スカートの上からつけて“まくれ”を防ぐ、自転車用巻きスカートが誕生しました。
こんにちは。ひばり暮らし代表の小林美悠子と申します。
普段はフリーランスで、PRとデザインの仕事をしています。
プライベートでは2児の母として、自転車に乗って毎日活動しています。
そんななか、私自身も悩んでいたのが、自転車に乗るときのファッションです。
スカートをはくと、どうしても裾がひらひらして気になり、
仕事の日はスカートを履くのが嫌になってきてしまいました。
しかし、毎日パンツスタイルで通勤していると、
今度は服装が制限される・・・。
そこで、毎日の通勤の間に、「どうしたらスカートがひらひらしないか?」を研究することにしました。
クリップをつけたら?→つけられないスカートもある。それにお迎えなどで降りたらすぐに外さないとかっこ悪いので面倒。
下にスパッツを履く?→それでもスカートがぶわっと上がったりして、わずらわしいことには変わりない。
こうした日々を送りながら、発明したのが、自転車用巻きスカートMaquiskaです。
スカートの裾の2箇所にマグネットを付けることで、上下の布を貼り合わせます。
この方法なら、スカートがめくれず、かつ脱着が容易になりました。
様々な試作品を作りながら、最終的にこれだ!という商品を作り出せました。
そして、2020年7月2日、タイミングよく特許査定もいただきました。
発明の名称:自転車用マグネット付巻きスカート
特許出願人:小林美悠子
Msquiskaは、本特許技術を使用した唯一の商品となります。
私はアウトドア系の機能的なプロダクトが好きなので、
Maquiskaも、機能性にもこだわった、少しハンサムな仕様になっています。
Maquiskaは、こんな方にオススメしています。
- ・スカートでも自転車に乗りたい。
- ・風でスカートがめくれるのが気になる。
- ・自転車で雨が降るとスカートがぬれて困る。
自転車に乗る女性には小さな悩みがあります。
もっとファッションに自由になれたら。
Maquiska(マクィスカ)は、そんな思いで誕生しました。
ありそうでなかった、スカートの裾のマグネット(特許申請中)により、まくれを防ぎます。
撥水なので、雨でも使えます。
どうやってまくれを防ぐ?
Maquiskaには、足の間の前後の布の裾に、マグネットが入っています。
マグネットを合わせると、前後の布が一緒に合わさります。
風が吹いても前の布が上がらなければ、
スカートの裾がひらひらしません。
さらに、巻きスカートなので、前にくる布がマグネット部分を隠し、
前から見ると普通のスカートに見えます。
後ろから見ると、キュロットやガウチョパンツのようなシルエットになります。
強風や動き方やサドルの高さによってはキュロットやガウチョパンツを履いた時のように、
布が足に沿って上がってくることがあります。
それでも、足の間の布が留まっていれば、
前の布が、風でめくれ上がることはありません。
マグネットなので、着脱もラクラク!
自転車置き場でもスマートに取り外しすることができます。
自転車だけでなく、さまざまなシーンでも
その他にも、アクティブに動きたいときや雨よけとして使用いただけます。
・原付スクーターの雨よけに
・子どもとのおでかけに
・レインスカートとして
・キックボードに乗るときに
Maquiskaのつけかた、はずしかた
1)右手にベルトがくるようにスカートを腰に回します。
2)くるっとベルトを前から後ろに回して、右側の腰の位置でバックルを留めます。
こだわりのドイツ製の特殊バックルで、近づけると磁力でぱちっと留まります。
3)裾についた前のマグネットと、後ろのマグネットを手で合わせると、前後が留まります。マグネットがついていない布が前に重なります。前に重なる布も、ペラペラしないように、左足側の裾のスナップボタンを留めます。右足側の裾のスナップボタンも留めるとさらにめくれにくいです。
バックスタイルはこんな感じです。
- 後ろから見たウエスト部分です。ベルトが一周しています。
- 腰部分はゴムが入っていて、身体に合わせてくれます。腰のギャザーがきれいです。
- 外すときは、バックルを上下にスライドさせます。(スライドさせないと、取れません。)
- 裾のマグネットは、布同士を優しく引っ張って外してください。
ポイント
・磁力が弱まるため、マグネットの間に余計な布が挟まらないようご注意ください。
・マグネットをつけた後は、生地をひっぱらないようにして、マグネットの接合が取れないように注意して自転車にお乗りください。
※スカートを身につける前に、先にマグネットを前後で合わせておいて、マグネットが外れないようにそーっと片足を入れてから巻くこともできます。
※スカートを身につける前に、先にボタンと留めゴムをつけておくこともできます。
(これらの方法なら、足の間に手を回さなくてOKです)
Maquiskaのパーツ名
付属品について
・シリコンマグネット
シリコンでコーティングされた特注ネオジウム磁石が2枚入っています。
1枚ずつ、広い面が内側を向くようにして、マグネットポケットに入れてください。
強力かつ軽量、シリコンでコーティングされているので取り扱いやすい。
写真のように内側を向けて、一枚ずつマグネットポケットにセットします。
・持ち運び用の防滴ポーチ
水滴の侵入を防ぐ防滴ポーチです。ジッパーとマジックテープが付いていて、コンパクトに持ち運べます。ポーチのカラーは異なる場合があります。
・説明書
ミシン縫いで綴じられた説明書。
安全上のご注意
・安全のため、ご使用になる前にMaquiskaの布が自転車の後輪やチェーンにかからないか、ご確認ください。一般的なシティサイクルや、一般的な電動付自転車以外の、「スポーツタイプ」や「特殊な自転車」には、使用できない場合がありますのでご注意ください。もし、布が自転車の後輪やチェーンに巻き込まれる可能性がある場合は、使用しないようにしてください。
・Maquiskaの裾マグネットは、スカートの裾のまくれを防ぎながらも、スマートに着脱を行うことを主目的にしています。そのため、着用者の体の動きによっては、布が引っ張られてマグネット同士が離れてしまう恐れがあります。
・より確実に裾を留めたい場合は、マグネットポケットの下部にあるボタンと留めゴムをご使用ください。Maquiskaよりも長い丈のスカートを下に着用する場合も、安全のため必ずボタンと留めゴムをご使用ください。
・自転車に乗る際は、二箇所のスナップボタンを必ず留めるようにしてください。
赤枠部分の辺りに、布が巻き込まれないか確認
Maquiskaの生地
撥水性の100%ナイロンで、ナチュラルな風合い。
コンパクトに持ち歩けるよう、裏地はつけていません。
表面はさらっとしたピーチ加工で、軽いニュアンスがあります。
ナチュラル感のある素材で定評のある日本のテキスタイルメーカー様と
生地を検討しながら、薄手で、柔らさと程よいハリ感の調和がとれた、
キメの細かい上質なものを採用しました。
普段の洋服と合わせやすいので、
電車やコンビニ、お迎えにも、そのまま着ていけます。
撥水生地なので、水をポンポンと弾きます。(撥水等級:4)
防水ではなく撥水なので、通気性が確保できています。
洗濯可能ですが、洗濯を繰り返すことで撥水機能は徐々に失われていくので、
市販の撥水スプレーなどで補完してください。
撥水の再加工が可能なクリーニング店もあります。
生地を痛めてしまうので、タンブラー乾燥は避けてください。
水を垂らすと球形に。
軽い雨の日には、Maquiskaを取ったあと、さっと羽織ってポンチョ風にも使用できます。
Maquiskaのカラー
カラーは全部で3種類。
アイボリーブラック
汚れが目立ちにくいブラック。生地の表面のピーチスキン 加工により、うっすらとアイボリーのようなニュアンスの入った色味。オンにもオフにも、どんなファッションでも合わせやすい定番のお色です。
ミッドナイトブルー
ネイビーの中でも少し暗めのお色味。黒に近いけれど、少しシックで上品な、人気のカラーです。ホワイトと合わせるとさわやかな雰囲気に仕上がります。
サンドベージュ
軽やかで日常に似合うカラー。女性的なファッションとも相性が良く、全体をふんわりとした雰囲気にまとめてくれます。
色見本
サイズについて
サイズはフリーサイズとなっており、
一般服のS〜Lくらいとなっています。
商品サイズ詳細(ヌード寸法)
丈:72cm、ウエスト:約63-88cm(ベルトにて調整)、裾まわり:272cm
お手入れについて
- ・洗濯は、洗濯タグに記載されたマークや注意をご確認ください。
- ・色物と白物は一緒に洗わないでください。
- ・タンブラー乾燥は避けてください。
- ・洗濯の際は洗濯ネットを使用してください。
- ・バックル部分は閉じた上で洗濯してください。
- ・この製品には撥水加工がされていますが防水加工は施されておりませんのでご注意ください。
- ・撥水加工は永久的ではありません。クリーニングや水洗いで徐々に取れます。加工が取れた際は、クリーニング店などでの再加工をするか、乾燥後撥水剤をスプレーし、中温にてアイロン仕上げをしてください。
ネーミングについて
巻きスカートで、クイックに取り外しができるため、
makiskirt+quickで
maquiska(マクィスカ)と名付けました。
梱包と配送について
梱包は、防水の宅配袋に入れて、追跡付きのポスト投函を行います。
送料は無料です。
防水なので、雨が降っていても大丈夫です。
ひばり暮らしでは、配達や再配達の負担を軽減するため、
手渡しでなく追跡付きのポスト配達とさせていただいています。
製造について
Maquiskaは、日本でデザインしたものを、ベトナムで作ってもらっています。
生地は日本の会社のベトナム支社から発送したものを使用し、
検品・発送は日本のオフィスで行なっています。
ベトナムでは労働環境については製造工場スタジオ、協力工場ともに、
子供が働いていないかどうか、給与体系はどうか、残業や労働環境などを
必ず確認し、条件に見合った適正な報酬をお支払いしています。
公正な取引で、就労のペースや労働条件を加味しながらの制作ため、
大量生産は行なっておりません。
また、他の工場とは違い、
前金を半額支払ってからの製造を行うことで、労働環境を保護しています。
Maquiska 1%サポートプロジェクトについて
認定NPO法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)様と共同でプロジェクトを作り、
Maquiskaの売上金額のうちの1%を、ミャンマーとベトナムの子ども達の教育のために使用します。
ミャンマーでは学校や橋などの建設・就労支援など、
ベトナムでは環境教育や奨学金提供などを行う資金となります。
Photo:BAJ
新しい日常について
コロナウイルスの影響でまだまだ先が見通せない今日この頃ですが、
ひばり暮らしでは、自転車を使う女性のために、
日本事務所・ベトナム制作工場ともに
テレワークで準備を進めてきました。
今後も、より多くの方が
通勤や通学で自転車を利用すると思われます。
私たちは、Maquiskaがそんな新しい日常の
一助となればと思っています。
リターンについて
・初回生産分を購入いただいた方には、8月中に発送します。
・先行予約をしていただいた方には、10月中を目処に発送します。
※先行予約の数量によっては、発送が遅くなる可能性があります。
また、国際情勢や運送状況、その他の事情で発送が遅くなる場合があります。
いずれの場合も、適宜状況をご連絡させていただきます。
Q&A
どうしてマグネットを使用しているのですか?
足の間にあるマグネットは、つけるときに布をまくって目で確認しなくても、
近づけるだけでくっつけることができます。
足の間のパーツがスナップボタンなどだと、足の間を覗き込んで確認しないと、
パーツ同士を付けづらく、マジックテープだとストッキングにひっかかることもあります。
そのため、つけ外しの良さから、シリコンで包んだマグネットを使用しています。
安全性についてはどうですか?
開発時に自転車の後輪やチェーンに布がかからないよう、丈の調整を行っておりますが、
使用する前に、必ず自身の自転車で布がチェーンや後輪にかからないかどうかを確認してください。
自転車に乗る際は、2箇所のスナップボタンも、必ずつけるようにしてください。
もし、使用前の確認の際、気になることがありましたら、公式サイトのメールフォームにて
ご相談ください。返品等も対応させていただきます。
-----
ショップ ひばり暮らしは、
「働く女性の暮らしを支える」を理念にしています。
忙しい毎日の中でも、身の回りのことが整理されていると、
少し気持ちが軽くなるはず。
そんな思いから、公式WEBサイトでは、
「暮らしを整えるシート(全4種)」を無料提供しています。
シンプルで使いやすいデザインの書き込み式PDFシートです。
・汎用性の高いチェックシート
・定番品をメモするベーシックグッズリストシート
・時間を把握するタイムスケジュールシート
・洋服のコーデをメモするワードローブシート
こちらもぜひ試してみてください。
-----
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る発送時期について
2020/08/13 07:55こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
〔お礼〕目標金額を達成しました!本当にありがとうございます!
2020/08/06 10:14皆様のおかげで、残り6日にて、目標金額を達成いたしました。ここまで来られたことに、本当に感謝しています。クラウドファンディングを通じて、コメントをくださったり、商品を買ってくださったり、様々な方と出会えたことを本当に嬉しく思っています。先に試してくださった方から、「ばっちり!」という声もいただき、嬉しい限りです。「こんな商品が欲しかった」と言ってくださった方もいらっしゃいました。色々なお声をいただき、とてもありがたく思っています。知人を通じてポップアップショップのお話もいただきました。もし実現する際には、ぜひオンラインサイトを通じてご紹介させていただけると嬉しいです。また、オンラインサイトでは、「働く女性の暮らしをサポート」をキーワードに、今後、初心者向けの観葉植物のセットや、野菜苗・プランター・コンポストなどの展開も、現在検討しております。いずれも、働く女性の暮らしが豊かになるよう(そして手間をかけずに簡単にできるよう)、実現できたらいいなぁという思いです。私(小林)は、社会人になってから改めて通信制の大学に入り直し、ランドスケープデザインを勉強し、自然と人間がどう一緒に生きていけるかを探って来ました。その解の一つとして、環境負担を減らしながら、身近な緑を増やしていく、といった活動をしていきたいと思っています。自転車用巻きスカートマクィスカは、環境負担が少なく、都会の有効な足になる「自転車」に乗る女性の味方になると思っています。これから、自転車の可能性はますます広がっていて、企業や自治体からも多くの注目を集めています。各都市にシェアサイクルも広がってきています。外出先や旅先で思いつくままに自転車に乗ることがあるかもしれません。ぜひ、そんな時にもマクィスカさっと出して、活用いただけるといいなと思います。さらに近年では電動キックボードなどの新しいモビリティも広がってきています。マクィスカは、そういったタウン仕様のアクティブなシーンにぴったりです。どんなファッションでも、さっと巻くだけで使用できるという点が、今後様々なシーンで、皆様の生活のお役に立てるといいなと思います。ご支援いただいた皆様には、重ねてお礼申し上げます。本当に本当に、ありがとうございました。 もっと見る
クラウドファンディング 12日目の活動報告
2020/07/21 15:56本日、クラウドファンディング を開始してから12日目になりました。そして、現在目標金額の51%の支援をいただいております。本当にありがとうございます!暖かいご支援に、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、ひばり暮らしでは「働く女性の暮らしをサポートする」を理念に、活動をしていきます。その一環として、現在、無料でダウンロードできる「暮らしを整えるシート」の新作を制作しています。シリーズ第5弾目となる今回は、定期的に発生する事柄を記録する、「年間カレンダー」のデザインを検討しています。忙しい毎日で、気がつけばあっという間に過ぎ去っていく一年。その一年を俯瞰できて、「植物の水あげをする」「ベランダの掃除をする」「両親に連絡する」といった定期的に発生することをざっくりと記録できるA4シートです。こちらも無料でダウンロードしていただけるよう、準備しておりますので、完成の際にはぜひご利用いただけると幸いです。ひばりぐらし 暮らしを整えるシートhttps://hibarigurashi.com/kuratoto/それではあと20日間も、引き続き頑張っていきます。よろしくお願いいたします。*支援してくださった方のお名前などは、終了後にわかるようになっております。支援してくださった方には、ご挨拶が遅くなり、申し訳ありません。 もっと見る
コメント
もっと見る