~「絵本・ジュエルっ子物語」の『対話型原画展』~

ご依頼の受付を開始いたしました。

内容詳細はこちらから

(濱田アキOfficial Webの『ジュエルっ子プロジェクト』ページへ飛びます)

 

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Next Goal 600,000円も達成しました!

たくさんのご支援をありがとうございました。

 

600,000円を超えていただきました支援金は

絵本印刷冊数を増やす(プロジェクトに関わってくださった地域への献本分)

の資金に使わせていただきます。

 

 

 

 

濱田アキです(右)。犬飼美也妃です。

今回の支援金の主な内容は、『対話型原画展』の旅に使う『原画を保護するための額縁』です。

現在の原画の額縁は仮の額縁です(UV加工カバーも絵を引き立たせるマットもなし)。

 

▲心をふれ合わせる対話をしながら全国を回る夢をこめた原画が・・・

↓↓↓

▼劣化の危機・・・!(涙)

  

 

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『絵本・ジュエルっ子物語』を使用した

心の支援の新しい形。

 

現代社会の多様性の波間に揺らぐ『ひとりぼっち』さんと

絵本と原画を介して『対話』をします。

 

私たちはこの支援の形を

誰でもどこでも使えるようにするため、

各地をデモンストレーションに回る目標を持ちました。

 

様々な多様性に接して来た作者2人が、

絵本の原画を持って各地へ飛びます。

 

そのためにも、

旅に出る原画を劣化から保護する必要があります。

ぜひご支援をお願いいたします。

 

また、

『絵本・ジュエルっ子物語』は

まだ出版されていません。

 必要な方に隅々までお届けできるよう

「商業出版」を目指しています。

 

絵本出版を強く望むお声が高まることが

夢に到達する道になります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆コンテンツ(目次)◆◆◆◆◆◆◆

(1)ご支援いただきたい金額500,000円の内訳

(2)『絵本・ジュエルっ子物語』とは

(3)『対話型原画展』とは

(4)『ジュエルっ子プロジェクト』の進み方

(5)今回のチャレンジで活動の加速化を

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

(1)ご支援いただきたい金額500,000円の内訳

【内訳】

・原画をデータ化する費用:16,000円

・原画の額縁資金:250,000円

・絵本印刷費用:100,000円

     (ア)国会図書館登録用

     (イ)草津市図書館に寄贈用

     (ウ)『対話型原画展』を開催した会場への足跡

     (エ)濱田・犬飼分の今後の営業用 等

・諸経費:134,000円

 ☆支援金が50万円を超えましたら、絵本印刷に関わる資金に充てさせていただきます。

(2)『絵本・ジュエルっ子物語』とは

 【答え探しの旅を続ける主人公が、性別違和を持つジュエルっ子と出会う物語】

 

「ボク、女の子。

 でも、

 どうして、

 男の子じゃないんだろう」

「え?

 どういうこと?」

「自分でもわからないよ。

 それって、わからないといけないの?」

 (『絵本・ジュエルっ子物語』より)

 【あらすじ】

物事の答え探しをすることがクセになっている「アキ」と、性別の疑問を持つ「ジュエルっ子」。2人が出会うことによって、思わぬところから答えがやって来ます。そして、2人にさらにご褒美が・・・。

 

【想定される読者】

・LGBT等の性的少数者

・思春期頃の自分についての悩み多き年頃の方

・引きこもり・不登校等の悩みを持つ方

・お子さまを持つ親御さま

・悩みを持つ方の援助者

  など、様々な『生き辛さ』に関わる方

 

【絵本が生まれた経緯:性別のゆらぎに助けられた体験を元に】 

この物語は、濱田がパートナーと出会った時の体験を元に作られました。

パートナーは性別違和を抱えてはいましたが、だからと言って結論を急がず自然に身を任せて生きていました。何より人生を楽しんでいました。

白黒をつけずにいられない性格が生き辛さにつながっていた濱田は、生き方のヒントを得たように感じ、その時の心境を物語形式で綴ったのです。

その物語に友人の犬飼が共感して挿絵をつけ、この作品が生まれました。 

(3)『対話型原画展』とは

【マイノリティ支援の新しい形として「生き辛さ」へ取り組む】

 LGBT等の性的少数者をテーマにした絵本とも思える『ジュエルっ子物語』ですが、LGBT当事者ではない犬飼の共感を受け「生き辛さを持つ全ての人に共通する物語ではないだろうか」と気づきました。

 

この絵本に出版の目途はありませんでしたが、出版することをただ待っているよりも、まずは沢山の方に物語にふれてもらうことが大切だと感じました。

 

そこで、「絵本の存在しない絵本原画展」を、滋賀県草津市の福祉施設で開催してみたのです。

 

すると実際に、LGBT等の性的マイノリティ当事者や不登校や引きこもり等の当事者・ご家族等、様々な方から広く共感を得たのです。

 「あぁ、自分にもこういう気持ちがあるなぁ」

「ひょっとしたら、うちの子はこういうことを考えているのかも」

「自分のことをダメだと思っていたけれど、このままの自分でいいのかも」

 

また、絵本についての感想等をお互いに話すだけで、ご自身のマイノリティを明かさなくても『対話』が生まれるのです。

 

誰もが多かれ少なかれ、生き辛さ(『ひとりぼっち』と名付けました)を持っている。

この部分は、メンタル不調の予備軍として、社会に溢れていると感じています。

 しかし、あえて「心のケア」や「マイノリティ支援」と銘打たずに、展覧会という場を提供するだけ。来場する方々に何も強要することはありません。そっと一緒の場にいるだけです。

私たちは、この方法の手ごたえを実感しました。

 

このようにして、草津市から『対話型原画展』のプロジェクトは誕生しました。

 「ひとりぼっち救済『ジュエルっ子プロジェクト』」の始動です。

  

【『対話型原画展』の特徴】

<1>対象者を限定しない

 物語の切り口は性別違和であったとしても、誰の心にも何かしらの共感を与える内容です。来たいと思ってくださった方が対象者です。

 <2>カミングアウトをしてもしなくてもいい

 普段マイノリティ性を伏せて生活されている方も安心。

 カミングアウトをしないからと言って満足できないということはありません。

<3>好きな「対話」を選べる

・ただ黙って絵を見て回るだけ

・作者と絵について話す

・自分について話す

・パフォーマンスアートに参加する(この後詳述します)

・懇親会に参加する

  など

 コミュニケーションが苦手であったり、制限がある方でも、気軽に参加できます。

☆対話のバリエーション『パフォーマンスアート』について

この原画展の最もユニークな点は、犬飼の『パフォーマンスアート』を組み入れていることです。

「パフォーマンスアート」とは、アーティスト自身の身体が作品になるもので、その「場」に居合わせる者(物)も作品に大きな影響を与えます。

 私たちは、この「パフォーマンスアート」を『対話』のバリエーションと考えています。

 

▼パフォーマンスアートの様子を写真でご覧ください

▲言葉はありませんが、来場者と『対話』が生まれていますよね♡

 

▲犬飼のパフォーマンスアートは『対話の象徴』です。

(犬飼の『対話』や『表現』への想いはこのレポートをぜひ!

 

それぞれの「ひとりぼっち」を持った者同士が、ふんわりと集まり、言葉を超えてつながり、そしてまた日常に戻って行く。

来た時よりも少し軽くなった心を感じながら。

 

『対話』にバリエーションを持たせるねらいは、思考だけでなく、同時に身体や心へも、体感を伴った理解を与えることです。

 

『対話』とは、人と人のへだたりを超えて心をふれあうこと。

 

この一連のプロセスが『生き辛さ』の救済に役立てば、『絵本・ジュエルっ子物語』の作者としてこんなに嬉しいことはありません。

 (4)『ジュエルっ子プロジェクト』の進み方

<1>各地で『対話型原画展』のデモンストレーションをする

<2>デモンストレーション済の地には『絵本・ジュエルっ子物語』を1冊ずつ置いて来る

<3>私たちがいなくても、その地区の方が絵本を使った対話の場を作る

<4>『対話』=『心のふれあい』を大切にした社会に

 

(5)今回のチャレンジで活動の加速化を

【(1)原画のデータ化:劣化する前に出版の準備を】

 犬飼による挿絵は、実は2014年から描き続けて来たものです。

 湿度変化・気温変化等にさらされ、退色等の劣化の不安が出て来ました。

 なるべく早く原画をデータ化し、出版に備えた上で活動をしたいのです。

この美しい色合いが失われて行く・・・!

 

【(2)額縁:展示中の原画を劣化から守る・観賞用に体裁を整える】

『対話型原画展』は、お呼びがかかれば、どのような会場でも開催したいと思っています。

しかし、ギャラリーや美術館等のような整った展示環境でない会場では、紫外線等にさらされ、原画はやはり劣化して行きます。

また、お客様に喜んでいただけるよう、観賞用の体裁を美しく整えたいのです。

(額縁は最低限、<額縁+マット+UV加工カバー>で1セットとなります)

(現在は簡易額縁+UV加工なしカバーのみ)

 

【(3)印刷絵本:必要部数を】

今存在する絵本は、草津市の『対話型原画展』で、急遽、犬飼が手作りした4冊のみです。

やはり、来場者には美しく印刷された絵本を手に取っていただきたい。

しかし、自費出版は100万円単位の資金が必要で、売れるかどうか不明な状態でいきなりそこまで高額のご支援をお願いすることはできません。

今回まずは、少部数印刷費用のご支援をいただきたいと思っております。

◆もしチャレンジを達成したら◆

『対話型原画展』が生まれた草津市で『感謝の集い』を開催し、ご支援くださった方々をご招待したいと思います。(2016年9月以降となります)

 

【『感謝の集い』プログラム】

(1)新しい額縁での原画展示

(2)印刷された絵本のお披露目

(3)犬飼美也妃のパフォーマンスアート

(4)濱田アキの絵本朗読

(5)懇親会

(6)次なる開催地の発表

 

皆さまに直接お会いし、感謝を伝えられる日を思い描いております。

皆さまに、草津市から全国へ送り出していただければ、とても幸せです。

まだまだ未熟な私たちではございますが、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 起案者より

【濱田 アキ(はまだ あき)】

・『ジュエルっ子物語』のお話を作った人

・『対話型原画展』での担当:絵本の朗読

 

私の活動すべては、実は、16歳の自分との約束につながっています。

私は高校1年生の時に、原因も分からず、突然学校に行けなくなりました。無理に行こうとしても、身体が言うことを聞かないのです。ショックで何度も一人で泣きました。

でも、そんな時でも、「治したい」というより、「自分の心に何が起きているのか、何のために起きているのか、教えて欲しい」と強く願っていました。

その時はすぐに答えは見つからず、私は、その問いかけを未来の自分に託しました。私は、「必ず答えを見つけるから」と16歳の自分に約束をしました。

あれから、もう、30年近く。

答えはまだ見つかりません。

でも、一日一日生きていると、昨日よりは少し答えに近づけたかも、と思えるようになりました。

『ジュエルっ子物語』は、私の人生のテーマとパートナーの性別違和を絡めた表現でしたが、そんな個人的な物語を、たまたま犬飼さんが見出してくださり、光を浴びることになりました。

答えを見つける以上の素晴らしい体験が、私にプレゼントされたのです。

「生きるって捨てたものじゃないな」と心から思えました。

この『絵本・ジュエルっ子物語』が、必要とされる方全てに、隅々まで行き渡ることを願っております。

濱田アキのブログ

 

【犬飼 美也妃(いぬかい みやき)】

・『ジュエルっ子物語』の絵を描いた人

・『対話型原画展』での担当:パフォーマンスアート

 

 私は「アーティスト」という肩書きのもと、絵を描いたり、身体で表現したり、自分が普段感じている事を、いろいろな形で発表しています。

そんな私ですが、実は、今感じている事を言葉にするのがとても苦手です。

濱田さんのこの物語に出会った時に、なぜだか「私の事だ」と思いました。

それは、女の子?男の子?という部分ではなくて、主人公のアキが陥った、探している物が見つからない、何を探しているのかもわからない、絶望や孤独の世界感が、体験したことのあるものだったのです。

主人公アキの言葉を借りて、私は私の中にある気持ちを、もう一度探って、外に出したかったのだと思います。

そして、素敵な結末を主人公アキと共に体験して、すっかり忘れていた、「自分を素敵だと思える誰かに出会った時の気持ち」を思い出したかったのでしょう。

人はひとりではトンネルをぬけられなくて、色んな人に出会いながら、一歩一歩、先へと進んで行きます。

濱田さんに出会って、この絵本を一緒に作れた事は私にとってすてきな体験でした。

みなさんが、この先の多くの出会いの中で、自分の中の宝石の新たな輝きを見つけられますように。 

アーティスト犬飼美也妃のホームページ

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    大阪市立中央図書館司書の岩佐さまと   皆さま、いかがお過ごしですか? 『ジュエルっ子物語』のお話を書いた方の人、濱田アキです。  このたび『ジュエルっ子物語』が大阪市立図書館で貸出を開始することになりました。 実際に置いていただくのは大阪市西区の大阪市立中央図書館ですが、大阪市の各...

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  • 2017/01/23 08:32

    濱田アキです(右)。 いつもお心を寄せていただき、ありがとうございます。   先日1/14(土)、クラウドファンディング達成記念「感謝の集い」を開催いたしました。 (支援者の方々は、特設サイトに詳細をアップしていますので、ぜひご覧くださいませ(パスワードはメールでお送りしています)) ...