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▼人間が人間らしく生きられる社会は、芸術によって取り戻せる。C,A,ワークスは、そう信じています。

私たちC,A,ワークスは、誰でも気軽に参加できる芸術講座(演劇、音楽、美術)を開催する、愛知県を活動拠点とするNPO法人です。芸術によって、ひとが「生きている手ごたえ」を感じ、「信頼しあえる社会」をつくりたい。そう考えています。

▼芸術=自分とは関係ない世界。と思っていませんか?

 もともと芸術は、とても身近なものでした。人間は、働きながら歌い、身の回りの品を手作りし、宗教画を描き、祭りの時は地域で芝居を演じました。芸術は、一般庶民の生活の一部だったのです。

 ところが今、学校教育では芸術の授業がどんどん減らされ、代わって、仕事で「即戦力」になる若者をつくる授業(語学、数学、理科、情報処理など)に重きが置かれるようになっています。多忙な勤労世代にとっては、日常的に絵を描いたり、芝居を演じたりして楽しむ余裕もありません。また、残念なことに、非正規雇用・派遣労働の拡大が、人間本来のありかたを大きく変えてしまいました。現代は、「他の誰でもない自分が、今、この場所にいる」ことの意味を感じられない社会になってしまったのです。非正規雇用労働者の若者が、ツイッターで実況中継をしながら上京し、秋葉原の路上で無差別に人を殺傷したのは、忘れられない事件です。この若者は、見ず知らずの人を巻き込んで、「いつでも、誰とでも交換可能な、顔のない労働者」としての自分を破壊したのです。

 ▼芸術を、生きている実感を、わたしたちの手に取り戻す。

 芸術は、一つ一つの作品が唯一無二。決まりも優劣もありません。あなたが心に感じたことや考えを、絵や、音楽や、書といった、他の人が鑑賞できるような形にすれば、それがもう芸術。あとにも先にも世界にたったひとつしかない、あなたの作品です。

お芝居も、演じる人が違えば、同じ台本でもまったく違った作品になります。また、生身の人間が演じるため、一回一回の上演がかけがえのない作品となります。人間はロボットではないので、全く同じ演技は二度とできないからです。

 C,A,ワークスは、芸術が「人間性の回復」につながると考え、日本全国で、できるだけたくさんの講座を開き、参加者を募りたいと思います。それによって、・「自分が、今、この場所にいる」意味を感じられること、・「ひとは、信頼に値する」と感じられる社会を取り戻すこと、を目指します。中でも今回は、C,Aワークスの活動の柱、演劇部門への支援をお願いします。 

▼これまでの活動内容

支援をお願いする演劇部門は、C,A,ワークス代表・兵藤友彦が担当しています。

〇2014年 市民劇「かりおが僕らにくれたもの」(愛知県刈谷市)に協力(脚本・演出・制作・音響・照明プラン)

一般公募で集まった小学生から70代までの40人との6か月に渡るワークショップ・稽古を通して、オリジナル劇「かりおが僕らにくれたもの」をつくり、11月24日に刈谷市総合文化センターにて上演。250席×2ステージのチケットが前売りで完売するなど、大きな反響を巻き起こしました。

〇2015年 第1回西三河第Ⅱ地区高校演劇バトルロワイヤル主催

西三河第Ⅱ地区の各演劇部に呼びかけ、第1回西三河第Ⅱ地区高校演劇バトルロワイヤルを実施。有志18名が3チームに分かれ、それぞれ30分の短編演劇を創作。さらに制作・チラシデザイン・印刷・宣伝・チケット販売・当日運営までも自分たちで行うというハードなチャレンジ。4月5日、刈谷市総合文化センターリハーサル室に100名の来場者を得て上演。投票で選ばれた1チームが優勝の栄誉を勝ち取りました。

〇2016年以降の活動

愛知県内の各自治体の公民館で、演劇教室を定期開催。ほとんどの参加者はお芝居未経験。年齢は10代~70代、性別や職業も多種多様の、楽しい講座となっています。最終日に舞台で発表をすることもあります!

県内外の中学校・高等学校・各種学校に講師として定期的に招かれ、演劇の授業を開催。「コミュニケーションが苦手な生徒が、他の子といっしょになって演じられた」「大きな声で話ができるようになった」など、大きな反響を呼んでいます。

「ひととひとのつながり」をテーマにした演劇を、各地で上演しています。このテーマに賛同していただける、プロ・アマ各種の劇団とタイアップ。2017年6月24日には、金沢の劇団・ドリームチョップ(代表・井口時次郎氏)との演劇公演を予定しています。

▼演劇部門への支援をお願いします。

ひとりぼっちで何かをするよりも、集団の中で、自分ならではの役割を演じて、「役割を果たせた」「認めてもらえた」と感じられたときにこそ、人間は生きる希望を持つことができ、他人を信頼することができます。それはまさに演劇と同じです。C,A,ワークスは、演劇部門の活動に最も力を入れています。気軽に参加していただくために、受講料は極力低くしていますので、常に資金が不足しています。ぜひ、支援をお願いします。

 今回支援していただいたお金は、6月24日に愛知県知立市で行う演劇公演+演劇教室開催のための製作費用(ホール貸借費用、舞台スタッフ費用、チラシ・パンフレット印刷費用等)に充てさせていただきます。私たちの活動を全国に拡げるためのきっかけとなるような公演にしたいと思います。そのための費用として大切に使わせていただきます。 

▼最後に

大人も子どもも、希望と信頼感を持てる社会へ。それが、C,A,ワークスの願いです。みなさまのご支援をお願いします。

  • 2017/04/04 23:31

    タイトルは「笑ってよゲロ子ちゃん」殉情編 兵藤友彦が愛知県立刈谷東高校演劇部のために書き下ろし、2014年高校演劇の全国大会に出場を果たした名作が、大人の二人芝居として今、よみがえる!これが「ゲロ子」最終バージョン! 2017年6月24日(土)19時~ 知立市文化会館パティオ池鯉鮒 花しょ...

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