はじめに・ご挨拶
はじめまして、少しだけ私たちにお時間をください。
私たちNose and reminiscence(ノーレミ)という
哲学系ロックバンドをしております。
このプロジェクトで実現したいこと
まず第一に正直なところ、
「危機に面したノーレミの活動を危機から抜けたい」
です。経緯は「プロジェクトをやろうと思った理由」にあります。
続いてこの世間のライブ自粛ムードでバンド活動が困難になってきている仲間に一つの参考モデルとして支えになれたらと考えています。
私たちノーレミは特別技術を持ったとか、すごい集まりとかではなくてそこらの街を歩いている「普通」の社会人です。
こうしたクラウドファンディング等は敷居が高く感じるかもしれませんが一般の人でもできます。
「やってみよう」と思って頂けると幸いです。
プロジェクトをやろうと思った理由
僕たちは2019年9月に自身2回目となる企画ライブを考えておりました。
開催日は2020年3月15日でした。世間を騒がす新型コロナウィルスのことを考え、
ライブハウス(仲介会社)にライブのキャンセルの提案をしました。
これはちょうど大阪のライブハウスが騒がれた後のタイミングです。
しかし、近隣の120人〜200人の箱での中止の様子がない事などを理由に、
「交通機関」が止まらない限りは「キャンセル」できないと言われました。(3/6)
全額払って全キャンにするか、何かしら対策を考えてライブを実行するか。自己判断になると判断を委ねられました。
たかがイベント全体で120人規模の企画だったかもしれませんが、
ノーレミの中では日に日に変わる社会情勢の中、通常開催という考えは無くなりました。
箱もキャンセルできず、楽しみにしてくれていた人たちのことも考え、
中間の案、無観客配信ライブという形を選ぶことに決めました。
※どなたでも観覧可能です。
3月15日(日) ノーレミYoutubeチャンネルで19時10分から配信予定です。
今回の主催を行うに当たりかかる費用は、箱代と経費を含め約20万円です。
おおよそ社会人の給料1ヶ月分になります。
このままではバンド活動を続けるのが難しくなるとメンバーと話しています。
そんな時にGtVo伊織が2月まで活動していたボランティアのことを思い出しました。
NPO法人DxP(DxPさんの活動)の「コンポーザーとして定時制高校の生徒と話す」の活動に参加していた中で、その法人が利用していた「クラウドファンディング」というモデルに出会いました。
そこで思い当たり今回投稿に至りました。
無観客配信を決めた夕方、母との会話です。
これまでの活動
ノーレミは5周年目を迎えました。詳細はこちら
ノーレミの音楽は誰かのために。そして自分のために。
忘れることが出来ない別れ、あの日の後悔、不安ばかりの未来、これは誰しも持っているもので。
でもそれで良い。生きているんだから。ノーレミの音楽はその「感情」を「あなた」と共有し客観視することで「自分を認める」そして少しずつでも前に進むためにある音楽です。
そんな音楽をこれからもやっていきたいと考えています。
この考えはずっとファンで、10年間追いかけたAqua Timezから教わった感情です。
人生の哲学書は「Aqua Timez」です。誰かと話して言葉が詰まった時、私自身立てなくてもうダメかもって思った時に、「太志さん」の言葉を借りることがあります。
そんな彼らの背中を見て、そんな音楽をやっていきたいってここまで頑張ってきました。
資金の使い道
資金の使い道は以下です。
・ホール使用料 176,000円(清算後請求額)
・スタッフ人件費 10,000円
・ご厚意で来てくれるカメラマンへ、出すはずだった謝礼 10,000円
・開催に向け準備した諸経費(web用素材、コンピレーションアルバム資材、パッケージ費)15,000円
・上記合計にクラウドファンディング決済手数料 10,000円
・配信になった3/15のライブで利益なしなのに、寄付までしてくれて、出演協力してくれた2バンド、Sweet pool、YAKABANDへのお金の返還 60,000円 ※ホール使用料に含んでおりますので合計金額対象外
上記、計221,000円
当初は210,000円で見積もっておりましたが、別途機材費とドリンク代がかかったため、上記料金(ホール使用料)を4/3に修正いたしました。それによる募集金額は変更しませんが念のためご報告です。
最後に
今回のコロナウィルスの件は誰のせいでもないと思ってます。
ここまで書きましたがライブハウス(仲介会社)側も汗水垂らして運営しています。
私たちがキャンセルした場合は大きな損失になりかねません。
それもわかってはいるけれども、、、
そんな悩みを抱えたバンドマンは多いと思います。こうした方法によりまた新しい活動方法として参考になれば嬉しいです。
この半年間、人の苦楽を沢山の人と共に共有して、直近ではボランティアをして、ひとまわり大きくなったノーレミを3月15日にぶつけるつもりでした。
それの場所がなくなっただけではなく、今後予定していたMV撮影やライブ、地方活動、音源作成など当面できない状況に陥りそうです。
色々な人からもらった大切な感情や言葉がこのまま「形」にならなくなるのが寂しいです。
ー そのために音楽をしてきたから ー
「神様がいる夜空に祈ってばかりじゃ叶わないから」だからこそ思い切ってありのままをぶつけます。
僕たちにはまだまだやらなければならないことがある。
どうかノーレミをよろしくお願いいたします。
最後にこんな音楽をやってます。
「風が僕を押すからなんて言い訳をしてキスをした」 ノーレミの代表曲線香花火です。
ノーレミツイッター @noseandremi
ここまで読んでいただき。この記事に出会っていただき本当にありがとうございました。
私たちの負担を考えて援助して出演してくれると言ってくれた仲間がいます。
「それぞれの正義はあるが、今回英断だと思う。」って背中を押してくれたSweet poolの哲平さん。
YAKABAND「俺たちがお前ら守るから。正義を信じろ。」って励ましてくれたYAKABANDのヤカベの兄貴、コバケンさん。
「キャンセル料も払えない本当にごめん」と伊織が話した時にすぐに電話くれて、「その雄姿、撮りに行きますよ!そんなん金なんて関係ないっす。」って言ってくれた、カメラマンのなべさん。
ノーレミの作品をイラストで支えるデザイナーこたん(https://twitter.com/kotancurry)。
3/26メッセージをくれた。
「おはようございます。先日はライブお疲れさまでした(^○^)全バンド、熱量が画面の向こうから伝わってくるイベントだったなあと思いました。クラファンの特典の1つとして、イラスト原画を1枚ご提供させていただくのはどうかなと思ってご連絡差し上げました。今回、何かデザインという形でお手伝いできたらいいなあと思ってのご相談でした。バンドメンバーではない私ですが。協力できたらと。」
というメッセージをいただき直ぐにこのプロジェクトのための原画を描いてくれた。
本当にありがとう。私たちは本当に素敵な仲間に恵まれた。
All-in方式で執り行います。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※文中の写真や楽曲等の著作権は全てノーレミにあるものを使用しております。協力者様の写真は許可を得てます。
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