冬休みは学校の給食がありません。狛江に暮らすひとり親の子どもたちに冬休みに食べ物を届けたいので力を貸してください!

「7人に1人の子どもが貧困」といわれるなか、狛江市の一昨年実施したひとり親アンケートでも回答した160世帯の内で暮しが苦しいと答えている世帯は72%、さらに母子家庭(148世帯)の46%が年収200万円未満で暮らしていると回答しています。

 

一方、昨年度狛江市の相談窓口で食料支援を受けた母子世帯は28世帯に過ぎず、仕事と子育てで忙しい多くのひとり親世帯には、必要な支援を届けられていないのが現状です。

 

そこでこの夏、給食のない夏休み期間にひとり親世帯への食料支援に取り組み、44世帯122人(18歳未満67人)に食品を届けることができました。

さらにほとんどの世帯で「学校給食がない時期の食料支援」を希望していることが分かり、Xmasやお正月がある冬休みにも子育て応援の想いを込めたこの支援を実施したい。

2018年8月 夏休み、子育て応援の食品送付

「ひとり親(児童扶養手当認定世帯)の現実」グラフ

2017年、狛江市が402名の児童扶養手当認定世帯へ現況届の提出時に取ったアンケート結果(160名回答)は「ひとり親 アンケート」としてホームページでも公表されました。


地域の支え合いで、子育てを頑張るひとり親世帯にフードバンクを使って応援してみませんか?

・2018年8月、学校給食のない「夏休みの子育て応援」スタート

夏休みの支援で届けた食品は、企業・団体からと家庭で食べられずに眠っている食品などを狛江市民に呼びかけて寄付を募ったものです。それをボランティアの手で仕分けと世帯状況に応じてセットし、宅配便で全て無償で提供しました。

この時の呼びかけで寄せられた食品の量は平常の4.5倍にもなり、地域でこの子育て応援への共感が得られたと感じました。

 

食品を提供した方からの返信のお手紙には、「わびしい内容かと躊躇して開けてみたらそこには善意と温かさと…生きる力をもらいました」「食料を貰うことでビンボーと思ってしまうけれど子どもが喜んだので次回も欲しい」など、もちろん「買い物に行く暇もないほど忙しい」親の姿も見え、ひとり親世帯の生活実態や感想を書き記してくれました。

 

様々な事情で生活困窮に陥っても、励まし支え合って暮らせる地域づくりにフードバンクが果たす役割は小さくないと感じました。

母子3人世帯の食品セット

市民どうしの支え合い、お互いの息遣いが聞こえる、そんな食の支援をして行きたい!

 フードバンク狛江は地域密着型のフードバンクです。ボランティアが手弁当で支えてきた社会活動です。

 狛江市の生活困窮者自立相談窓口を通じた食料支援は月に50~60件400㎏と、必要としている人や世帯は想像以上に多くいます。食の支援で食べつなげたり、生き易くなるわけではありませんが、食料支援の必要性が増えているのは確かです。

 

日本は食品ロス大国、食べられるのに捨てられる食品は毎日一人当たり「おにぎり」1~2個です。一方で恥の文化や自己責任論が横行するなかで、生活に困っていても手を挙げにくい現状があります。

フードバンクだけでなく子ども食堂など地域で様々な人の支援に取り組む福祉団体と連携することで、市民の支え合いで「安心して暮らせるまちづくり」を進めて行きたいと思います。

フードバンク狛江の事業の仕組み

こまYELLを通じた支援回数のグラフ

フードドライブで食品を集め、宅配便でお米・缶詰やお菓子を送りたい

2018年11月~12月、学校給食のない「冬休みの子育て応援」を行います

・11月初旬から12月に、冬休み子育て応援のために食品寄贈を呼びかける広報を行います。

・フードドライブ(11/10;パルシステム防災まつり、11/18;狛江市民祭、にて)実施イベントを行い必要な食料を集めます。

・またボランティア募集も行います。

・12月初旬に夏の支援で繋がったひとり親世帯などに申込みを受け付け、12月中旬以降学校の冬休みの終わる1月初旬まで、希望のあった世帯に順次宅配便でセットした食料を届けます

実施場所はフードバンク狛江の倉庫事務所です。

 

支援金の使いみち

支援金は以下に使わせていただきます。

広報費(広報チラシ作成等印刷代、事務用品費他) 14,000円

通信運搬費(宅配便料金、郵送料他) 70,000円

食品セット費用(ダンボール、食品調達、精米費他) 36,000円

FAAVO手数料(20%) 30,000円

 

実行スケジュール

11月10日 クラウドファンディング開始

12月3日 冬休み支援申込開始

12月25日 食品の発送開始

12月28日 クラウドファンディング終了

12月31日 冬休み支援申込締め切り

1月4日 食品も発送終了

 

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。改めて私たちからのお願いです!

学校給食のない時期、ひとり親の子どもたちにフードバンクからの食の支援でホッとしてもらい、おもちゃや学用品を買うお金に回してもらえたらと思います。

皆様の温かい支援によって夏休みに続き、冬休みの子育て応援を再度できますように宜しくお願いします。

 

FAAVOの支援方法が分からない方やクレジット決済に抵抗がある方へ

 当案件は「コンビニ決済」や「Pay-easy」、「現金持参」も対応しています。

<現金持参をご希望の方へ>

現金持参をご希望の方は、ご足労をおかけしますが、フードバンク狛江でお預かりいたします。

<フードバンク狛江の開所日>

月・木曜日 10時から17時まで

第4日曜日 13時から16時まで

※月・木曜日が祝日の場合は、翌平日が開所日となります。

 

<フードバンク狛江所在地>

〒201-0012
東京都狛江市中和泉3-12-3パインハウス狛江101号室

(小田急線狛江駅より徒歩13分)

  • 2018/12/29 00:11

    冬休みのひとり親家庭への食料支援は、夏休み支援を上回る申し込みがありました。ボランティアスタッフで年内の食品セット・発送を終えています。  プロジェクトの経費をFAAVOで支援金を募ろうと、初めて挑戦することを決め、不安でいっぱいでしたが多くの皆様のご支援をいただき目標額を大きく上回って間も...

  • 2018/12/19 00:46

    ひとり親家庭の子どもたちへ食べ物の配送が始まっています。着希望日今回は26日、27日や28日、また年明けの希望もあります お米、餅、レトルト、缶詰、袋麺・うどんやそうめん、年末だからとそばも一袋、お砂糖やジンジャーエールなど飲料、寄贈が多いお菓子なども入れて送りました。

  • 2018/12/14 10:11

    13日現在、26世帯からの提供申込みがあり、食品選びやセット、箱詰めが始まりました。 Xmas前に宅急便でもお菓子がたくさん届けられ、提供食品にはお菓子や飲料だけでなく、お米やレトルト、缶詰、調味料や麺類(袋麺・カップ麺・乾麺)をまんべんなく入れてセットしています。