国際的なロボットコンテストの地区大会WRO群馬大会を盛り上げるため、ロボットを2台追加購入します!
将来的には群馬県からWRO世界大会優勝者を出したい!
はじめまして。WRO Japan群馬大会実行委員長の染川 裕(そめかわ ゆたか)と申します!
私たちは、「群馬から国際的な自律型ロボットコンテストWRO世界大会の優勝者を出したい」という強い想いを持ちロボットプログラミング好きなボランティアスタッフを中心として、昨年からWRO Japan 群馬地区予選大会を開催しております。
昨年群馬大会を初開催し平成29年8月13日(群馬県内29名の小学生が参加)に至りました。まだ昨年が1回目ということもあり、小学生のみの人数も少ない状態でしたが、今年は中学生も出場予定となっており、さらに大きな大会へと発展させて行きたいと考えています。
2017年後援は、前橋市教育委員会、高崎市教育委員会、群馬テレビ、FMぐんま、上毛新聞などで、多くのメディアに取り上げていただきました。
まだまだ日本では、環境が整っていないこともあり、こういった知識をもった子供たちはほとんどおらず、プログラミングの楽しさや重要性はもちろんのこと、大会の認知度もほとんどないのが現状ですが、今後WROは、各県で行われる甲子園的な存在、さらに国際大会まで目指せる大会として大きくなっていくと確信し、毎年継続して開催していきたいと考えています。
ロボコンって何?
ロボコンはロボットコンテストの略で、手作りのロボットを使って行われる競技の総称です。
NHKでたまにやっているのを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
私たちが行っているWRO(world robot olympiad)群馬大会とは?
WROは自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストです。WRO Japan群馬大会は、その公式予選会になります。
WRO Japan群馬大会で勝ち抜くとWRO Japan全国大会に出場することができ、さらに勝ち抜くことでWRO世界大会への道が開かれます。
世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、リモコン操作ではなくプログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われています。
第1回WRO国際大会は、2004年、シンガポール国立サイエンス・センターの発案により13ヶ国が参加してが開催されました。第1回大会は、アジアを中心とした13ヶ国4,468チームが参加。その後2008年横浜で開催された国際大会では、世界中で参加したチームが10,000チームを超え、2015年には、参加国55ヵ国22,000チームとなり、世界的に注目度の高い大会です。アジアを中心として発展したWROは、中近東、ヨーロッパ、北米・南米、アフリカへと広がっています。
与えられたミッションを達成するためロボット製作キット(教育版レゴマインドストーム)を使用して自由にロボットを製作しモーターやセンサーを取り付け、プログラムにより自動制御する技術(正確性とスピード)をチーム(2人~3人)で競い合う大会となります。
イメージがつきやすいように、2016年のインドで行われた国際大会の動画を載せておきます。
昨年のWRO群馬大会の流れを簡単に説明しますと、まずロボットを制作、
ロボットにプログラミングを行っていきます。
ミッションを達成する正確性とスピードを、
競い合う大会ということになります。
市販ロボットキット(教育用レゴマインドストームEV3)、ソフトウェアを使用するので、工業専門環境がなくても参加しやすいコンテストになっています。
● なぜWROなのか?
今、プログラミング教育が世界的に注目されていることをご存じでしょうか?
Skypeが生まれたエストニアは、2012年にプログラミング教育推進プログラムが開始されました。小学1年生からプログラミング教育が始まり、Microsoft社がこの活動を支援しています。
イギリスでは、2013年のナショナルカリキュラムで、5~16歳までの義務教育期間の全学年にアルゴリズムの理解やプログラミング言語の学習を取り入れたコンピュータの動作原理の理解の授業を必修化すると定めました。
ハンガリーでは「Informatika」というプログラミングやICTを活用した授業が2003年から導入され、必修科目となっています。日本の小学校低学年にあたる、初等教育でICTリテラシーを中心とした授業が、日本の小学校高学年から中学生に当たる、初等~中等教育でプログラミングを中心とした授業が行われています。
そして、ついに日本でも、2020年に小学校で、2021年に中学校でプログラミング教育が必修化されることが決定いたしました。
文部科学省によれば、
小学校におけるプログラミング教育の一番の目的は、「プログラミング的思考」を身につけるということです。
「プログラミング的思考」とは、“自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、ひとつひとつの動きに対応した記号をどのように組合せたらよいのか、記号の組合せをどのように改善していけばより意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力”を指します。
文部科学省 小学校学習指導要領 解説 総則編より引用
世界的にプログラミング教育が注目されている中で、
どうしたら日本の子供たちがプログラミングに興味を持ってもらえるか?
私たちの行き着いた答えが、
WRO国際大会を目指してもらう。
だったのです。
甲子園のない高校野球はきっとあまり盛り上がらないと思いませんか?
それと同じで、目指す大会があるからこそ子供たちは夢中になれる。
まずプログラミングに興味を持ってもらうのに必要なのは目標、目的であると私たちは考えています。
実力のものさしとなるべく国際ロボットコンテストWRO Japan群馬大会を開催することで、少しでも多くの子供たちにプログラミングやロボット制作に興味を持ってもらい、将来的にはWRO国際大会で群馬の子供たちに活躍してもらいたい、そんな願いから今回クラウドファンディングさせていただきました。
● 大会を大きくするためにロボットができるだけ多く欲しい!
このプロジェクトのゴールは「 群馬の子供たちがWRO世界大会を目指せる環境を整える 」ことで、将来的に世界大会で優勝してもらうことです。残念ながら世界的にみて日本はプログラミング教育後進国となっており、国際大会で優勝出来るのはずっと先の話かもしれません。群馬が、もちろん日本がこれ以上世界に遅れをとらないためにも、未来ある子供たちの為にも、WRO群馬大会を開催し多くの子供たちに参加してもらいロボットプログラミングに触れてもらうことが大切と考えています。
しかし、この大会に参加してもらうためには、ロボット(マインドストームEV3)が必要です。
● マインドストームEV3とは
「マインドストームEV3」はレゴとMIT-マサチューセッツ工科大学が共同で開発した世界70か国5万を超える教育機関で採用されているロボットで、ブロックを組み合わせることで自由な発想で組み立て、モーターやセンサーを使ってプログラミングで実際に動かすことが出来る世界的にスタンダードなロボットキットです。
1台6万円と高額なため、大会参加への足枷になっています。私たちがもっているマインドストームEV3だけでは参加人数に限りが出てしまいます。私たちはできるだけ多くの子供たちに参加してもらいたいと考えています。
大会に出るために6万円のロボットを買えるというご家庭も少ないという現状を踏まえ、ロボットを2台買える14万4千円を設定金額にさせていただきました。
● 支援金の使いみち
14万4千円を達成しましたら、マインドストームEV3が2台買えるようになり、1チーム3名として6人が新たに大会に参加できるようになります。
<内訳>
・マインドストームEV3購入費 12万円
・FAAVO手数料 24,000円
● 実行スケジュール
5月~6月:クラウドファンディング挑戦
●WRO Japan群馬地区予選大会について
日時:2018年8月5日 10時〜18時
場所:群馬大学桐生キャンパス
住所:〒376-8515 群馬県桐生市天神町一丁目5-1
スケジュール
10時開場
10:00〜12:00 ロボコン体験
13:00〜17:00 ロボコン
※開催時間は変更になる場合がございます。
● 返礼品について
5,000円Aコース:大会当日特別閲覧席確保+ロボコンスポンサーとしてwebに名前掲載
8月5日に実施のWRO群馬大会の支援者として、webページにお名前を記載させて頂きます。
5,000円Bコース:WRO群馬大会ミニロボコン午前中の部参加費(体験無料券)
+ロボット制作×プログラミング教室のロボ団無料体験チケット
100,000円コース:WRO群馬スタッフ出張イベント開催(3h程度/回)+ロボコンスポンサーとしてwebに名前掲載
WRO群馬メンバーが皆さまの地域にイベント出張致します。年齢は問いません。
プログラミング必修化にむけて学校の先生などの研修等にもお使いいただけます。
※交通費別途(群馬県内のみ)
※イベント内容:ロボットプログラミング初回授業
※イベント所用時間:3時間
※定員20名まで
※場所の手配について:支援者様準備
● ご支援を検討してくださる方へ
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