伏見の喧騒の中にある、昭和初期から続く氷屋さん

初めまして。伏見で氷屋を営んでおります澤田商店と申します。御園座やヒルトンから南に入ったところ（愛知県名古屋市中区栄１丁目13−31）にあるお店で、昭和初期から90年近くこの伏見界隈で氷卸業を生業としております。

最近は雑誌やテレビなどで取り上げていただくことも多くなった澤田商店のかき氷。これは15年ほど前からはじめました。元々は氷を買いに来るお客様など知る人のみにお出ししていましたが、美味しいと太鼓判を押され、それならばもっとたくさんの方に氷の魅力を知っていただこうと、かき氷屋さんとしてもスタートしたのです。

そしてこの度、お店の雰囲気を残しつつ、店舗をリノベーションをすることとなりました。これからは「ただの氷屋さん」ではなく、「みんなが集まる溜まり場」となることを目指して参ります。

長くやり続けたからこそ生まれるコミュニケーション

この澤田商店も３代続く稼業となりました。長く続けてきたからこその「私たちがここに居続けることの意味」を事あるごとに感じています。

初めて来た時はお母さんに連れられて来た男の子や女の子が大人になってまた訪れてくれたり、一時的に名古屋にいた方がハワイに帰り、数年後にわざわざ再度訪れてくれたこともあります。また、氷の卸業時代しか知らない街の先輩方が「がんばれよ！」と応援してくれることも少なくありません。

都会のど真ん中で、たまたまこのお店を見つけて、ふらっとお店に入り、そしてかき氷を食べる。そこがまるで子どもの頃の記憶の片隅にある田舎のよう。来る人の多くが「まるでおじいちゃん・おばあちゃんの家に来たみたいだ」と一休みしていってくれます。

この風景を守りながらこれからもずっと氷の美味しさを伝えていきたい。そのためには「氷屋さんを超えた氷屋さん」つまり、みんなの溜まり場・憩いの場であることが大切だと思ったのです。

氷だけでなくレンタルキッチンも。さらに2階にはレンタルスペース！

昭和25年ごろに建てられた今の店舗は、ご要望に合わせて少しずつ手直しをしてきました。しかしそれもだんだんと限界がきていて不便も多く、ツギハギの状態となってきています。リノベーションのことを周りの方々に相談した時に「そのままの建物であってほしい」と言われることも少なくありませんでした。しかしお客様のことを考えた時に、このまま使い勝手も悪く、また耐震の問題をそのままにしていてはいけないとの思いから、この決断に至りました。予定では年内まで営業し、年明けから着工。2019年のゴールデンウィークあたりに再開を目指しています。

※デザイン等は変更となる場合がございます。

■ファサード

雰囲気をそのままに、暑さや雨をしのげるような軒下を作ります。

■店内・2階

小上がり席を増設。入り口付近はカウンター席で、氷を裁断する様子も見ることができます。

リターンは楽しくて美味しいものばかり。一生食べ放題プランも！

澤田商店は「溜まり場」を目指して新しくスタートしますが、まずは原点である氷の魅力を知って欲しい！食べて欲しい！という思いから、氷の魅力が存分に味わえるリターンを中心にバラエティに飛んだものをご用意致しました。お好みに合わせてご支援いただければ幸いです。

※今回集まったご支援は、リノベーションの費用として使わせていただきます。

 【Tシャツはこちら！】

※カラーを白か水色から、サイズをS / M / L / XLからお選びいただけます。

※デザインは変更となる場合がございます。

【プレミアムTシャツは！？】

こちらはまだ未発表！デザインが決まり次第、随時発表させて頂きます！

さいごに

繰り返しとなりますが、やはり「都会のど真ん中」に古いお店が変わらない雰囲気で立ち続けていること、そして様々な人間関係・人間模様があり続けることで繋がっていくこと。そこに私たち澤田商店の使命とやりがいを感じています。ごく普通の氷屋さん・かき氷屋さんから、街にありつづけるホッとっできる溜まり場へ。みなさんのご支援を頂き、それを実現できればと思います。ぜひとも澤田商店のプロジェクトへの応援、よろしくお願い致します！