本プロジェクトでは、子どもを含めた、宮崎市高岡地区の全住民参加型で、2019年2月に作成した「高岡歴史かるた」の増刷と、支援者の皆さんにも参加して頂きながら「高岡歴史かるたの歌」を作りたいと思っています。 

ご挨拶

 

みなさん、こんにちは。高岡歴史かるた会会長の 春口洋子 と申します。このページをご覧頂きまして、ありがとうございます。

 

「高岡歴史かるた」というのは、宮崎市高岡地区(旧 高岡町)の歴史に関することを基に作った「郷土かるた」です。

高岡地区を代表する、「や」月知梅と「お」去川の大イチョウ

 

「高岡歴史かるた会」というのは、高岡地区の歴史かるたを作り、それを使って、子どもから高齢者まで、多くの方が集える場を作る等、いろいろなイベントを企画・運営をしている会です。13名の会員は、普段から民生委員や地域の役員として、また、それぞれの職業等を通して、地域や人との関わりをもっていますので、発足と同時に、かるた作りとイベント作りに全力疾走(?)をしてきました。毎回の集まりが楽しく、1年半経った今でも、集まれば、かるたを使った壮大な夢を語ったり、昔の高岡の話を聞いたり、美味しい果物やお漬け物を食べたり・・・。もちろん、行事についても話を楽しくしています。

 

 私たちが行いたいこと その①

高岡歴史かるたと解説用冊子の各400部増刷

2019年2月24日に、高岡歴史かるたと解説用冊子(絵札と読み札、解説文で1ページが構成されている)を、各700部作成しました。400部を自治会や学校に配付し、300部を販売したところ、なんと、2週間で完売しました。その後も、「かるたと解説用冊子がほしい」「増刷はいつですか」等の要望をたくさん頂きました。そこで、急遽増刷することが必要となりました。

ちなみに、高岡歴史かるたには、縄文時代の貝塚や戦国時代の山城(天ヶ城と穆佐城)、戦時中の暮らしや子ども達の遊び、ビタミンの父と呼ばれている”高木兼寛”や元宮崎県知事の二見甚郷、アララギ派歌人の高野春義、乱髪喜蔵(みだれがみ きぞう)という四股名の力士、その他本居宣長の鈴の屋や緒方洪庵の適塾で学んだ人についても掲載されています。  

二見甚郷         高木兼寛         高野春義

  

 貝塚の絵札と読み札

 

配付した高岡歴史かるたは、いろいろな場所で皆さんに使われています。小学校では、社会科の地域を調べる学習で使われています。4、5人のグループで調べてまとめるので、学級に8部必要となります。そこで子ども達が他の学級から借りて学習をしていました。解説用の冊子には全てふりがながあるので、こども達は声を出して、楽しそうに学習したそうです。

 

高岡44地区の公民館に、各3個ずつ配付しました。ある地区では、それを使って「ふれあいサロン」(地域の高齢者の方々の集い)や公民館での集まりの時にかるた遊びをしている、という報告も頂きました。

 

高岡歴史かるたを使った人と人との交流は、増々活発になっています。そして、いろいろな所で活用されています。

大人も子どもも一緒にかるたを楽しみました(天ヶ城歴史民俗資料館にて)

  

「解説用冊子」の内容は、次のようになっています。 

 冊子は全56ページで作成しました。(今回増刷する冊子には、「寄贈」以下の社名は入っていません。)

 

読み札、絵札、解説文で1ページが構成されています。

 

読み札募集に応募していただいたけど、採用に至らなかった読み札も掲載されています。

 

私たちが行いたいこと その②

高岡歴史かるたの歌づくり

皆さん、思わず口ずさむ歌って、ありませんか?

わがまち”高岡”にも、口ずさんでしまう歌がほしい。それも、歴史かるたの歌が。

子ども達から高齢者まで、みんなが一緒に歌える歌を作って、学校や幼稚園・保育園はもちろん、地域や会社、イベントなど、いろんな所で歌ってもらえるような歌がほしいのです。

しかも、支援者の方々に歌づくりに参加して頂き、一緒に作りたい!と思っています。

 

そこで今回は、シンガーソングライターの大野勇太さんに歌を作ってもらいます。大野さんは宮崎県出身で、現在、東京を拠点に全国でコンサート活動を行っています。また、地域や企業(社歌)、イベント等のテーマソングを提供しています。ファン層が乳幼児から高齢者まで幅広いのも、大野さんの魅力です。大野さんは、関東在住の方の「高岡郷人会」や高岡の保育園や学校、高齢者施設、祭り等のイベントなどで歌うなど、高岡の人とのつながりも深い人です。2018年11月の「たかおか産業まつり」や2019年3月の「天ヶ城開門まつり」に出演しています。

 天ヶ城開門まつりで歌っている大野勇太さん(2019.3.23)

 

大野勇太さんのHP http://onoyutan.web.fc2.com

  

それでは、なぜ「高岡歴史かるた」を作りたいのか。発起人である事務局の山口が語ります。

 

 

「私(山口)は、高岡小学校に赴任した5年前の4月1日の朝、高岡の町や学校にある多くの歴史物を見て「かるたを作りたい」と思いました。「3つの目的」はそのときに考えました。その日から、いろいろな方に「かるたづくり」の話をしました。その話を聞いた方が「◯◯さんにもかるたの話をしてみてください」と紹介して頂きました。そのようにして、次から次へと人のつながりが生まれました。」

 高岡石が使われている高岡小学校正門

 

「ま」学び舎の 磨り減る階段 高岡石

 

 高岡歴史かるた会は2018年1月に発足しました。かるたづくりの歴史に関する監修や助言をお願いするために、「高岡歴史かるた有識者会議」を組織し、座長の中山芳教氏(高木兼寛顕彰会会長)をはじめ、5名の方に入って頂きました。

 

私たちは、現在、歴史かるたを使ったイベント他団体との共同企画現地見学ツアー等々、高岡を盛り上げるためにやりたいと思い、活動を行っています。

 

・歴史かるたを使ったイベント

「高岡歴史かるた」完成記念交流会で、世代を超えて一緒に遊びました。

当日は、高岡まちづくり委員会事業として行われ、第1部が完成記念式典、第2部がかるた交流会(試合形式)を行いました。事前に、高岡まちづくり委員会教育総務部会の皆さんと高岡歴史かるた会の会員が、交流会開催に向けて、当日の運営などについての打合せや審判の練習を行いました。当日は、2名の来賓をはじめ、50名以上の方が参加されました。新聞やケーブルテレビ等の取材もあり、楽しく、そして熱気に包まれた中で行う事ができました。

真剣勝負の参加者の皆さん

  

       審判をしているかるた会とまちづくり委員会の皆さんです。


 

会場に飾られた46枚の絵札の原画

 

交流会の様子が、MCN宮崎ケーブルテレビ《わが町レポート》で放送されました。「高岡歴史かるた」で検索されると、YouTubeご覧いただけます。

 

 

・他団体との共同企画

  6月23日(日)午前10時から11時30分、13時から14時30分まで、天ヶ城歴史民俗資料館の1階ロビーで、高岡歴史かるたを使って、かるた遊びの仕方や歴史についての簡単な説明をして、その後、1試合を行いました。その様子は、レポートで報告します。

 この企画は、7月7日(日)、21日(土)、8月4日(日)の午前中にも行います。9月、10月、11月にも1回ずつ行います。何回でも参加可能です。

  7月7日(日)は、高木兼寛顕彰会主催の「ふるさとふれあいバスツアー」という、穆佐城跡や去川大イチョウなど、高岡町内の歴史に関する史跡をバスで巡る企画が毎年行われていますが、今年度は、昼食会場で「高岡歴史かるた」で遊ぶことになっていて、高岡歴史かるた会が担当することになっています。

  この他にも、高岡町内の他の団体とのコラボの相談も寄せられています。共同企画を行った後には、「かるたが欲しいので、増刷したら買いますね」という声をたくさん頂きます。

 

・現地見学ツアー

 かるたは読み札・絵札が各46枚あります。それぞれの札には様々な史実やエピソードがあります。現在でもそのまま残っているものや、姿や場所を変えて残っているものもあります。また、石碑として建立されているものもあります。

 ある日、高岡歴史かるた会の会合をしているときに、「どこに何があるか分からないね」「今、どうなっているのか一度見てみたいね」という声が挙がりました。そこで、まずは自分たちが行ってみよう!ということになり、現地取材ツアーを行う事となりました。会員の想いや願いから、活動が生まれるのもこの会の楽しさです。現地取材ツアーの様子もレポート報告で紹介したいと思います。


高岡歴史かるた会のメンバーです(月知梅にて)

 

ここで、これまでの私たちの活動 《高岡歴史かるた会「発足」から「かるた完成」まで》を、事務局の山口が紹介します。

[第1期] かるた会発足まで

5年前にかるたづくりの大まかな構想を作り、地域づくりや社会教育関係の補助金・助成金等の説明会に参加し、申請を行いました。4年間、挑戦しましたが、様々な理由で全て交付には至りませんでした。

2017年12月20日(かるた会準備会)

山口が「かるたを作りたい」と思った日から約4年の月日が流れ、この目的に賛同された方、7名が集まりました。かるた作りには、約1年間かかるので、発起人である私は、冒頭に「補助金等はありません。ここに来られた方で話し合って、『かるたづくりは行わない』と決まれば、私としては後悔はありません。」と話しました。すると、参加された方から、「何とか、かるたづくりはできないだろうか」「今作らないと、もう作れないと思う」「かるたづくりの火は消したくない!」という意見が出されました。私が、「『手作りかるた』なら、数万円でできると思う。全て手作業です。20セット作るとして、約2000枚を切ったり、糊付したりしますよ」と話したら、「一人1万円ずつ出しましょう。みんなで手作業しましょう!」という意見が出されました。私は、この時、皆さんの強く、熱く、そして切実な想いを知りました。その時の会が準備会になり、そして翌年1月に、「高岡歴史かるた会」が発足しました。

 

2018年1月17日(かるた会発足・会長の選任)

会長を決める時に、「春口さん」の名前が出されました。春口さんは、その場にも、準備会にもいませんでしたが、みんなの想いは同じでした。早速、その場で春口さんに電話をして、「カフェテラス ブルート」に来てもらいました。 

中央が春口洋子会長です。

 

 私たちとして、次の理由で春口さんに「会長」をお願いしたい、と考えていました。

・高岡に子どもの頃から住んでいて、当時のことや人についてとても詳しく、人脈も広い。

・毎年、高岡小学校の5年生に「奴踊り」を教えていることもあり、若い世代からもよく知られている。

 

私たちの依頼に対して春口さんは「私は会員として協力しますが、会長は務まりません」と何度も断られましたが、私たちは会長になってほしい、とお願いをしました。その後、「会長」を引き受けてもらい、高岡歴史かるた会が正式に誕生しました。

 

[第2期] 発足から読み札応募まで

2018年7月19日(内容項目の完成)

会の発足後は、会則や趣意書づくりをしました。同時に、高岡にどのような歴史があるのか、内容項目の一覧を作りました。全ては網羅していないと思いますが、65ありました。一覧表を作成する際は、「高岡歴史かるた有識者会議」の5名の先生方に、多くことを教えていたきました。

この一覧表は大変評判がよく、「この一覧だけでも欲しいねえ。こんなにたくさんあるんだね」と一覧表を持って帰られる方もたくさんいらっしゃいました。応募用紙の裏面に掲載した内容項目の一覧

 

2018年7月31日(応募用紙配付及び応募箱の作成及び設置)

各公民館長様のご協力を頂いたことで、町内の全戸に配付する事ができました。各学校で配付したものなどを合わせると、5,500枚を届ける事ができました。また、会員みんなで応募箱を作り、町内17カ所に置かせて頂きました。応募箱と一緒に応募用紙も置かせて頂いたので、多くの方の目に留まったのではないかと思います。会員以外の方にも、多くの方に作って頂きました。

会員や地域の方が作成した応募箱(全部で17個作成)

 2018年8月

読み札募集を始めたころに、とても有り難いお知らせが届きました。高原ミネラル株式会社の代表取締役社長成松八州子様より寄贈していただけることになりました。私たちの、高岡歴史かるた完成に向けての士気がさらに高まり、みんながかるた遊びをして、楽しんでいる姿を具体的に描けるようになりました。成松様、ありがとうございました!


 [第3期] 読み札・絵札の作成から「完成」まで

 2018年10月2日(読み札選定作業)

読み札の応募総数は、171首でした。本当にたくさんの方から頂きました。ありがとうございました。PM10時近くまで行いましたが、この日だけでは決まりませんでした。

その後、さらに2日間行い、46首を選定することができました。

かるた作成では、選定した46首の頭文字が、「あ」から「ん」まで揃わないといけませんので、その調整作業を2日間行いました。

選定作業から調整作業の中で、ご応募頂いた方の、高岡への愛着や懐かしい思い出(子ども時代であったり、子育てやお孫さんとの思い出等)を読みながら、何度も作業が止まりました。その度に、会員みんなで「そうだよね。そんなことあったよね」「昔はね〜・・・」と、話が始まり、そして作業を続けました。応募して頂いた方と私たちの間で、「かるたづくり」を通して、思い出や高岡への想いを共有している、一緒にまちづくりをしている、そんな時間でした。

 

2018年10月5日(新井克弥氏との座談会)

高岡歴史かるた会は、いろいろな方々に支えられて活動を行っていますが、その中の1つに「ひむかかるた協会」があります。

「ひむかかるた」は、「かるたを通して、子供達に遊びながら地域を学び地域への愛着を深めて欲しい。そして、かるたとともに成長した宮崎大好きっ子に、新しい宮崎をつくってもらい、宮崎の地域活性化に一役買いたい」という新井氏の思いで始まりました。この日は、かるたづくりについて、私たち高岡歴史かるた会会員にたくさんのことを教えていただきました。また、かるたづくりの想いを語り合うこともできました。

 新井克弥さん(関東学院大学教授 左から2人目)を交えて「かるたづくり」について話し合っているところです。3人目が、春口会長。(カフェテラス ブルートにて)

 

2018年11月下旬〜1月中旬(絵札の作成)

46枚の読み札が出揃うと、今度は絵札の依頼をしました。依頼した枚数は、小学生21枚、中学生13枚、一般の方12枚 でした。ある小学生は、一週間、昼休み時間に私(山口)の学級に通って、絵札を描いてくれました。小学2年生から大人までの、46枚の絵札を並べていると、「みんなで作り上げたんだなあ」と嬉しく思いました。

「作る楽しみも、遊ぶ楽しみも、みんなで楽しみたい!」という私たちの願いが詰まった絵札ができました。 

「城攻め踊り」浦之名小2年「去川の関跡」高岡中学3年「薩摩街道」一般

 

2018年11月下旬〜1月中旬(解説文の作成)

「高岡歴史かるた」の読み札の裏面には、解説文が書かれています。この解説文は、「高岡歴史かるた有識者会議」の皆さんに、一枚一枚書いてもらいました。多くの方から「知らないことが多いね〜」「読むだけで勉強になる」という言葉を頂いています。解説用冊子に掲載している解説文には、漢数字以外に全て振り仮名が付いていますので、子ども達も読むことができます。

   

     解説用冊子(A5版)       読み札(裏面)

 

2019年5月16日(「小さな親切実行章」受賞)

4月、公益社団法人「小さな親切」運動本部 様より、受賞の連絡をいただきました。発足して1年半の高岡歴史かるた会で、いつも自分たちが楽しいと思うこと、みんなで一緒にしたい!と思うことを、楽しく、美味しい(?)会議で計画し、多くの方のご支援を頂いて実施してきましたので、受賞については、本当にびっくりしました。そして、嬉しかったです。

今回の受賞を励みに、さらに楽しいことを考えていきたい!と思います。

公益社団法人「小さな親切」運動本部 様、本当にありがとうございました。

 まとめると、

なぜ「高岡歴史かるた」を作りたいのか。

なぜ、クラウドファンディングに挑戦しているのか。

それは、

・高岡を安心して暮らせる”まち”したい

・高岡を大好きな子どもや大人を増やしたい(伝え手を育てたい)

・高岡に世界中の人に来て欲しい

そのために「高岡歴史かるた」と解説用冊子を増刷したい!

からです。支援者の皆様、どうかよろしくお願い致します。

 

再び、春口が担当します。

 

 

私たちがなぜ、高岡歴史かるたの歌を作りたいのか。

その1 ふるさと「高岡」

進学や就職、転勤などで高岡を離れる方、現在高岡を離れて暮らしている方が、歌を聴いて高岡を懐かしんで、さらに元気になって頂きたい。高岡で暮らす人に、高岡の歴史や世代を超えたかるた遊びの楽しさを伝えたい。そのために、高岡歴史かるた会は、みんなで一緒に歌える”高岡歴史かるたの歌”がほしい!と思っています。

 

高岡の地で、今を生きる子ども達が、将来、自分の故郷について考えるとき、”高岡歴史かるたの歌”も一緒に思い出したり、歌が先に思い出されて、思い出が浮かんできたりするのではなかと思います。家族の都合で、引っ越しや転校をして、「自分の”ふるさと”ってどこだろう?」と、「故郷」について思うこともあると思います。そんなときに、「この歌を子どもの時に歌ったなあ。」 と歌を思い出し、少しでも温かい気持ちになってもらえればと、思っています。大野さんの作るメロディーや歌詞、歌声は、きっとみんなを温かい気持ちにしてくれます。


シンガーソングライターの大野勇太さんは、全国各地でコンサート活動をされていますので、高岡歴史かるたの歌が全国、そして世界中に広がると思います。歌の広がりが「高岡歴史かるた」の更なる広がりにつながると思います。

さらに今回は、歌の歌詞づくりに、支援者の皆様にも参加して頂いて、多くの方の想いの詰まった”高岡歴史かるたのうた”を作りたいと思っています。

 

 その2 イベントづくり

私たちは、「高岡歴史かるた交流会」をはじめ、これからいろいろなイベントを作って行こうと思っています。その際、イベントを盛り上げるために、”高岡歴史かるたの歌”が必要になってきます。みんなで歌いたくなる歌には、そのような力があります。

「ひむかかるたテーマソング」には、まさしくそのような力が感じられます。ひむかかるた協会のHPで聴けますので、ぜひ一度聴いてみてください。


ひむかかるた協会のHP  https://himuka-karuta.info/himukakaruta_song/

 

それでは、どのように行うのか その① 

 歴史かるたと解説用冊子の各400部増刷

「高岡歴史かるた」は2018年1月から1年間かけて、多くの方々のご協力とご支援を頂き、完成しましたので、高岡歴史かるた増刷用の データ及び解説用冊子のデータ等は既にあります。そこで、資金調達後はすぐに作成する予定です。

「高岡歴史かるた」の印刷は、宮崎市の株式会社ヒダカ印刷 に依頼します。

 ヒダカ印刷 には、「ひむかかるた」や「小戸かるた」(宮崎市小戸地区の郷土かるた)も作られており、1回目の印刷も依頼しました。かるた会の会員も、手に取ってみられた方も、皆さん、大満足でした。そして、400部増刷の今回もお願いしたいと思っています。

 

「解説用冊子」は、京都市に本社のある、株式会社 プリントパック 様に依頼します。

 プリントパック 様には、低価格で、素敵な「冊子」を作って頂きましたので、今回もお願いしたいと思っています。

 

完成した「かるた」と冊子は、セットで500円でお譲りしたいと考えています。「安過ぎる!」とのご意見もありましたが、高岡歴史かるた会としては、子ども達がお小遣いで買える金額にしたい!という想いがありますので、この金額設定にしています。

高岡歴史かるたの箱の天板部分のデザイン

 

高岡歴史かるたの箱の側面板(4枚)のデザイン

 

その他に、箱の中には、A4版サイズで、「高岡歴史かるたマップ」と「高岡歴史かるた年表」が両面刷りになっている資料も入っています。

「高岡歴史かるたマップ」(表面)

 高岡歴史かるた年表」(裏面)

 

さらに、箱天板の裏面には、遊び方(ルール)が、貼り付けてあります。これは、経費節減のために、会員が手作業で行っています。(前回700枚、今回400枚の予定)

それでは、どのように行うのか その②

 高岡歴史かるたの歌づくり

5月9日、大野勇太さんとマネージャーさんを囲んで、高岡歴史かるたの歌づくりについて話し合いました。その中で、曲調などの大まかなイメージができました。今後は以下の流れで歌づくりを行います。

① 大野さん:7月下旬までに曲を作ってもらいます。

② かるた会:

  7月下旬から、支援者の皆様に「歌詞・フレーズ・想い等」を、レポートの中で募集します。

 大野さんの作った曲を、レポートで紹介します。支援者の皆様には、曲の中に入れて欲しい「歌詞・フレーズ・想い等」を書いて、下記アドレスまで、送ってください。形式等はありません。送って頂いたものは、事務局がそのまま、大野さんに渡します。

      mailアドレス:hasinokai@gmail.com


③ かるた会:

  クラウドファンディング修了(9月28日)と同時に、「歌詞・フレーズ・想い等」募集も終了し、大野さんに送ります

④ 大野さん:クラウドファンディング修了後、歌詞・曲を完成させてもらいます。

⑤ かるた会:CDジャケットの画像データと曲データを送ります(業者発注)。

       

⑥ かるた会:11月、CDの販売(1枚500円)及びリターン発送を行います。

⑦ かるた会:SNS、イベント等で曲を流します。

⑧ 大野さん:コンサート等で高岡歴史かるたの歌を多くの方に伝えてもらいます。

 

 

● 支援金の使いみちは次の通りです。

 

 高岡歴史かるた(400個)           315,000円

 高岡歴史かるた解説用冊子(400冊)       85,000円

 曲作成(著作権料込み)・CD作成 (1000枚) 235,000円

 リターン品(送料込)〈概算〉          388,000円

 手数料〈概算〉                 177,000円

 

● 実行スケジュール

  5月 9日 大野さんとの打合せ。

 5月26日 高岡歴史かるた現地取材ツアー①(去川・浦之名地区)

 6月 9日 高岡歴史かるた現地取材ツアー②(穆佐地区)

 7月 中旬 クラウドファンディングスタート

 7月 下旬 曲の「歌詞・フレーズや高岡への想い」の募集

 9月22日 クラウドファンディング終了

 9月 下旬 かるた・解説用冊子・缶バッジ・CD・絵はがきセットの業者発注

       大野勇太さんライブのスケジュール調整(調整後、ライブ実施)       

11月    リターン品の発送

 

 

リターン品のご紹介

 支援者の皆様へのリターン品として、高岡にこだわって用意させて頂きました。

どうぞよろしくお願い致します。

 


 

 支援して頂く金額で、それぞれの個数等が異なりますので、一覧表でご確認ください。

 

 

お礼とお願い

 

私たちは「高岡歴史かるたを作りたい!」と思って集まっている市民の集まりです。これまで、高岡地区の歴史の内容項目一覧を作ったり、5,500枚の応募用紙を配付したり、「かるた」を使った行事を行ったりしてきました。「この年になって、全戸配付したのはすごいね」「何か、おもしろいね」と、その時その時にいろいろな想いを語り合ってきました。

その中で一番悩んだのが、「クラウドファンディングに挑戦するか」ということでした。「誰かに迷惑をかけないだろうか」というのが一番の理由でした。「誰か」というのは、関わってくれる人であったり、自分たちの家族であったり、支援してくれる人であったりでした。目標金額に達しないときには、支援者に返金または実行されない、というクラウドファンディングのシステムが、会員の心配を消してくれました。3度目の話合いの時に、「ここでせんかったら(挑戦しなかったら)、悔しいね」の言葉で、みんなの気持ちが固まりました。何とかして、高岡歴史かるたの増刷と「歌」作りを行いたい!と思っています。

最後まで、お読み頂いて、ありがとうございました。

 支援者の皆様、どうかよろしくお願い致します。

 

 ● お問い合わせ先

高岡歴史かるた会メールアドレス    hasinokai@gmail.com

高岡歴史かるた会Facebook    https://www.facebook.com/rekisikaruta/

高岡歴史かるた会HP       https://hasinokai.wixsite.com/mysite-6

事務局(山口)          携帯番号 090-4489-0943

  • 2019/08/13 09:36

    今回は、板ヶ八重地区の「火切地蔵」です。 火切地蔵は、高岡町板ヶ八重に鎮座する神様です。板ヶ八重地区では、明治40年頃までに2回の火事があり、人々は火災から逃れる方法を考えました。それは「火伏せ地蔵」として名高い宇納間地蔵尊の力を借りる事でした。火にまつわる全ての災いにご利益があるといわれる...

  • 2019/08/12 16:41

     今回のレポートは、赤谷の石橋です。 県道赤谷・橋山線に架かる高さ三.七メートル、長さ十一.五メートルの石造アーチ橋。明治二十年代に熊本の石工岩永三五郎系の技術を受け継いで造られたもの。建設から百数十年を経た今でも現役です。平成十四年に市指定有形文化財に指定されています。    <...

  • 2019/08/04 06:15

    今回は、「一里山」です。一里山は昭和23年(1948)に開拓がはじまり、今では高岡町内でも有数の農村地帯となっています。産業は農業が中心です。なかでもお茶の栽培はさかんで、霧の多い風土と水はけのよい土に恵まれ、集落の高台に広がるお茶畑の景色は緑鮮やかでとてもすばらしいです。     <...