こんにちは。数あるプロジェクトの中から本ページをご覧いただき、ありがとうございます!
100年前の用瀬名物『アンコロマンジュウ』を復活させます!
用瀬の町に活気のあった100年前、『アンコロマンジュウ』という町で有名な伝統菓子があったそうです。今は途絶えているそのマンジュウを今の時代に復活させ、100年後にも残す事が出来たら素敵だよね。という思いでこのプロジェクトが動き出しました。
私達が活動している鳥取市用瀬町は鳥取市の南端に位置する人口3600人の小さな町です。古くから『 流しびな 』の伝統文化が有名で、その昔は鳥取の大名が大名行列で通るルートであったため宿場町(大名の休憩所、商人の町)として栄えていました。因美線(JR)の始まりの区間は、鳥取-用瀬間で、隣町からも様々な特産品(智頭の杉や、佐治の石など)が集う場所でした。
↑(メイン写真と同じ場所から撮影)100年経った現在、用瀬のメインロード
しかし今は、国道53号や高速道路ができて、通り過ぎる町になりつつあります。地元の方からも、お昼の町が閑散としている・昔と比べて寂しくなったという声をよく聞きます。
そんな用瀬町内で1年間活動していて想うこと。
それは、100年前、活気のあった頃の町に少しでも近づける事ができたら…
そんな想いで活動していたところ…用瀬の歴史研究家の方や町内に住んでおられる方から、100年前、活気があった頃の町の名物で地元民に愛され、今は伝統が途絶えてしまっている『 アンコロマンジュウ 』という伝統菓子が用瀬で作られていた事を知りました。
もしこの『 アンコロマンジュウ 』の復活をきっかけに、100年前の賑わいに少しでも近づくことができたら…私達の目標は、100年前の用瀬名物『 アンコロマンジュウ 』の復活です。そのアンコロマンジュウを楽しみ、町内・外を越えて皆が繋がることのできる拠点『 Minnaの箱庭 』を用瀬に作りたいと思います。
【用瀬のあたらしい動き】
築100年の古民家を改装し、2016年8月にオープンした古民家コミュニティカフェ『 川のhotori 用瀬 』用瀬の魅力を少しでも発信できたらと、用瀬茶・もちがせ焙煎の珈琲・地域農産物などお店のメニューにも積極的に用瀬色を取り入れ、町内の方だけでなく鳥取県内外のお客様も多くご来店いただき、毎月1,500人以上のお客様にご来店いただいております。
すぐ家の前を走る線路×澄んだ小川×懐かしき原風景、この素晴らしい町の魅力に心を動かされ、お店の開店を決意しました。店の前を流れる川(瀬戸川)には、清流でしか育たない水中に白い花を咲かせる『 梅花藻(バイカモ) 』も、5~8月頃まで町に綺麗な彩りを与えてくれ、お店の開店がきっかけで計1万人以上の方々に用瀬の町並みも楽しんで頂いております。
大学に通いながら、民泊を経営する『 もちがせ週末住人 』
2017年1月に『 体験と民泊 もちがせ週末住人の家 』をオープンし、田舎ならではの体験メニューづくりとより地域を感じられる民泊づくりを、空き家を拠点にしながら行っています。きっかけは週末だけの活動でしたが、1年間の取り組みの中で用瀬の魅力にのめり込み、現在は大学へ通いながら用瀬町内で活動しています。
私たち週末住人が目指すのは『 用瀬を訪れた人と地域の方々みんながワクワクで繋がること 』。空き家を1日限定の『駄菓子屋』に変え、こども達と一緒に楽しめるイベントを企画したりと、ただ泊まるだけでなく『 皆のやりたい!想いが叶う用瀬 』を目指して活動しています。
思わず立ち寄りたくなる用瀬へ
私たちが目指すのは…
この風景です!
用瀬にもっとも賑わいのあった100年前、『アンコロマンジュウ』を作っていたお菓子屋は何軒もありましたが、今の用瀬にはありません。様々な商店や昔のものが途絶えてしまいつつある100年後の今、もし『 アンコロマンジュウ 』を復活させることができれば、それをきっかけに、昼間も閑散として通り過ぎることが多くなってしまった用瀬を、また思わず立ち寄りたくなるような用瀬へと変えていけるような魅力に繋がると思っています。
↓【アンコロマンジュウ試作品】
用瀬名物『アンコロマンジュウ』を探して
100年前に存在していた伝統菓子ですが、町を歩き調べていく中で、アンコロマンジュウを作る事が出来る方は今はもうおらず、その当時の姿を知る方も数少なくなりました。
皮は寒天、中身は赤小豆のあんで、あんが多く独特の味があった。
寒天の使い方に秘訣があったそう。
形も愛らしく、見て美しく。
1年以上前から、昔菓子屋を営んでおられた方や地元の方にお話しを聞いたりして、マンジュウレシピの色々な手掛かりを探してきました。このプロジェクトを進めていく上で、100年前のマンジュウを再現し、さらに今を生きる方にも美味しい!♪と、食べて幸せを感じていただけるようなマンジュウを復活させたいと考えています。
用瀬にお越しいただいて、ここでしか食べられない・ここでしか買えない、
そんな用瀬名物『アンコロマンジュウ』を復活させたいです。
8月より随時、試作やパッケージデザイン考案などを重ね、アンコロマンジュウを皆様にお披露目できるように一つ一つ取り組んで行きます。定期的にレポートを更新していきますので、よろしくお願い致します。
マンジュウで繋がる新しいご縁『Minnaの箱庭』
もちがせ週末住人は今年9月に、二軒目となる施設である体験と民泊『 もちがせ 暮らしの旅人 』をオープンします。用瀬には宿も少なく、来て頂いても泊まることができませんでした。増え続ける空き家を宿泊できる場所に変え、たくさんの方に用瀬を訪れていただいて用瀬ならではの時間の過ごし方を体験していただきたいと思います。その宿の角に『Minnaの箱庭』を作ります!
【Minnaの箱庭でマンジュウ作りの体験を】
用瀬名物『アンコロマンジュウ』が復活したとき、商品を復活させるだけでなく『マンジュウ』をきっかけにたくさんの笑顔や会話を生み出したいと思っています。『Minnaの箱庭』では、アンコロマンジュウを皆で大切に受け継いでいくための『アンコロマンジュウ作り体験』で伝統を受け継ぎながら、皆で楽しく『飲食・交流』が出来るスペースにしていきたいです。
100年前の町の賑わいを今の時代に復刻し、100年後に続く魅力へ
『 アンコロマンジュウ 』の復活がきっかけで生まれたこの動きが、次の新たな動きへと繋がり、100年後にも続いていく町の魅力へ。現在も少しずつ『 用瀬 』で挑戦する人が増えてきています。
更なる『 面白い町 』を皆さんと一緒に創っていけたらと思っています。
あなたのご支援が、100年前の伝統の復活と、100年後の町の魅力に。
またこれをご縁にぜひ、用瀬に一度足を運んで頂けたらと思っています。
お忙しい中、最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!
【スケジュール】
・8月~9月中旬 アンコロマンジュウ試作&パッケージデザイン考案
・9月下旬 完成したMinnaの箱庭にて、アンコロマンジュウ完成お披露目会
【集まった支援の用途とその内訳】
皆様からご支援いただいた資金は、アンコロマンジュウ開発に係る費用や備品購入費等、
持ち帰り用のパッケージデザイン費用、Minnaの箱庭の資材・備品購入費等に使用させていただきます。
・マンジュウ開発費及び備品購入費 20万円
・持ち帰りパッケージデザイン費 20万円
・Minnaの箱庭 資材費及び備品購入費 20万円
【起案者情報】
川のhotori用瀬
ウェブサイトURL www.kawanohotori-2016.com
もちがせ週末住人
ウェブサイトURL www.mochigase-hitotoki.com