はじめに・ご挨拶

こんにちは、伊藤巧エリートシリーズ応援プロジェクト実行委員会です。コロンビアスポーツウェアスポンサードアスリートである伊藤巧は今年から自身の幼少の頃からの夢であるバスフィッシング界の最高峰トーナメント、アメリカの「B.A.S.S バスマスターエリートシリーズ」に挑戦しています。B.A.S.S.はアメリカを本拠地とするトーナメント団体であり、1968年にレイ・スコットが設立。世界で最も長い歴史をもつバスフィッシングトーナメント運営団体です。

まず、エリートシリーズに参戦するには、下部シリーズである「バスマスターオープン」と呼ばれる200人以上の全世界からバスアングラーが参加するトーナメントにエントリー。セントラル地区とイースタン地区のどちらかで年間4戦総合成績を5位以内でフィニッシュする事ができれば、次の年の「エリートシリーズ」に参加権利を得る事ができます。伊藤巧は2019年のバスマスターセントラルオープンに初挑戦。年間成績を4位でフィニッシュし、2020年のエリートシリーズの参加権利を獲得しました。

2020年のエリートシリーズはアメリカ全土、さまざまなフィールドで全9戦が行われます。その合計ポイントで年間ランキングが決定され、AOY(アングラー・オブ・ザ・イヤー)やROY(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)、バスアングラーなら誰でも知っているバスマスタークラシックへの出場権利が決まります。

この彼の新たなチャレンジを是非一緒に応援しましょう!


このプロジェクトで挑戦したいこと

伊藤巧はかねてよりアメリカトーナメントに挑戦したいと熱望しており、コロンビアスポーツウェアはさまざまな形でその活動を応援してきました。アメリカトーナメントへの挑戦は簡単な事ではなく、文化、環境、言語の違い、そして年間を通して海外で活動できる資金面と多くの壁があります。

2019年、その茨の道を歩みはじめた伊藤巧が、初年度にてバスマスターセントラルオープンにて年間4位を獲得し、2020年から自身の目標でもあるエリートシリーズへの挑戦が始まりました。

日頃から伊藤巧を応援していただいている皆様と共に、彼が長年追い続けた夢の舞台での活躍を見守りエールを送るべく、本企画を立ち上げました。

コロンビアスポーツウェアジャパン

私がこのスポーツを始めたきっかけ

ここからは、伊藤本人がお話させていただきます。

僕は、小学校低学年の頃、スーパーファミコンというテレビゲーム機で、「スーパーブラックバス2 」というゲームで遊んだ事がきっかけで、ブラックバスに興味を持ち、父に茨城県牛久沼へ連れていってもらった事が、バスフィッシングを始めたキッカケでした。

その牛久沼で、父が投げたルアーが水面に浮かんでいる状態で、ガバッとバスに襲われたのを目の当たりにして、バスフィッシングにのめり込みました。

そこからはひたすら釣り漬けの毎日。

学校から帰れば、近所の川へバスタックルとパンを片手に自転車で走り、バスが近所で釣れ無かったことから鯉釣りを楽しみ、夜はスーパーファミコンでバスを釣るゲームを楽しむ。そんな日常を送っていました。そして、運命的にも「スーパーブラックバス2 」というゲームはアメリカのバストーナメントを舞台としたゲームでした。

ここで、僕は将来アメリカのバストーナメントに参戦して、日本人バスプロで頑張るんだ。と将来の夢を決めました。そこからは、中学、高校、大学と、とにかく釣りばかりをしていました。

父に連れられ、バストーナメントにも中学生から挑戦。もちろん良い結果はなかなか出ませんでしたが、魚釣りで競い合う楽しさを知りました。友達が色んな遊びやスポーツで釣りから離れていく事を気にもせず、「釣り」だけをみて育ちました。

これまでの歩み・軌跡

僕は、利根川を舞台とするボートフィッシングでトーナメントを行う団体であるTBC(利根川バスクラブ)やハードベイトオンリーで、レンタルボートで各地のダムや川、沼などをトレイルするトーナメント団体H-1GPXという大会で釣りの技術を学びました。2016年TBCにて年間優勝を獲得。2011、2015年にH-1GPXで年間優勝を獲得しました。このような大会で釣りの技術を磨いた環境がありました。

ですが、僕にとって釣り人生でより大きな衝撃があったことは他にあります。それは、師匠でもある田辺哲男さんとの出会いです。田辺さんの元で、バスフィッシングを学び、今の釣りの基軸となるものを一から学びました。その「基軸」が今の僕のバスフィッシングを支えています。そして、釣り雑誌企画で、本当に多くの素晴らしい先輩に会い、そして刺激を頂きました。ロッドアンドリールという雑誌で、川村光大郎さんと取材をご一緒させていただき、釣りだけでなく人間性など、沢山学び成長し、心から尊敬するプロの先輩に初めて出会いました。2015年からルアーマガジンの陸王という企画に出させていただき、勝てずに悔しさから歯を食いしばりすぎて欠けてしまったりとか、その悔しさから、陸王、艇王という雑誌人気企画を絶対頂点を獲る!と心に決めて大特訓。そのお陰で2016、2017年陸王、2017、2018年艇王を獲得した事も本当に僕にとって大きな一歩となりました。そしてこの陸王をキッカケに知り合った先輩。木村建太さんが、2018年にバスマスターオープンのコアングラーという、ボーターと一緒に乗るアマチュア部門に誘っていただけて、バスマスターを初めて経験しました。

最後に、日本においてバスボートを駆使した最も大きな価値のある大会だと感じているバサーオールスタークラシックに2017年初参戦。日本において本当に強く、人気を兼ね備えた20人のプロの方々と戦わせて頂き、自分にとって本当に大きな刺激を受けたのですが、そこで同船して頂いたライターの方が日本人で唯一のアメリカトーナメントを追いかけるライターさん「雨貝健太郎」さんでした。そこで、二日間の試合が終わった時に雨貝さんから「君は、日本で過ごしている時間はない。とにかく一年でも早くアメリカで試合をしなさい。時間は限られてる。とにかく早くだ。」と言われた事がアメリカへ自分を突き動かすキッカケにもなりました。

このような2015年頃から20代に経験した様々な出来事をきっかけに2019年からバスマスターセントラルオープンへ参戦を開始。2020年からバスマスターエリートシリーズで挑戦しています。

とにかく、様々な人との繋がりをキッカケに多くの事を学ばせていただき、今があります。沢山の支えていただいた方々に感謝して、僕の夢でもあるアメリカでのバストーナメントに挑戦していきたいと思っています。

資金の使い道・実施スケジュール

皆様から支援頂いた資金は、アメリカトーナメントにおける必要経費として活用させて頂きます。具体的には以下の内容になります。

・エリートシリーズのトレイル費用

エリートシリーズは全9戦アメリカ全土で開催され、開催地までバスボートを牽引しながら車で移動します。長い場合は1800キロの距離を一日何度も給油しながら目的地まで向かいます。

そこで1日100リットル近くガソリンを使いながらバスボートで毎日、魚を探します。

試合だけでなく、直前練習、事前練習と一年間で7ヶ月近く、合計800万円ほど、この作業を繰り返す費用として必要になり、活用させて頂きます。

最後に

僕が幼少の頃、ゲームで出会った夢の世界に挑戦をはじめる年でもあります。異国の地、文化の違い、言葉の壁など様々な障壁はありますが、日本代表という意識を持ち、全力でバスマスター エリートシリーズに立ち向かいます!皆様どうか、応援の程、よろしくお願い申し上げます!

伊藤巧


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください