はじめに・ご挨拶
こんにちは。Peeと申します。実家で両親と猫2匹(タネ♀・クム♂/ともに生後6か月)と犬1匹(二胡♀12歳)と暮らしています。
昨年から初めて乳飲み子の段階から子猫を育て始めました。名前はタネ。
タネは保護猫ボランティア団体から譲り受けた子です。
生後1か月ほどで育児放棄にあったのか、一人ぼっちで歩いているところを保護されたそうです。
タネと過ごしてきた日々は1年に満たないですが、17年間一緒に過ごしてきた愛犬を亡くして落ち込んでいた私に元気をくれた、大切な家族です。
同じ月齢の子猫に比べ、身体が小さいタネ。それでも男の子のクムよりもずーっとお転婆で、好奇心旺盛なタネは、我が家の雰囲気をとっても明るくしてくれました。
そんなタネを病気から救うために、今回は初めてクラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトで実現したいこと
3月17日、愛猫のタネがFIPと診断されました。
お腹が一日で急激に膨らみ、急遽病院へ連れて行くと、「FIPの可能性が高い」との診断。
致死率が非常に高いとされる病気で、子猫が発症すれば早ければ1週間、もって1〜2か月の命であると宣告されました。現在の日本では確立された治療法はなく回復は見込めません。さらに、腹水がたまるタイプの子の病気の進行は非常に速いということを知り、目の前が真っ暗になったように感じました。
▲急に腹水で膨らんだお腹と、発熱の苦しみに対し、小さな身体で一生懸命闘っています。
しかし、私に笑顔を取り戻させてくれたタネのために、なんとか治療法がないか探しまわったところ、海外で作られた【MUTIAN】という薬が唯一有効であるということを知りました。
この【MUTIAN】は、保険適用外であり、100mg約2500円という高額なお薬であり、1日あたり7200円ほどかかります。そして、投薬は84日間(3ヶ月間)続けることを推奨されているため、単純計算では総額60万円ほどかかることになります。
確定診断が下りてから2日間、近年治療実績が報告されているという抗真菌剤とステロイドを合わせた薬物療法にて経過を診ている状況でしたが、日に日に弱っていくタネ。
最初に異変を感じてからわずか数日の間に、背骨が見えるほど痩せこけ、浅い呼吸を苦しそうに繰り返しながら、一日中うずくまっていました。
ほんの2週間前まで、家の中をこれでもかというほど元気に走り回っていたのに。
3/23、保護猫ボランティアの方の繋がりで、初めて【MUTIAN】を10日分取寄せました。具合が悪くなる一方だったタネは、息も絶え絶えで口から泡をふき、トイレにいく体力も無くオレンジ色の尿を漏らしてしまうような状態でした。
あと1時間でも薬の到着が遅れていたら、タネの命は失われていたんじゃないか…と思うほど深刻な状況でしたが、【MUTIAN】投与後は、数日振りにいつもの可愛らしい表情で寝息を立てている姿を見ることができました。
迷っている時間はないと痛感し、藁にもすがる思いで、本プロジェクトを立ち上げることと並行して【MUTIAN】による治療を始めました。
このプロジェクトを通じて、一人でも多くの方に【MUTIAN】という新薬の存在を知っていただき、いつかこの薬が日本でも認可されて、一匹でも多くのFIP猫が助かることを願っています。
現在の日本ではなにぶん未認証、高額のためどうかご協力をお願いいたします。
▲二胡をお母さんと思っているのか、二胡にくっついてフミフミしながら眠りにつくのが大好きです。
プロジェクトをやろうと思った理由
一生懸命生きようと頑張ってくれているタネを助けたいからです!不治の病と言われる病気ですが、寛解する可能性がある治療法に賭けたいと思います。
先述のとおり、【MUTIAN】は保険適用外の高額なお薬です。でも、この薬で一命を取り留めた猫ちゃん達も多いことも事実であり、タネを通じて、同じ病気で苦しむ猫ちゃんを抱える飼い主さんにとって希望になるような報告ができればという想いから、プロジェクトに踏み切りました。
資金の使い道
集めた支援金は全てタネの治療にあてます。差額が出た場合については、タネをお譲りいただいたボランティア団体「ねこネットあま」に寄付いたします。
【ねこネットあま ブログ】https://blog.goo.ne.jp/ama_cats
リターンについて
心ばかりではありますが、ご支援いただいた方に対してはお手紙を書かせて頂く上、金額に応じてタネのオリジナルグッズを贈らせて頂きたいと考えております。
また、CAMPFIREの「活動報告」にて治療の経過を逐一ご報告いたします。
最後に
タネの名前の由来は、小さな身体もさることながら、悲しみに暮れていた私にとって「幸せのタネ」になってくれる子だと感じたからです。
事実、一緒に過ごしたこの短い期間の中でも、タネはたくさんの笑顔をくれました。
哺乳瓶に齧り付くようにミルクを飲むタネ。
大好きなネズミのおもちゃを投げると、いつも手元へ持ってきてくれるタネ。
これからもずっと、タネがおばあちゃんになって虹の橋を渡っていくその日まで、一緒に過ごしたい。
どうかご協力いただけるよう、心の底からお願い申し上げます。
よろしくお願い致します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る今までの治療費の領収書について
2020/06/14 23:57ご支援者の皆様には、メッセージにてお知らせしておりますが、近日中にクムの治療費を含めた2匹分のクラウドファンディングを立ち上げる予定です。今回のリターンのお品が届くタイミングと前後することが予想されますが、何卒ご容赦ください。以下、今までの治療費等の領収書類を、掲載します。見づらく、前半の最寄り院ではレシートのみの発行であるため、見づらい内容で申し訳ありませんが、写真にて失礼いたします。 もっと見る
残り3日!経過は良好です。
2020/05/22 14:56タネの治療が始まってから、2カ月が経過しました。ほんの数日でガリガリに痩せこけ、立ち上がることも、ご飯もトイレも出来なくなっていったタネでしたが、MUTIANを飲み始めてからみるみる回復して、今では元気に走り回っています。このクラウドファンディングの期日も3日後に迫りました。ここまで諦めずに頑張ることが出来たのは、皆様の応援があったからこそです。本当に、ありがとうございます。嫌がるタネの喉にカプセルをねじ込むことも辛いですが、タネ自身も頑張ってくれたおかげで今まで続けることが出来ました。それでもFIPのウィルスは、まだタネの体内から出て行ってはくれません。少しでも薬の服用を怠れば、あっという間に失ってしまう命です。体重が戻った分、量を増やして継続していく必要があります。さらに、この場でもご報告しましたが、タネの相方・クムも同じ病気にかかってしまいました。タネほど重篤な症状は示していませんが、体格が良い分、治療費はかさみます。タネのためのクラウドファンディングはあと3日で終了しますが、クムのためのクラウドファンディングも実施していく予定です。家族の命を救うため、どうか応援よろしくお願いいたします。 もっと見る
2匹まとめてMUTIAN協力院へ
2020/05/16 00:41タネとクムを連れてMUTIAN協力院へ行ってきました。少々ロングドライブでしたが、大人しく車の中で過ごしてくれました。現状として、タネはウェットとドライの混合型であるとの診断でした。腹水も、まだ少し残っているとのことでした。先日の活動報告の中で、タネが一時身体が強張ることがあると報告しましたが、嫌な予感は的中したようです。しかし、病状としてはかなり回復はしてきているようです。もしも今タネの身体からFIPが確認されなければ、その分をなんとかクムの治療に回せるか、、とも思いましたが、薬の量をさらに増量して治療を続けることとなりました。そして、クムについて。クムの病状としては、ウェットタイプのステージ3に相当するということでした。肺に穴が開いており、胸水は抜いたものの、空気がたまっている状況なので、しばらくは半日ずつの入院を要します。つらい現実ではありますが、タネとクムとこれからも一緒に過ごすために、MUTIANでの治療を続けていきたいと思っています。このクラウドファンディングも残すところあと9日となりましたが、どうかご協力頂けますと幸いです。 もっと見る
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