オンライン面会交流をご支援くださった皆様、プロジェクトページをご覧いただいている皆様。ご支援ありがとうございます。
クラウドファンディングの終了は 7/19(日曜日)。
1週間後の日曜日までです!
現在100名!!!の方からご支援をいただき、目標まであと20%になりました。プロジェクト終了までに目標達成できるよう、私たちも頑張りたいと思います。皆さまもどうぞ、あと一押しの追加ご支援、お知り合いへのご紹介を、残り1週間の期間よろしくお願いいたします。
→クラウドファンディングのチラシはこちら
今回は、面会交流の現場状況をお伝えするために、一冊の絵本をご紹介いたします。
『お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください 離婚した両親への手紙』リム・ヒュイミン作(野沢慎司訳)
この絵本は、離婚する家族に向けてシンガポール政府が2017年に英語で制作したものです。日本離婚・再婚家族と子ども研究学会が日本語訳版を制作しました。絵本の内容はこちらのサイトでPDFで見ることができます。
https://www.jarcds.org/file/MSF_Dear%20Mom%20and%20Dad_2019jan03.pdf
英語の動画もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=RmLKdHLhsYk
びじっとでは利用申込者の受理面談や初回オリエンテーションで、この絵本をお父さん、お母さんにお読みいただいています。みなさん「そうですよね」と胸に刻むようにおっしゃいます。短い絵本ですから、どうかみなさまもお読みいただければと思います。
子どもは、お父さんとお母さんの離婚は、それはしょうがないことなんだな、と受け入れざるをえません。でもやっぱり、お父さんのこともお母さんのことも好き。それは、「こういう親だから好き」ということではなく、お父さんもお母さんもどちらも自分の一部で、自分の大切な人だから。子どもにとっては二人ともかけがえのない存在なんですね。
お父さんとお母さんの間では離婚に至る過程で色々な思いやストレスや行き違いが生じますが、その解消を子どもに求めると子どもが大変になってしまいます。絵本はその様子を「心の中がぐるぐるうずまきになります」という言葉で表現しています。
お父さんもお母さんも、それぞれ大変な思いを抱えています。葛藤が強くて第三者の支援なしには面会交流できない方もたくさんいらっしゃいます。でも、お父さんもお母さんも、子どもの幸せを第一に考えて子どもとの関係を構築していきます。
びじっとはそんなお父さん、お母さんの気持ちに寄り添いながら、お二人の間に立って難しい行き違いの場面を調整し、面会交流中の不安を軽減し、子どもにとって楽しい面会交流、幸せな時間になるよう支援を続けています。
1ヵ月に1回、2ヵ月に1回、と限られた時間しか会えない別居親と子どもにとって、新型コロナで会えない期間は長く、不安な日々だったと思います。離れた場所にいてもお父さんは、お母さんは自分を思ってくれていることを、オンライン面会交流は子どもたちに伝えることができました。親の暖かい笑顔を子どもたちに、子どもたちの笑い声を親に伝えられるオンライン面会交流は、自粛が続く日々の中で輝く希望の時間になったことと思います。
今後、オンライン面会交流を望む親子が会える体制を整えるために、また面会交流全般の確実な実施のために、びじっとは皆様の支援を役立ててまいります。
絵本は「気もちが明るくなった」と微笑む子どもの絵で終わっています。子どもたちの笑顔を支えるのは、お父さん、お母さん、そして子どもたちは名前も知らないたくさんの大人達の優しさなのだと思います。
クラウドファンディングは7月19日(日曜日)まで。目標達成まで20%。あと一押しのご支援をよろしくお願いいたします。
多くの方にFacebook、Twitter、メール等で取り上げていただき、ありがとうございます。今後も一人でも多くの方に本プロジェクトの情報を広める応援をしていただけると、とても助けになります。
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/274304
Twitter:https://twitter.com/CBGWdVZme4zULc8
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