【『石川初のカーリング体験会』を実現したい】


2015年9月、軽井沢にある世界一のカーリング場「アイスパーク」へ合宿練習(起案者は右から2番目)

 

こんにちは。

石川県カーリング普及委員会事務局の諸星健(もろぼし・けん)です。

 

石川県の氷上スポーツでは、「カーリング」ができる環境が唯一欠けています。

私たちは、その環境を整えることで、石川県に魅力を加え、街づくりに貢献したいと思っています。

 

このプロジェクトでは、その入り口として県内のたくさんのかたにカーリングに興味を持っていただくため、『石川初のカーリング体験会』の実現を目指します。

 

残念ながら石川はカーリング後進県

2018年5月、10年ぶりに金沢を訪れた両角友佑選手(真ん中)と石川カーリング発展を誓う。左は、不破大仁会長

 

2018年冬季オリンピックで注目を浴びた氷上競技『カーリング』。

見て面白いなら、やって楽しくないはずありません。

1回でも体験した人の多くは、「もっとやりたい」と感じています。

 


しかし、北陸で石川だけがカーリングをできる環境がありません。

今年のオリンピックに出場して大奮闘した男子カーリングチーム「軽井沢SCクラブ」率いる両角友佑選手が通った金沢大学があるこの地元に、カーリング環境がないというのも何とも皮肉です。

 

カーリング後進県である現状を放置しておけません。 

  

「体験してみたい」という声は耳に届いています

2018年5月と6月のカ【ロ】ーリング体験会では多くのキッズが楽しんだ

 

先年他界した前会長の要請で、2011年、この活動は私一人という状況から始まりました。

近日ようやく理解者が10人ほどにまで増え、県外で1回以上体験して「こんな面白い競技なら石川でもできる環境を作りたい」と感じたメンバーを中心に、「石川県カーリング協会設立準備委員会」を立ち上げました。

 

「石川でカーリングが実現できる環境を立ち上げる」という使命の下、現在は主に、床の上の競技「カ【ロ】ーリング」イベントで潜在的愛好者の掘り起こしを行っています。

 

活動を続ける中で、「そこにストーンがあるなら、まず体験してもいいかな」という声は確かに耳に届いております。

 

現状、石川県に住みながらカーリングをするのは困難

呼びかけ人は2013年から一時期富山へ遠征して練習を積んだ。30回ほど通った(=富山県富山市の富山スケートセンターで)

 

活動を続けていく中でだんだんと仲間が増えていきました

 

私は2013年から一人で富山県に足を延ばして練習を重ねていました。

 

準備委員会設立後は一緒に通う仲間も増えましたが、通うのに時間がかかるだけでなく、1回の参加費(90分)が6000円にまで高騰し、交通費を含めると練習1回あたり8000円もかかるようになりました。

 

練習費用を抑えようと、2015年9月に思い切って長野県軽井沢にある世界一のカーリング施設『軽井沢アイスパーク』へチームで遠征にいきました。

本場なので1回の利用料は安いのですが、結局は交通費と宿泊費がかさみ、もっと高くついてしまいました。

 

あまりの費用に、くじけてしまうメンバーが出ました。

  

かといって、新品のストーンを1セット(16個)購入するには、ストーン自体の値段150万円ほどに、輸送費や税金を加えると250万円は見ておかねばなりません。

 

将来的には、活動を拡大していき、メンバーやスポンサーが出し合った資金でストーンを購入したいと思っています。

しかし、現状のメンバーだけのポケットマネーで購入できる金額ではありません。

 

ストーンをレンタルして体験会を!

 

そこで今回、活動を拡大していく第一歩として、本格的なカーリング体験会を企画することにしました。

 

軽井沢からストーンをレンタルして、石川県金沢市西泉にあるスケートリンク「健民スポレクプラザ」で、本物のストーンを使ったカーリング体験会をしたいと考えています。

 

本格的にやってみたかった人から、1回だけなら体験してもいいという人まで、広く参加者を募集します。

 

『石川初カーリング体験会』スケジュール

9月中に「健民スポレクプラザ」(石川県金沢市西泉6丁目188)のアイスリンクにて平常営業の終わった午後6時以降に2枠(1時間半×2)を使って開催する予定です。

日程が確定次第ウェブサイトやメディアを通して告知します。

 

支援金の使い道

集まった資金の用途は以下の通りです。

 

ストーンレンタル料(9,600円)  + 送料(64,000円) =約74,000円

ぺブルカン・ハック・コンパス レンタル(5000円)

              +送料(20,000円) =25,000円

会場2枠分(1時間半×2)利用料=26,000円×2  =52,000円

 

計151,000円*(送料だけで予算の半分以上かかる計算です)

+FAAVO手数料

 

もし、目標を超えて資金が集まれば、日本カーリング協会屈指の指導者で、テレビの試合中継で解説されたこともある、土屋長雄(つちや・ながお)指導員をお呼びしたいと考えています。 


【カーリング導入のメリット】

1.スポーツ・レクリエーション・レジャーの選択肢が広まります。

2.近年の研究で、頭と体を適度に同時に働かせる運動を続けると、認知症の予防につながることが報告されています。2時間半近く頭と体を適度にに動かし続ける競技はカーリング以外にありません。当然、始めるのが早いほど、認知症予防効果は上がります。

3.認知症が減って社会が明るくなり、健康も増進することで医療費削減、つまり健康保険の出費が減り財政再建に寄与します。

4.氷上のチェスといわれるだけに、頭もボードゲーム同様フル回転します。問題解決力育成など子供の情操教育にもなります。呼びかけ人は『氷上の高度頭脳ゲーム』と呼称しています。

5.北陸の中心地で文化都市でもあり種々のスポーツ競技も盛んな金沢の付加価値がまた一つ増えます。

6.カーリングをするためという金沢を訪れる理由が一つ加わり、将来カーリング場ができれば、はるばる長野まで遠征していた西日本の愛好者が金沢に押し寄せることになるでしょう。軽井沢より西にはカーリング場はなく、スケート場の異質な氷の上で練習しているので、なかなか上達しません。

  

さいごに

このようなイベントを重ねて、カーリング愛好者が増えれば、「石川県カーリング協会」を正式に発足するなど、活動を広げていくことができます。

 

将来的には、北海道や長野のように自治体に呼びかけ、北陸最初の本格的カーリング場の建設を目指します。

公営のスポーツ施設になれば、利用料も安く(1時間1000円ほどに)抑えられ、カーリングに気軽に親しめる環境が整います。

 

また、大会を開催して、県内の個人や学校・地域・職場などから集まる意欲的なチームの中から、オリンピックに出場できるチームを輩出するのが究極の目標です。

 

参加してみたい人も、参加できないけど応援していただける人も、ぜひご支援お願いいたします。

 

◉ お問い合わせ先

石川県カーリング協会設立準備委員会

(石川県カーリング普及委員会)

事務局 諸星 健

ishikawacurling@yahoo.co.jp

 

石川カーリングのウェブサイト

https://sites.google.com/site/ishikawacurlingassociation/

資金がないため自作した拙作ウェブサイトですが、これまでの活動の一部を紹介しています。

ご参考にしてください。 

  • 2019/05/21 14:20

    重複のお知らせになりますが、来る5月26日の日曜日午後6時から、石川県カーリング協会の初めての総会があります。   すべての関係者にご出席をお願いしています。クラウドファンディングご支援者にもお願いしております。   場所は、石川県青少年総合研修センター(金沢市常磐町212-1)  ...

  • 2019/02/24 01:28

    3月の練習会は、10日午後8時30分からです。   ご支援いただいた方でまだ1回も参加されていない方は、参加権があります。ぜひご体験ください。ベテラン選手による指導が受けられます。

  • 2019/01/19 10:23

    皆さま今年もよろしくお願いいたします。第4回となる2月の定例練習会は、2日午後6時半からとなります。ご支援者の方々は、参加権を保持しております。ふるってご参加ください。3月の第5回練習会は、2月半ばのリンク利用調整会議で決定次第お知らせします。