陶芸家・青木良太が美濃の産地で革命を起こすやきものプロジェクト、 「RYOTA AOKI POTTERY」 第3弾はカラフルな豆皿とご飯茶碗です!

プロジェクト本文



陶芸家・青木良太さんがCAMP FIREでローンチした「RYOTA AOKI POTTERY」プロジェクト。昨年12月に発表した第1弾と第2弾はともに、みなさまのおかげで目標をはるかに上回る応援をいただきました。
改めて感謝申し上げます。ありがとうございます!
第3弾となる今回は小皿とご飯茶碗。ありふれた日常の器ですが、作家として、器の使い手として、“産業”の製造工程に今回も気づきがあったようです。
日々手にする茶碗と小皿にどのような発見が詰まっているのでしょう。



ご飯茶碗とともに、今回発表するアンネン豆皿。全8色あります。


東京ドームでデビューした第3弾のご飯茶碗とアンネン豆皿。


世界で活躍する陶芸家・青木良太さんが、日本最大の窯業産地である美濃の若手生産者とともに、中学生でも気軽に手に取れる器を作る、未来の食卓の風景を作る。そんな思いでローンチした「RYOTA AOKI POTTERY」プロジェクト。第2弾も多くの方に応援いただき、予想を大幅に超えて目標を達成することができました。ありがとうございます!

年末から2017年にかけて、上海、ドイツ、オーストラリアなどへの出張が続きましたが、青木さんが力を入れていたのは何といってもこのプロジェクト。1月末から2月にかけて東京ドームで開催された第25回「テーブルウェア・フェスティバル2017
に初出展し、初めてRYOTA AOKI POTTERYのプロダクトを自身の作品とともに対面販売をした青木さん。第1弾、第2弾で応援してくださったお客様も会いに来て、声をかけてくださったといいます。
実はこの会場で、第3弾の商品をこっそりお披露目していたのをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。そう、第3弾はご飯茶碗とカラフルなアンネン豆皿なのです。この器も青木さんが形状と釉薬をディレクションしています。



ロクロの後が微妙な陰影を作る新作のご飯茶碗・白。木の折敷だけでなく、リネンのランチョンマットも合いそうです。Φ11.5cm×H6.4cm、¥3,000-

青木さんがロクロで挽いた茶碗を前に石膏型を作り始める型屋さん。

枠を置いて石膏を流し込む。

流し込んだ石膏が固まったら、石膏から茶碗を慎重に取り出します。


見事なまでに青木さんのロクロの手跡を再現したご飯茶碗


青木さんは今までご飯茶碗を作ったことがありません。それというのも青木さんの作品の代表である抹茶茶碗は、ご飯茶碗とほぼ同じサイズとフォルムで差をつけにくく、価格も同等になってしまうのが理由でした。今回、青木さんが起こす「産業」として作れば、中学生でもお小遣いを貯めて購入できるご飯茶碗を作ることができる。そこから発想した青木さんは、スタジオのロクロで小福茶碗を50個挽き、その中から「一番いい形」と感じた1個を選び出し、その茶碗を雛形とした型の制作を型屋さんに依頼しました。
その様子を紹介したのが上の3点の写真です。若い型屋さんが青木さんの素焼きの茶碗を型に仕上げたのですが、その型を使って焼いた器を見て、青木さんはびっくりしたそうです。「僕はいつも“RYO”とサインを入れているのですが、そのサインの筆跡まで実に忠実に再現されていることに驚きました。高台の土の微妙な表情やヘラ目など、ロクロで挽いた土の勢いも忠実に再現されています。ここまでうりふたつになるとは正直思っても見なかった」と青木さんは日本最大の産地・美濃を支える、型屋さんの技術の高さを改めて認識したそうです。

 




素焼きを終えて釉薬で化粧されるのを待つ、美しい姿のご飯茶碗。


ボナペティプレートを製造している工場で、このご飯茶碗2種を焼いてもらっています


ご飯茶碗も白と桜色の2色です!


第1弾のマグカップ、第2弾のプレート同様に釉薬の色は白と桜色です。自身のテストピース約10
種類から青木さんが選んだ2種の釉薬は、たなごころでご飯茶碗を包んでも心地よいもの。白はマットな質感で、朝日を浴びた食卓にも柔らかく明るい印象。ボリュームのあるおかずを添えた夕食にもそっと寄り添ってくれます。
一方桜色は気分の上がる春らしい色。青菜を混ぜたご飯や、古代米を混ぜて炊いたほんのりピンクのご飯などをよそいたくなります。2色揃えて、その日の献立に合わせて使い分けても楽しいでしょう。こちらは、ボナペティプレートを作っている瑞浪市の工場で焼いています。
今後は黒い釉薬のご飯茶碗も作りたい、と青木さん。シックなラインナップも楽しみですね。



新作・アンネン豆皿を何色も揃えて、おかずを盛り付けると、食卓が華やぎます。



豆皿の名前「アンネン」に込めた思い


ご飯茶碗と一緒に発表する豆皿に、青木さんは「アンネン豆皿」という名前をつけました。縁に広いリムのついた独特の豆皿のデザインソースは、第2弾のボナペティプレート同様、スイス留学中の思い出にあります。
青木さんが現地で影響を受けた人の一人に、陶芸家のアーノルド・アンネンさんがいます。ワークショップの講師をしていたアンネンさんと、お互いの作品を見せ合うなど親しくなった青木さんは、バーゼルの自宅に遊びに行きました。その時アンネンさんが手料理を盛り付けたのが、自作のリム付きのお皿。青木さんはこのリム付皿を気に入り、帰国後に作った段皿に、リスペクトを込めて「アンネン皿」と命名しました。
今回はこのアンネン皿を豆皿として発表しました。和食でも洋食でも小さいお皿なら若い人でも買いやすいですし、収納しやすい機能的なアイテム。また、8色のバリエーションを作ったので、盛り付けるのが楽しくなるのです。「今回撮影のために、スーパーマーケットのお惣菜コーナーでひじきや切り干し大根、煮豆などを買って盛り付けました。これだけで食卓が華やかになるし、ちょっとしたお店に来た気分になりませんか?」と青木さん。使う楽しみを豆皿に込めたのです。



豆皿は全8色。プレーンとテクスチャーをつけた白、黄、辛子色、グリーン、青、黒、茶。Φ8.8㎝×H2.8㎝、\1000-。


それぞれの表情に変化が生まれるような釉薬を、特別に調合しました。


見たこともない美しい釉薬の器に“産業”で挑戦


アンネン豆皿の釉薬の表現は、青木さんが美濃で産業を起こす時に最も挑戦したかったことだといいます。「工場の窯は大きく、内部の温度が上下で10℃も差があります。温度差があると釉薬によっては表情に微妙な違いが出ることもあります。大量生産ではそのような微妙な差異がB級品としてはねられる原因になるので、たとえ窯の内部で20−30℃の差があっても均一に焼成できるような釉薬が選ばれるようになります。量産品の釉薬がどこか冷たい表情になるのはそのような理由があるんです」。
青木さんはこの窯内部の温度差で生じる釉薬のムラや色味の変化が、「魅力」となるような釉薬の調合に挑戦しました。ひとつ一つの味わいの違いを楽しみながら選ぶのも器を買う喜びになるでしょう。特にグリーン、青、黒が、最も変化を感じる色とか。
今回のアンネン豆皿は、第1弾のマグカップで協力してくれた瑞浪市の工場が協力してくれました。この挑戦ではどうしても青木さんが調合したオリジナルの釉薬を持ち込まなくてはなりませんでした。それを快く前向きに受け入れてくれたのも、美濃が産地として衰退していくことを工場の人が危惧しているからこそ。青木さんの新しい挑戦に刺激を受け、参加することを楽しんでくれているのです。

美濃という産地の技術の高さと青木さんの釉薬のマジックが出会い、でき上がったご飯茶碗と豆皿。毎日食卓で気兼ねなく使えるこのふたつの焼き物が、みなさんの食卓を豊かにし、食事をおいしく楽しくいただくことに寄り添えたら、この上なくうれしいです!


第1弾のマグカップでコーヒータイム。小さな焼き菓子を添えるのに、アンネン豆皿はぴったりです。


青木良太より。
今回のクラウドファンディングで皆さんから受け取ったファンドは、この活動の財産でもある「型代」や「開発費」として使わせていただきます。
日本最大の窯業産地・美濃の工場の職人さんたちと一緒に、みなさんからの応援メッセージを楽しみにしています!
第4弾、第5弾とみなさんの食卓が豊かになるよう、そして家で料理をするのが楽しくなる情報を発信していきますので、応援という形でぜひ参加していただけたらうれしいです。よろしくお願いします!

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