日本文化の書道を「墨の香り」と通じて体感してもらいたい


 

はじめまして、「墨で感じる年賀状コンテスト実行委員会」と申します。
大阪は、奈良と和歌山という書道用品の生産地に近いにも関わらず、書道が盛り上がっていません。
書道は日本を代表する文化の一つです。今回はこの書道を盛り上げる為に有志が集まり、大会を企画しました。
大会は、余った年賀状でも参加でき、また、自分自身に送るという点で非常に気軽なものとなっています。
人に贈るだけでなく、自分自身に送る年賀状で日本文化を感じてもらえればと思います。

子供たちが中心に墨の香りを感じながら、日本の書の文化を親しむ。

近年、IT技術の進歩、習い事の多様化により、日本人は筆を握らなくなりました。筆を握っても、筆ペンや墨汁を使う程度で、姿勢を正し、墨を擦り、筆をとるということは、ほとんどありません。日本文化を再度思い出してもらう為に、今回、年賀状のコンテストを企画しました。そして小中学生を中心に、筆の文化として墨の香りを感じる書道大会を開催し、参加者同士が刺激しあう場を作り、日本の文化を継承する土壌を作ります。
その土壌として最適だと感じたのは、古代より歴史のある大阪府岬町。泉州南部では珍しい前方後円墳がある町です。
その歴史の中に見つかったのは三筆の一人「橘逸勢」の存在でした。

三筆「橘逸勢(たちばなのはやなり)」ゆかりの地として書道で町おこしを行いたい!

岬町内には平安三筆の一人「橘逸勢」とその娘「あやめ」の墓所があります。岬町孝子は元々天領地(天皇家直轄地)であり、高野山建造の為の物資は岬町深日(ふけ)港に届き、その後、孝子(きょうし)の里に一旦置いた後、高野山に運ばれました。その指揮を行ったのが、橘逸勢。その後、無実の罪で島流しにあう道中亡くなった橘逸勢を、娘のあやめが縁のある孝子に墓石を建て、毎日、遠い道のりを往復し供養をしていた姿から、この地は孝子と名づけられました。※
今回、三筆の一人である橘逸勢の縁の里である、岬町孝子の街の歴史館(旧孝子小学校)にて、展示を予定しています。
三筆は「空海」「嵯峨天皇」「橘逸勢」の3人。空海と嵯峨天皇は縁のある書道大会がありますが、橘逸勢の大会はほとんどなく、全国の書道関係者へのアプローチになります。
※孝子の地名、橘逸勢の墓所には所説ございます。

岬町に新名所と新しい名物を!

岬町は名物や観光産業についてアピールが乏しい町です。
今回、橘逸勢の墓所にちなみ、書道を岬町の新しい名物としてアピールすることで、様々な展開を期待できます。
岬町は来年度(平成28年度)に国道26号線パイパスが開通するのと同時に、道の駅がオープン予定。
今回の企画を成功させ、その流れで町おこしのきっかけになるチャンスだと考えています。
書道を新しい名物にするためにも、どうぞ、ご協力ください!

2月に展覧会を実施!

12月15日~1月31日作品応募

2月15日~21日作品展示 岬町 町の歴史館にて

集まった支援の用途とその内訳

50,000円 展示会会場使用料

30,000円 展示用備品代

書道文化を盛り上げる為にご協力をお願いいたします

▲左より
盛喜一輝 大阪教材社店主
中村紫苑 書家、紫苑書道教室主催
栗瀬 誠 ツタエルコミュニケーションズ代表、デザイナー/プレゼン講師

書道の文化は、かつて、日本では当たり前の文化でした。
背筋を伸ばし、美しい筆の持ち方と使い方で字を書く。平安の時代から続くこの文化は、江戸時代では、寺子屋にて町人にも広がりましたが、今では、書道教室も減り、大阪では書道大会も少なく、その文化の衰退を感じています。私たちは、その文化をもう一度振り返って、日本人が大切にしてきた心を思い出してもらいたい。そう思っています。その活動を大阪最南端&最西端の町、岬町から発信して、大阪全体に広げていきたいと考えております。どうぞ、ご支援をお願いいたします。

 

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