はじめまして

はじめまして、当プロジェクトのページを開いていただきありがとうございます。
長野県在住のおタケさんと申します。

家族構成は、オット、ツマ=ワタシ、そして元保護犬の「コタローさん」柴系の雑種13歳です。
ひょんなことから、保健所のホームページで見たコタローを迎え入れることにしました。

元々はご老人が飼われていたそうですが、痴呆などにより老人ホームに入所することに。
離れたところに住んでいたご家族がコタローの面倒を見ていたとのことですが、誰もいない家に繋ぎっぱなしになるよりは新たな家族を探して…と、保健所のホームページに掲載したそうです。

お目々うるうる、お鼻つやつやーん


このプロジェクトで実現したいこと

体調不良になってしまい、主治医を頼り治療をしたが、頑なに検査をしてくれない姿に不信感が募り
飼い主の怒りも限界。
病院を変えたところ、衰弱していて危ない状態だと告げられ、更にはリンパ腫も発覚…。
治療の遅れたうちのコタローの治療費を援助いただければと思います。

また、今回保護犬のこの子を家に迎え入れた経緯もあり、もっとこの子のように幸せになってくれる保護犬が増えるよう、シェルターなどに寄付をしたい気持ちが前からありました。
今回のこの子の病気をきっかけに、そういった活動を始めようと思いました。


プロジェクトを始めようと思った理由

コタロー12歳の1月。

ある日から少しずつ食が細くなり、2月3日頃に食事を嘔吐するように。
これは以前からもあったことなので、1日絶食をし様子を見たところ落ち着きましたが
その後、なぜか食が細くなってしまいました。

このアホアホ顔が可愛いのです

これはおかしい…と思い、かかりつけのA病院に。
この病院の先生は丁寧に見てくださるため、信頼して11年間お世話になってきた先生です。

触診、聴診などをし「異常はなさそうですね」と嘔吐止め5日分を処方。
食事に混ぜ、食べさせていましたが、まだ嘔吐して改善の余地なし。
次第にご飯が食べられなくなりました。

まだ変だ…

またA病院に行きましたが、触診、聴診、血液検査の結果異常なし、との診断。
「なんでしょうねぇ…」と疑問がる先生に対し「エコーとか、レントゲンとか検査しないんですか?」と聞いたのですが、それじゃあわからないでしょう…との返答。
今度は胃腸薬10日分、そして強制給餌のための缶詰が処方されました。

この時点でほぼ1週間、まともにご飯を食べてません。

強制給餌を始めても、ぷいっ!と顔を背けてしまうため、カロリー補助という意味でブドウ糖を混ぜて、むりやり食べさせました。
もう、この精神的負担ったらありませんでした…。

次第に、強制給餌をさせると「うぷっ…」となってくる始末。
コレはだめだ…と再度A病院に。
「やっぱりエコーとか見れませんか?」と再度聞くも「内視鏡とかしないとわかりません…」と言われ、その時点で11年間築いた先生への信用が崩れました。

しかし弱った状態では内視鏡検査もできません。
4日ほど入院し、点滴などで様子を見ることになりました。

A病院入院中。目の光が薄くなり始めている…

しかし入院中に今度は下痢…それでもなにも調べてくれない…我慢の限界が来ました。

「もう無理、転院しよう」そう決め、今度は病院Bへ。
「検査しようにも3日後ですねぇ。あれ?心臓にものすごく雑音あるよこの子」

え…3日前に行ったA病院では何もなかったけれど…?
ここも、弱ってるコタローに対しての処置はなし。投薬も今のままで、と…
看護師さんに相談したところ、流動食を渡されただけ。
ワタシのカンが「あ、ここも駄目だ」と警告を出しました。

その夜、流動食をあげたら合わなかったのか盛大に嘔吐&下痢…。
「もう駄目だ。地方の動物病院はちゃんと見てくれないのか…このままでは死んでしまう」
と、50kmちかく離れた総合病院に連れていきました。

総合病院について、即検査。
血液、尿検査、心電図、エコーすべてとって出たのは「貧血」「膵炎」「飢餓による腹水」「腸のむくみ」とオンパレード…

先生から病気と金額の説明を聞き、気が遠くなりました…。

しかも、CTを撮ったところ「リンパ腫」まで判明。
このままでは命に関わる、と即時入院することになりました。

翌日は13歳の誕生日なのに…病院で過ごすことになってしまったのです…お祝いもできなかった…


総合病院入院翌日。すこし目の光が戻りました。 

これまでの活動

まずは、総合病院に1週間入院。
輸血と抗がん剤治療が開始されました。

しかし、すでに1ヶ月かけて衰弱してしまった体は強い抗がん剤には耐えられません。
まずは体調を整えながら、弱い抗癌剤で様子を見て
強い抗癌剤での治療を一度行うこととなりました。

エコーでわかった大きな腫瘍。A病院が早く検査してくれれば、こんな大きさになる前にわかったはずなのに…

ここまでで、入院(1日2万円)、検査などで35万円近い金額になってしまいました。

抗がん剤も、体が弱ったぶん体力を回復しながら複数回試すため、更に掛かる予定です。
じつは現在、望みが捨てられないところまで回復する兆候があるのです。あと少しで助かるかもしれない命…。

飼い主として、皆さんのお力を借りてコタローと一緒に「足掻く」ことにしました。

入院6日目。動けるようになって、目の光もだいぶ戻りましたがまだまだです。

資金の使い道

今回の入院費・治療費にあてたいと思います。
また、一部の金額を「コタローのような犬を保護してくださっている施設へ、何らかの形の寄付」を行いたいと思います。
※寄付する団体は現在選考中です

リターンについて

クラファンをやろう…そう決めたけれども、みなさんにお返しできること…なにがあるか。
入院中のコタローの顔を見ながら、コタローと話しながら考えました。

「どうしようかー」と、コタローの顔の匂いを嗅いで「うん…相変わらず香ばしいなあ…そうだ!コーヒー!」私は無類のコーヒー好きなので、コーヒーでなにかできないかな…と。

「あ!ワンコのイメージのコーヒーってどうかな…肉球の香ばしい香りとか、蓑毛のあたりの香ばしい香りとか…芝生を駆け回ったあとの犬みたいな匂い…(笑)」

そこで、馴染みの長野県のコーヒー屋さん「Table Land八ヶ岳」さんに相談&お願いし、そのイメージのコーヒーを作ってもらうことにしました。
今回のクラウドファウンディングために、特別に考えます。
ですので、販売はされていません。

わんこ飼いの私と、ワンコ飼いの焙煎士さんの考える、ワンコの香りのコーヒー…。
ブレンド名は「コタのにくきうコーヒー」…さて、どうなるでしょうか?
※製造はTablerand様にて行います。


実施スケジュール


リターンはクラウドファンディング終了後、5~6月頃のお届けとなります。
前後する場合はありますのでご了承ください(その際はプロジェクトページにてご連絡いたします)


最後に

治療をしても、何年生きられるかはわかりません。
明日死んでしまうことも考えられます。それは、コタローも、私もです。

死は生き物にとって、当たり前にあるものです。

でも、命ある限りは、生きている限りは、生きることを諦めてほしくない。
それは命あるもの全てに共通するかと思います。

私の大好きな言葉、お釈迦様のとなえた「一夜賢者の偈」を引用したいと思います。

過去は追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられ、
未来はまだ来ない。

だから、現在のことをありのままに観察し、

動揺することなく、よく理解して、実践せよ。
ただ今日すべきことを熱心になせ。
明日、死のあることを誰が知ろうか。

かの死神の大群と会わないわけはない。

病院を変えず、右往左往した時間を嘆くことはカンタンです。
でも、今は過ぎ去った過去より、コタローの死んでしまう未来を考えるより
今を生きようとクラファンで皆様のお力をお借りし、頑張ることにしました。

今を一生懸命に生きるうちのコタローさんへの支援を、よろしくお願いいたします。

できることやって、あがこうぜ。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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