子猫のポンちゃんが猫腸コロナウイルスが突然変異した猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症しました。たくさんの方から助言をいただくうち、この病気を治療する新薬があることを知りました。しかし、この薬は高額であり治療費を賄うことができず本プロジェクトを立ち上げた次第です。ご支援よろしくお願いいたします。

プロジェクト本文

はじめまして、犬塚と申します。
2人の娘を持つ母親です。

今回、はじめてのクラウドファンディングにチャレンジいたします。
クラウドファンディングの目的ですが、実は去年の夏から飼い始めた子猫のポンちゃんが、不治の病と言われている猫伝染性腹膜炎(FIP)にかかってしまいました。

唯一効果的な治療薬はとても高額で、このままでは治療を続けることが難しい状況です。
そのためクラウドファンディングで皆さんのお力をお借り出来たらという思いでこのチャレンジをスタートする決意をいたしました。

うちには、19歳になるおじいちゃん猫のマルがいました。
子供たちが生まれる前から飼っていたため、まるで保護者のように子供たちを見守っているような頼もしい猫でした。
まさに家族の一員でしたが、老いるにつれ体調も悪くなり、昨年の冬にとうとう天国に旅立ちました。
19歳までこれといった病気もせずにいてくれたマル。
我が家にとってとても大切な存在でした。
家族中が悲しみに包まれ、そこからペットロスの日々が長く続くことになりました。

当分ペットを飼う気持ちにはなれずにいましたが、子供たちの心のケアとしばらく猫に触れていなかったという欲求から猫カフェに行ってみようと思い立ちました。

そこにはたくさんの猫がいましたが、みんな元々野良猫であったとか。
保護した猫たちをお客さんに触れあってもらい、気に入ってもらった人に里親になってもらうことを目的に猫カフェをやっているとのことでした。

子供たちも久しぶりに猫と触れ合うことができて喜んでいましたが、たくさんの猫の中でひときは愛想良くじゃれてくる子猫がおり、何度も私や子供たちにすり寄ってきます。
その子猫は生後4か月ぐらいで、亡くなったマルにそっくりな柄でした。

一目で心を引き付けられました。
運命だと思いました。
マルの生まれ変わりではとも思いました。
当分ペットは飼わないという決意は、この子の可愛さにもろくも崩れたのです。

新しく家族になった子猫にはポンズという名前を私がつけました。
なんとなく響きがかわいいかなと思いつけたのですが、家族は誰もポンズとは呼ばず「ポンちゃん」と呼んでいます(笑)
行動の全てが可愛くてたまりません。
毎日元気に飛んだり跳ねたりしています。

そんなポンちゃんがある日突然餌を食べなくなりました。
慌てて近所の病院に行くと、発熱があり脱水症状もあり「猫風邪では?」という曖昧な診断でした。

点滴をしても効果はなく、相変わらず食欲はありません。
餌どころか水さえも自分から飲もうとしない状況で、一日中ぐったりしているポンちゃん。
思い切って病院を変え、違う病院で診断してもらったところ、「所見ではなんとも言えないので、栄養補給の治療で体力の回復を待ってからいろんな検査をしてみましょう。」ということになりました。

治療の甲斐あって、少しだけ体力を取り戻したところで検査です。
血液検査とCTの検査を受けました。

体力が戻ってきたことで安心していた私たちは、思いもよらない残酷な結果に直面することになりました。

診断の結果、猫伝染性腹膜炎であることが判明したのです。

「猫伝染性腹膜炎は日本では有効な治療法がなく、発症したら99%の猫が半年以内に死んでしまいます。」と説明を受けました。
医師に何度も確認しましたが、症状を和らげる緩和治療しかなく根治はできないという答えでした。

せっかく家族になってくれたポンちゃんが1年も経たないうちに死んでしまう・・・
去年マルを亡くしたばかりなのに今年はポンちゃんまで・・・
到底受け入れられることではありません。

餌を食べるようになったポンちゃんですが、食べる量は少なくいつもぐったりしています。
トイレに行くときもまともに歩くことができなくなり、常にフラフラしている状態になりました。
ポンちゃんは猫カフェで譲っていただいたため、体調不良などを起こした場合は猫カフェに報告しなければいけません。

さっそくポンちゃんの病名や今の状況を猫カフェにお知らせしました。

猫カフェのオーナーは我がことのように悲しんでくれ、更に猫伝染性腹膜炎についての有効な情報をいろいろ伝えてくれました。
なんと、この病気に効果のある薬があるとのことです。
外国で開発されたmutianという薬で、その薬を飲み続けた猫の症状が改善された事例が多くあるらしいのです。

一条の光でした。

しかし、「mutianは日本では認可されていないので、それを使うには輸入して使うしかなく、非常に高額になります。」
「動物病院でも取り扱っている所が数件ありますが、いずれにしても治療費が高額になることに変わりはありません。」とのことでした。

その後自分なりに調べたところ、自宅から通える距離にmutianを取り扱っている病院が1軒だけ見つかりました。

経済的なことはさておき、とりあえずその病院を訪ねてみることにしました。

3軒目の病院です。
その病院では、院長先生だけが猫伝染性腹膜炎の治療にあたるということで、院長先生から病気についての詳しい説明を受けました。

猫伝染性腹膜炎(FIP)とは

猫のウイルス性疾患には3大疾病があり、猫伝染性腹膜炎は、猫エイズ、猫白血病と並び3大疾病の一つ。

★恐ろしい猫の感染症

●猫伝染性腹膜炎(FIP)

●猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)

猫白血病ウイルス感染症

◼️猫伝染性腹膜炎は、ウイルス誘発性の自己免疫性アレルギー疾患である。

◼️猫は、便、尿、唾液などにより、他の猫から腸コロナウイルスに感染したものがたくさんいるが、それだけでは病原性に乏しい状態である。

◼️様々な要因により、猫の体内で猫腸コロナウイルスが突然変異をおこし猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)に変化した結果発症し重症化する。

◼️FIPVウイルスは血流により全身に感染してしまう。

◼️猫伝染性腹膜炎には、ウエットタイプドライタイプがあり、ウエットタイプは胸水や腹水が溜まる。
ドライタイプの場合水は溜まらないが、体内のいたるところに肉芽腫ができる。

脳にできれば、痙攣やふらつきの原因になる。

肝臓にできれば黄疸が出る。

腎臓にできれば腎機能低下になる。

脾臓にできれば免疫力が低下する。

腸にできれば腸閉塞をおこす。

リンパ節にできれば各種臓器の圧迫につながる。

以上のことを院長が図を書いたりしながら丁寧に説明してくれました。

一般的にウエットタイプよりドライタイプの方が重症化するそうです。
ポンちゃんはドライタイプでした。

治療はmutianの服用により行われます。
治療を開始すれば、毎日決まった時間にmutianの服用を続けていくことになります。
それを84日間1日も休まず続けていかないと治療は成功しません。
服用を始めると、ウイルスを抑え込んだり、症状も改善されたり、体調も徐々に戻っていくことが期待できるとのことです。
84日間服用を続けた結果、FIPウイルスに感染しにくい体質となれば治療が完了します。

すぐにでも始めたいという思いです。ですが問題は治療費です。
1日に服用するmutianの代金は15000円。
単純計算すると、薬代だけでも84日間分で126万円かかります。
更に重症化していけば、治療費がどれほど必要か見当もつきません。
病院によって薬の値段は様々でしょうが、この病院以外の選択肢は今のところありません。
mutianに頼る以外に治す選択肢もありません。

今の世の中の情勢は、人間のコロナウイルスで大変なことになっています。
我が家の財政もコロナのせいで収入が激減しています。
このタイミングでポンちゃんの治療費を捻出するのは正直難しいのが現状なんです。

歯がゆい思いでいっぱいです。

情けないです。

せっかく見つけた一条の光も消えかけました。
このことは、すぐに猫カフェのオーナーにも伝えました。
するとオーナーは、私が思いもつかなかった提案をしてくれたのです。
それがクラウドファンディングです。

もしこのチャレンジを見てくれた方からご支援いただけるものなら、ポンちゃんの命を救うことができるかもしれません。

藁にも縋る思いでこの文章を書いています。
どうか、どうか、よろしくお願いいたします。

全てポンちゃんの治療費として使わせていただきます。
かなり高額で無茶なチャレンジであることは重々分かったうえでお願いするしかありません。

院長によると体重増加により薬の量が変わるので、猫によっては200万以上かかる場合があるとも言われました。

でも今は先のことを考える余裕はありません。

少しでも多くの方にご協力いただきたいと思い、考えつくお返しをいろいろと考えました。
予算もなくあまり大したものをお送りできませんが、猫好きの方に気にってもらえるよう一生懸命考えました。

写真はポンちゃん自身です。
イラストはプロのイラストレーターをしている主人が描いたものです。

ご支援いただいた方には、パトロン限定活動報告にて治療経過をご報告します。

今回のチャレンジでポンちゃんが助かったとしたら、それは奇跡としか言いようがありません。
一度は余命宣告されたポンちゃんですが、奇跡を願わずにはいられません。

たまたま行った猫カフェで偶然出会ったポンちゃん。
生まれてから1年しか経っていません。
こんなに可愛いポンちゃんが、たったの1歳で命を落とすなんて耐えられません。
私たち家族と一緒に過ごした日々もまだほんの少しです。
これからも一緒にいたいんです。

助けられる薬があることすら知らず、ただ命が消えていくのを見守るしかないと思っていた私ですが、猫カフェのオーナーや、周りの人たちに助けられ今日までやってこれました。
例え今回のチャレンジで資金調達できなくとも投薬治療は実行します。
これを機に、同じ病気の猫のことを諦めていた飼い主さんたちにも、まだまだできることがあるということを知ってもらいたいという思いもあります。
ご協力のほど切にお願い申し上げます。


本プロジェクトはAll_in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/06/20 18:01

    本日ぽんちゃんのウイルス検査の結果が届きました!!なんと寛解しておりました!!本当に…涙が出ました(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)ここまでがんばってこれたのは本当にご支援してくださったみなさまのおかげです!!心より感謝を申し上げます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”このご恩は一生忘れません感謝の言葉をもっと伝...

  • 2020/06/13 23:34

    クラウドファンディングではたくさんのご支援と応援コメントをたくさん頂き、本当に身も心も支えて頂きだきありがとうございました♡今、家族一丸となりひとつひとつ一生懸命心を込めて、リターンの品を作成しておりますもう少々、お待ちくださいませお薬が6月10日で完了しましたので本日病院に受診に行ってきまし...

  • 2020/06/10 22:47

    みなさまのおかげでぽんちゃんお薬84日目!!でした本日で投薬終了しました84日間続けてこれたのも、本当にみなさまのおかげです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )たくさんご支援を頂き、優しいお言葉を頂き、とても心が励まされてきました(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)心より感謝申し上げますぽんちゃんはお薬終了後診察を...

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