はじめに
親が離婚しても親子の絆は変わりません。子どもが同居親だけでなく離れて暮らす親からも愛を受けて育つ場が面会交流です。一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センター(びじっと)ではこれまで毎月40~60組の親子の面会交流を支援してきました。
3月以降、新型コロナウイルス感染拡大により、親子が交通機関を使って移動したり、遊園地や公園で直接触れ合うことが難しくなってしまいました。直接の面会ができなくなった親子の交流を途切れさせないために、びじっとはオンライン面会交流支援を開始しました。コロナ禍で経済的にも苦境におかれる家庭が増える中、提供価格を低めに設定し、一組でも多くの親子が交流を持てるよう、クラウドファンディングで支援を募ります。
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■面会交流支援って何?
離婚する夫婦に未成年の子どもがいた場合、別れて暮らす方の親と子どもはなかなか会えなくなってしまいます。そんな状況の中でも親子の縁が途切れないように、子どもが精神的にも経済的にも貧困に陥ることがないように、父母が子どもと会い、愛情を注ぎ、養育する義務と責任を果たすための場が面会交流です。でも夫婦が離婚する背景はさまざまです。当人たちだけでは父母として子どもの養育に協力して向き合うのが難しいこともあります。そんなとき、第三者が父母の間に立ってその養育を支え、援助するのが面会交流支援です。
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■コロナ禍による面会交流の現状
面会交流の多くはこれまで、児童公園、遊園地、児童遊具施設、飲食施設等で行われてきました。しかし、新型コロナウィルスの流行により、子どもたちの遊び場が閉鎖されてしまいました。
また、父と母の住居は離れていることが多いため、子どもは同居親と一緒に公共交通機関を使って面会場所に移動していました。新型コロナウイルスの影響でこのような場所での対面型面会交流は、現在支援が困難になっています。
予定していた面会交流を実施することができず、何カ月も会えない親子が増加しています。大好きなお父さんやお母さんに会いたくても会えない日々が続くことで、子どものストレスや寂しさ、不安、心の健康が心配されます。
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■オンライン面会交流支援
子どもの心の健康のために面会交流は非常に重要です。イギリスでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出制限下でも、面会交流は外出制限の例外に当たると明示しているほどです。
アメリカではオンライン面会交流が20年も前から行われていますが、日本ではごくわずかしか行われておらず、オンライン面会交流に対する支援体制も海外ほど重要視されていないのが現状です。日本の法務省は2020年5月1日に、新型コロナウイルス感染拡大により面会交流の困難なケースが生じている現状を認め、子どもの安全を考慮してビデオ通話などによる面会も検討してほしいとの見解をホームページに掲載しました。
びじっとでは、2020年4月からオンライン面会交流を試行してきましたが、今後「オンライン面会交流支援」を本格的に開始することにいたしました。
新型コロナウイルスの流行対策として開始したオンライン面会交流支援ですが、実際にオンラインで交流した親子の声を聞くと、親が海外など遠隔地に住んでいる家庭や、荒天などで交通機関の利用が難しい場合などにも活用できそうです。
オンライン面会交流を支援している団体は、まだまだ少数です。支援を必要としている方の負担を少しでも小さくするために、今後もできる限り利用料金の努力をしていきたいと考えています。
✳︎びじっとの料金表はこちら
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■びじっと代表理事:古市理奈より
コロナ禍による外出制限で子どもの心理面への影響が様々な面から心配されます。どんな状況でも、離れて暮らす親は自分のことを気にかけていると知ることが、子どもの自己肯定感につながります。子どもも、離れて暮らす親の安否を気にかけています。子どもは自分でオンライン面会の手配をすることができませんので、親や支援団体が直接交流に代わる方法を提示することが重要です。
経済的に厳しい立場におかれている家庭が多い中、経済的な負担を少しでも減らしたいという想いから、今回のクラウドファンディングにチャレンジしました。
<私たちが皆さまの支援を活かします>
■オンライン面会交流 利用者の声
現時点で10組の親子がオンラインでの面会を行い、好評を得ています。
<利用者Aさんの声>
オンライン面会交流で久しぶりに子ども達の顔が見られてよかったです。正直、始まるまでは不安でしたが、それもなくなりました。子ども達の適応能力の高さに驚いています。
<利用者Bさんの声>
お父さんとの繋がりを途切れさせずにすみ、まずはホッとしました。子どもにとっては、先の見通しがつかない不安な状況でもお父さんに会えるという安心感があったのではないかと思います。
システムやマニュアルをこの短時間で作るのは大変な労力だったと思います。びじっとはいつも子どものために色々と策を講じてくださり、感謝しかありません。
<Bさんのお子さんの声>
楽しかった。時間が短かった。
※子ども(左下)と別居親(右下)の交流を見守るスタッフ(左上)
※写真はイメージです(提供:びじっと)
■面会交流支援の課題
離婚数全体の増大と面会交流取り決めのある離婚件数の増大に伴い、面会交流支援のニーズは高まるばかりです。びじっとでは有償ボランティアスタッフが面会交流を支援していますので、コミュニケーションスキルの高いスタッフを数多く育成していく必要があります。また、多くの案件を間違いなく遂行するためのプロセス整備やシステム整備も求められています。
ことにオンライン面会交流となりますと、セキュリティが確保できる有償ツールの使用、オンライン面会を支援できるスタッフのITおよびコミュニケーションスキル養成、オンライン面会に適したスタッフ側通信環境の整備も必要になってまいります。
びじっとの現場支援スタッフは善意のボランティアです。スタッフのほとんどはスマホを所有していますが、それはスタッフ個人が契約しているスマホをびじっとに使ってもらっている状態です。スマホ一台で父母と並行して連絡を取りながらオンライン面会を支援することは技術的に困難です。オンライン面会交流を支援するスタッフの通信環境が脆弱だと、親子の面会が中断してしまう等のトラブルも発生します。そのため現在は、通信機器や通信環境が整った一部のスタッフしか支援ができません。オンライン対応スタッフの育成と環境整備は喫緊の課題となっています。
※写真はイメージです
応援メッセージ
東京国際大学人間社会学部教授 小田切紀子
子どもたちにとって、両方の親とつながりを持ち続け、自分が連絡手段を持っていることは、とても大事なことです。子どもたちは思春期・青年期になると、積極的に親と関わらなくなるかもしれませんが、親と会いたいとき、話したいときはいつでも連絡が取れることが、子どもの安心につながります。
より良い親子関係の形成は、生涯にわたり続きます。子どもたちは、父母が上手にコミュニケーションを取り問題を解決する姿勢を見て、困難や失敗に対処する能力を身に付けます。
子どもは親から学びます。
離婚後も親としての責任を父母がともに担えるように、支援をよろしくお願いします。
琉球大学人文社会学部准教授 草野智洋
親の離婚は子どもにとって大きな心理的ダメージとなります。様々な事情で親が離婚を選択することはやむをえないとしても、子どもは両親との温かい交流を保ち続けることで心理的な悪影響を軽減できるということが、国内外の研究から示されています。とはいえ、離婚した元配偶者同士には感情的なもつれもあり、当人だけで円滑な面会交流を行っていくのは難しい場合もあるでしょう。びじっとさんのような面会交流を支援する第三者機関の存在は、これからの時代にますます重要になってきます。ご支援をよろしくお願いいたします。
くろす助産院 院長 助産師 黒須恵
子どもは父親にも母親にも愛されたいと願っています。それは、親の離婚を経験している子どもたちも同じです。面会交流は、離婚で離れて暮らす子どもたちが、父親の愛、母親の愛を感じとってもらう場所。その大切な場所がコロナの影響で途絶え、親子を繋ぐ権利が守られなくなっています。
「びじっと」は、コロナ禍で会えなくなった親子に会える場を提供します。
どうか子どもたちに途切れることなく親の愛が与えられますよう、この活動を応援いたします。是非、多くの方のご支援をよろしくお願いいたします。
ついき社会保険労務士事務所 代表社会保険労務士
株式会社ハッピーシェアリング 代表取締役
NPO法人ハッピーシェアリング 代表理事 築城由佳
働き方改革を実践するためには心の健康を保つことが最重要ポイントです。
家庭の不和、特に離婚で子どもに会えなくなったことによる精神的な負担で会社を休職したり、離職してしまう方を多く見てきました。また、非正規で働くシングルマザーの貧困は社会問題として頻繁に取り上げられています。
面会交流を継続することで、上記の問題は解決される可能性があります。コロナ禍でも面会交流を中断しないことが多くのパパママ、子どもたちの不安を和らげることができ、制限された生活の中でも笑顔で過ごせることを期待します。
NPO法人コヂカラ・ニッポン 代表 NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事 川島高之
子どもにとって親は、安らぎ、頼る先、帰る場所。親にとって子どもは最愛の対象です。これは、大半の人に当てはまるでしょう。親子が会いたい時に会えるような環境を、誰もが持っていたいもの。にも関わらず、様々な事情で会いたくても会えない親子がいます。
「びじっと」は、会いたくても会えない離婚後の親子をサポートしてきました。しかし今、コロナショックによりその活動が制限されています。
親子が継続して会えるように、この活動を支援したい。皆さんからもご支援よろしくお願いします。
地球をまるごと遊ぶ集団 一般社団法人COLOR-P(カラップ)代表理事 町山辰也
面会交流支援の事をご存知でない方も多いかもしれません。離婚後、子どもが親と安心して会え、親の愛を感じる事は自己肯定や安心感に繋がり、子どもの生きていく上の大きな力になると思います。
しかし、今コロナの影響でその場が作れない状態になっています。
「びじっと」のオンライン面会交流支援が確立すれば、コロナの終息後も遠くに住んでいて会うのが困難な親にも会えたり、面会交流支援の幅が広がると私は思っています。ぜひ皆さんのお力を貸してください!
子育てアドバイザー 高祖常子
ファミリーサポート提供会員として活動していますが、離婚による子どもの連れ去りを時々聞くことがあります。ファミサポさんが保育園に迎えに行くと「ちょっと前にパパが連れて帰りました」と言われ、子どもととてもいい関係を作っていたファミサポさんが、子どもに会えずさよならになってしまったということです。これは、離婚後子どもと会うことができなくなるための強制的な連れ去りによるものでしょう。
離婚により、ママもパパも大きな心の傷を負いますが、子どもも心に大きな傷を負っています。そして、子ども自身は同居親に気兼ねして、「パパ(ママ)に会いたい」と言えないことも少なくありません。面会交流支援団体がつないでくれることは、子どもが(離婚後も)親に会える権利を守ることにもなります。今回のオンライン面会交流支援は、コロナに関してもですが、遠方に住む別居親との面会交流も可能にします。ぜひ応援ください。
資金の使い道
目標金額 100万円
(内訳)
設備費:約30万円 -オンライン面会ツール、通信環境整備
研修費:約30万円 -研修、マニュアル、プロセス整備
広報費:約24万円
手数料:約16万円
実施スケジュール
5月ー7月 支援受付期間
・集まっている金額を見ながら、準備を進めます
7月下旬 支援募集終了
8月下旬 リターン発送開始
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
皆さま! ご支援ありがとうございます。子どもたちが愛される場の確保に向けて皆さまからいただくご支援の記念になる品をと、びじっと一同でリターンを考えました。 ※画像はイメージです。上乗せ支援も歓迎しております。
感謝のサンクスメール
ご支援ありがとうございます。びじっとから感謝のサンクスメールを送らせていただきます。
ご希望いただきました方はお名前をびじっとのホームページに掲載させていただきます。掲載のお名前は実名以外にペンネーム(〇〇のパパ等)もOKです。備考欄に掲載希望のお名前をお書きください。
また、ご希望の方にはクラウドファンディング終了後も引き続き、びじっとの活動状況を継続的にご報告させていただきます。継続報告(無料)のお申込み方法は、サンクスメール内に別途記載いたします。
アイボリーリボンバッジ
アイボリーリボンは面会交流普及推進のシンボルです。アイボリーは、あたたかなぬくもりの象徴。子どもたちが、父母のあたたかなぬくもりに包まれ、健やかに成長していくことへの願いをアイボリーの色に込めました。ピンズの裏側には「パパ、ママ、私たちを育ててね」というメッセージが刻印されています。 裏はバタフライクラッチのピンバッジです。
びじっとトートバッグ
元気なびじっとチャイルドのロゴを配したコットン100%キャンバストートバッグ。お買い物に便利なマチ付き大容量で、厚みのあるA4サイズが収容できます。あると嬉しいインナーポケット付き!12オンスのしっかりとした生地なので、耐久性に優れています。持ち手の根元に一か所、お好きなキーホルダーをつけられる、キーホルダーフックが付いています。本体/約W36×H37×D11 持ち手/約2.5×56
びじっと保冷レジカゴトートバッグ
大容量レジカゴサイズの保冷レジカゴトートバッグ。買い出しにはこれですね!軽くて持ちやすい不織布素材。お会計の時に本品をレジカゴへセットすることでレジ袋へ入れ替えの手間がなくスムーズにお買い物できます。袋の口は巾着タイプです。外ポケットは保冷剤入れにも便利です。本体/約W44×H29×D19 持ち手/約3.0×64
びじっとコインケース
びじっとロゴがかわいいコインケースです。カラーとモノクロの2種類からお選びいただけます。サイド及 び裏面はキャメルカラー。コインケースの裏にはカード入れが付いていて、ICカードや定期券を収納できます。カラーとモノクロを親子でペア使い、夫婦や友達でペア使いも楽しいですね!
材質:PUレザー、W80×H125×マチ18
びじっとフォトフレーム
パイン材を使用したウッドモチーフのフォトフレーム。3つのウィンドウで写真をコーディネートできます。一番大きい四角いウィンドウがL版写真に合うサイズです。親子の写真、友達の写真、懐かしい写真、大好きな写真をどうぞあなたのおそばにおいてください。
フレームを縦長に立てた場合の下部に「Visitation everyone is happy」というびじっとのロゴが彫り込まれています。横置き用にロゴ位置を変更したい方は備考欄でご相談ください。
外寸(mm) H265×W200
窓寸(mm) H86×W60×2、H89×W127(L版)
卓上・壁掛両用、1mmホワイトペーパーマット・2mmウッドモチーフペーパーマット付
面会交流支援体験またはオンライン相談
「面会交流支援体験」か「オンライン相談」、どちらか一つをお選びください。
「面会交流支援体験」ベテラン支援スタッフと共に、研修生と同じ立場で面会交流の支援を体験していただきます。体験後、ベテラン支援スタッフと懇談の時間があります。
「オンライン相談」経験豊富なびじっとの代表理事がオンラインで30分間、あなたのご相談に応じます。相談範囲は子育て、家族、人生など。Zoomを使用予定です。
どちらも実施日程は別途メールにて調整させていただきます。
丹精込めたコシヒカリ
びじっと代表理事は千葉県長生村の眞浄山大法寺副住職でもあります。千葉県のこのあたりは土が粘土質で、もっちりしたすごくおいしいお米がとれるんです。大法寺の檀家さんのご実家が、丹精こめたお米を提供してくれました!知る人ぞ知る千葉の米どころ、長南町荒井さんの美味しいコシヒカリをびじっと特製ラベルで感謝とともにお送りします。とれたての新米を精米してお届けいたしますので、送付は9月中旬を予定しています。白米、玄米、無洗米から選択可能です。
親子の花束
大変な時でも、花は美しく咲きます。どんな環境でも親と子が会えるように、びじっとにちなんで、「大きなフラワーアレンジメント」と「小さなブーケ」の親子花束を贈ります。花はその季節に一番美しい種類の花を選ばせていただきます。ひじっとの感謝の気持ちが皆様の暮らしの彩りになりますように。
古市理奈びじっと代表理事出張講演
支援者様のご希望に応じて、古市理奈が講演に伺います。講演時間は60分を予定していますが、調整可能です。ご要望の場所が東京・神奈川・千葉・埼玉以外の場合は別途交通費実費を申し受けたくお願いいたします。
実施日程は別途メールにて調整させていただきます。
フォトフレーム+花束 のように2つのコースへのお申し込みも大歓迎いたします。その場合はお手数ですが、2度のお手続きをよろしくお願いいたします。
最後に
面会交流を支援していると、どの子もみんなお父さん、お母さんが大好きなことをひしひしと感じます。時には甘え、時にはわがままを言っていてお父さんやお母さんを困らせてみたり。手をつないで歩き、キャッチボールに興じ、お別れの時しっかりとハグされたときの子どもたちの表情は、愛情に輝いています。
外出が制限されて、大好きなお父さん、お母さんに会えない子どもたちのために、せめてオンライン面会交流で親子の絆をつないでいたい。皆さま一人一人の支援が、親子の絆をつなぐ大切な一歩となります。どうぞご支援よろしくお願いいたします。
※写真はイメージです
びじっとについて
離れて暮らす親子の面会交流支援・援助・仲介を行う、民間の面会交流第三者機関。
子どもの健全育成のためには、どちらの親からも愛情を感じられることが重要であるという理念のもと、「会えない親子」をなくすべく、年間600件以上の面会交流支援を行っています。離婚や別居により心に負担を抱えた親子のケアを行うため、相談事業や交流会にも取り組んでいます。
2020年3月24日、かながわボランタリー活動推進基金21ボランタリー活動奨励賞受賞。同年4月1日、法務省による裁判外紛争解決手続(ADR)団体の認証を受けました。
本件に関する問い合わせ先
一般社団法人 びじっと・離婚と子ども問題支援センター
WEB https://www.npo-visit.net/
📩 visit.contact.japan@gmail.com
<親子が参加してバーベキュー!>
<定期的にスタッフ研修を行っています>
<昨年、活動開始から12周年を迎えました>
■代表理事:古市理奈
1971年生まれ。2007年8月1日に非営利団体びじっと・離婚と子ども問題支援センターを設立。2014年10月25日に一般社団法人化。眞浄山大法寺副住職。
最新の活動報告
もっと見る100%達成! ご支援ありがとうございます!
2020/07/18 14:37オンライン面会交流をご支援くださった皆様、プロジェクトページをご覧いただいている皆様。7月15日(木)、クラウドファンディングが目標金額を達成しました。たくさんの皆様のご支援、ご協力によりプロジェクトが成功しましたこと、心より感謝申し上げます。びじっとクラウドファンディング・チーム一同、感謝の気持ちでいっぱいです。また、たくさんの方から応援のメッセージもいただきました。==========・こういった団体がある事を初めて知りました。周りにシングルマザーやシングルファザーもいて、こういった相談を必要としているように感じます。・離婚家庭の子どもと親の面会交流には思いが及んでいませんでした。こんなふうに、自分が気づいていないところで困っている人って、たくさんたくさんいるんでしょうね。・コロナであえなくなっていたんですね。知らなかった。応援してます。・小さな子どもにいろいろなこと背負わせるのはつらいですね。・どんな環境下でも親子の絆が続くことを応援してます。・すばらしい活動ですね。応援できてうれしいです。・ほんの少しですが、支援させていただきますね。・よりよい親子交流が行われることを願って支援させていただきます。・IT業界で仕事をしてきました。インターネットは人を助ける技術だと思っています。こういったことに使うこと、大賛成です。・実際に会える方が嬉しいけど、いまの状況が邪魔をします。会いたいけど会えないなんて辛すぎます。でもオンラインなら思いが叶います。子供達のために。・細やかな配慮が必要な面会交流の場で、ITだからこその柔軟性を生かした使い方ができそうですね。==========みなさまの応援のお気持ちがありがたいと同時に、面会交流という問題を広く知っていただくきっかけになったことはとても良かったと思います。びじっとはご支援くださった皆様に、今後も継続的にびじっと活動報告をお送りしたいと考えております。プロジェクト終了後にお送りいたしますサンクスメール中に活動報告送付アドレス登録のURLを記載いたしますので、一人でも多くの方にご登録いただければうれしいです。「新型コロナが面会交流に及ぼす影響アンケート」からもわかりますように、同居親と別居親の間には様々な視点の違いがあります。また、深刻な葛藤を抱えている親も珍しくありません。びじっとはこれまで、父母間の紛争状態には介入することができませんでしたが、2020/04/01に法務省からうけた紛争解決サービス(かいけつサポート)ADR事業認証にもとづき、8月1日より新事業「ADRくりあ」を開始します。ADRとは、裁判外紛争解決手続きのことで、民事上の紛争を当事者と利害関係のない公正中立な第三者が、当事者双方の言い分をじっくり聴きながら、専門家としての知見を生かして柔軟な和解解決を図るものです。これにより、面会交流に関する問題解決支援の幅が広がることになります。この件につきましても、今後のびじっと活動報告でお知らせさせていただきます。皆さまの優しい気持ちをいかし、子ども達の笑顔に応えられるように、これからも精一杯頑張ってまいります!クラウドファンディングはまだ、7/19 深夜12時まで続きます。これから先いただいたご支援は、面会交流全体の事故防止・体制確保と、ボランティアスタッフの育成・業務負荷改善に役立ててまいります。今後ともよろしくお願いいたします。多くの方にFacebook、Twitter、メール等で取り上げていただき、ありがとうございます。今後も一人でも多くの方に本プロジェクトの情報を広める応援をしていただけると、とても助けになります。プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/274304Twitter:https://twitter.com/CBGWdVZme4zULc8ホームページ:https://www.npo-visit.net/ もっと見る
【速報】プロジェクトが目標額を達成しました!
2020/07/15 18:54皆さま!クラウドファンディングが、先ほど目標額を達成しました!!ご支援くださった皆様、陰ながら応援くださった皆様、本当にありがとうございます。びじっとクラウドファンディング・チーム一同、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さまの優しい気持ちに応えられるように、子ども達の笑顔に応えられるように、これからも精一杯頑張ってまいります!クラウドファンディングはまだ、7/19 深夜12時まで続きます。これから先いただいたご支援は、面会交流全体の事故防止・体制確保と、ボランティアスタッフの育成・業務負荷改善に役立ててまいります。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
離婚した両親への手紙
2020/07/12 09:44オンライン面会交流をご支援くださった皆様、プロジェクトページをご覧いただいている皆様。ご支援ありがとうございます。クラウドファンディングの終了は 7/19(日曜日)。1週間後の日曜日までです!現在100名!!!の方からご支援をいただき、目標まであと20%になりました。プロジェクト終了までに目標達成できるよう、私たちも頑張りたいと思います。皆さまもどうぞ、あと一押しの追加ご支援、お知り合いへのご紹介を、残り1週間の期間よろしくお願いいたします。→クラウドファンディングのチラシはこちら今回は、面会交流の現場状況をお伝えするために、一冊の絵本をご紹介いたします。『お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください 離婚した両親への手紙』リム・ヒュイミン作(野沢慎司訳)この絵本は、離婚する家族に向けてシンガポール政府が2017年に英語で制作したものです。日本離婚・再婚家族と子ども研究学会が日本語訳版を制作しました。絵本の内容はこちらのサイトでPDFで見ることができます。https://www.jarcds.org/file/MSF_Dear%20Mom%20and%20Dad_2019jan03.pdf英語の動画もあります。https://www.youtube.com/watch?v=RmLKdHLhsYkびじっとでは利用申込者の受理面談や初回オリエンテーションで、この絵本をお父さん、お母さんにお読みいただいています。みなさん「そうですよね」と胸に刻むようにおっしゃいます。短い絵本ですから、どうかみなさまもお読みいただければと思います。子どもは、お父さんとお母さんの離婚は、それはしょうがないことなんだな、と受け入れざるをえません。でもやっぱり、お父さんのこともお母さんのことも好き。それは、「こういう親だから好き」ということではなく、お父さんもお母さんもどちらも自分の一部で、自分の大切な人だから。子どもにとっては二人ともかけがえのない存在なんですね。お父さんとお母さんの間では離婚に至る過程で色々な思いやストレスや行き違いが生じますが、その解消を子どもに求めると子どもが大変になってしまいます。絵本はその様子を「心の中がぐるぐるうずまきになります」という言葉で表現しています。お父さんもお母さんも、それぞれ大変な思いを抱えています。葛藤が強くて第三者の支援なしには面会交流できない方もたくさんいらっしゃいます。でも、お父さんもお母さんも、子どもの幸せを第一に考えて子どもとの関係を構築していきます。びじっとはそんなお父さん、お母さんの気持ちに寄り添いながら、お二人の間に立って難しい行き違いの場面を調整し、面会交流中の不安を軽減し、子どもにとって楽しい面会交流、幸せな時間になるよう支援を続けています。1ヵ月に1回、2ヵ月に1回、と限られた時間しか会えない別居親と子どもにとって、新型コロナで会えない期間は長く、不安な日々だったと思います。離れた場所にいてもお父さんは、お母さんは自分を思ってくれていることを、オンライン面会交流は子どもたちに伝えることができました。親の暖かい笑顔を子どもたちに、子どもたちの笑い声を親に伝えられるオンライン面会交流は、自粛が続く日々の中で輝く希望の時間になったことと思います。今後、オンライン面会交流を望む親子が会える体制を整えるために、また面会交流全般の確実な実施のために、びじっとは皆様の支援を役立ててまいります。絵本は「気もちが明るくなった」と微笑む子どもの絵で終わっています。子どもたちの笑顔を支えるのは、お父さん、お母さん、そして子どもたちは名前も知らないたくさんの大人達の優しさなのだと思います。クラウドファンディングは7月19日(日曜日)まで。目標達成まで20%。あと一押しのご支援をよろしくお願いいたします。多くの方にFacebook、Twitter、メール等で取り上げていただき、ありがとうございます。今後も一人でも多くの方に本プロジェクトの情報を広める応援をしていただけると、とても助けになります。プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/274304Twitter:https://twitter.com/CBGWdVZme4zULc8ホームページ:https://www.npo-visit.net/ もっと見る
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