<貧困の連鎖をストップ!子供たちに学べる居場所を!>
居場所サポートクラブロベが運営する「ROBEつくば学習会」では
・経済的な理由で塾へ通えない子供たちへの「無料塾」
・どの学習範囲からでも開始できる「無学年教材」
・夜に働いているご家庭の子供達へ「夜間の居場所提供」
・子供たちやご家族への「生活相談」
・お腹をすかせた子供たちのための「子ども食堂」
・季節ごとの「イベント開催」
を行っています。
こどもの貧困により、つくば市には1200人強が就学援助を必要としています。
現在ロベではその7%位しかカバーできていません。
一人でも多くの子供たちが生き抜く力を得るために、ご支援を宜しくお願い致します!
<目次>
・代表の自己紹介、ROBEができるまで
・無料塾を立ち上げた結果どうなったか?
・これらの成果は地域の方々からのサポートがあったからこそ!
・頂いた資金の使い道
・最後に・・・
・番外編1:ご協力のお願い
・番外編2:リターン早見表
・番外編3:広告リターンについて
<代表の自己紹介、ROBEができるまで>
はじめまして、NPO法人「居場所サポートクラブロベ」代表理事の森美智子と申します。
学童保育を2011年から、学習支援無料塾を2016年からNPO法人で運営しています。
それまでは夫の転勤で全国を9箇所、転々としました。
転勤にあわせ、私自身は、営業事務始め、個人や法人の営業職や管理職など様々な業種を経験。
母の影響から女性の自立を目指し、フルタイム勤務に拘っていました。
全く違う多くの業種ですがそれらの経験が、NPO法人の運営に生かされているように思います。
■我が子の苦難から ~無学年教材との出会い・学習塾の立ち上げ~
8回の転校による、我が子の学習不振が大きな転機でした。
ある日、小学3年生になる次女が、掛け算九九が出来ないことに気づきました。
「どうして!?」と調べてみると、前の学校では終わっていなかった学習範囲が、新しい学校では、既に終わっていることが多々あったのです。
大人の都合(引っ越し)で娘の学力不振を誘発してしまったことに愕然とし、娘に申し訳ない気持ちで一杯になりました。
でも諦めないのが、私です(笑)
そこで自由に戻って学べる教材を探し、「無学年教材」に出会い、また転校先で早くお友達もできるようにと、近所の子供達も一緒に指導する事に。
学習塾に来る子供達はコツコツと力をつけ、 第一希望の学校に皆、進学できました。
■震災から居場所の重要性を痛感 ~時間を問わない子供たちの居場所作り~
東日本震災のあった日はちょうど下校時間でした。
私が住んでいたマンションは駅近ということもあり、都内にお勤めの方が多い為か、沢山の人が帰宅難民となりました。
その結果、多くの子どもたちが一人で家や学校で取り残される事態となりました。
私はそのとき、子供たちが安心できる居場所が必要だと痛感しました。
そして、放課後、一人ぼっちになってしまう子どもたちは日常にも存在します。
当時の公営の学童クラブは、3年生までしか預からないとか長時間勤務や土曜日勤務などの親を持つ子どもたちの受け入れはできなかったのです。
今でも対応できない児童クラブの方が多いです。
そこで、準備していた学童保育「アフタースクールロベ」を急ピッチで開設しました。
東日本大震災の数日後、2011年3月16日のことでした。
■学習が困難な環境の子供たちへ ~無学年教材の効果~
そんなある日、父子家庭のみさきちゃんが学童クラブにやって来ました。
彼女は両親の離婚後、1度母親に引き取られましたが、母親の虐待により児童養護施設に預けられ、その後、父親に引き取られたという事情のある子でした。
それもあってか、当初小学校のテストでは20~30点しか取れません。
勉強ができる環境でなかったことは容易に想像できます。
「学童クラブロべ」では、学校の宿題の他に、無学年教材を使った学習指導を行っているため、みさきちゃんのように学習範囲が埋まっていない場合でも戻って学ぶことができます。
彼女は5年生で入所しましたが、2年生まで戻り学び始めました。
その結果、学校のテストで70~80点まで取れるようになったのです。
そんな娘を見て涙ながらに「ロベに通わせてよかった、ずっと通わせたい」とお父さんが喜んでくださったのを鮮明に覚えています。
■もっと見てあげられたのかも ~無料塾を立ち上げるキッカケ~
しかし、お父さんがご病気となり、仕事を長期間休まなくてはいけなくなりました。
次第に家賃や保育料も滞納するようになり、いつの間にかみさきちゃんは転校することになりました。
そんなみさきちゃんの家庭を見て、もし無料であれば、もっとみさきちゃんの成長を見てあげられたかもしれない。
他にも勉強に遅れを取っていて学校で居場所がない子はたくさんいるはずです。
無料で勉強の面倒を見てあげられたら、子供たちの未来は違うものになるかもしれません。
その想いが、「無料塾Robeつくば学習会谷田部教室」を立ち上げるきっかけとなったのです。
<無料塾を立ち上げた結果どうなったか?>
通常の塾に行きたくてもいけない子の無料塾「Robeつくば学習会(以下つく学)」を2016年7月に設立しました。
5人の生徒から始まったつく学も、既に1教室目は定員をオーバーし、通っている子供たちの学力アップも目に見える結果になってきました。
学習指導をしてきた成果のほんの一部が下記の通りです。
・合計点が、100点アップした中学受験生。
・無学年教材を使うことで学年の学習範囲を超えて、どんどん先に進められる小学2年生。
・2~3年不登校だった中学3年男児、中学2年女児、小学3年女児が学校に行くように。
・高校に行く意義を見出せなかった子が、高校を目指し、通信高校に進学。
・お友達ができにくかった子が、つく学で出会った子達とプライベートでも遊ぶように。
・数学でいつも一桁台の点数だった子が、40点台を叩き出した。
・2年連続で、中3生が希望する第一志望校に、全員合格。
・不登校だった女子生徒が学校に行けるようになり、更に教室に入れるようになった。
などなど、細かなことを見ていくと更に沢山の成長があります!
学習だけではありません。
「思いやり」「優しさ」を兼ねそろえた子供達。
お友達やコーチを気遣う面もしばしば見られます。
今はこうやって支援してもらっているけれど「大人になったら今度は自分が支援する立場になりたい」と言ってくれ大学に進学した生徒もいます
子供達や保護者の喜ぶ顔が、私たちの喜びでありモチベーションです。
■現在のRobeつくば学習会 各教室の登録数(2018年11月1日現在)
谷田部教室 38名(委託内中学生17名、小学生12名、委託外中・高生5名、小学生4名)
竹園教室 20名(中・高生13名、小学生7名)
万博教室 28名(中・高生24名、小学生4名)
総合計 86名
<これらの成果は地域の方々のサポートがあったから!>
最初は支援する側にいたつもりの私たちロベでした。
ですが実際にやってみると、つくばにはとても素晴らしい協力者の皆さんが多くいてくださり、私たちロベスタッフを支えてくださっています。
その自慢のサポーターの皆様をご紹介したいと思います!
◆どんな方々が学習指導をしているのか?◆
学習指導は、常駐のロベスタッフの他に、ボランティアの方々が担当してくださっています。
職業は、皆さん様々。
現研究所勤務の男女の方、元研究所勤務のシニアの方、金融機関にお勤めのOLさん、元教員のシニアの方、筑波大生の男女、筑波大院生、警察官、一般企業にお勤めのOLさんなどなど。10代から70代まで様々な年代の方々が子供たちを見守り応援してくださっています。
大学生は、学業にサークルにアルバイトに、中には留学にと忙しい中、来てくださっています。
社会人の皆さんは、お仕事が終わって駆けつけてくださったり、三交代の夜勤の前後に駆けつけてくださったりと非常にハイスペックな方々が携わってくださっています。
谷田部教室と万博教室は、まだコーチが不足気味ですが、竹園教室はほぼマンツーマンで指導できています。
やりがい、生き甲斐、必要性を感じ、熱心に参加してくださる方々のおかげです。
◆子ども食堂Timeに食事を用意してくださる方々◆
ロベでは、ただ学習指導を行う普通の塾とは違い、休憩時間には「子ども食堂time」として食事を提供しています。
子育てしながら一人で頑張っているダブルワーク、中にはトリプルワークを行っているような働く保護者を応援するべく、地域の皆様のご協力のもと活動しています。
現在は、7団体の皆様が「子ども食堂Time」を支えてくださっています。
日頃は影で支えてくださっている子ども食堂チームの皆様をご紹介したいと思います!
●ライオンズクラブつくば中央むすび支部様
設立当初、多忙な女性経営者の若柳様と佐藤孝子様のお二人が月に8回の授業時間におむすびを毎回届けてくださっていました。
このお二人から今のロベの子ども食堂チームが誕生しました。
現在は細谷様、海老沼様、比氣様、蛯名様も参加していただき、竹園教室もフォローして頂いて本当に感謝です!
●おむすび隊様
ライオンズクラブに所属はしていないけれど、先のお二人のご紹介から女性経営者の高野様、新入の羽生様。
長塚市議の奥様、山本市議、そして夜勤もある看護師の中澤様、奥澤様。
後に調理室で子ども食堂として食事を調理してくださっているボランティア団体「暮らしの会」を運営してある佐藤則恵様。
この方々が毎回、生徒とボランティアさん合わせて50個のおむすびを数量を分け合い、届けてくださっているのです。
●タベロベチーム様
ロベが独自に募集して集まってくださっているのが「タベロベ」チームです。
「学校がボランティアを推奨しているから」と、並木中等のなつきさんとひびきさん。そしてお二人と一緒に、粕谷様、森岡様がお手伝いくださっています!
●Big smile project様
おむすび隊の高野様のご紹介で、農家とお店を繋ぐ会社経営者の吉田様と、都内で活躍する女性経営者である本橋様が、竹園教室で月に一度ご飯を作りに来てくださっています。
今では本橋様の妹さんや、お野菜をご提供いただいている農家さんも参加していただいています。
●のりえチーム様
「暮らしの会」を運営している佐藤則恵さん率いる皆様が、食材を皆様で寄付で集めていただき、月に2回調理室で作って食べさせてくださっています!子供達に大人気です。
●Gチェリー様
市議の山本美和さん率いるチームの皆様も月に2回調理室で作ってくださっています!
●NPOマナーズ様
自団体で月に2回、子ども食堂を開催されてあるNPO団体様ですが。
月に一度、調理室に作りに来てくださって一緒に食べてくださっています!
◆地域の皆様からも寄付物品や寄付金を預からせていただいています◆
●リサイクル自転車を修理し、新品の鍵までプレゼントしてくださった「輪廻転笑」様
●お煎餅のいおり庵様からはお煎餅を時折ご寄付いただいております。
●一般社団法人青少年自助自立支援機構の高橋様から新品の自転車を贈呈いただき、生活保護の生徒に渡りました。また車の運転免許が取れる団体さまでもあります。
●NPO法人フードバンク茨城様からは毎月お米や食材をご提供頂いております。
●谷田部農協様からは、16俵のお米をご寄付いただきました。
●コストコホールセールつくば倉庫店様からは、おにぎりに使う海苔やツナ缶、キッチンペーパーを頂きました。
●ロベ施設のお隣のファイブヘルツ様より抗菌剤やウエットティシュを頂きました。
●同じテナントの並びのセレントライフ様よりメモ帳などを頂きました。
他にも、社名は伏せてくださいということではありますが(他の団体から依頼が来ても対応できないため)ラップや、シャープペンシル、調味料などを頂いた企業様もあります。
本当に色々とありがとうございます。
今後とも皆様のご支援が多大なる応援の力となり、私たちの頑張れる理由ともなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
<頂いた資金の使い道>
■無料学習塾の運営費
ボランティアさんと生徒を支える有給スタッフの人件費始め、教材費、送迎車の維持費などに充当させていただきます。
また、谷田部教室では、行政の補助も頂いていますが、竹園、万博教室は自主運営です。
そちらの担当をしてくださっているボランティアの方々の保険代や交通費をクラウドファンディングでまかなえたら!と思っています。
■子ども食堂の食材費
食材は、フードバンク茨城様からお米やおにぎりの具材、おやつなどをご提供頂いておりますが、毎回数量が足りているわけはありません。
不足分はボランティアの皆さんが自費で購入して食べさせてくださっています。本当に、頭がさがる思いです。
今回のクラウドファンディングでいただいた資金から、食材費としてあてたいと思っています。
■進学する子供たちの必要経費
クラウドファンディングで、もし予定金額よりも上回ることがありましたら、子供たちに備品を提供したいと思います。
中学、高校へ進学する時に制服代やカバン代など、公立でも20〜40万円位かかり、今年ロベには小学6年生が10名、中学3年生が7名います。
この子達に少しでも制服や部活などを贈りたいと思っています。
<最後に・・・>
本当は、ロベのような団体が必要でなくなる日本が、理想です。
経済格差が無くなり、放課後の居場所がない子達がいなくなるのが理想の姿です。
昔のように、大家族で暮らせる日本だったら、ロベのような法人は不要なのかもしれません。
でも、核家族化が当たり前となってきたこの日本では、当分解決できなさそうです。
解決できるその日まで・・・
子供たちの支援を循環させる仕組みを作りたい!
子供たちの中には、学校を卒業して「ロベ」に就職したいという子もいます。
子供たちが成長し今度は自分たちが支援する立場に成る、そうした循環がこの学習塾を通じ生まれていく。
そんなロベは、地域の多くの方々に支えて頂いています。
「助け合って生きている。生かされている」そんな未来を語れる場所にしたいと思っています。
今回のプロジェクトから無料塾というコミュニティを地域に定着させ、自宅と学校以外の第3の居場所をつくることで子供たちのそして地域の方々の想いの可能性を広げていくことができればこんなに嬉しいことはありません。
一人でも多くの方にこのページをご紹介いただき、こんな団体がつくばにもあるよ、とお伝えいただけましたら幸いです。
<番外編1:ご協力のお願い>
もし下記をご提供いただける方がおられましたら、是非ご連絡ください。
① パソコン
生徒が使えるパソコンを募集しています。
現在でも有志のシステムエンジニアである田村様から月に一度、土曜日の午後に、ボランティアで子供達にパソコン操作を教えていただいています。
希望する生徒につき、パソコンの台数が不足しているため、生徒たちの足が遠のいてきました。
中古でも大変ありがたいです。パソコンの台数が揃いましたら、パソコンの操作を覚えながら戻り学習ができるシステムを導入したいと思っています。
紙ベースの無学年教材を購入することなく、無料塾の子供達には生徒一人あたり月額料金(1500円位)で利用できる企業様とは連携が出来ています。
あとは、パソコンが揃い、利用料金の資金が確保できれば実施するのみになっています。
② 会場提供
企業様のCSRの一環で、空いている会議室などをお貸しください。その企業様の社員さまにも学習指導していただくということも歓迎です。
まだまだつくば市には1200人強の要支援対象児童がいますが、現在ロベではその7%位しかカバーできていません。
ロベを立ち上げた当初は、10%はカバーしたいという目標でした。そのためにもご協力のほど、よろしくお願いします。
<番外編2:リターン早見表>
<番外編3:広告リターンについて>
■概要説明■
このコースは、毎日の送迎を行っている送迎車や、駅前の立地を活かし、ご支援いただいた皆様の団体を地域の方々に知っていただこうという試みです。
1,送迎車にロゴを掲載
2,エントランスにロゴを掲載
3,ホームページにロゴを掲載
4,活動報告書にロゴを掲載
以上の4つの方法をセットでご利用いただけます。
加えて、「手紙」「活動報告書」「活動報告会」「交流会」も付随します。
※お手紙・活動報告書の詳細は3,000円コースを御覧ください。
※報告会にご参加いただいた場合、手紙と報告書の現物をお渡しいたします。
※活動報告の詳細は10,000円コースをご覧ください。
※交流会の詳細は30,000円コースをご覧ください。
■各コースの違い■
広告リターンは3コースをご用意しており、
各コースでは「掲載期間」と「広告を掲載する送迎車の台数」が異なります。
・30万円コース 期間:3年間 送迎車の広告:1台
・45万円コース 期間:5年間 送迎車の広告:1台
・100万円コース 期間:5年間 送迎車の広告:3台(3台に各1つ)
■各広告について■
1,送迎車にロゴを掲載
ロベでは毎日、塾や学童クラブに通う子供達、ボランティアの方々を車で送迎しております。
その送迎車にステッカーを貼ることで、地域の方々に広報活動を行います。
茨城は車社会ですので、多くの方の目にふれることになりますし、学童や塾の送迎の際にご家族もご覧になります。
送迎は、つくば駅周辺、春日地区、研究学園地区、竹園地区、ニノ宮地区、九重地区、谷田部・みどりの地区、万博駅地域を走ります。
来年度には送迎地域が拡大する予定です。
ロゴのサイズは「縦20cm*横50cm」です。
2,エントランスにロゴを掲載
つくばエクスプレス・万博記念公園のロータリー目の前の好立地にある弊施設のエントランスにロゴを掲載させていただきます。
バス停からも見渡すことができる位置です。
ロゴのサイズは「縦30cm*横20cm」です。
3,ホームページにロゴを掲載
弊団体のホームページ2つにロゴを掲載いたします。
位置は最下部、フッターの上になります。
https://afterschoolrobe.wixsite.com/asrobe
ロゴのサイズは「縦60px×横234px」です。
4,活動報告書にロゴを掲載
このプロジェクトを通して配布されます活動報告書にロゴを掲載します。
報告書を送られる方々は同じくロベをご支援いただいた方々です。
きっと共感を持ってロゴをご覧くださることと思います。
ロゴのサイズは、報告書の形式が決定しだい追ってお知らせいたします。
◆その他注意事項
※早くご支援をいただいた方から優先順に掲載いたします。
※企業理念に沿わない活動をされている企業・団体様に関しましては社内で検討後、お断りする場合もありますのでご了承下さい。