横浜の皆さんと一緒につくる、地産地消のレシピ本!


 

「濱の料理人」代表で、横浜市西区北幸の料理店「大ど根性ホルモン」のオーナーシェフ・椿直樹です。
私の長年の夢でもある、横浜の野菜を使った日々の食卓を提案する書籍『横浜の食卓(仮)』の出版プロジェクトをスタートします。

 

 

私の夢は「横浜を地産地消の一大都市にする」ことです。

これまでは、横浜の料理人や農家さん、流通の方々とのつながりを深めてきましたが、これからは消費者、生活者の方々へ横浜の食材の魅力を伝え、新鮮で安全で美味しい野菜を毎日の食卓に取り入れていただきたいと思っています。

そのために、横浜野菜を使った家庭料理のレシピと、私が尊敬する野菜や調味料の生産者の方々の横顔を紹介する書籍をつくり、一家に一冊、読んで楽しい、つくって美味しい「食と農の本」を出版します。

 

本書『横浜の食卓』は、横浜に住む皆さんの応援でつくりあげたいと思っています。今年の夏、泉区にオープンする2号店「ど根性キッチン」のオープニングレセプションへ特別ご招待のほか、農家さんとの出会いにつながるリターン品をご用意しています。

 

一家に一冊、横浜のすべての食卓が豊かになるレシピ本をつくりたい

 

まず、私が敬愛する農家さんを取材し、彼らの農業に対する思いを語っていただきます。本書に登場する農家は9名。20代から30代が多く、例えば一人で15種類ものトマトをつくっていたり、逆に1種類のトマトに惚れ込んでトマトのジェラートをつくったり、年間100品目もの野菜をつくっていたり……。「自分の子どもや孫の世代に”農業って素晴らしい職業だ”って伝えたい」と本気で思っている、とてもカッコいい青年たちです。

 

 

山本泰隆さん@山本温室園(横浜市保土ヶ谷区)

 

横浜には素晴らしい調味料や加工品の生産者もいます。

昔ながらの製法でつくる香り高い胡麻油、食べだしたらとまらないあられ、横浜産のビールや、横浜産の豚肉など。横浜にこだわっているからこそ生まれる味わいの深さ、その理由を、伝えたい。農家さんの直売情報や、横浜の旬カレンダーなど、季節ごとの野菜の情報と料理を連動させて、食べたい時にすぐにつくれる! そんな役立つレシピ本にしていきます。

 

レシピの数は60以上を予定。小松菜丼、キャベツカレー、じゃがチリ、トマトの浅漬け、ガパオライス、カラフルポテトチップス、柿と大根のキムチ、人参ヨーグルト、大根カツレツ、キクイモの南蛮揚げなど、あっと驚く素材の組み合わせで、10分でつくれるレシピばかり。

 

本書は112ページの予定で、フルカラー、おしゃれで手に取りやすいデザインで製作します。女性が手に取りやすい、キッチンに常備したくなる、横浜に特化したレシピ集です!

 

 

10分でつくれるお手軽レシピと、農家、加工品生産者の横顔を伝えます!

酸味と甘みが絶妙の希少品種「サンロードトマト」@まごころファーム(横浜市泉区)

 

本書は、つくるプロセスをクラウドファンディングで公開しながら、読者の皆さんにワクワク感を一緒に味わっていただきたいと思います。

泉区や保土ヶ谷区を始め、9名の農家さんの取材をスタートしていますが、ハウスでたわわに実るトマト、花を咲かせて実をつけようとしているキュウリ、土の中からゴロゴロと顔を見せたキクイモなど、横浜の旬を感じられるレポートを随時公開していきます。


本書の製作チームは、横浜のソーシャルムーブメントを盛り上げる、ユニークなメンバーです。

(左から)北原まどかさん、川名マッキーさん、成田弥土里さん

 

編集・ライティングとフードコーディネートは、横浜の青葉区で子育て世代の女性たちが中心となりエコメディアを運営している「森ノオト」。これまで多くの雑誌や書籍を手がけてきた北原まどか編集長を始め、料理の現場で活躍してきたメンバーが力を出します。本書は女性ターゲットなので、女性の感性でやわらかくおしゃれに編集してくれます。

 

カメラマンは、家族写真の撮影フォトヴィレッジという写真を通じたコミュニティを広げ、人の笑顔を引き出す天才、川名マッキーさん。すでにたくさんの写真があがってきていますが、マッキーさんのマジックにかかると、シャイな農家さんも心からの笑みを浮かべ、野菜もキラキラと美しく輝いています。

 

印刷は、ソーシャル・プリンティング・カンパニーとして日本に名をとどろかす大川印刷さんにお願いします。環境負荷の少ない印刷手法で、人にも、地球にも、そして横浜にもよい循環を生み出す書籍を、大川さんにお願いします。

 

わたしのサポートをしてくれるのは、横浜市認定の「はまふぅどコンシェルジュ」で、様々なマルシェで販売を担当し、皆さんから頼りにされる存在の成田弥土里さんです。

 

この本で、野菜の直売所に若いお母さんが子連れで訪れたり、直売する農家さんとの会話が弾んだりと、横浜の農業界隈に新しい風が吹くようになります。また、「大ど根性ホルモン」に限らず、地産地消にこだわるレストランのお客さんが増え、一般のレストランも横浜野菜を使うようになる、そんな機運も高まります。

 

 

ローカルファースト、「地域」が基準のライフスタイルを創る!

 

みなさんは、普段、どんな野菜を食べていますか? スーパーから買ってくる? それとも宅配でしょうか。私がこれから横浜でスタンダードにしたいのは「地産地消」です。大都市・横浜は、実は農業都市でもあります。

横浜市保土ヶ谷区 FRESCO 苅部 博之さんの畑

 

小松菜はかつて日本一、キャベツやトマトでも名を馳せていて、大都市特有なのは少量多品目生産の農家さんが多いこと。珍しい野菜、きれいな野菜、トマト一つをとっても20種類もつくっていたりします。

そんな素敵な農家さんが身近にたくさんいて、ちょっと歩けば直売所で朝採れの新鮮野菜が手に入る。実はとても恵まれた環境なんです。

 

例えば横浜の小松菜は、平成16年には3,760トンの生産量をあげ、全国の市区町村で1位になったほど。キャベツやカリフラワーも20の指に入るほどの生産量で、何より採れたての野菜はビタミン豊富で、健康にもいいんです。
そして、農家だけでなく、お肉、調味料、種苗に至るまで、食に関わる素晴らしい生産者が横浜にはたくさんいます。

 

私は濱の料理人として横浜の地産地消に特化した活動を続けて、18年になります。それでも、まだまだ横浜には畑があることを知らない人がいたり、やる気のある素晴らしい生産者の存在が意外と知られていないのを痛感しています。

 

本書を通じて、「横浜産」が毎日の食卓にのぼるライフスタイルを発信していきたい。横浜の飲食店には横浜の野菜を使ってほしい。そんな風に、地産地消が横浜のライフスタイルのスタンダードになる日を夢見ています。

 

 

撮影、快調です! 10月末には出版予定です。

 

3~6月:農家、調味料・加工品生産者の取材、撮影


6~8月:クラウドファンディング

 

6~7月:レシピの撮影

 

8~10月:文章執筆、編集、デザイン、校正

 

10月:印刷、納品


9~11月:クラウドファンディング商品リターン

※本の発送は完成次第お送りします。

 

 

集まった支援の用途とその内訳

 

・撮影費

・編集・ライティング費

・デザイン費

・印刷費

(不足分は自己資金、協賛金)

 

 

『横浜の食卓』(仮)から新しいライフスタイルを一緒につくりましょう!

 

私がスペイン料理のシェフをしていた32歳の時に、初めて横浜の野菜を調理して、その味と香りに鮮烈なインパクトを覚えて、それ以来、横浜の野菜の虜になりました。横浜野菜の素晴らしさを多くの人たちに広めていきたい、その一念で、横浜野菜推進委員会、濱の料理人、大ど根性ホルモン、ど根性キッチンとつながり、本書『横浜の食卓(仮)』を世に送り出していきます。

 

新鮮な野菜はそれだけですごい力を持っていて、旨味、甘味が強く、調理に手間をかけすぎる必要がありません。とてもカンタンなレシピで、驚くくらい美味しい料理ができます。私が日々「大ど根性ホルモン」でつくる数々の料理は、実は家庭でも再現できるシンプルなものばかり。ぜひ、皆さんの食卓にも取り入れていただきたいと思います。

 

本書の制作プロセスも一緒に楽しんでいただきながら、横浜の食をとことん楽しみ、味わいつくしましょう!ご支援よろしくお願いいたします!

  • 2016/12/13 10:43

    大変お待たせいたしました。12/11よりAmazonでの販売を開始しました。https://www.amazon.co.jp//dp/4990930703/   またFacebookでは、オフィシャルサイトのFBページを開設しております。https://www.facebook.com/y...

  • 2016/12/05 22:57

    大変長らくお待たせいたしました!「横浜の食卓 ~ど根性レシピ~」が完成いたしました。まずは本日、クラウドファンディングにご支援いただいた方へ発送いたしました。郵便事情にもよりますが、今週中には到着すると思います。尚、野菜セットは明日発送予定です。 12/8(木)からは「大ど根性ホルモン」と「...

  • 2016/11/18 23:41

    事務方の成田です。 書籍の完成が延びており、お待たせして申し訳ございません。 本日、色校が終了し、大川印刷さんでの印刷工程に入りました。来月の初めには、みなさまのお手元にお届けできるように、現在準備を進めております。もうしばらくお待ちください。今日は久しぶりに出版プロジェクトチームが、ma...