皆様、はじめまして!
置鮎 正則(おきあゆ まさのり)と申します。
福岡県ネット依存・非行防止タウンミーティングの講師として、福岡県内の小中高校や教育関連団体で数多くの講演や授業でお話しさせていただいております。
今回は講演や授業の際に小学生高学年に配布するマンガ形式のパンフレット「知っておきたい!スマホ・インターネットのこと」を制作したく、皆様方のご支援を頂戴できればと思っております。
今回是非とも制作したいのは、小学校高学年にスマホやSNS(インターネット)の適正な利用方法について 解説したマンガ形式のパンフレットです。
中学校現場では入学説明会の場でも保護者の研修議題として上がるほど、スマホやSNSによるネットトラブルに頭を痛めています。
スマホは親が与えているため、基本的にこれらの問題は家庭の問題でもあります。
しかし保護者の半数近くがスマホやネットに関する知識が少なく、家庭でも指導が不十分であるというのが現状です。
そして私も学校での授業や講演で児童生徒らと接しますが、その指導の際、スマホのメリットやリスクを正しく理解してもらう「教科書的ツール」が必要だと思い、スライドや数枚の紙資料などを用意しています。
しかし彼ら自体、スマホやネットに興味はあるけど知識がないという児童も多く、スライドによる教室での指導だけでは不十分だと感じています。。
授業の際の教科書として、またそれを家庭に持ち帰り、家庭での学びをフォローアップできるツールが必要ですが、そのためには子ども達にとって、
「興味を持ってもらえる」
「分かりやすい」
「何度も読める」
「親しみやすい」
といった内容や表現が大切だと思っています。
その分かりやすさを実現できるのが、マンガ形式のパンフレットなのです。
その名もズバリ
「正しいスマホ・SNSの使い方」!
「知っておきたい!スマホ・インターネットのこと」は「伝えるを考えるプロジェクト」として行う平成28年度の講演や授業で、小学生高学年に直越話をする際に配布するマンガパンフレットです。
仕 様:A5版24ページ オールカラー
タイトル:「知っておきたい!スマホ・インターネットのこと」
制作部数:3,500部
(小学生向けの講演が年間30校、学年児童数100名として、3,000部 、その他教育機関への配布分を加えて3500部作成予定)
ページネーション:
表紙
2ー3ページ スマホとネットの基本説明
4ー7ページ マンガ「スマホ、ケータイ、なんのため?」
8ー11ページ マンガ「毎日の暮らしとスマホ」
12ー15ページ マンガ「ことばってむずかしい」
16ー19ページ マンガ「気持ちは人それぞれ」
20ー21ページ 教えて!スマホ・ネットのこと(Q&A)
22ー23ページ みんなに知ってほしいこと
裏表紙
キャラクターとイメージ
実は今の小学生は、3年生でも半数の児童がYouTubeを見ています。
いっそ動画でも作って・・・とも思いましたが、家でYouTubeを見ることができない(親が見せない)児童もいると思い、子どもが興味を持ちやすい、そして見やすいマンガ形式のパンフレットとしました。
講演や授業の時だけでなく、終了後の振り返りや、家庭で保護者と話し合うためのツールとなればと思います。
改めまして自己紹介です。
私は置鮎正則と申します。
福岡市生まれの福岡市育ちの46歳です。
大学生の息子と高校生の娘を持つ父親です。
子どもの小学校の時PTA会長を仰せつかった頃からスマホ・SNS利用アドバイザーとして2010年頃よりスマホ講座を主催し、 現在は福岡県内を中心に学校の授業やPTA講演、先生方の研修等で年間70件くらい講演させていただいています。
福岡県公認 ネット依存・非行防止タウンミーティング講師で、福岡市教育委員会をはじめ、各自治体の教育委員会の講師登録されています。
実際に福岡市内の小学校でも授業として情報教育に関する指導を行っています。
保護者向けの講演や・・・
保育園から小中学校、高校、特別支援学校の生徒にもお話しします。
またスマホやSNSの専門家としてテレビやラジオ、新聞にも度々登場させていただいてます。
講演で子ども達と接してみると・・・
この数年は小学校からの講演・授業依頼が増えていますが、その機会に子どもたちの反応を見たり、話を聞いたりしていると、子ども達とネットの関わりは早い段階から始まっており、さらに今の子どもたちが如何に無防備な状態でスマホやネットを利用しているかということが分かります。 今は中学3年生よりも1年生の方がスマホ所有率が高いケースも増え、トラブルも増えているようです。
保護者の指導に対する尻込みによる放置
子どもたちは興味のあるものは積極的に触れ、あっという間に学びます。スマホに関して子どもの方が詳しい・・・という声をよく聞きますが、これは子どもが興味あることなので当然のことです。ゲームだって大人より子どもの方がよく使えるのと同じです。
よく子どもにタブレットを与えて、お守りをさせてる、などということを耳にします。 共働きも多い現状において、子どもとの接し方が不十分になりやすい環境になりがちですが、そこでネットやゲームをさせて静かにさせておくというのは、子どもたちの情報モラルが間違った習慣となる可能性があります。
子どものネットトラブル、誰のせい?
現代の子どもたちは膨大な情報に囲まれています。 特にネットに接しやすい現状では、ネットに多く流通している悪意のある情報やデマなども多く、素直で経験値の少ない子どもにとっては間に受けてしまうかもしれません。 デマや嘘とは知らずにネットで公開してしまい、知らず知らずのうちに世の中に迷惑をかけてしまうかもしれないのです。
社会的責任の無意識化
高校生や大学生がウケ狙いのネタとして撮った写真が炎上し、社会的制裁を受けるケースが後を絶ちません。自分の仲間内だけで盛り上がるつもりがネットで拡散するなど、思わぬ方向に展開し、結果社会に迷惑をかける「加害者」になることもあるのです。 これは自分の発言が相手や社会に対してどのような影響を及ぼすのかを想像できない・・・つまり無意識化している証拠です。
スマホは車、ネットは公道
例えば自動車も社会に必要不可欠な道具です。 もし小学生高学年に車の操作方法を教えたら、恐らくその子どもは1時間もすれば運転操作を覚えるでしょう。しかしだからといって「繁華街に車で買い物に行っておいで」とは言えないと思うし、子どももためらうと思います。
これは子どもも大人も小さい時から道路に飛び出すと車に跳ねられてケガをしたり命を落としたりすることをとくとくと教えられているからです。 現に未就学児童でも横断歩道を渡る時は「右見て、左見て、もう一度右を見て、手を上げて渡る」ということを知っています。
スマホやパソコンにも同じことが言えるのではないでしょうか。 パソコンやスマホは自動車であり、インターネットは公道です。 公道には他に人もいるし、社会のルールや法律があるのと同様にネットにもルールやマナーがあります。 ネットやスマホが難しいからといって何も子どもに教えないというのは、道路の渡り方や車にぶつかったら痛い思いをすることを教えずに外に出すようなものです。
昨今のネットトラブルを見るに、問題行動や目立つ人を容赦なく叩きのめす風潮があります。 この風潮は行き過ぎれば鬱や自殺を生むような深刻な問題に発展する場合もあります。そしてネットでのトラブルは増加する一方です。
そんな現代のネット社会に子どもを放置してトラブルに巻き込まれないようにするためには、スマホやパソコン等の「道具の使い方」だけではなく、ネットでの情報リテラシーをしっかり教え、子どもたちの習慣にする必要があります。 だからといって難しいことを難しく指導するのではなく、ネットにおける「右見て、左見て」を日頃から実践させるように、簡単な切り口から入ることができればと考えています。
スマホやネットに関する情報リテラシーを指導するにあたり、以下のように考えています。
指導対象
■子ども(未就学児童、小学生低学年、小学生中学年、小学生高学年、中学生、高校生、大学生)
■大人(親、保護者、地域の大人、学校の先生、教育関連団体、自治体職員
指導内容
■ネットリスクを知る、トラブルに対処する
■スマホ(パソコン)、携帯電話の正しい利用方法
■生活リズムとスマホ利用
■情報との接し方
■トラブルの起きにくいネットコミュニケーション
指導の形
■講演、講座の実施
■学校での授業
■ブログ、SNSによる情報発信
■パンフレット、動画等の啓発素材
特にパンフレット等の子どもにも読みやすい資料を作成することは必須だと思います。
講演の際、先生方や保護者の声を聞くと、「スマホ=悪」「インターネット=悪」というイメージを持っている「大人」が結構多いことに気付きます。
しかし現代はインターネットは生活に必要なインフラです。
子ども達に使わせない、持たせないという対応ばかりでは無理があると思います。
そういう中、子ども達に適切なツールで、適切な指導が可能になるということは当然ですが、「クラウドファンディング」という現代のインターネットのメリットを享受し、子ども達への指導ができるということを、多くの大人に示すことができればと考えています。
支援金の使い道
「知っておきたい!スマホ・インターネットのこと」マンガパンフレット制作
マンガ制作費 30万
印刷用データ制作費 5万
印刷加工費 15万
合計50万
※目標額以上となった場合、その分印刷部数を増やし、より多くの子ども達に届くようにいたします。
スケジュール
2016年 5月 クラウドファンディング開始
7月 マンガ制作
8月 印刷・加工
9月 講演、授業時の配布開始
多少長くなりましたが、今回のプロジェクトの狙いと、私の思いをお伝えいたしました。
一人でも多くの皆様のご支援をいただけますと幸いです。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
伝えるを考えるプロジェクト
代表 置鮎正則
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