美しい里山が、消滅危機に直面しています。
みなさん、はじめまして。
宮崎県北部の限界集落「渡川(どがわ)」という地域で活躍するおばあちゃん達の活動を支援するために有志で集まった「渡川プロジェクト」と申します。
渡川を紹介する15秒のCM
大自然に囲まれた宮崎県を代表する里山地域のひとつである「渡川」。
しかし人口減少の波は止まりません。
このままでは、地域消滅。
上記は、渡川が属する「美郷町」の予想統計です。
明治時代に建てられた渡川小学校は、平成23年に閉校しました。
商店も閉店し、徐々に村の活気は失われつつありました。
しかしこの地域では「渡川マンマ」と呼ばれる、高齢者のみまわりをするおばあちゃん達のチームが大活躍しています。
今回の私達が実行するプロジェクトは、この「渡川マンマ」の活動を支援しようという取り組みです。
まずは「渡川マンマ」の活動をご紹介します。
平均年齢60才のおばあちゃん達が、地域を元気にする活動を開始!
渡川マンマの活動のきっかけは、「地域が消滅する」という危機感です。
「渡川にUターン・Iターンしてきてくれる若者が、渡川の地域活性化のために頑張っている。その姿を見て私たちもぼうっとできないと思ってはじめました」
と渡川マンマたちは語ります。
主な活動は、お弁当をつくって、高齢者の見回りをすること。
安全安心なお弁当を提供して、渡川の健康的な生活を支えています。
主な活動は、地区内の高齢者の見回りを兼ねた宅配弁当です。
60世帯のおじいちゃん、おばあちゃんに昼食と夕食を週2回届ける活動を、月に6回行っています。
活動を継続するために、商品開発も実施!
渡川マンマは、さらに渡川の魅力を伝えるため、渡川の食材を活かした商品の開発にも取り組んでおります。
この渡川マンマの「美郷田舎めし(混ぜご飯)の素」は、渡川マンマが何度も何度も試食を重ね、生み出された味。
一度食べたら病みつき人になる人も続出なくらい人気なんです!
販路開拓をしないと、活動継続が困難
▲地域プロデューサーと一緒に、商品開発・販路開拓を考える「渡川マンマ」のメンバー
実は「渡川マンマ」の活動は、いま、危機を迎えています。
主な活動となっている高齢者の見回りを始めとする活動は、ほぼボランティアに近く、現在の活動を維持することで精一杯となっているのです。
「渡川マンマ」の料理を、地元の人にも食べて欲しい。
「渡川を盛り上げたい」という気持ちから始まった「渡川マンマ」の活動。
渡川マンマは、自分たちの時間を使って、地域を盛り上げようとしています。
そのことは、身近で見ている私たちが一番良く知っています。そこで、私達が渡川マンマの活動を応援するためにできることを考えました。
それは渡川マンマの作る商品の販路開拓です。
おばあちゃん達の商品を販売するカフェを作りたい!
今回のプロジェクトでは、渡川マンマがつくったお弁当や商品を販売するカフェを設立したいというものです!
現在渡川には、「こんにちや」という地域商社があります。
今年、地域の人達の思いが結集し、満を持してオープンした限界集落の小売店です。
そのスペースを拡大して、渡川マンマのお弁当を食べられるカフェスペースを増設したいと考えています。
いまは、4人くらいが限界のスペースです。
自分たちでも実験的に、テーブルを配置してみましたが、大人4人が座るのが限界で、夜は暗くて使用できません。
建物の横や、可能であれば裏側まで、テラスエリアを広げて、たくさんの人が交流できるカフェになればと考えています!
限界集落で、 人と人が出会う場所にしていきたい。
このカフェスペースは、商品を売るだけではなく、渡川マンマのお弁当に買いに来ることで、住民同士や、住民と観光客が出会い、語り合う場所にすることをイメージしています。
カフェの裏側では、夏は川遊びができます。
カフェの裏側では、夏は川遊びができます。自然と一体化したカフェは、世界にひとつだけのカフェになるはず。
渡川マンマの料理を食べながら、渡川の大自然が満喫できます!
冬は少し寒いですが、澄んだ空気と美味しいコーヒーを提供する予定です。
地区のみんなで、おばあちゃんを応援します!
渡川では、今年「渡川みらい会議」を開催し、渡川の魅力を、みんなで一緒に考えてきました。
住民みんなで、何度も何度も、話し合い、地域をどうデザインするかを考えてきました。
そこで、「渡川マンマ」の危機的な状況を知り、みんなで応援しようという事になりました。
お返しは、渡川を満喫できる特典満載です!
渡川マンマの活動を継続させるため、里山の魅力がいっぱい詰まったセットを作りました。
応援いただいた方に、渡川の自然の恵みをお送りします。
特選商品をご紹介します!
1. 原木生しいたけ - 先着30名様限定
木の養分と大自然が生む綺麗な水と空気が生み出す、本物の椎茸が原木生しいたけ。
伝統的な栽培方法で、一本一本手作業で大事に作られる、貴重な椎茸です。寒暖差の激しい渡川だからできる肉厚の椎茸は、まさに極上の美味しさです。
2. 天日掛け干し米 - 先着30名限定
豊かな大自然でお米は育ちます
渡川の豊かな自然が育んだ土壌と、原生林が生んだ綺麗な水、そして混じりけのない澄んだ空気で育った渡川のお米。
激しい寒暖差がお米の旨味を引き上げ、更に一束一束手作業で竿に掛け、渡川の太陽でゆっくりじっくり乾燥して仕上げる事で、旨味を最大限に引き出します。
炊き立てはもちろん、冷めてからも美味しい、噛めば噛むほど甘味の出る美味しいお米です。
3. 渡川マンマの地産地消弁当
渡川に遊びに来て、渡川マンマの地産地消弁当を食べて下さい。渡川の山の恵みをふんだんに使ったお弁当です。
そして渡川マンマともぜひ会話をして帰ってほしいです。渡川マンマは、必ず喜んでくれると思います。
4. 渡川マンマの手作り漬物セット
余計なものは使わず、昔からの手作りで作った素朴で美味しい、そして安全安心なお漬物です。
何が入るかはお楽しみ。その年に採れた美味しい野菜を使った漬物をお楽しみ下さい。
5. 渡川の地域商店「こんにちや」商品券とコーヒー
渡川の旅行をより楽しく充実させるべく、2016年に誕生したのが、地域商社「こんにちや」です。
渡川の郵便局の隣にあり、コンビニはもちろん、お店がない渡川に、唯一の商店としてオープンしました。
「こんにちや」がどのような経緯で誕生したのかは、こちらの記事でご紹介しています。
「限界集落でコンビニはじめました」
お酒やお菓子など商品も続々追加中。渡川の住民や観光客の憩いの場所、待ち合わせ場所となっています。
6.どがわ物語ブランドTシャツ
完全限定品!
どがわの魅力を発信する「どがわ物語」このロゴを活用したTシャツを作成し、お送りいたします。
これで、渡川ファンの間で人気者になれる事間違いなしです!そして一緒にどがわ物語を作っていきましょう!
7. 合宿や家族連れに最適!農家民宿
渡川にただひとつの農家民宿「とくえ」の1泊2日の宿泊権利です。
渡川で遊んだ後は、とくえで、ゆっくりとお過ごしください!とくえは、1棟貸しなので、合宿や家族連れでもご利用になれます。
また今後はバーベキューなども楽しめるようにする予定です!
里山の生活を未来に繋げる力になってください
渡川マンマの活動は、里山の暮らしを、自分たちの手で守っていくための活動です。
渡川に住む私たちも一丸となって、渡川の活動を支えていきたいと考えています。しかし、それだけでは、力も、お金もまだまだ足りません。
里山の暮らしを守ることは、豊かな自然環境や生態系を守るためにも必要だと言われています。しかしそれ以上に知っていただきたいのは、そこに住み、生活を営んでいる私達の姿です。
この風景を次世代に伝えたい。
このプロジェクトで初めて渡川を知ったという方も多いと思います。
ぜひ一度、美しい里山を訪れてみてください!
自然豊かな里山をのんびり散歩してみてほしいと思います。
里山の暮らしを支え、未来に繋げるプロジェクトへのご支援をよろしくお願い致します!
費用の使いみち
FAAVO手数料:15%
お返し:40%
カフェスペース構築費用:45%
起案者情報
【団体名】渡川プロジェクト
【Facebookページ】どがわ物語
お問い合わせ等は、Facebookページからお気軽のお寄せください!
渡川を取材していただきました!
「地域の情報を見える化」するローカルメディアMACHI LOG(マチログ)に取材していただきました。
記事一覧
▼渡川みらい会議の様子
1. 地域ビジネス創出へ!350人の地区を未来へつなぐキックオフ会議
2. 限界集落でローカルベンチャー創出へ-渡川みらい会議が開催
3. 限界集落が「稼ぐ力」で動き出す宮崎県・渡川みらい会議とは?
▼渡川の住民にインタビューをしていただきました
4. “若者が帰ってくる”限界集落の3つの魅力とは? – 宮崎
5. 「限界集落の地域」の魅力を伝えるチームができた理由とは?
6. 限界集落でコンビニ始めました/ 渡川の3つの魅力 – 宮崎
7. 若者にとって魅力的な村になってほしい/ 渡川の3つの魅力 – 宮崎
8. 小さい子からお年寄りまで誰もの顔がわかる限界集落/渡川の3つの魅力 – 宮崎