運動を通して「また明日!」が生まれる「場所」作りを
はじめまして!
スポーツトレーナーの森 宜裕(もりよしひろ)と申します。
フィールドホッケーU15日本代表のコンディショニングコーチをはじめ、ジュニア世代の身体やメンタル、栄養についての指導を仕事の柱にしております。
また「スポーツリズムトレーニング」という運動におけるリズム感を高めるトレーニングのインストラクターとして全国のスポーツ選手、ならびに指導者の皆様に指導をさせていただいておりました。
コロナの件で我々の普段の現場も活動が自粛となり、収入もなくなりました。
ただ、そんな中でも浮かんできたのは、急にいつもの日常がなくなり、楽しみにしていた大会がなくなってしまった選手たちの顔でした。
少しでも不安な中高生の生活リズムとなれるように。
仲間と高め合える部活という環境をなくさないように。
そして、目標を見失わず、このとき取り組んでいたことに胸を張れるように。
そんな想いで作ったのが、
「中高生のためのオンライントレーニング・モリズーム」です。
チームを編成し、自粛期間毎日無料開催へ!
1年前から自身のオンラインサロンを通してZoomの使用に慣れていたこともあり、全国の中高生を対象として「オンラインZoomトレーニング」を企画。
同じ想いを持つ、仲間がスタッフとして毎日遅くまで準備をしてくれました。
4月16日に一度体験会を行おうと企画したオンライントレーニングは、SNS等で情報を開示して申し込みの段階で定員の100名に1日で到達。北は北海道から南は沖縄まで。
改めて、この企画の必要性と覚悟が決まった瞬間でした。
4月20日から5月6日まで、土日祝も休まず毎日17時から開催すると決め、告知を始めました。
現在のお申し込みは250名を超え、毎日80名を越える参加者がオンライン部活での活動で汗を流しています。
「めっちゃ変わる!」
「難しい〜〜!」
「柔らかくなりました!」
選手たちが画面越しに一生懸命に話を聞いてくれて、エクササイズに必死になり、緊張して強張っていた表情が最後には笑顔になる。
そのような光景に我々スタッフも励まされています。
(モリズーム名物、タバタプロトコルでのトレーニング。一気に心拍数が上がり、最後は全員でヘトヘトに。心肺機能の高めるとともに、初めて出会う全国の仲間との一体感も生まれます。)
チャットでは、自分自身の成長のための質問や今のトレーニングに対する身体の変化の報告が飛び交います。
実際にトレーナーが動きをチェックし、個別に指導するなど、実際に現場があるかのような光景が生まれています。
自粛期間延長も視野に入れて、継続していきたい!
生活リズムが乱れがちな今だからこそ、同じ時間に集まる周期性を獲得する為に、生活の中にメリハリをつくる仕組みは必要です。
同じ事に取り組み、一人ではできないことも、「みんな:仲間」がいればできる。共に達成したという「共同体感覚」も得られる。
そんな場所を、機会を作り続けていきたい。
「ずっと続けて欲しい」
「そもそもトレーナーから学べる機会がなかったので、非常に助かっている」
「これに参加できるようにスケジュールを組んでいる」
など嬉しいお言葉をいっぱいいただいております。
選手たちに、
「また明日!」
と言い続けられるように。
部活を頑張りたいという、中高生アスリートの想いをぶつけられる場所を残していきたい!と考えています。
資金の使い道
・中高生の部活動の日常が戻るまで無料で開催し続けることができる活動資金。
・この取り組みをまだまだ必要としている中高生に知ってもらうための広告費。
・コロナの影響で売り上げが落ちてしまったスポーツ用品店へのTシャツ作成の依頼。
・いつか直接指導ができるようになったときの指導料前売り券。
・姉妹編である「モリズームforパパママ」(親子でできる体操、パパママの運動不足解消・生活リズムを整えることを目的に8名のインストラクターが日替わりで毎日運営しています)の活動資金。
最後に
日本のスポーツ界の未来をつくる中高生アスリート。
彼ら彼女たちの輝ける青春時代、そしてスポーツ生活を応援し、「こんな時代だったから…」ではなく、「あの時があったからこそ!」と胸を張ってもらえるように、
皆様におかれましても大変な中で誠に恐縮ではありますが、何卒ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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