歴史紙芝居・電子絵本(テレビ放映)を通じて、こども達が小村寿太郎と日本の歴史を学ぶ

戦前に作られた紙芝居が、現代に復活

「小村侯生誕160周年記念歴史紙芝居・動画制作委員会」は宮崎放送(MRT)と日南市が共同で立ち上げたプロジェクトチームです。 小村寿太郎はアメリカのポーツマスで行われた日露戦争講和会議に日本の全権委員(日本政府を代表して国際会議に参加し、条約に署名調印する権限を付与された者)として挑みました。 日本の主張をしっかりと貫き通し日本の独立を守りぬいた外交官、小村寿太郎の生き方と「誠」の精神を郷土宮崎の子どもたちに伝えていくことは、次世代を担う若者育成と郷土への誇りにも繋がると考えています。

小村寿太郎を知る動画

紙芝居は小村寿太郎の出身地である日南市の小学校で教材として使用されます。さらに宮崎放送の全面協力で紙芝居をベースに電子絵本を制作し、テレビ番組を通して放送します。 外務大臣として日本を守りぬいた郷土の偉人を地域の誇りとしてしっかりと後世に伝えていくことが今の地域教育において非常に大切だと信じています。

地元のテレビ局、市役所、教育委員会 宮崎史上初! 産官学連携してクラウドファンディングにチャレンジ!

崎田恭平 日南市市長 よりメッセージ

地方創生のスタートは郷土への理解と誇り

郷土の偉人を地元の人達が知っていて、しっかりと語ることができる。これは地域の人材教育にとってとても重要なことです。 なぜなら、郷土の偉人を学ぶことは、郷土への愛着を深めることに繋がり、それが地域のアイデンティティとなっていくからです。 いま地方創生が叫ばれ、地域の活性化が大きなテーマとされています。しかし、地域の人が地元の歴史を知らない、郷土への愛着を感じていない、そんな地域が衰退を止めることは出来ないのではないでしょうか。 地域の活性化と口で言うのは簡単ですが、まずは自分たちの地元のことを知って、愛着をもって語ることができる。そのような人材が育たない限り、いくら税金を投入しても、高速道路が通っても活性化しないと思っています。 まずは地元を知って語れる。 その上で地元に愛着をもち、地元へのプライドを持つ。地方創生の第一歩はそこから始まると思っています。

教育長 黒木 様

 日南市教育委員会は、次世代を担う児童生徒の健やかな成長を願い、振徳教育の更なる展開として、「新時代を生き抜く『4つの学ぶ力』の育成」を提唱し、公教育の充実に努めております。この4つの学ぶ力とは、「他者から学ぶ力」「自ら学ぶ力」「自然から学ぶ力」「社会から学ぶ力」を言います。  今回、小村候生誕百六十年を期に紙芝居の作成を手がけることにしました。  小村寿太郎侯は、飫肥藩の下級役人の子どもとして誕生しました。母親が病弱だったこともあって、幼少期から祖母の教えに影響を受けていきます。祖母の熊子は、幼い寿太郎に「人間は正直でなければならない。」と人としての生き方を諭します。寿太郎は、この教え通り、後に、このような言葉を残しています。 「余は敢えて人より特に優れたところがあろうとは思わぬ。もし、万一にも余に採るべきものがあるとしたならば、それは『誠』の一字に尽くされると思う。」  小村候が学問の基礎を学んだ飫肥振徳堂、後に、現東京大学においても非凡な才能を発揮します。この人物こそが、語り継がれるポーツマス講和条約の全権大使、郷土の偉人、小村寿太郎侯です。  祖母、熊子は、幼少の寿太郎によく昔話を聞かせていたそうです。現代の子ども等にも熊子が寿太郎に語りかけたように、「誠」の教えを分かりやすく伝えたいのです。そうすることで、感受性豊かな子どもの心に、人としての生き方の基本が宿ることに繋がると思います。これが、日南市教育委員会の言う「4つの学ぶ力」に相通じると確信しております。  郷土の偉人小村寿太郎侯、私たちは、次世代を担う子どもたちに是非鑑賞して欲しいと強く思っています。 皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

地域の偉人を学び、語れる。 そのような人材が増えることで地域の誇りが育ちます

ニュースで毎日のように報道されている国際ニュース。 日米の安保法制やTPP協議、近隣諸国との領土問題など国際社会では様々な問題が山積している。 そんな時代だからこそ、歴史に立ち返って日本の独立国としての歩みに立ち返ることが大事ではないでしょうか。そうした時に真っ先に名前が上がるのが明治の外交官でポーツマス条約調印に貢献した小村寿太郎侯です。 当時は通信情報網も発展しておらず、限られた情報の中で、相手国との交渉に臨まなければなりませんでした。そんな中、日本の主張を通し日本の独立を守った小村寿太郎侯を今一度学び直すことで、郷土への誇り、引いては国家への誇りを持った人材育成につながっていくと思います。

小村寿太郎の「誠」の精神を伝えたい 誠実でいることが人間の基本である。

 宮崎県が生んだ偉人小村寿太郎。19世紀末から20世紀初頭にかけての弱肉強食の世界で、当時世界最強の軍隊を擁した大国ロシアの南下政策に対し、自国の存続を賭けて戦いを挑んだ日本。その開戦から和平交渉まで、日本外交のすべてを担った小村寿太郎の生き様と誠の精神は、混沌とした現在にこそ学ぶべき人物像です。 小村寿太郎は、人間が生きていく上で最も大切なことは「誠」、すなわち、嘘をつかず、誠実で、人から信頼されることである、述べています。 自己実現と個人の権利が重視されている現在社会においてこそ、国家や国民の真の利益を追い求め、その実現に一生を捧げた小村寿太郎の生き様と「誠」の精神は、これからの社会を担う若い世代に是非とも知っておいて欲しいと考えます。

最後にご支援のお願い

日南市教育委員会 生涯学習課 文化財係 深田和広 皆さん、小村寿太郎をご存じですか? 歴史の教科書にも掲載されており、日南市はもとより宮崎県が誇る郷土の偉人です。 アメリカポーツマスで開かれた日露講話会議では、日本の全権として出席し、日露講話条約締結した明治を代表する外交官です。 私たちは、小村寿太郎の生き方と『誠』の精神を、これからの社会を担う子ども達に伝えたいと考え、歴史紙芝居と電子絵本の制作を計画しました。 子ども達に分かりやすく、興味をもってもらえるような作品ができるように、そして小村の『誠』の精神に恥じないように、一生懸命頑張っています。 是非とも皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

銀行口座への入金も受付します。

振込に関するお問い合わせ:0987-31-1145(日南市生涯学習課 担当:深田) メールアドレス:tazzy.jp.glアットマークgmail.com プロジェクトが目標金額の380万円に達成しなかった場合。全額をご指定の口座に返金させていただきます。入金する際は必ずお電話にてご一報の上、お名前、連絡先をお伝えくださいませ。

撮影、その他スケジュール

2015/9  紙芝居製作開始 2015/11 紙芝居制作完了 2015/11 番組用の電子絵本制作 2016/1  宮崎放送の番組で放送 2016/1  小学校で紙芝居を活用

小村寿太郎(1855~1911)について

宮崎県日南市飫肥出身。藩校振徳堂に学び、大学南校(現東京大学)に入学し、第1回文部省留学生として米国ハーバード大学に留学。帰国後司法省を経て外務省に入省。翻訳局長、清国代理公使、外務次官を歴任。さらに米、露、清の公使となる。 1901年、桂内閣の外務大臣に就任。日英同盟を締結する。 1905年、日露戦争の講和に際して首席全権大使として日露講和条約を結ぶ。 1908年、再び外務大臣就任。懸案であった不平等条約の改正に着手する。 1911年、米、英、独、仏と条約改正を行い、関税自主権を回復する。 同年、神奈川県葉山町にて永眠。56歳。 小村侯生誕160周年記念歴史紙芝居・動画制作委員会                         
  • 2015/08/31 14:00

    6月15日から始まった小村寿太郎プロジェクトですが、本日目標金額に達成いたしました! 本当に皆様のご支援のおかげです!! また、このプロジェクトを色々な方法や手段で周知してくださった皆様も本当にありがとうございます! そして皆様のご期待に応えれるような紙芝居・電子絵本が完成するように一生...

  • 2015/08/28 16:34

    皆さん、こんにちは! 先日、予告をしていましたが、スペシャルゲストからのメッセージをUPします 小村侯からも最後のお願いです!!笑 是非とも、ご支援をよろしくお願いいたします!!

  • 2015/08/27 15:59

    皆さん、こんにちは! 昨日に引き続き、本日も小村寿太郎プロジェクトに応援メッセージを頂きましたのでUPいたします! 本日は、NPO法人まちづくりGIFT 代表理事 齋藤潤一様です。本当にありがとうございます!! ↑↑ 少し暗かったなぁ・・・齋藤さん、ごめんなさい・・・m(_ _)m...