sodateku(起案者)って?

 

 

 sodatekuは、岡山のNPO法人0-99おかやまおしえてネットの活動「はぐはぐプロジェクト」のメンバーである3名で2016年4月に新たに開始した活動です。その時までに数年かけて何回も話し合いの場を持ちました。NPOでの活動の中から学んだことやそれぞれの仕事の中で気づいたことを共有し、いろいろ情報を出し合い、どうすれば子どもたちがより良い形で成長していけるかを考えた結果、sodatekuが生まれました。

 「育ちを考える小さな集い てくてく」を略してsodatekuです。

 「育ち」とはなんだろう。子どもたちが社会の人として気持ちよく生きていくためには、今周りにいる大人には何ができるだろう。一人一人の思いの中で、その問いかけに「気づき」があれば、リラックスして子どもに向き合える。お父さんお母さんと一緒に「育ち」について考え、「気づき」をみつけていくために、sodatekuの活動は小さな集いである座談会がメインとなっています。

                        (活動詳細はsodateku.comへ)

 

sodatekuメンバー自己紹介

國末景子

 

小児科医です。病院勤務以外にも子どもたちの成長を応援するため、子どもたちに直接またはお母さん達に対し自分にできる関りを心掛けています。絵本を読むことが好きで、小学校では絵本ボランティアに参加。子育ての経験からお母さんによりよいアドバイスができるよう現在もリアル勉強中です。

 

 

出井淳子

 

助産師です。出産のエネルギーを浴びたいという想いで助産師になりました。助産師として赤ちゃんの生まれる、その瞬間に1000回以上立ち会っています。人としての入り口である「生」を見守ることで、その人だけでなく、周囲の人も含めみんなの人生をリアル応援中です。

 

 

洲脇美智子

 

NPO法人0-99おかやまおしえてネットの代表です。子育ては、自分育てと社会育て。先輩母として、子育てのより良い環境を次世代につなげたい。「いつでもここにいるよ。」という安定した居場所になれるようリアル模索中です。

 

 岡山から発信!全国のお母さんに届けたい!

 メンバーは、各自仕事を日々こなしながら、3人でお母さん達を応援する活動をしています。そんな私たちが中心になり作成した冊子が「これだけは知っておいてほしい。はじめての子育ての、3つのこと。」です。冊子を岡山で少しずつ配布している中で、保育の現場や行政からもとても心に響いたという声や、冊子がほしいという問い合わせをいただき、もっと多くの方に読んでほしい!全国のお母さんの元に届けたい!という気持ちが強くなってきました。

 現在までに4000冊を配布。第1刷では、1冊300円で販売しましたが、第2刷では企業からの広告協賛や助成を募り、無料で配布しています。

 子どもは後に社会を支える大人へと成長します。今後の社会がとても心地よい場所となるように応援していきたい気持ちを、私たちはこの冊子の配布で実らせたいと考えています。みなさまのお力をお貸しください。

 

支援金の使用用途

*集まったお金はすべて冊子増刷のために使用します。

 ➡目標金額が集まれば、約2000冊を増刷できます。

 

*増刷後の冊子はどうなる?

 冊子は無料で配布をします。

 ➡NPOの活動に参加してくれるお母さん達に。

 ➡遠方からも電話で欲しいと希望してくださる方に。

 ➡公民館や病院、お店などに。

 ➡支援してくださった方へのお礼の品として。 

発端は、第1子子育て応援事業「はぐはぐプロジェクト」から

 NPO法人0-99おかやまおしえてネットが主催している第1子の子育て応援事業「はぐはぐプロジェクト」では、全4回の講座で子育てに必要な情報をコンパクトにお伝えします(講座はH29年4月より6回に変更)。このプロジェクトの対象者は、はじめてのお子さん(第1子)を子育てしているお母さんとその0歳の赤ちゃんです。NPO代表と各分野の専門の先生に講師をお願いし、昼食には「季節の重ね煮」「あえもの」などを準備しています。

 

△昼食の一例

 

 小児科医による”こどもの体”、助産師による”ベビーマッサージ”、歯科医による”なぜ虫歯になるの”、NPO代表による”発達とあそび”など、専門の知識を活かした講座となっていて、子育てにおいて大切なことを伝えています。離乳食にも使うことができる季節の重ね煮は、お母さん達にとって食に対する意識を変えることにもつながっているようです。

  はじめての子育てはとても不安だらけです。なぜかお母さん達は不安や悩みを周囲に伝えたりせず、一人で抱え込むことも多く、日々精一杯頑張っています。その不安が少しでも和らぎ、誰かに相談してもいいんだと思えたり、仲間づくりの手助けができるような場になるよう心がけています。

 

 △はぐはぐプロジェクトに参加の赤ちゃんとお母さんたち

 冊子「これだけは知っておいてほしい。はじめての子育ての、3つのこと。」誕生!

 

 

 「はぐはぐプロジェクト」の回数を重ね、気づいたことがあります。現代のお母さん達は、日々精一杯子どもと向き合っています。なのにたくさんの情報に振り回されることもあり、不安が増しているのです。そして誰にも相談できず、なんとなく社会から取り残されたように感じているお母さんがたくさんいました。メンバーはそんなお母さん達を勇気づけたいと思いました。もちろんプロジェクトに参加しているお母さんだけでなく、もっともっとたくさんの人に思いを伝えたいと思うようになりました。

 そこでプロジェクトの講師である、小児科医、助産師、NPO代表の3人が中心になって何回もミーティングを重ね、はじめて子育てをしているお母さんに伝えたいことは何かを話し合いました。どんなことをお母さん達には心に留めてほしいだろうか。どうやってシンプルに大切なことを伝えることができるだろうか。何が基本にあれば、お母さん達はより自然体でいることができるだろうか。考えて考えて、「これだけは知っておいてほしい。はじめての子育ての、3つのこと。」という冊子になりました。

 その1冊には初めての子育てだけでなく、第2子出産後も、そして赤ちゃんの時期に限らず、子どもたちが大きくなっても通じる子育ての基本になることをまとめることができました。今も昔も変わらないことを伝えています。

知っておいてほしい。3つのこと。って?

    冊子の中を少し覗いてみましょう。

 

 

 

 

とてもとても大切な基本のこと3つ。

 

1.基本は生活リズム。

2.赤ちゃんをみれば、わかる。

3.あなたのこと。

 

ライフスタイルは家庭により、またはお母さんと子どものペアの数だけ違います。だからこそ、子育てに正解なんてないんだとメンバーは考えました。そして何か特別なことをするのではなく、日常が整うことが大切だと気づいたのです。毎日の生活の中で、これだけは心に留めておく基本のことを3つに絞りました。そこに目を向けると、少しずつ心地よい日常を繰り返すことができるようになるのです。

 

 

 お子さんが1歳を超えて、さらに思春期を迎えても、大切な3つのことは基本となりますが、私たちはこの冊子の中に「少し、先のこと。」として、大きくなったお子さんのお母さんに向けてメッセージをのせました。  

第1子の子育てが決め手!私たちの冊子で応援!

 お母さんたちはいつの時期も不安をかかえ、悩みながらすすんでいきます。子育て1年目のお母さんが少しでもリラックスできれば、その後の気持ちや行動は変わってくることを「第1子応援事業」(延600組の卒業生)から確認しています。私たちの冊子をより多くのお母さんたちに届けることで、子育ての応援ができると信じています。

 そこで、みなさんのお力が必要です。おじいちゃん、おばあちゃん。お父さん、お母さん。ご友人。同僚。今からお父さん、お母さんになるかもしれない方たち。そして、企業の方大歓迎です!

 

たくさんの方々の応援をお待ちしております。

 

                                    sodateku

 

  • 2017/05/15 20:25

    みなさまの温かいご支援のおかげで、5月12日に第1の目標金額を達成することができました。ご支援いただいた方々、そして、プロジェクトの存在を広めてくださった方々、応援してくださった方々、みなさま本当にありがとうございます。   集まった支援金はすべて増刷のために使用します。予定では約2000...

  • 2017/05/11 09:28

    直接お会いしてお話させていただき、現金でのご支援をたくさんいただきました。感謝しています。   この度松岡様、N様からもご支援いただきました。 N様とはメンバー3名がお顔を合わせお話しましたが、冊子の内容にもsodatekuの活動にもとても共感していただきました。時間がたつのを忘れ気が付...

  • 2017/04/27 08:29

    プロジェクト開始して1週間経ちました。みなさまの心のこもったご支援が私たちsodatekuに届いています。感謝です! ご支援いただけたら本当にうれしいのですが、「こんなプロジェクトやってるよ。」ということを広めてくださるだけで、応援団です。これからもよろしくお願いしますね。 sodatke...