皆さん、こんにちは! 

私たちは、宮崎県立高千穂高等学校の世界農業遺産研究グループ「GIAHS(ジアス)アカデミー」の1期生です!

 

2015年に、私達の住む高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村が世界農業遺産に認定されました。

そんな私達ですが、この1年間1期生として学んで来ましたが3月に卒業となり、このGIAHSアカデミーも卒業します。

そこで、後輩の子たちに私達の思いをユニフォームという形で託したいと思い今回のプロジェクトを立案しました。

 

● 「チーム力」を養い、高千穂高校から世界農業遺産を発信してほしい。


2015年12月15日、高千穂・郷椎葉山地域は世界農業遺産(通称:GIAHS)に認定されました。 認定をきっかけに世界農業遺産を学び、発信する場として「GIAHSアカデミー」が発足し、高千穂高校生が高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町・諸塚村・椎葉村の5町村を舞台に地域の農業や文化について学んでいます。

 

この活動を今後、より力を入れて取り組みたいという想いから、ユニフォームを作りたいと考えています!そのため今回クラウドファンディングを実行することになりました。

 

・世界農業遺産とは


 

世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS):ジアス)は、2002年(平成14年)、食料の安定確保を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」(FAO、本部:イタリア・ローマ)によって開始されたプロジェクトです。

 

創設の背景には、近代農業の行き過ぎた生産性への偏重が、世界各地で森林破壊や水質汚染等の環境問題を引き起こし、さらには地域固有の文化や景観、生物多様性などの消失を招いてきたことが挙げられます。


世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことです。

 

・なぜユニフォームが必要なのか?


 私達は活動の中で地域に赴いて一緒に農業を経験をしたり、農家さんの思いを届ける情報誌「高千穂郷食べる通信」の取材、記事執筆の一部をNPO法人高千穂アカデミーの皆さんと行っております。

 

その中でもGIAHSアカデミーは、2年生と3年生の全学科にまたがって横断的に構成されています。

 

現場に出る時は、2年生と3年生が行動することや、そのコンビが都市での意見発表に出る時もあります。

 

 (2年生と3年生のコンビでのプレゼンテーション。)

 

その時に感じたのは「チーム力」。年齢や性別に関係なく、私達的には「仲良く」というワードで、一般的には「チーム力」を持って活動に臨めばもっとよりよいものが作れるのではと感じるようになりました。


そして、部活動でも同じですが、同じユニフォームを着ることでの連帯感の向上を私達は期待しています。これからいろんな場所でそのユニフォームを来て発表をする姿を思い浮かべるとすごく頼もしいと感じます!

 

そのために、後輩の子たちにはユニフォームで思いを託したいです!

 

● チームロゴ

私達のチームロゴは、このようなデザインです。

 

GIAHSのGは焼き畑、Iはお茶、Aは森林、Hは神楽、Sは水田とイメージしたカラーにしています。

 

世界農業遺産というとちょっと硬いイメージがあってとっつきにくいところもありました。なので柔らかく感じてもらいたくポップなデザインに仕上げました。

 

このロゴを胸に、高千穂高校から世界とつながってほしいです。

 

こんなユニフォームジャケットを作りたい

 

(出典:モンベル

ユニフォームジャケットは農家さんと一緒に農業を体験して、世界農業遺産を発信する後輩へ、動きやすく着たくなるようなジャケットを制作しようと考えています。

 

※ 画像は参考です。



GIAHSアカデミー1期生から、あとを引き継ぐ後輩の子たちへ

甲斐華穂(かい かほ

「GIAHSアカデミーは1年間、高千穂郷椎葉山地域の魅力、課題について体験や取材を通して地域に直接関わりながら学んできました。農家の方々と話をしていく中で、地域に対する熱い想いにとても心を打たれ、私自身もこの地域の未来について真剣に考えるようになりました。 私はGIAHSアカデミーを卒業しましたが、これからもGIAHSアカデミーの活動は後輩によって引き継がれていきます。今後の活動がより充実したものになるよう応援していただけると嬉しいです!」

 

甲斐希実(かい のぞみ)

「GIAHSアカデミーに1年間参加し、高千穂郷椎葉山地域の魅力やこれからの課題、私たちがするべきこと、たくさんの事に気づくことができました。 延岡から高千穂に通っていた私は、GIAHSアカデミーに参加したことでこの5町村に住んでいる友達よりもたくさん地域のことを知ることができたと思っています。 これからは気づいた事などを自分のできる範囲で発信し、もっと高千穂郷椎葉山地域を知ってもらいたいです。 今後GIAHSアカデミーの活動がより有意義なものになっていって欲しいと思っています。 応援よろしくお願いします。」

 

戸高茉里奈(とだか まりな)

「私はGIAHSアカデミーで体験や取材を通して1年間活動する中で、人と人とのつながりの大切さを学び、自分の18年間育った地域の魅力や問題点に改めて気づくことができました。たくさんの方々の想いが詰まった大切な遺産を今度は私たちが 守り続けていかなければならないと感じました。 後輩によって今後も引き継がれるGIAHSアカデミーの発展を見守っていただけるとありがたいです!」

 

● 支援金の使いみち

 

支援いただいたお金は、後輩のGIAHSアカデミー生のユニフォームジャケット制作に活用させて頂きます。

 

● 実行スケジュール


3月中旬〜3月下旬 クラウドファンディング

3月末 ユニフォームジャケット及び、ポロシャツ作成

4月中旬 GIAHSアカデミー2期生、3期生へユニフォームを

 

● お問い合わせ先

特定非営利活動法人 高千穂アカデミー

宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井804-1

Mail info@takachiho.in