ダイナマイト羊羹を販売していた山口県の「民正堂」

はじめまして。

D-JK株式会社の段克史と申します。

 

弊社は明治27年に銃砲火薬類の販売で創業しました。

現在は各地の花火大会で打上げ花火を打上げ演出、ライトアップイルミネーションなども手掛けております。弊社販売品目の中に爆薬販売、いわゆるダイナマイトの販売がありまして、トンネルや砕石場などで使用されております。

 

 

日本国内にはダイナマイトの工場が数カ所ありますが、そのうちの一つが山口県山陽小野田市(旧厚狭郡山陽町)にあります。

工場の近くには、株式会社民正堂という和菓子屋さんがあり、そこで販売されていた和菓子に「ダイナマイト羊羹」がありました。
しかし、今から約10年前に店主が亡くなられたことで民正堂は廃業となりダイナマイト羊羹は販売中止となりました。

▲当時販売されていたダイナマイト羊羹の包装紙

 

「ダイナマイト羊羹は素朴な味で美味しかった。」、「もう一度、食べてみたい。」そんな話を地元の羊羹製造会社に話したところ、それじゃあ復活させてみてはどうだろうか?という話になりました。

ダイナマイトを愛する弊社と羊羹を愛する企業がコラボすることで、ダイナマイト羊羹復活を目指すこととなりました。

 

民正堂のご主人の”想い”を受け継ぎます!

ダイナマイト羊羹の製法は民正堂のご主人が亡くなられたことで失われてしまいましたが、民正堂の奥様とお話をすることが出来ました。民正堂のダイナマイト羊羹は、今もお問い合わせがあること、奥様自身もダイナマイト羊羹に思い入れがあることなどをお話されていました。

 

▲元祖ダイナマイト羊羹のお店 民正堂さん

 

▲元祖ダイナマイト羊羹

(画像は山陽小野田語り部の会さんのツイッターからお借りしました。)

 

そこで、ダイナマイトを販売する弊社だからこそ、ダイナマイト羊羹というものを再び販売したいと強く思う様になりました。そんな想いを民正堂の奥様にご相談したところ、「主人のダイナマイト羊羹は製法など全て無くなってしまいましたので、思うとおりにダイナマイト羊羹を開発して下さい。ダイナマイト羊羹という名前が、もう一度使われるなら、それが何よりも嬉しい」というお言葉をいただきました。

 

ダイナマイト羊羹を再び販売したいという想いが、全く新しいダイナマイト羊羹を開発することとなり、地元の羊羹製造会社をはじめ、印刷会社、木箱製造会社が賛同してくれたことで、ダイナマイト羊羹開発に着手できることとなりました。

 

開発するダイナマイト羊羹は、過去に使用されていたダイナマイトの規格である

「松ダイナマイト」

「桜ダイナマイト」

「梅ダイナマイト」

にちなんだ味を楽しめることとして、その他にも2種類、合計5種類のダイナマイト羊羹を開発する予定です。

 

地域企業とのコラボでダイナマイト羊羹を開発!

明治時代に使用されていたダイナマイトは、ニトログリセリンを珪藻(けいそう)土に浸み込ませただけのものでした。

そんな組成から当時のダイナマイトには、「食べると羊羹の味がする」という逸話があります。

これは、グリセリンの甘さがしたということを言っているのだと思いますが、当時はダイナマイトを食べてしまうほど食料が乏しかったのだと推測することが出来ます。

 

ダイナマイトは組成から白を基調とした色なので、今回開発するダイナマイト羊羹は、白餡をベースとして、よりダイナマイトの雰囲気を感じていただくと共に、国産小豆をはじめ国内の厳選した材料を使用して風味豊かな高品質の羊羹とします。

 

 

包装紙のデザインもダイナマイトの雰囲気を持たせ、明治時代のダイナマイトは木箱に入っていたことから3~5本のダイナマイト羊羹を木箱に入れて販売したいと考えています。

 

▲本物のダイナマイトをイメージしたサンプルを作成しました。

 

見て楽しみ食べて喜びという想いを形にして、購入されたお客様に満足いただけるダイナマイト羊羹を、西播磨にある老舗和菓子業社、印刷業社、木箱製造業社、ギフト小売業者の協力を得て開発しています。

 

▲現在開発中の商品(左:生白あん 右:羊羹製造過程)

 

ダイナマイト羊羹開発後は、宍粟市にあるギフト小売業の贈物広場セノヲにて販売します。

 

産業用として使用されているダイナマイトを取り扱う弊社が、もう一度ダイナマイト羊羹の名称を使わせていただいて、全く新しい「ダイナマイト羊羹」の販売を目指しておりますので、プロジェクトへのご協力をお願い致します。

 

今後のスケジュール

11月 クラウドファンディングプロジェクト開始

11月 羊羹開発・包装デザイン作成

12月 羊羹サンプル作成、包装デザイン決定

 1月 羊羹包装用具作成、羊羹サンプルから木箱サンプル作成

 2月 ダイナマイト羊羹サンプル完成

 

集まった支援の用途とその内訳

【総事業費:85万円】

・羊羹開発費         20万円

・フィルム包装製作費     25万円

・羊羹包装紙デザイン・作成費 10万円

・木箱サンプル作成費      5万円

・羊羹包装用具作成      15万円

・商標登録費         10万円

 

【事業計画:総予算85万円】

自己資金           35万円

FAAVO支援           50万円

 

さいごに

弊社がダイナマイト羊羹を開発・販売することは全くの異業種となりますが、地域の業者が協力することで、新たな名物の開発とともに地域資源の活用になると考えております。地元の羊羹製造会社が最高の素材を使って新しい羊羹を開発、印刷会社がデザインと包装紙を作成し、木箱製造会社が専用の木箱を作成するという連携は、地域の技術を集めた面白い商品が出来ると思います。

是非、このプロジェクトにご協力をお願いします。

 

応援コメント

今回開発に取り組まれるダイナマイト羊羹、商工会青年部で培った人脈を発揮し地域を超えた繋がりも利用し、各地域の魅力と技術を存分に生かし、仲間と作り上げる素晴らしい商品だと思います。

この商品開発を通して、更なる地域のPRと活性化に繋がる事をワクワクしながら期待しております。

兵庫県商工会青年部連合会

会長 中西 孝之氏

 

 

 

公私共に仲良くして頂き、そしていつも頼りになる兄貴的存在の段先輩を応援します!

いつも仕事でバタバタとされている中で常に地域の発展、活性化について考えて活動されたりで凄い行動力です。今回のダイナマイト羊羹で地域貢献頑張って下さい!

宍粟市商工会青年部

部長 瀧本 裕久氏

 

 

段君とは昨年、一昨年と商工会青年部部長と事務局として二人三脚で歩んできました。

宍粟市の商工会青年部長、西播磨の会長、そして県の副会長であった段君。また、青年会議所理事長も同時期に務められました。

経営の4つの要素であるヒト、モノ、カネ、情報のうち特にヒトと情報についてはこの時期にド~ン!と広げられ、現在もその多くのつながりの中で飛び回るように活躍されています。私はその様子を傍らでつぶさに見て参りました。彼の人柄と行動力があれば今後益々その輪が広がる事でしょう。

私も微力ながら応援させてもらいますが、実は今後の彼の活躍を見る事の方が楽しみなのです。

宍粟市商工会 経営支援課

課長補佐 飯田 聡氏

 

起案者情報

【団体名】D-JK株式会社

【代表者】段 克史

【HP】http://www.d-jk.com

【facebook】https://www.facebook.com/d.jk.co.ltd

 

  • 2018/01/19 12:50

    あと11時間でプロジェクト終了となります! 現在、達成率55%となりました! ご支援いただきました皆様、ありがとうございます。   ようやくダイナマイト羊羹ができました! 松、桜、梅、含水(焼塩)、竹の5種類となります。   これから木箱のサイズを調整して、説明書を同封して完成で...

  • 2018/01/13 16:34

    達成率50%となりました! ご支援いただきました皆様、ありがとうございます!   プロジェクトも残すところ6日となり、ようやく羊羹が出来上がりました! 『松』、『梅』、『桜』、『含水(焼塩)』味の4種類に加え、最後の羊羹は『竹』味となりました!!    『松』、『梅』、『桜』、『含...

  • 2018/01/06 16:21

    あけましておめでとうございます! プロジェクトも残すところ2週間を切りました!   ダイナマイト羊羹のサンプル開発が少し遅れ気味ですが、頑張って完成させたいと思います。   話は変わりますが、私が所属している商工会という全国各地にある団体でセミナーを受けたのが、今回のクラウドファンデ...