▼資金の使い道

・アースバッグドーム制作における道具や材料費
・日本アースバッグ協会より派遣される講師への謝礼・交通費

▼はじめにご挨拶

みなさん、こんにちは!プログラマーの木下です。

私は京都でサーバー構築~アプリケーション制作というITの仕事をしながら空き家の改装・活用の活動をしています。

2013年に独立し、生きていくうえでの固定費をゼロ円にする、「衣食住の自給自足」を目指して活動を行っています。 

▼このプロジェクトで実現したいこと

「自分の暮らす家を、自分の手で作り上げる!」 そんな夢が実現する「アースバッグ工法」という建築工法をご存知ですか?

アースバッグ工法とは、混合土を土嚢袋に詰めてたたき締め、積みあげる建築構造です。ローテクニックだからこそ、家の自給自足を可能にする可能性のある世界的にも新しい工法です。

そんなアースバッグ工法で自分の手で家を建てるという文化を世界に発信していきたいと思っています。今回のプロジェクトでは、そのモデルを提案するために“みんなで”アースバッグドームを制作、制作したものは地域の人や旅人たちに解放します。

私たちの目標=「衣食住の自給自足」、その中でも「住」の自給自足を一緒に提案してくれる方、応援してくれる方を求めています!

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

僕は「衣食住」が自給可能となり、それをお金と交換することがなくなれば、人々はそれぞれの時間を本当にやりたいことに集中できるようになると思っています。そんなお金に依存しない、「自分たちの暮らしは自分たちでつくる」という、新しい暮らしのモデル(=ある意味では昔の暮らし方)の実践を目指しています。

そんな中、出会ったのが同じく「衣食住の自給自足」を目指している広島県福山市グリーンヒルズでした。今回はそんなグリーンヒルズでの「住」の自給自足を目指すプロジェクトです。

▼グリーンヒルズとは

広島県福山市、瀬戸内海を望む小高い丘にあるのが「グリーンヒルズ」です。

2003年にオーナーの光月さんが創業、「癒し・体験・交流」をキーワードに活動をされています。地域の方の娯楽施設としてのグランドゴルフ場をメインに、介護施設と協力してもち麦手打ちそばの製造販売、ログハウスの宿泊施設としても利用ができます。最近はWWOOFホストとしての登録も行い、地域の方だけではなく、国内外から多くの若者も訪れるようになりました。(WWOOFジャパンHP)

訪れる人が「自分らしく生きられる」手助けをしたい、とオーナーの光月さんは言います。人と人との交流の場、農業や生き方について学ぶ場として解放され、現在ではグリーンヒルズのレベルアップを目指したドリームヒルズプロジェクトにも取り組んでいます。

松永グリーンヒルズHP

▼大地の家=アースバッグ工法について

「自分たちの手で制作できる」「土というどこにでもある素材が主材」「地震や雨風に強く、何世代も住める」。そんな可能性を秘めた工法なのに、日本にはまだ数棟しか実例がないらしい。。。そんな情報を聞いて、居ても立っても居られなくなって九州まで行き、教わったのが《アースバッグ工法》でした。 

アースバッグ工法とは、主材である土(大地)を土嚢袋に詰め、叩き締め、積み上げて家を建てる、米国発の新しい建築工法です。 
アースバッグ工法は中東にルーツを持ち、自然災害や軍事など、もっとも過酷な環境に耐えるために改良されてきました。 
「どこでもその場で手に入る材料=土で作れる」「複雑な設計なしに、人の手で建てられる」「丈夫で災害にも耐える」といった優れた特徴をもっています。とても自由度が高く、曲面も、ドームも思いのままです。 カリフォルニア州では州の厳しい耐震テストに合格しています。
 
アースバッグ工法はローテクニックのため、特殊な重機や機会がなく、女性や子どもまでが参加できる工法です。セルフビルドという言葉も最近はよく耳にしますが、ログハウスの制作等は専門知識も必要になります。なんとアースバッグ工法ならモノづくり素人でも1週間ほどの講習で学ぶことができます。

「仲間を募って制作できる」そんな新しい家の建て方を提案できるのはアースバッグ工法ならではの特徴です。世界的にも注目を集めるこの工法で、「住」の自給自足のモデルをグリーンヒルズにてつくっていきたいと思います!

▼今回のプロジェクトについて

今回はグリーンヒルズ第一号としてアースバッグドームを制作。グリーンヒルズのレベルアップ、「住」の自給自足へ踏み出します。
そんな私たちの目標=「衣食住の自給自足」、その中でも「住」の自給自足を一緒に提案してくれる方、応援してくれる方を求めています!

完成したアースバッグドームは5〜6人が輪になって座れるスペースです。

自然な暮らしを目指す世界からの旅人が交流する場として、また新しい暮らし方、文化の発信の場として、地域の方達の憩いの場として解放していきます。

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