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ご挨拶

はじめまして、プロデューサーの梅澤由香里です。今回、映画【擬態霊】製作プロジェクトへのご支援と同時に、皆様に役者達の支援者(サポーター)になって頂きたく、クラウドファンディングを通じてお願いをさせて頂きました。また、本企画では、ご支援頂く前に少しでも作品に触れ、身近に感じて頂きたく、プレゼンテーションの場を設けさせて頂いております。ご興味がございましたら、是非、そちらにもご参加頂けると嬉しいです。

 

自主映画で<日本初>の新感覚<和>ホラーで世界に殴り込みたい!

「ホラーで世界に殴り込む。」そんな監督の一声からこの企画はスタートしました。やるからには、今までないものをつくろう。日本が得意とする幽霊モノのJホラーではなく、西洋が得意とするアメリカンホラーを「和」で描き、全く新しいホラーを目指す。本作は、そんな新感覚に、<幼児虐待>という社会問題を織り交ぜた、人格ミステリー・ホラーとして撮影は完了しています。


撮影は、特殊なスタッフチーム<CFA>が手掛けています。<CFA>とは、出演俳優自身が、スタッフ業の全ても兼任するというもの。何故、こんな事までして映画創りをしているのか?それは近年、無名俳優の仕事が下降傾向にあるからです。まともな役の仕事は減り、テレビや映画の出演料などは、労働代価と呼ぶには程遠いものです。それでも芝居がしたい!そんな気持ちで身を削って生活しています。私は過去8年にわたり、そんな俳優を、支援し続けてきました。そして、今年、満を期して、劇場映画を製作し、劇場公開まで何とかこぎつけました。そして、さらに上を目指す為、第2弾を撮影しましたが、資金難に陥りました。本プロジェクトは、作品だけでなく、俳優個人への応援支援としてもお考え頂きたく、クラウドファンディングを通してお願いをさせて頂きました。

 

概要

コンセプト①伊藤晴雨の名画「怪談乳房榎図」と日本美
幽霊画「怪談乳房榎図」。これは、三遊亭圓朝の名高い怪談話を素に描かれた作品です。滝に放り込まれた我が子を救う為、幽霊となって現れた父親の姿がそこにあります。乳飲み子と幽霊というこの相反する姿の中には、<恐怖>と、得も言われぬ<苦しみ>、<憎しみ>が存在しています。この画に、<怪談話>ではなく、<映画>としての新たな息吹を吹き込みたい。そんな思いから、「擬態霊」の脚本は生まれました。
また同時に日本美にも拘り、「鬼」、「着物」、「竹藪」、「古民家」、「沼」など<和>を取り入れ、日本でしか描けない作品を目指しました。その為、日本各地の廃墟を調べ、足を運び、「異質な古い要塞」、「古民家」、「廃線」、「森」など風変りな場所で撮影する事に成功しました。

コンセプト②テーマは、<幼児虐待>と<擬態>、そして<ホラー>。
<擬態>とは、動物の危機回避能力。天敵から身を守る為、自然が与えた本能の1つです。体を変化させ、天敵に擬態する行為です。虐待を受けている子供も、動物同様、何らかの方法で身を守る事を覚え、必然とその能力は備わってきます。では、子供の天敵は…?そして、虐待を受けた時、子供は何に擬態するのでしょうか?
いえ、重要なのは何に擬態するかではありません。自らの暴力行為によって作り上げてしまった、モンスターと化した我が子。この最悪の状況を目にして、初めて己の罪を認識(悟り)する愚かさ。これこそが、現代の<幼児虐待>の現状だと思います。そして、子供を救おうと闘う父親の姿はどこか滑稽でもあります。
又、同時に、ホラーは教育に悪いと言われ続けている現状下、あえてこの相反するテーマとジャンルを融合させました。「幼児虐待」を提唱した、ホラー作品という新たな挑戦です。

 

コンセプト③監督・藤井秀剛
監督は、宮台真司氏(社会学者/映画評論家)が絶賛する藤井秀剛。サスペンス・ホラーのみを手掛ける監督であるが、実は裏テーマを盛り込んだ硬派な作品が多い事も特徴の1つです。又、カメラワークにも定評があり、<画を語る>事を得意とする、日本では珍しい監督。近年では、CFAという制作チームを率いると同時に、役者の育成にも力を注いでいます。

 

ストーリー

途切れたチェーンを腕に巻いた少年が、全裸で廃線を歩いている……。途切れたチェーンは何なのか?なぜ、全裸なのか?そして、この少年は何者なのか?全ては、昨日始まった…。ありふれた朝。その日、風摩は、ベッドの上で目覚めた。いつもと変わらぬまぶしい朝日。しかし、体を起こした瞬間、いつもの朝とは違う事に気づいた。なんとそこは自分の部屋ではない。深い森の中だったのだ。そんな風摩に歩み寄る人影。それは息子の蓮だ。どうやら親子共々、森で目覚めたらしい。なぜ自分は、森にいるのか?あるトラウマと恐怖に自失する風磨の背後から突然襲い掛かる男――。ナマハゲだ。時を同じくして、結婚式を控えたカップルとその新婦の父親が、ウェディングプランナーの運転する車の中にいた。山奥にある結婚式場の下見だ。楽しいはずの時間。しかし、父親は結婚に反対らしく、カップルは父親の機嫌取りに頭を悩ませていた。そんな最中、車がエンコした。結婚式場まではあと少し。一行は徒歩で式場へと向かう事にする。しかし一行が行きついたのは、古びた古民家だった――。ふたつの話が一つになる時、物語は予測のつかない方向へと向かっていく。はたして、そこで待つ真実とは?

監督コメント

映画【擬態霊】監督の藤井秀剛です。『日本の商業ベースでは作れない作品』『日本のクリエーターには作れない作品』『日本得意のJホラーではないホラー作品』 それらをまとめて、世界で喧嘩できる<和>ホラーを作りたい。そんな想いでこの作品を制作しました。松田優作さんの「探偵物語」のプロデューサーであり、本映画の製作総指揮を務める山口剛氏は、脚本の段階で「映画化できれば凄い作品になる!」と豪語しておりました。

そして、希望を胸に挑んだ撮影。山中の現場は過酷を極め、撮影労働基準法を完全に無視した96時間ぶっ通しの4日完全徹夜撮影と、48時間ぶっ通しの2日完全徹夜撮影を合わせた計7日間の撮影は、まさに地獄でした。虫だらけの古民家の床は抜け放題。ストーブ一台で暖を取るに11月の寒さは酷すぎました。疲れと空腹に限界を超え、仲間間は思いやりを失い、罵倒し合う。疲れから精神的に異常をきたす者もいました。撮影中、あまりに過酷な状況に、中止の二文字も頭をよぎりましたが、誰もが限界地の底辺で『世間をアっと言わせる作品を作るんだ!』という熱意を保つその姿に、私は皆を殺す覚悟でこの作品を撮影しました。

結果、運よく誰も命を落とす事もなく撮影は完了し、現在は、編集も完了しています。しかし、予算は底をつきました。ビデオ会社などに追加出資を求めたりもしましたが、有名人の出ていない作品は、完成してからでないと話を聞いてもらえず、悩んだ末、クラウドファンディングに踏み切る事を決めました。

多大な犠牲を払った本作を完成させるのに、お力をお貸し頂けませんでしょうか?素晴らしい画は撮れています!あと少しで完成させられます!あと少しなんです!是非、我々の意志に賛同頂ける方からのご支援、心よりお待ちしております。世間を驚かすことのできる作品だと信じております。

 

主演・杉山樹志コメント 

主演をやらせていただきました、杉山樹志です。
僕たちは映画を総合芸術として百年後にも残る良い作品を作りたいだけなんです。
僕以外の出演者たちは撮影中は冬の山の中沼に浸かり、震えながら芝居する。女性も泥まみれになりながら芝居をする。監督も、1番疲れているはずなのにいつ寝てるのかもわからない、空き時間も脚本を見続けている。こんな無名の僕たちを信じて本気で戦おうとしてくれている。
こんなに熱のあるエネルギーのある作品は他にはないと信じています。
なので僕も普段の生活もあるから本当にイヤでしたが、特殊メイクという選択肢もある中、まつ毛以外の頭も眉毛も全身の毛を剃りました。この作品が良いものになると心の底から信じているからです。是非、僕たちの作品を完成させ、世に出す為の力を貸してください。よろしくお願いします。

 
企画の経過:撮影・編集完了!

2016年1月/企画・脚本スタート                                      
2016年5月/キャストオーディション                                     
2016年6月/ロケハン、制作打合せ、リハーサル。コストを抑えつつも、妥協しない美術品、衣装、ロケ地選びに、足と手と頭をつかい苦労しました。役者(スタッフ)だけでなく、役職を超えて、監督、プロデューサーも含め、一丸となって取り組む。                              
2016年10月(5日間)撮影。トラブル続きの徹夜続き。現在、編集完了。今後、支援金をもとに、アフレコ、音楽、SE・MA・CG作業に随時取り掛かります。

 

プレゼンテーション・イベント

本企画に少しでもご興味を頂いた皆様に、直接プレゼンテーションをさせて頂く場所を設けさせて頂きます。                                                                     日 時:2017年7月15日(土)所要時間1時間程度
場 所:都内(六本木駅周辺予定)
内 容:【擬態霊】企画プレゼンテーション(予告編・プレゼンテーション・懇親会)
登壇者:藤井秀剛監督/主演・杉山樹志
参加費:無料
主催者:(株)POP(http://www.powerofpicture.com/)
問合せ先:03-5937-0661/main@pop-film.com
申込み方法:ご希望の方々は、お名前/メールアドレス/参加希望人数をご明記の上、アドレス(main@pop-film.com)へお送りください。当日の詳しい詳細を改めてこちらからお送りさせて頂きます。           

※本プロジェクトは、“CAMPFIRE”様を通して支援をお願いしております。よって、当日の支援金の受取(お金の取交し)はご遠慮させて頂いております。又、企画以外の営業・セールスなどは一切ございません。                                         

 

支援資金の用途(製作費の内訳)


この度、CAMPFIREで募らせて頂いた支援金は、製作費にあてさせて頂きます。我々は、俳優陣の本製作への想いに根負けし、制作費不足のまま思い切ってスタートしました。その為、監督と私で負担をしている状況です。その辺も含めご理解頂く為に、頂きました支援金に関しては、明細という形で透明化しまいります。
無駄なく、全て作品のクオリティと世界に殴り込む為、そして劇場公開する為に費やします。どうぞご協力、ご支援をお願い致します。

用途と金額内訳:目標金額:60万
①製作費:5万
②編集・MA・SE:25万
③1分のCG作業:10万
④映画祭エントリー費:10万
⑤試写会・宣伝費:10万
※支援金用途は、支援者の皆様に、明細という形でご報告をさせて頂きます。1円も無駄にせず、大切に使わせて頂きます。                    

ご注意:ご支援の際には、下記をご了承下さい。よろしくお願いします。
・この映画は、所謂「R指定」的な性表現を含みます。(あくまで芸術表現としての)
・完成は2018年1月を予定しております。(今後の予算次第で制作期間は変動します)

 

参考資料:前作【狂覗】(2017年7月22日劇場公開作品)

http://www.kyoshi-movie.com/

 

最後に

支援のお願いを、文章にする事は難しく、“苦労”、“大変”だったと羅列した文字は粗末に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。なので、できるだけ率直な言葉で我々の“想い”、“熱意”を明記させて頂いたつもりです。ですが、やはり、お会いして話す事こそが、一番だと考えております。もし少しでも企画に、監督に、役者にご興味をもって頂いけましたら、是非、《プレゼンテーション》にご参加下さい。監督、主演の杉山の人となり、そして彼らの思いを直に感じられる絶好の場です。またご参加が難しい方にも、我々の想いが伝わる事を願っております。是非、皆様のご支援をスタッフ・出演者一同、心よりお待ちしております。

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