明智光秀公を偲んで、下阪本の活性化とあたたかい街づくりに貢献したい!

 2020年、NHK大河ドラマ「麟麟がくる」が放映されることを受け、2年前に「下阪本街おこしプロジェクトを立ち上げました。

 私たちは大津市観光振興課や坂本観光協会と連携しながら、下阪本独自の取り組みを展開しています。 

「坂本・下阪本合同作成ポスター」

  

●下阪本街おこしプロジェクトでは「明智光秀公偲んで街に元気を!」というキャッチフレーズを具現化するために次のような取り組みを展開しています

 ①坂本城址公園のトイレ水洗化等を実現

   (下阪本学区が滋賀県や大津市に要望)

 ②坂本城址公園のアメニティ向上を目指して

   (クリーン作戦や花植え活動を実施)

 ③「坂本城を考える会」と協力し、坂本城址公園にて

  ボランティアガイドを実施

 ④下阪本文化祭にて「明智光秀ゆかりの写真展」を開催

  (坂本城のイメージ画など)

 ⑤湖都通信「明智光秀特集号」を10000部発行

 ⑥下阪本の旧街道筋を中心に新のぼり旗400本を掲揚

 ⑦明智光秀公ゆかりの地「坂本・下阪本合同ポスター」を4000部制作

 ⑧明智光秀に関わる講演会を実施

 

 今までの坂本城址公園は、草ぼうぼうで大木が乱立し見通しが悪く、鬱蒼とした感じでした。そんな中に不衛生なトイレ(汲み取り式)があるだけで、地元の人はほとんど利用されておらず、利用しているのは釣り客だけでした。
 一昨年、大河ドラマ「麒麟がくる」が始まると、たくさんの方がここ城址公園を訪れてくださるだろうと予想していました。
 本来なら、この城址公園が下阪本の顔、大津市の顔になるのですが、このままでは来客者の不評は言うまでもありません。私たちプロジェクトでは、この公園を下阪本の顔として再生すべく、三日月滋賀県知事並びに越大津市長に要望書提出しました。併せて、いろいろな方にもお願いに上がりました。
 その甲斐あって、坂本城址公園の改修が実現し、1億円近い公費が投入されました。トイレの改修だけでなく、城址公園横を流れる東南寺川の河川改修、太鼓橋の改修、遊歩道の設置(3月完成予定)や浜辺の大木の伐採などが行われ、見違えるほどきれいな公園として生まれ変わろうとしています。地元の者にとりましては、誠にありがたいかぎりであります。滋賀県や大津市にお任せするだけでなく、私たちもこの公園を下阪本の宝、憩いの場所としてお守りすべく、下阪本クリーン作戦(7月と12月)や花植え活動(5月と12月)を実施しました。この活動は毎年続けていく予定であります。特に、12月のクリーン作戦では約350名の児童生徒・地域住民が参加し、大津市指定のゴミ袋約130袋回収することができました。また、新唐崎の浜と四ツ谷川河口の2ヵ所でシジミ60kg以上を放流しました。私たちはシジミがすくすく成長していってくれることを願っています。開会式、クリーン作戦を終えての会式、シジミ放流のセレモニー、そして閉会式では児童生徒が大活躍で、司会・挨拶・環境宣言などしっかりと発表してくれました。児童生徒の活躍で大いに地域に触れ合いの場を提供することができたと思っています。
 翻って、生まれ変わった坂本城址公園にて、ボランティアガイドを積極的に実施しています。坂本城のイメージ画や湖都通信等を使ってのボランティアガイド、自然と熱が入ってきます。城址公園を訪れて下さった皆さんも喜んでおられると思います。
 昨年の下阪本の文化祭にて、「明智光秀ゆかりの写真展」(下阪本市民センターにおいて)を開催しましたところ、大盛況で参会者の心をつかむことができました。それを使って、世の中にアピールできないか、街おこしができないかと考えました。そのために、坂本城のイメージ画をより完成度の高いものに仕上げていく必要がありました。見事完成度が高まり、私たちの夢を膨らませることができました。それを湖都通信やポスターに利用しています。また、返礼品にも使用していこうと考えております。

 今年になって、私たちの取り組みの中心、湖都通信「明智光秀特集号」を10000部発行。続けて、下阪本街おこしプロジェクト制作ののぼり旗を旧下阪本の旧街道筋中心に400本設置。そして、「坂本・下阪本合同のポスター」4000部制作しました。湖都通信「明智光秀特集号」を1月21日に発刊しましたが、1カ月も経たない内にほぼ無くなってきています。光秀の時代までは、ここ坂本・下阪本は交通の要所として、文化的・政治的・経済的・軍事的な役割を担う町として発展してきました。そのことを湖都通信を通じて、再発見していただけたのではないかと思っています。
始め、のぼり旗を公共施設や旧街道筋に数本設置したのですが、「いい感じののぼり旗やなあ」、「自分の所にも設置して」、「いい雰囲気になってきたなあ」と地域からご賛同いただきました。見ている間に3百数十本設置することができました。何とうれしことか。
 上記の如く、湖都通信「明智光秀特集号」や坂本城のイメージ写真、並びにのぼり旗掲揚や「明智光秀ゆかりのポスター」が大好評で、幻の城「坂本城」の知名度もアップし、社会的評価も随分と高まってきたように思います。
 このように、私たちのプロジェクトの目標、「明智光秀公偲んで街に元気を!」を合言葉に、少しは下阪本を盛り上がっているのではないかと自負しています。そして、ここ下阪本を訪れてくださる皆さまに、少しはおもてなしができるように思っております。さらに、城址公園にてお茶会(大正琴演奏のもと)等、春秋2回イベントの開催を予定しています。きっと城址公園に来て下さる方に喜んでいただけると思っています。
 今後、坂本城址公園を私たち憩いの場として、地域の方や幼稚園や小学校に利用していただけるようにアメニティ向上に尽力していきたいと考えております。おにぎりやサンドイッチを片手に、たくさんの家族が集まってくださる場になればと思っています。

「坂本城址公園 花壇状況」


 

 「湖都通信 特別号」


 

●なぜやるのか?

 一昨年5月、2020年の大河ドラマは「麒麟がくる」と発表されました。その決定を受け、下阪本学区では「下阪本街おこしプロジェクト」を立ち上げました。

 下阪本学区の人口は毎年増え続け、11000人を超えていますが、住民同士の交流があまりありません。そこで、「麒麟がくる」が放映されることを契機に、下阪本学区を盛り上げていけないか、「明智光秀公偲んで街に元気を!」(のぼり旗のキャッチフレーズ)を合言葉に取り組んでいます。

 さらに、全国より沢山の方がここ下阪本を訪れてくださるでしょう。その方々に、「下阪本はあたたかい街だね、また来たいよね」と言っていただけるような取り組みを展開したいと考えています。

 

「坂本城址公園」

  

● どうやって行うのか?

 大津市は3月8日に大河ドラマ「麒麟がくる」のオープニングイベントを予定しています。

 それに合わせて、「下阪本街おこしプロジェクト」では旧街道筋を中心に新のぼり旗(明智光秀公偲んで街に元気を!)を400本掲揚しています。

 明智光秀ゆかりの地だけでなく、公共施設並び民有地にものぼり旗を掲揚しています。

「小学校正門前」


 

「坂本城跡(奥に見えるのが東南寺)」

 

「山王鳥居前」

 

「下阪本 旧北国街道沿い」

 

● 支援金の使いみち

 地域情報紙「湖都通信」の発行

 のぼり旗の制作・設置

 観光ポスターの制作

 返礼品の制作

 返礼品発送事務費

 クラウドファンディングの手数料として

  

● 実行スケジュール

 2020年1月: 地域情報紙「湖都通信」特別号発行

 2020年2月:のぼり旗設置

 2020年4月:返礼品の発送を開始

  

● お問い合わせ先

下阪本街おこしプロジェクト クラウドファンディング担当

 shimosakamoto.machiokoshi@gmail.com