第7回「福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!」

 こんにちは! 特定非営利活動法人アースウォーカーズで事務局スタッフをしている宮崎大学1年の木村です。わたしたちは東日本大震災の支援活動の一環として、「福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!」という活動を毎年実施しています。このキャンプは、福島の子どもたちを宮崎に招待し、宮崎の豊かな自然の中で思いっきり遊んでもらい、心身ともにリフレッシュしてもらう保養キャンプです!

 

 このキャンプでは、宮崎の豊かな自然の中での遊びを中心としたにんじん堀りなどの農業体験に加え、みかん狩り、砂浜遊び、お母さんたちの交流に宮崎郷土料理教室、プロ野球やJリーグの観戦なども予定しています。

 

 ▲無農薬の西田農園で堀りたてのにんじんにかじりつく子どもたち

 

▲宮崎のビーチ 生まれて初めて裸足で砂浜の上を走る♪

 

福島の子どもたちに、思いっきり外で遊べる楽しさを!

 福島では2011年3月11日の東日本大震災により引き起こされた福島第一原発事故の影響で、震災から約7年が経過した現在でも外遊びを制限されている地域や家庭が残っています。

 

 この企画は、未就学児とその保護者を対象としているのですが、未就学児というと、6歳以下、つまり、参加する子どもたちはみんな震災後に生まれた子どもたちです。

 

 そんな中、福島では放射能という不安と向き合いながら子育てをしている保護者もいます。そういった家庭の子どもたちは、外遊びを制限し、砂浜に行ったことがなかったり、裸足で芝生の上を走ったりする経験をしたことがなかったりします。また、そうした自然体験不足が子どもたちの発達に与える影響も懸念されています。

 

 そんな福島の子どもたちに、自然の中で、安心して思いっきり外で遊ぶ楽しさを知ってほしい、そして、心身共にリフレッシュしてもらいたいという思いから、宮崎での保養キャンプを企画しています。

 

▲古谷さんの農園でとっても甘い完熟きんかんたまたまの収穫体験!

 

 子どもたちはもちろん、保護者の方々も笑顔に!

 また、この企画では、子どもたちのリフレッシュはもちろん、子どもたちの保護者の方々にもリフレッシュしてもらいたいと考えています。「子どもを思いっきり遊ばせてあげたい。だけど、遊ばせてあげられない。」福島の保護者の方々は、そんな思いを抱えながら日々生活し、心をすり減らしています。私たちは、このキャンプで子どもたちが自然と思いっきり触れ合い、最高の笑顔を見せてくれろことで保護者さんたちの心が安らいでくれると思っています。

 

 ▲ぽかぽか陽気の平和台公園でアイスクリームを頬張る子供たち

 


▲日本で一番おいしい鯉料理がお店で食べられる泉の鯉に餌やり

 

 若者が成長するきっかけに!

この企画には大学生をはじめ、100人を超える多くのボランティアが関わっています。
若い人たちがボランティアを通じて成長し、頑張っている大人たちと出会ったり、社会で起きている問題などを考えたり、親への感謝や子育てについて意識するきっかけにもなります。
ぜひ、若い方々の成長も広げ、将来を明るくしていく担い手を育てる機会をみなさんと一緒に作っていきたいと思います。

 


  

最後に

 現在、震災から7年が経とうとしていますが、まだまだ福島の子どもたちが思いっきり自然と触れ合えるようには、なっていません。それにも関わらず、ニュースなどで福島のことを目にする機会は減り、支援金も少なくなっているのが現状です。このままでは、このプロジェクトを続けることは難しいでしょう。

そこで、今後もこのプロジェクトを継続していくためにも、福島の子どもたちに思いっきり自然と触れ合ってもらうためにも今回のプロジェクトは絶対成功させたいと考えています。

みなさまご協力よろしくおねがいします!

 

支援金用途

◆交通費

◆現地宿泊費

◆事務経費

 

過去の動画

 

 

お問い合わせ先

NPO法人アースウォーカーズ 

代表理事:小玉直也 0985-85-6555

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