■ ごあいさつ

皆さま、こんにちは。
この度、このFAAVOプロジェクトを通して、
能登・七尾が誇る祭り「でか山」のオリジナルビールを開発します!

 

しかし、ただビールを開発したいのではありません。このプロジェクトには、能登人として祭り文化を継承・存続していくために、祭りを切り口に「これからの地域の未来を問いかけたい」そんな想いで関係者一同挑戦します。

 

その想いを、ぜひご一読いただけましたら嬉しく思います。

■ 能登人に根付く、”祭り”の魂

ようやく春の兆しが垣間見えるようになった今日この頃ですが、能登半島の『春夏』と言えば・・・祭り!七尾市に限らず、ここ能登では夏になると、毎日どこかしらで祭りが行われるほど、祭りが盛んな地域です。幼い頃から子どもも大人も地元の祭りの一役を担い、祭りを通して、地域の歴史を知り・人から学び・地元への誇りや愛着が育まれていきます。

 

能登半島全体は深刻な過疎が進む地域ですが、祭りの時期には、地元を離れた若者たちが全国各地から帰って来るばかりか、祭りのために1年の仕事を頑張る、生きがいだ!という人も少なくありません。それほどまでに、祭りはこの地に育った者の魂に深く根付いているのです。

 

そう考えると、祭りとは、能登における「最高の教育システム」なのだと思います。

 



▲写真は七尾祇園祭

 ■ 能登地区最大の祭礼-『青柏祭(でか山)』

そんな能登各地の夏の祭りに先駆けて、毎年ゴールデンウイークの時期にいち早く祭りが開花するのが、七尾市で行われる『青柏祭』です。

 

 

高さ12m、重さ20tの日本一大きな曳山『でか山』が祭りのシンボルとなり、鍛冶町・魚町・府中町の3町が、先人から受け継いだ知恵と技術をもって、それぞれのでか山を、旧七尾市街地通りの町並みを曳き廻し、山王神社に奉納します。

 

青柏祭神事には1,000年以上、でか山には500年以上もの歴史があると言われており、この曳山行事は、1983年に国の重要無形民俗文化財に登録され、2016年には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

 

「私たちのでか山は、日本だけでなく、世界に誇れる祭り」

 

この祭りを受け継ぎ存続して行くことが、私たちの役目なのです。

でか山ビール

このプロジェクトでは、そんなアツい青柏祭をさらに盛り立てる”でか山ビール”を作ります!3町のでか山にあやかって、ビールもそれぞれ3町のオリジナルテイストをご用意します。自分の町のビールを飲むもよし、3町それぞれの味を飲み比べるもよし、でか山観光のお土産にしてもよし、皆さま思い思いの楽しみ方をしていただければと思います。

 

▲でか山ビールを開発・製造するビール工場 

 

肝心の ”味” は・・・!

①ほろ苦くも甘い⁉︎ハニーテイスト

②すっと飲みやすい!香り豊かなフルーティーテイスト

③華やか香味に口当たりも◎オーソドックスな王道テイスト

 

どのオリジナルテイストが何処の町になるのかは、手元に届いてからのお楽しみです!!

 

■ でか山を守り継いでいく、とは?

さて、冒頭に述べた通り、このプロジェクトは単なる商品開発プロジェクトではありません。

 

本当の意味で、

「でか山を守り継いでいくとは?」

今、この問いを地域に投げかけることが必要だと感じています。

 

でか山が残っても、ヒトや街が無くなれば、それはでか山を守り継いだことにはなりません。でか山が祭りとして行えるということは、七尾の政治経済が「まだやれる」ことの象徴であり、七尾にヒトの暮らしがあり、街としての機能を果たしているということです。

 

しかし、七尾をはじめ、多くの能登地域では過疎化が進み、そしてこれからさらに街を取り巻く状況は厳しくなるでしょう。

 

 

そんな中、「でか山を守っていくため」もとい「この街を守っていくため」には、私たちは何かを変えていかなくてはならないのではないでしょうか。

 

それは、産業のあり方かもしれませんし、政治かもしれません。はたまた教育かもしれませんし、その全てかもしれません。何を変え、何を変えないでいるのか、それを私たち市民が積極的に選択していくことが、今、この街には必要だと考えます。このでか山ビールプロジェクトが、その一石になれば幸いです。

最後に

ここまでも熱く述べてきた通り、でか山はここ七尾においては単なる観光資源でも、単なる行事でもありません。最高の教育システムであり、七尾の街が「まだやれる」ことの象徴でもある。

だからこそ、でか山を「地域社会を支えるシステムを再構築する象徴」として捉え直してみませんか。

 

そうすれば、きっと何を変え、何を変えないでいるべきかが見えてくるはずです。でか山が、これから500年先にも、1,000年先にも残り続けていくために。

 

この想いと共に、皆様と、でか山ビールで乾杯!出来ますことを心より願っております。

リターン品について

本プロジェクトのリターン品には、各種ビールにつき《自宅にお届け》と《引き換え券》がございます。それぞれご注意点がございますので、下記ご確認くださいませ◎

 

《自宅にお届け》

・選択いただいた種類のビール3本セットをご自宅にお届けいたします。

 

《引き換え券》

・選択いただいた種類のビール3本セットの「引き換え券」をご自宅に郵送します。

・ビールのお引き換えは、能登食祭市場のお土産コーナーでのみ対応致します。

 レジカウンターにて、引き換え券と、ご注文のビール3本セットを交換致します。

・引き換え期間は、「2018年5月31日まで」となりますので、ご注意ください。

 

※万が一、期間中にお引換えにお越しいただけなかった方には、

 ビール3本セットを「着払い」にて郵送いたしますので、ご注意ください。

 

《限定数について》

各町ビール3本セットは、《郵送》と《引換券》の両コース合わせて100セットです。

3町ビール3本セットは、《郵送》と《引換券》の両コース合わせて150セットです。
既定の限定数(各町 50セット×2コース・3町 75セット×2コース)に関わらず、100セット・150セットの中で各コースの限定数を追加・数を減らす場合もありますので、あらかじめご了承くださいませ。

■支援金の用途について

・でか山ビール開発費用・   ・・570,000円

・FAAVO手数料           ・・・180,000円

・各町(山町3町)への寄付・・・150,000円

■ お問い合わせ先

七尾商工会議所

Tel:(0767)54-8888 / Fax:(0767)54-8811

  • 2018/04/12 12:01

    ご支援いただいた皆様に・・・ この度、和倉温泉観光協会様のご厚意により、「でか山ビールで乾杯プロジェクト」にご支援いただいた皆様に、”わくたまくん×でか山”のオリジナルタオルがプレゼントされることになりました!  支援者様 おひとりにつき1枚、リターン品と共にお渡しさせていただきます(お届...

  • 2018/03/16 11:51

    !今日からスタート!北國新聞掲載!   本日から、本プロジェクトがスタートしました。 七尾が世界に誇る大祭『青柏祭(でか山)』を 未来に受け継いでいくために・・・ 七尾商工会議所・のと共栄信用金庫・株式会社御祓川が立ち上げたプロジェクトです。 地ビール「でか山ビール」で、今年の青柏...