加工品を販売して大好きな西米良村の自然を守りたい!
皆さん、はじめまして!
宮崎県の西米良村という県内で最も少ない人口約1000人の村で、ジビエの加工に携わっている地域おこし協力隊の小牟田明歌音といいます。
私は、大好きな西米良村の山が直面している獣害や後継者不足などの問題をなんとかしたい!という思いで、出身地である新富町から西米良村への移住を決断。
覚悟を決めて、このシカやイノシシの命をいただくジビエ加工という仕事を選びました。
このままでは、高齢化と人口減少が進むだけで、猟師や山を手入れする人も少なくなってしまう!!!
「自然環境をよくするには、根本である山を守らなくては! 山や農作物に被害をもたらす鹿をなんとかせねば!」と移住し、私は意気込んで仕事をはじめました。
ところが…見えてきた現実は異なるものでした。
多額の税金を投入して駆除しても決して獣害はなくならないのです。
やがて、これを解決するには根本である山を再生し、人間と動物たちの暮らしのバランスを整えなければ意味がないということに気づかされました。
しかし、今のままでは西米良村は高齢化と人口減少が進む一方。
山を手入れする人や猟師さんの数も減っていきます。
手入れされない山は地力を失し、治水力をなくします。
それは土砂崩れや洪水につながり、綺麗な水は失われ、空気も循環されません。
そしてまた、その問題解決に多額の税金が使われる。
待っているのは、まさに負の連鎖です。
地域に稼ぐ力を!鹿皮などの自然素材を使用した商品を開発中
そこで、私は駆除されて捨てられてしまう鹿の皮などの自然素材を使用した商品を開発し、ビジネスの力を活用することを思いつきました。
得られた利益の一部を環境活動や未来を担う子供達への教育などに活用したいと思っています。
今回のチャレンジでは、まずその商品を作る作業場としての工房を作ります!
工房というと製造に特化したようなスペースを思い浮かべられるかもしれませんが、ここは子どもから高齢者までが生き生きと暮らしている西米良村!
誰もが気軽に集まり、子どもも大人も遊べる場所。
ここがあることで人が集まり、交流の中からまた新たな製品やイベントのアイデアが生まれることを期待しています。工房よりも「茶飲み場」といったほうがいいかもしれませんね。
ここで、これから作る工房の特徴を簡単にまとめてみました!
●商品づくりには子育て世代が積極的に関わります!
●だから子連れで出勤可能。遊ぶスペースも完備!
●商品づくりには簡単な工程もあるので、おじいちゃん・おばあちゃんたちも一緒に働ける!
そうです。3世代が交流できる茶飲み場になるのです!!
工房の候補物件は「村一番の大工さんが建てた古民家」!
工房の候補物件周辺には、作業小屋や広い庭、空き地があります。
目の前には川や畑、椎茸を栽培するホダ場もあります。
週末はこうした場所を使い、さまざまなイベントやワークショップを開催することで、村内外の方々が交流できるようにしたいと思います。
西米良村には希少な「実生ゆず」や特産品の糸巻き大根など、まだまだ知られていない特産品もありますので、そうしたものの販売もしていきます。
工房の候補物件は、「村一番の大工さんが建てたんだ!!」と亡くなられた持ち主の弟さんが自慢する、山に囲まれた素敵なお宅です。
ただ、長年放置されていたため、補修が必要になります。
協力隊として国から一人200万円の予算が出ていますが、私たちが活用できるのはほんの僅かです。
今まではできる限り自費で動いてきたのですが、それも底をついてしまいました…。
そこで、皆さまのお力をお借りしたく、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました!
工房ができれば、支援していただく皆さんにも遊びに来ていただき、開発中の商品や特産品も見ていただきながら、西米良村を楽しんでいただけるのでは!と思っています。
まずは工房の一角として、革製品の作業場として大きめの縁側を作るためのご支援を皆さんにお願いしたいと思います。
オススメのお返し品:地域おこし協力隊がガイドする西米良遊び!
今回、もっとも高額の支援をいただいた皆様に、地域おこし協力隊である私がご案内する西米良満喫プランをご用意しました!
これでもか!という西米良づくしのプランになっています。
ちなみにジビエ加工所は私の職場でもあります。ぜひお越しください。
最後に
西米良村は人口わずか1000人ほどしかいませんが、
高齢者の皆さんは村に誇りをもっていて、若者がそれをリスペクトしています。
美しい自然が守られているのは、そんな絆が脈々と受けつがれているからこそ。
人口は減っていく中で私ができるのは、
その絆を村の中の人だけでなく、外にいる人ともつないでいくこと、
中と外の両方で西米良村を大切につないでいくことのお手伝いだと感じています。
ご支援いただいて作る工房は、そのための大切な「場」にします!
どうぞご支援をよろしくお願いいたします。