マスコットキャラクターの着ぐるみ化プロジェクト

 

 

初めまして、私は青森県弘前市でサッカークラブ「ブランデュー弘前FC」の理事長をしております黒部能史と申します。今回、ブランデュー弘前FCのマスコットキャラクター「ブラッフェ」の着ぐるみを皆さんと力を合わせて制作し、地域愛を育むきっかけにしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 

ブ ランデュー弘前FCは、2012年5月13日に「スポーツもっと街を幸せにしたい」という想いから立ち上げました。現在は東北社会人サッカーリーグ1部というところに所属しており、サッカーJリーグ入りを目指しています。クラブ理念も「スポーツを通してホームタウンにおける『ひとづくり』と『まちづくり』を行い、心豊かな生活の進歩発展に貢献する」としているのも、その想いからスタートしています。

 

▲ブランデュー弘前FCマスコットキャラクター 「ブラッフェ」

 

今回着ぐるみを製作しようと思っているマスコットキャラクターのブラッフェは「白神の妖精」です。名前の由来は、「ブランデュー」と「ラフェ(フランス語で妖精を意味する言葉)」を組み合わせています。

 

着ぐるみの魅力って何!?

5月15日にブランデュー弘前FCで実施した「ゆるサッカーマッチ」を見ていて疑問に感じたことがあります。なんでマスコットキャラクターには子供たちが群がっていくんだろうという事です。あれこれ考えた結果、「マスコットキャラクターの愛らしさは子供たちの心にダイレクトに届く!」という事。そして、最初はキャラクターの名前も企業の名前も知らなくても、その愛らしい姿に自ずと子供たちはマスコットキャラクターに愛着を覚えその名前を覚える。 そして、親に聞いて、企業にも愛着を感じるようになるのではないか。それを上手に利用したのが、今話題の「ゆるキャラ」たちなのかなと感じてしまう。

 

▲ゆるキャラたちは子供たちに大人気!

 

着ぐるみは地域愛、PRIDEを伝えることができるか!?

スポーツには「する」「観る」「支える」「語る」と四つの要素があると考えています。その中でもブランデュー弘前FCでは「観るスポーツ」の力でこの課題に取り組んでいきたいと考えています。つまり、プロスポーツです。スポーツを観ることで友人や家族、職場の仲間たちとの間に共通の話題を生み出します。スポーツは筋書きがないドラマです。そのドラマは常に更新され、新しい感動があり、時には口惜しさであったり、選手やプレーへの感想あったり、応援を通じて、新しい出会いがあったりします。

▲多くの弘前の誇りを背負って選手たちはプレーをする!

 

話題的なものと同時に、スポーツはそれぞれの地域を背負って戦っています。分かりやすい例が甲子園と日本代表です。甲子園では、まず自分の母校を応援します。負けたら自分の地域の学校を、そしてさらに負けたら県代表を・・・そして、東北をという風に。オリンピックやサッカーワールドカップに代表される日本代表も同じく。やはり日の丸を背負っている選手を応援したくなります。

自分と同じルーツを背負っている人を応援したくなるのです。そして、その人が負ければ、あたかも自分が負けたかのように悔しい。それは、スポーツには地域愛がもれなく含まれているからなのだと思います。例えばブランデューが勝てば嬉しく思い、負ければ悔しく思う気持ちを育むことこそが実は一つの地域愛なのではないかと考えています。そして、自分が次の世代の子供たちに伝えたいものなのです。

 

▲週末には多くの観客がスタンドへ詰めかける

 

青森県は正直田舎です。「都会には何でもあるけど、田舎には何もない。つまらない!」と思っている人がたくさんいるのも事実です。しかしながら、この弘前には人に誇れるも

のがたくさんあるのもまた事実。「まあいいや」と思わずに、「都会には負けたくない!」という気持ちを持つことも大事です。「地域への諦め」をスポーツの力は打ち破ることができると考えています。しかしながら、まだ弘前の人が「観るスポーツ」の楽しさを知っている人が少ないのです。

 

着ぐるみは街中で活躍する!

 

そこで、着ぐるみの登場です!

 

スポーツ観戦の楽しさを文化として根付かせるためには、まず試合会場に来てもらわなくてはいけません。着ぐるみを使って、街中で色々な告知活動をしたいと思います。正直選手達にも協力してもらえればいいのですが、選手たちの最大の使命は「勝利する事」です。その使命を達成する時間を削いでまで告知活動をすることはスポーツの本質に反してしまいます。選手に負担をかけずに、かつ子供たちの心をダイレクトつかみ、試合会場への誘客を図りたいと考えています。

 

▲ブランデューのホームゲームはグルメも充実

 

▲ホームゲームは子供たちが常に楽しめる場にしたい

 

ブラッフェ体操を作って幼稚園や保育園に訪問したり、他のゆるキャラとコラボしてみたり色々活躍することが出来ます。それが着ぐるみがあることで可能になるのです!

 

▲エスコートキッズをやってくれた子たちには、サッカー教室でお返しを

 

このプロジェクトを通して、スポーツに興味をもって試合会場に足を運ぶ人が増えることでこの課題解決のスタート地点に立つことができると信じています。

地域の力を信じる事こそ、この地方特有の閉塞感を打ち破る力を与えてくれると考えています。

 

 

スケジュール

2016年4月27日:クラウドファンディング募集開始

2016年6月29日:クラウドファンディング募集締め切り

2016年7月上旬:「ブラッフェ着ぐるみ」を発注

2016年10月9日:ホーム最終戦にて「ブラッフェ着ぐるみ」をお披露目

 

集まった支援の用途とその内訳

・着ぐるみ製作費 70万円

・リターン品・FAAVO手数料 30万円~

 

 

参加してください!

そして、一緒に津軽愛を育てましょう!

 

ブランデュー弘前FCでもっともっと地域を盛り上げていきたいと思っています。一番盛り上げることができるのはやはりホームゲームです。ホームゲームは単にサッカーの試合を観戦に来るだけの場ではなく「地域の宝の表現の場」にしたいと考えています。

 

地域のおいしい食べ物があったり、地域の伝統工芸作成体験コーナーがあったりと、地域のたくさんの人にイベントや試合に自分自身が主役として参加してもらいたいと考えています。 その為にはブランデュー弘前FCに興味を持ち観客として試合会場に足を運ぶ人が多くなってくれなければなりません。

 今回のプロジェクトは幼い時からホームゲームを通じて「津軽弘前は楽しい所だ」という地域愛を育てたい。そう思って育つことが地域の何よりの宝になります。ブランデューの理念も「ひとづくり」と「まちづくり」。まちを作るにはまず、地域を愛する人を作っていかなくてはいけません。 たかが着ぐるみ作成ではなく、このプロジェクトには未来の地域への想いが含まれているのです。

 何卒ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。私自身も全力で実現に向けて邁進してまいります。

 

 

公益社団法人 弘前青年会議所さま推薦文

 

1951年1月25日、弘前に志を持った青年が立ち上がり、弘前青年会議所が設立されました。戦後の苦しい時代に、地域を再建するのは我々青年の責務である、と子どもたちの未来と弘前の未来を想い、65年の長きに亘り運動を展開し続けてきました。本年度は、体験を通して気付きや学びを得ることによって感謝の心を育んで思いやりのある、笑顔溢れる元気な子供たちへと成長して欲しいという想いから、子供たちの元気創造事業を実施いたします。本プロジェクトは、アプローチ手法は異なりますが同じ想いでチャレンジされていることとと思います。また、クラウドファンディングは弘前の魅力を再確認、発信できる手法であるとも思え、弘前JCとしても市民のチャレンジを応援したいと思います。

 

起案者情報

【団体名】ブランデュー弘前フットボールクラブ

【代表者】黒部能史

【HP】http://www.blancdieu-hirosaki.com/

【Facebook】https://www.facebook.com/hirosakijsportsproject/ 【Twitter】https://twitter.com/Blancdieu_Hiro

  • 2016/06/30 13:01

    2か月間のトライの結果、59%という事で申し訳ないことにプロジェクトは失敗いたしました。 多くの人の期待を背負いながら、うまく進めることが出来なかったことを悔やんでいます。 今回は「ブラッフェ」を着ぐるみとして世に送り出すことは出来ませんでしたが、近いうちに着ぐるみを作れるよう、頑張りたい...

  • 2016/06/29 22:15

    後40%です。もう少し皆さんの力をお貸しください!後2時間ちょい、何卒、何卒よろしくお願いいたします。

  • 2016/06/29 13:50

    新コースのネクタイはこんな感じです。 選手たちも着用予定です。