深谷市からこんにちは!

 

こんにちは!深谷市はチューリップやユリの切り花など全国的にも有数の花の産地です。また、深谷市には深谷ねぎに代表される野菜や植木など緑も多く存在します。


そんな深谷市にある「ふかや緑の王国」は市とボランティアの協働により管理運営を行いホタルの観賞会など四季折々のイベントの開催や、米づくり体験、野菜の収穫体験、ピザづくり体験などの活動をとおし、子ども達が自然に触れ合える機会を提供しています。

 


最近、子ども達が「土に触って遊ぶ機会」が減ってきている現状があります。本プロジェクトはこの花と緑に囲まれたふかや緑の王国の自然を身近に感じ、実際に来て見て触って体験していってもらえるよう、王国の四季の写真を使用したカレンダーを10周年記念として非売品で作成するものです。目標金額以上にお金が集まった場合についてはふかや緑の王国がより良い環境になるような使途に活用いたします。

 

解決しようとしている地域の課題

 

管理されなくなった埼玉県の園芸研究所跡地をボランティアのみなさんと協力してこれまでの10年管理運営してきましたが、高齢化が進み担い手が減ってきています。


「カレンダー」を通じて、子ども達が自然と触れ合える機会を提供していることを知ってもらい、ふかや緑の王国に家族で訪れていただき、ボランティア活動を直接感じてもらうことで、子どものためにボランティア活動をしたいという思いを醸成させたいと思っています。生活の必需品である「カレンダー」を製作し、ふかや緑の王国の四季折々の風景を掲載することで、緑の王国をより身近に感じてもらい、深谷市のまちづくりの特色である市民協働によるまちづくりを市内外にPRし、あわせて、ボランティア活動に参加する人を増やすのが目標です。


ふかや緑の王国が始まったきっかけ

 

ふかや緑の王国ボランティアが活動している「ふかや緑の王国」は、埼玉県農林総合研究センター園芸研究所深谷試験地が平成18年3月に廃止となり、跡地を平成20年に深谷市が埼玉県から借り受けました。その間2年、手入れがされず荒廃していた場所を平成20年6月に市民の手づくりによる王国づくりを図るため、市民ボランティアの募集が行われ「開拓ボランティア」としてこの施設をどのように活用していけばいいか、また、活用したいか、企画の段階からワークショップ形式で案を出し、ボランティアの手で企画作成を行い、それに基づき、整備を始めました。


平成23年にはふかや緑の王国ボランティアと名を改め、平成25年12月に正式に埼玉県から譲り受けました。現在、深谷市との協働により施設の管理・運営を行っています。 

 

 

ふかや緑の王国ボランティアは平成29年4月現在約100人のボランティア会員がおり、ふかや緑の王国を「市民がつくり 市民が守り育てる 市民の森」として整備するため、施設の維持管理や季節のイベントの開催など、毎月10回、年間130回程度の活動を行っています。


【動画】ふかや緑の王国の様子

 

こんな活動をしています!

 

 

深谷市ガーデンシティふかや推進室との協働により施設の管理を行い、動植物の移り変わりや年中行事を取り入れた季節を感じられる各種イベントやコンテストを開催しています。
季節のイベントは、115種130本の梅が彩る梅まつり、王国内の小川で直接ホタルに触れてもらうホタル観賞会、王国の自然の中で生演奏により行う森の音楽祭、紅葉ライトアップ・あかり展、秋の収穫に感謝する秋まつり、米や野菜の収穫体験、門松づくり体験などを実施しており、コンテストについては、鳥が安心して巣を作れる自然環境について考え、年齢や世代に関係なく参加でき人と自然とのコミュニケーションを図るバードハウスコンテスト、王国の季節の表情を映し出す写真コンテストを行っています。

 

 

また、市内の小学生30人を対象に緑の王国の自然とともに遊び、王国ボランティア(サポーター)と一緒にキャンプや米作り体験、繭玉づくりやどんど焼きなどの活動を行い自然からエネルギーをもらい、たくましく育ってもらうために王国自然クラブを毎月開催しています。

さらに、平成27年度に埼玉県生物多様性保全活動団体に登録し、埼玉県と連携を図りながら生物多様性の保全も推進しています。

 

起案者情報

【団体名】ふかや緑の王国のボランティア

【協働】深谷市ガーデンシティふかや推進室

【HP】http://www.city.fukaya.saitama.jp/greenkingdom/

【Twitter】https://twitter.com/garden5551

【Facebook】https://www.facebook.com/ふかや緑の王国/