▼概要

 

田舎に実家のある人は、思わず故郷を思い出してしまうような、実家から出たことが無い人には田舎の実家に帰るよ うな、そんな暮らし体験のできるゲストハウス「かづろうさんげ ZICCA」。 「家族」という在り方を見つめ直し、「家族」の文化を繋いでいくためのプログラムを、「かづろうさんげ ZICCA」 に宿泊しながら体験できます。 居住人口のほとんどが高齢者である葛尾村に、たくさんの人に訪れていただき、あたらしい関係人口であるセカンド ファミリーができることで、村の文化をつないでいくことで村の持続に繋がればと思っております。 葛尾村が村として生き続けること、それは文化が引き継がれていくことに繋がります。

 

▼プロジェクトの3つのポイント

 

1 【購入者へは?】田舎の実家体験ができる。自然に癒やされる。家族のような関係の仲間、セカンドファミリ ーができる。昔から受け継がれている暮らし(文化)について学ぶことができる。

 

2 【葛尾村民へは?】過疎化が進んだ葛尾村を第二の故郷にするセカンドファミリーが生まれる。村の文化が繋 がれ、村が生き残っていく。高齢者の生き甲斐に繋がる。

 

3 【日本全体へは?】土地に縛られない、新しい地域の持続モデルができる。日本・日本文化の再生、継承に繋 がる。

 

 

▼自己紹介:発起人と葛尾村について


みなさん、こんにちは!今回のプロジェクト発起人の下枝浩徳(したえだひろのり)です! 今回のプロジェクト「かづろうさんげZICCA」を作る予定の村である、福島県葛尾村に住んでいます。 生まれてから中学生までを村で過ごし、近くには高校がなかったことから、中学を卒業してから村をでて一人 暮らしをしながら高校、大学、社会人生活を過ごしていました。葛尾村は一時原発事故により避難指示地域と なっておりましたが、一部を残して避難解除となった今、村に戻り、一般社団法人を立ち上げて葛尾村の地域 づくりのために、人財育成と事業開発を行っています。 関係ないですが得意技は「井戸掘り」です(笑)

 

▶yahoo ニュース:「村が嫌いだった、だけど戻った」被災した村で地域おこしをする男が見つけたもの https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00010005-bfjsoci&fbclid=IwAR2gTVmzhzKV9dN5Q_xzr80cxD8ZZh4gbcaMfnMvO_tcH2MxRJfbJ2l6ZBs

 

そんな私が生まれた葛尾村は、自然豊かで美しい景色がそこそこに広がります。 また、今でも地域の人々の強いつながりが残っています。


村の史跡葛尾大尽の紅葉

 


稲刈りイベントの様子

 

▼背景

 

しかし、原発事故による長期避難により村の人は一度全員村外に避難することを強いられました。 2016年に一部地域を残して避難解除が行われ、村に戻ってきたのは震災前の1567人から比べわずか2 80人です(平成31年2月1日現在)。 日本の村の人口順位の推移人口を検索すると村の部最下位でした。しかもそのほとんどが高齢のじっちゃん、 ばっちゃんばかりです。

 


▼課題

 

このままではこれまでの村に受け継がれてきた文化や、人と人との繋がりも途絶え、村の存続が危ぶまれます。

 



 

ある人に言われました。そんな小さな村に国庫支出金や地方交付税交付金などの多額の予算をつけている意味 があるのか?もし、村の人たちをすべてマンションに詰め込んだらすべての問題は解決するといわれました。

 

▼伝えたい、見えないものの価値

 

確かに、その通りでですが、何か納得いきませんでした。効率だけを考える生き方が本当に幸せなんだろう か?そんな時イベント関連で出会った神主さんからこんな話を聞きました。

 

 

「講演会で神様はいるのかという質問を受けたことがある。しかし、その質問自体がナンセンスなんだ。人を 好きな気持ちも、明日も、自分も、見えない。でも、みんなそれを大切に生きている。そう、見えない価値を 信じることが大切なんだ」

葛尾村には今でも、かつての日本では当たり前だった、人のぬくもりがある暮らしが残っています。私たちは、 これから作る宿泊交流拠点「ZICCA」を通して、葛尾村の文化をつないでいき、また日本中の人たちに家族の在り方を伝 えていきたいと考えています。

 

▼やりたいことはかづろうさんげ ZICCAを整備する

 

①みんなが人生のライフイベントの時に帰って来ることができる、みんなのZICCAをつくる。

※ZICCA とは、村の人と村外の子どもからお年寄りが、空間と時間を交流し家族のように想い出を重ねていく 拠点を目指します。まるで実家を体験できる、宿泊交流体験施設。ここで過ごす人たちに、セカンドファミリ ーとして、本当の家族と過ごすような時間を過ごしてもらいたいと思っています。 ※ZICCAがあることで、葛尾村の文化が次世代につながり、村の持続に繋げたいと思っております。

 

②ZICCAを拠点とし、村に滞在することで、自然や人との繋がりでの癒しを得てもらいたい。

 

③人生における重要なステージ、学生、社会人、結婚、定年などの節目にセカンドファミリーとして ZICCA に 帰ってきてもらい、想い出を積んでもらいたい。

 

▼ZICCAの使われ方


1 葛尾村の自然と文化を体験しながら文化を次世代につないでいく

 

田植えの様子

 

2 滞在する人たちが葛尾村のセカンドファミリーになる

 

みんなで食卓を囲む

 

▼今年予定のイベント

 

05月 田植え

   祝言式

   村の運動会参加

08月 草燃やし

   村の盆踊り参加

10月 稲刈り

11月 新嘗祭@東京

12月 もちつき

01月 成人式

02月 祈年祭@東京

他に多数イベントを企画予定!

 

▼支援金の使いみち

 

みんなが集まれて、泊まれる拠点「ZICCA」の改修費に使います。

 

 

 

▼実行スケジュール

 

現在:ZICCAの改修開始

4月上旬:ZICCAの改修終了

4月中旬:ZICCAの使い方ワークショップ

4月下旬:プレオープン、家具作りワークショップ

7月下旬:本格オープン

 

▼お問い合わせ先

 

運営団体一般社団法人 葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ)

設立2012年2月11日

代表理事下枝浩徳

事務所

本部   :福島県双葉郡葛尾村大字落合字夏湯134
郡山事務所:福島県郡山市富久山町八山田前林10-4 光商事ビル
Tel             :0240-23-6820
E-mail        :info@katsuryoku-s.com
団体HP   :http://katsuryoku-s.com

 

 

このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。

※復興庁クラウドファンディング支援事業についてご相談やお問い合わせ、取材のお申込みなどがありましたら、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

 

 

  • 2019/03/20 14:00

    クラウドファンドが始まりましたが、ZICCAの改修工事も始まりました。今回は地元の大工さんが手掛けてくれます。   ZICCAの大家さんの昔からの知り合いで、仕事が早くて丁寧で関心してます。     普通の建築事務所との仕事と違い、施主の下枝と大工さんが毎日打ち合わせしながら改修は進...