父がガキ大将となって自然の中での遊び方を教えます!

はじめまして。新潟県長岡市の山通り地域で活動を行っている父子(おやこ)遊学塾の長谷川と申します。 家にこもりがちな子供たちをお父さんがガキ大将となって、自然の中での遊びを子供たちに教えます。「自然と遊び」をテーマに、父と子ども達とが触れ合うなかで、もっと自然の中で自由に子供たちと笑いあえる子育てができたらいいと考えています。 こういったことを念頭に、自然体験や交流会など、地域の親子を中心に平成21年より活動を開始致しました。今では主催行事を年に4回開催し、春、秋の地域のゴミ拾い終了後にバーベキュー大会、クレープ作りやおにぎり作り。夏は昆虫採集、魚の掴み取り、冬は餅つき大会。世代を超えての交流を行なっています。 今回、夏の一泊の「ガキ大将キャンプ」の開催資金をFAAVOで募らせていただきます。

子供達にとって未知の自然と手本となる父の存在

今回は自然を使った活動を行なう為にキャンプを行い、自然を使った遊びや食事作りなどを通じて今までの活動を発展させていきたいと考えています。 内容としては、1泊2日の「ガキ大将キャンプ」を開催します。 このキャンプでは普段、ゲームをしたり、テレビを見て過ごすことが多い子供達に、たっぷり自然を味わってもらうことを目的としています。そして、父が子の手本となるように、「自然の扱い方」を教えていきます。魚の取り方、火の起こし方、虫取りの罠の作り方等、子供達が学校では教えられることのない「知恵」を教えていきます。 こうした自然の知恵をみにつけていくことは、単に自然の中にいるときに役立つだけでなく、何か生きていく中で問題にぶち当たった時に大切になる「考え方」だと思っています。そして、そうした問題、壁を主体的に解決していく姿勢をこのキャンプをとおして子供たちに身に着けてほしいと思っています。

父と子のコミュニケーション

そして、今回のキャンプでは、夜に父と子の語り合いの時間を設けました。その日のキャンプの感想や、「普段思っていること」など子供に語ってもらいます。そして、父親も子供をひとりの人間として面と向き合って話を聞き、語り掛けます。 普段なかなか父と子で会話ができない生活が多い中で、外で同じ土俵で遊ぶことで、同じ目線で壁を取っ払って、お父さんが子どもだった頃や、今の子ども達が普段考えていることなどを共有できる会話が自然とはじまります。 父親の役割は、もちろん家事育児もあるけれど、もっと大切な心がきっとあると信じています。男親だからこそできることはきっとあると思います。「親の背中」で伝えることや、遊び心を大切にする無邪気な心など、子どもが自分らしくそだつ環境は、与えるものではなくて親の在り方からも伝わります。育児書にはない大切な時間を、子ども達に伝えていきたいと思います。

これまでの活動の反響

どの家庭でも、子供を自然の中で思いっきりあそんでみたい、という思いは多かれ少なかれあると思います。ただ、なかなかひとつの家庭だけでやるのは難しいことです。しかし、わたしたちの活動をとおして、普段からできるという認識ができ、家族単位でも親子で外に出る機会が増えてきているようです。 子供達は、自ら五感を使って楽しんで、自分で考えて遊びを想像する楽しさを覚えたらしく、以前は与えられてやることも多かった学習や遊びも、主体的に考えてできるようになりました。 普段はほかの父親と交流する機会は少ない父親たちからは、この交流を通していろんな角度で子育ができるようになりました。また、「地域で子育て」をするということが、どういったことなのか、共通の認識ができてきたと思います。

スケジュール

夏休みの期間を使ってキャンプを行う 2014年/4~5月:会場選定 6月:参加人員募集 7~8月:開催

集まった支援の用途とその内訳

・子ども達が自然の中で気兼ねなく遊べるように、地域資源内の危険物除去 ・虫かご、しかけ、父親向け勉強会、道具つくり等

地域の自然とそれを育む大人が、子ども達にとって最高の教科書になる!

長岡の山通り地域には、自然がたくさんあります。 学校の勉強や習い事などで知識を詰め込んで疲れた子どもたちに、自然の体験を通じて得るものがたくさんあります。 色んな場所で自然が少なくなってきていたり、パソコンやゲームの普及などで、外で遊ぶ機会が減少してきている今、自然を使って遊ぶとこの楽しさを伝えていきたいと思いました。 地域の自然が、またはそれを育む大人が、次世代の新しい「教育」を担っていくと考えています。自然とのコミュニケーションを通じて、子ども達の真のコミュニケーション能力を高めていき、自然が好きな心豊かな子ども達に育ってもらえたらうれしいです.