はじめに・ご挨拶

はじめまして、別府市のゲストハウス「茶吉」のオーナーをしております、加藤顕・榮子と申します。

元呉服屋のオーナー夫婦です!「ゲストハウス茶吉」は、築87年の古民家を改装して、2019年7月にオープンいたしました。以降、海外からのお客様を中心に、多くの方に支えられて営業を続けています。特に80%以上のお客様が欧米からの観光客の方たちで、日本古民家のたたずまいをご覧になって「ビューティフル!」という言葉をかけていただいております。いま、新型コロナウイルスの影響下で売り上げも落ちている苦しい状況下、この美しい古民家を残すための改修費を必要としています。そのために、鉄輪の「みかゑり温泉」と手を組んだクラウドファンディングのプロジェクトが進行中です!


ゲストハウス「茶吉」とは? 改修への想い

「茶吉」は、"一生に一度は訪れたいゲストハウス"として、87年の歴史を持つ古民家を2019年に改装し、オープンしました。初めてなのにどこか懐かしい、いにしえの技術が光る梁も力づよい、温かみのあるゲストハウスです。

別府出身ながら、上京して東京で呉服店を長年営んできた私たちオーナー夫婦の最後の仕事としてはじまった「ゲストハウス茶吉」は、老朽化していた建物の改修から始まりました。当初は、呉服の展示会場として改修が始まりましたが、この建物をきちんと管理したいという思いから、ゲストハウスとして使っていくことになりました。今では、ほとんどの改修作業が住み、問題もなくみなさまにご宿泊いただいております。




 

2019年の改修作業の様子。この看板は、以前オーナー夫妻が東京で営んでいた
呉服店「きもの 茶吉」当時のものです。


「ゲストハウス茶吉」では、できるだけ宿泊にかかるお金を抑えたい・気軽に泊まりたい観光客のみなさまのために、1名様1泊2,500円〜4,000円の低価格でお部屋を提供させていただいております。おかげさまで、多くの海外からの旅行者がこの古民家で夜を過ごしていかれます。特に、2019年に別府市でラグビー・ワールドカップが開催された際には、海外からのお客様でいっぱいになりました。




 

海外のお客様たち。建物を見たときの一言はいつも「ビューティフル」!


私たちはこの歴史ある建物を大切に残し、「茶吉」としてみなさまに「古民家に住む・泊まる」経験をしていただきたい気持ちで、自力で改修を続けてきました。しかし、最大の難関として、屋根の補修が必要となってしまいました。

ご覧のように、屋根瓦に隙間があいてしまい、そこから草が生えてきてしまっております。この状態では、水漏れが起きてしまい、やがては木造の古民家全体に大きなダメージが入ってしまいます。

こうした古い建物を改修するには、ただ直せばいいというものではなく、適切な技術と建材が必要となってきます。そのためには、400万円~500万円におよぶ多額の費用という問題が立ちはだかってきます。屋根修復を中心とした工事に関する費用面での課題が、今年に入ってから新型コロナウイルスの影響で、よりいっそう難しいものとなりました。軌道に乗ってからは月40万円ほどの売り上げを出していましたが、現在は自粛状態にあり、このままではゲストハウスの営業だけではなく、屋根の改修と古民家の維持が難しい状況にあります。

このような状況の中、みなさまの暖かいご支援をいただいて、この古民家を後世に残し、みなさまに楽しんでいただける場所づくりをさらに推し進めていきたいと思う所存です。


私たちの地域【別府市朝見】のご紹介

「ゲストハウス茶吉」が立地する別府市朝見は、JR別府駅から徒歩15分の場所にある山のふもと町です。別府の総鎮守様である「朝見神社」の大きな鳥居をくぐると、旧い商店街が参道沿いにつづいています。「茶吉」は、そんな参道の脇道を入ったところにあります。




 

別府の総鎮守様である「朝見神社」。徒歩5分


近くに流れる朝見川沿いには、毎年桜が満開になる並木があり、お部屋からも美しい景色が広がります。別府ならではの地元温泉が近くにいくつもあり、お客様には100円で入湯していただけるようになっています。特に「茶吉」の向かいには「朝見温泉」があり、地元の方を中心に多くの人々のからだとこころを癒しています。

別府市は昔から温泉の町として栄えてきました。こうした朝見地区以外にも、たくさんの見所があります。十文字原展望台からは、別府の海と山と温泉の煙に包まれた町を一望できます。特にここからの夜景は、「日本の夜景100選」に選ばれるほどの美しさです。

また、古くからの温泉街である【鉄輪(かんなわ)温泉地区】には、多くの温泉が湧くスポット=「地獄」があり、「地獄めぐり」として多くの観光客を引き寄せています。今回のクラウドファンディングでは、この鉄輪温泉にあるひとつの温泉—「みかえり温泉」との共同プロジェクトを行います。


鉄輪(かんなわ)・みかえり温泉との協力プロジェクト

昭和にオープンした「みかえり温泉」は、オーナーの加藤顕の育ちの地である鉄輪(かんなわ)地区にあります。山の斜面に多くの温泉が湧いているこの地では、いくつもの温泉を楽しむことができます。その中でもみかえり温泉は、高温の天然蒸気サウナ設備をもつ珍しい温泉です。家族湯も備えており、家族やご友人と一緒に入るのも素晴らしい体験です。




 

男湯の露天風呂。わずかに白濁したお湯が特徴的です。


また、別府温泉といえば「地獄蒸し」。みかえり温泉の高温蒸気で蒸された卵やさつまいも、とうもろこしは逸品です!





 

どれも温泉の塩気がついて、ちょうどいい味になります!さつまいもの甘みは最高。


資金の使い道・実施スケジュール

実際の屋根の修理は、2020年6月から開始予定です。すでに見積もりは済み、工事の段取りを組む段階です。工事の進捗は、活動報告欄にてどんどんアップしていきます! 本プロジェクトは<All-In>方式で実施します。


リターンのご紹介

ご支援いただいたみなさまには、次の7種類のリターンを用意しております。詳しい説明は、リターンの詳細をご覧ください。「茶吉」の宿泊券(有効期限1年間)を中心に、みなさまに別府を感じていただけるようなものをご用意いたしました。

いくつかのリターンには「みかえり温泉」の入浴券が同封されております。また、いくつかのプランでは地元竹工房(永井製竹)の手によるカップのセット、および花生けのセットからお選びいただく形になります。


最後に

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

この日本の伝統ある建物を、今後50年、できれば100年でも残し、人が住み続けられるように、私たちは今後も奮闘していきたいと思います。みなさまのご協力、ご声援、そしてご支援に感謝いたします。どうぞよろしくお願いいたします!!!

ご連絡・ご質問等はこちらまでよろしくお願いいたします。

「ゲストハウス茶吉」
〒874-0812 大分県別府市朝見2丁目4-4
TEL: 0977-23-5808(加藤)
E-mail: akira.kato.asami@gmail.com
ホームページ: https://sakichibeppu.wixsite.com/mysite
Booking.com: https://www.booking.com/hotel/jp/beppu-guesthouse-sakichi.ja.html


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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