向け進み始めています。
内海隆雄コメント:
「インプロにもっと早く出会いたかった」
インプロを教えていると、このように言われることがよくあります。インプロの学びは演劇に限らず、人生に影響を与えるものです。だからインプロにもっと早く出会っていたら、また違う人生になっていたかもしれない――そう思うこともあるのでしょう。
今回のプロジェクトで制作する漫画の主人公は、演劇部の高校生です。この漫画が公開されることによって、高校生のような若い人たちにインプロが広がることを期待しています。それは彼ら彼女らの人生にとっても素敵なことであるし、これからの社会にとっても素敵なことであると考えています。
ともに素敵な世界を作っていくために、ぜひご支援ください。どうぞよろしくお願いいたします。
西竹巧弥コメント:
初めて聞いた時はびっくり+「何て面白そうな!笑」という気持ちでいっぱいでした笑
ただ、自分には"マンガを描く"という経験が今までになく、不安もあったというのは正直なところで。
けれど、たいへん大袈裟に聞こえるかもしれないのですが、わたしの人生はインプロに出会ってからいい方向に進みました。自分と向き合え、たくさんの素敵な人と出会えました。
まだまだ不器用で手探りながらではありますが、大好きなインプロをたくさんの方に知っていただけるよう、尽力しております。ので!よろしくお願いいたします!
◆資金の使い道
作成した漫画は無償でWebやツイッターに公開する予定です。それは多くの方に目にしていただきたいことからも必然といえるでしょう。しかしここでひとつ大きな問題が発生します。漫画制作には多くの時間と労力が必要となります。特に作画面においては、今回想定している規模でも数百時間はかかることが予想されます。なんとかして原稿料を支払うことができないだろうか。そう思い今回クラウドファンディングさせていただくこととなりました。
資金の使い道としてはシナリオおよび作画の原稿料に使用いたします。目標額を超えた場合には広報活動に使用することで、より多くの人にお届けできます。
◆リターンについて
また、応援してくださるみなさんのために様々なリターンを用意しました。
【1】の通常支援コースは「インプロ漫画化プロジェクト」の活動内容に即したものです。すべて心を込めて用意いたします。
【2】のスキル提供コースはプロジェクト参加メンバーのスキルを提供するものです。これはメンバーの事を知ってもらうと共に、よりみなさんと深くつながれたらという想いも込めて用意したものです。基本的に支援者様とメールでやり取りしながら詳細を決めていきたい内容でもあります。以下に概要をまとめています。
【1】通常支援コース
通常支援コース①(お礼のイラスト付きメッセージ)1000円
通常支援コース②(①+スペシャルサンクス名前入れ)3000円
通常支援コース③(②+完成物の冊子をお届け)5000円
通常支援コース④(③+シナリオとキャラクター設定資料集をお届け)10000円
通常支援コース⑤(④+登場人物として作品に出られる権利)30000円:限定3個
※イラスト付きメッセージは電子データでの配布となります
※完成物の冊子、シナリオ、キャラクター設定資料集、は郵送でのお届けとなります
【2】スキル提供コース
内海A(ストーリー・コンサルタント)15000円:限定5個
西竹A(ちびキャラ作成)15000円:限定5個
藤野A(登山アドバイザー)15000円:限定5個
内海B(出張ワークショップ開催権)50000円:限定3個
西竹B(フライヤー制作)50000円:限定3個
藤野B(謎解き制作)50000円:限定3個
合同(内海・西竹・藤野のオリジナル合作)100000円:限定1個
※いずれのコースも後日に担当者とメールでやり取りして進めさせていただきます
※期限はクラウドファンディング終了から一年間となりますのでご了承ください
※支援金の半額が担当者の仕事料となり残り半額がプロジェクトに支援されます
【3】追加リターン(2020/2/7追加)
トークイベント参加権 3000円:限定30個
Platform様提供サイン入り台本 5000円:限定5個
通常支援コース⑤light(④+登場人物として作品に出られる権利セリフなしver.)20000円:限定5個
【4】追加リターン(2020/2/19追加)
トークイベント動画 3000円
※先日追加したリターンのトークイベントに参加できない方のためにご用意しました。
◆実施スケジュール
現時点でシナリオは完成していて、今は最初の公開に向けて漫画制作を進めている段階です。
2020年前半中に1話を公開し、順次続きのお話を公開していきます。
物語の舞台は高校演劇部、主人公の「しおり」がふとしたきっかけでインプロワークショップに参加することから始まります。そこに待つのは個性的なキャラクターたち。いったいどんな体験が待っているのでしょうか?最後に現時点のネーム画像を一部公開いたします。少しでも雰囲気が伝わりましたら幸いです。
◆最後に
トップ画像はメインキャラ5名のビジュアルです。彼らが漫画の登場キャラクターとして動き出すと思うとワクワクしませんか?活動の趣旨にご賛同いただけましたら、ぜひ支援いただけると大変嬉しいです。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
インプロ漫画化プロジェクト
代表 藤野友祐
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