インスタグラムで活動報告を投稿しています!
「瀬戸市を元気にしたい!」
みなさんこんにちは!
私たちは愛知県に住む大学生の姉妹です。
ご覧いただきありがとうございます。
私たちは瀬戸市民ではないのですが、
訪れていくうちに瀬戸市のもつ魅力に惹かれ
もっと街を知ってもらいたいと考えるようになりました。
というのも、周囲に街について語っても
「瀬戸ってどこ?」と認知度が低かったり
「知ってるけど行ったことがない」と言われ歯がゆさを感じたからです。
また調べると瀬戸市の人口は衰退の一方であったり
「瀬戸は焼き物しかない」
「街をおすすめできない」
瀬戸市を調査して市民からこんな声も出てきました。
それでも心では街に愛着をもっている…でも自信をもって発信できていないのが現状です。
伝統的な魅力も、他所にはない町並みも街への愛着も、たくさんあるのに
それが上手く外部に伝わっていない。もったいない、状況をなんとか変えたい!
と気持ちが強まっていきました。
(写真:瀬戸市観光情報公式サイトより)
それなら、いっそ日本を飛び出てしまえ。
姉の尾関萌衣は1年ほどモントリオールへ留学していました。
そこで感じたのはあまりの他を受け入れる自由度と、お皿がひたすら白い!という発見。
帰国後、改めて日本食器の多様性に気づいた時、
価値観が多様なモントリオールでイベントを開催し、外からの視点で瀬戸市の魅力を再認識することで街に誇りと自信を取り戻せるのでは、と考えました。
遠い異文化の地で瀬戸市の展示をし「日本の食器っておもしろい!」と伝えるプロジェクトって聞くだけでも、わくわくしてきませんか?
私たちは「瀬戸市を元気に!」という想いをもとに、
専攻分野であるフランス語とデザインを活かして「ツナギテ」となり、市の魅力を発信していきます。
カナダのケベック州モントリオール市で、
2018年の11月8・9日と2019年の3月13・14日に瀬戸の魅力を発信する展示を開催します。
(11月はプレ展示)
(モントリオールはカナダ第二の経済都市です。撮影者:尾関萌衣)
「せともの」って?
(六古窯日本遺産活用協議会「旅する、千年、六古窯」サイトより)
(瀬戸市観光情報公式サイトより)
愛知県瀬戸市には、1000年以上の歴史を持つ「せともの」という焼き物があります。
固有スタイルは無く、様々な釉薬も使われる自由な発想でどんな表現も可能な陶磁器です。
そんな幅広さで長年、日本の暮らしに寄り添ってきたせとものですが
「なんでもつくれること」が当たり前となり、その強みが市民にさえも見えにくくなってきています。
展示の効果
このプロジェクトでモントリオールと瀬戸市をつなぎ、市の魅力を発信することで
同時に市の魅力に気づき、新たな視点を得られます。
その後、市内で報告会を行い、
モントリオールの人々からの評価や反応を市民に伝えることで、
新たなニーズの発見や魅力の再認識、市民のシビックプライドの向上につなげます。
また、アウトバウンド事業としてこれからの市のプロモーションにも良い効果が生まれると予想しています。
そして、瀬戸市のように、
誇るべき資産を持ちながらその魅力をなかなか発信できていない地域は沢山あります。
このプロジェクトの成功が瀬戸市内だけでなく日本の地元発信への刺激となり、
良い効果に繋がってほしいです。
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モントリオールにも新たな価値をつくることができます。
あちらで普段使われている食器は白が基調のシンプルなものですが、
展示で料理と食器の組み合わせを楽しむ体験を通し、参加した人々が食器に新たな価値を見出すようになります。
街全体がアートとデザインで溢れているモントリオールは、新しいものに興味を持ち
寛容に受け入れる姿勢があるので、せとものは広く受け入れられるでしょう。
(モントリオールの風景:巨大チェスは夏の風物詩)
(白を基調とした、料理の映えるお皿が多いです。上下写真撮影者:尾関萌衣)
展示内容
会場は、主要駅直結のケベック大学モントリオール校
(UQÀM:Université du Québec à Montréal)の棟内です。
(UQÀMの外部。撮影者:尾関萌衣)
(展示場の全体写真 11月プレ展示の様子)
展示は
①瀬戸市
②せともの
③せともの作家
という「まち・ひと・もの」の紹介で、展示の最後には来場者に瀬戸市へのメッセージを書いてもらいます。
展示は一般公開とし、11月と3月共に2日間で行います。
また、せとものを使ったワークショップも行います。
ワークショップでは、料理とせとものの組み合わせを自由につくってもらうことで、
現地の人々に料理とお皿、そしてお皿同士の組合せを楽しむ発見を提供します。
さらに、今年は日本とカナダの外交関係が樹立されて90周年という記念すべき年ということで、
在モントリオール日本国総領事館へ申請をし、
当プロジェクトの活動が日加修好90周年記念事業に認定されました!
上のロゴマークはその証であり、イベントのポスターなど幅広く使用していきます。
ご支援金の使いみち
いただいたご支援金は以下の通りに使用します。
・展示準備費 43%
…展示用せとものの借用・買取費、お皿にのせる料理費(食品サンプルなど)、印刷代、資材費
・渡航費 50%
…11月・3月の2回往復×2人分
・滞在費 7%
…11月・3月共に7日間滞在予定
・リターン準備費・配送費 相場
実行スケジュール
第1回(プレ展示)
2018年11月8日(木)~11月9日(金)13時-17時
ケベック大学モントリオール校 J棟展示場にて
第2回
2018年3月13日(水)~3月14日(木)時間未定
同場所にて
さいごに:ご支援のお願い
現在はせともの作家の方々や市役所を訪ね、
プロジェクトへのご理解・ご協力をいただきながら準備を進めています。
しかし全体の費用が膨大で学生ではなかなか賄えないため、
これらの金額の一部をサポートしていただきたいと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。
みなさまのご協力は金銭面だけでなく、
「多くの方がこのプロジェクトと瀬戸市の魅力に共感し、応援している」
という証明になります。
一緒に瀬戸市を盛り上げてくれる方、大募集です!
ご協力
<瀬戸のツクリテのみなさん>
・水野 雄介 様(瀬戸本業窯)
・加藤 達伸 様(三峰園窯)
・水野 智路 様
・深田 涼 様
・吉橋 賢一 様(株式会社エム・エム・ヨシハシ)
・柳本 美帆 様
・陶芸工房 陶酔 様
<宣伝・情報提供>
・瀬戸市役所(シティプロモーション課 / ものづくり商業振興課)
・ケベック大学モントリオール校
・六古窯日本遺産活用協議会
・瀬戸染付工芸館
・愛知県立大学
・名古屋学芸大学
・名古屋外国語大学インターナショナルハウス
(竹村唯 様、留学生の皆様)
・中日新聞
・ラジオサンキュー
・CBCラジオ
<翻訳・運営補助>
・Nadianie Ouaqouaq Bergeron 様
・Krystelle Rousseau 様
・Cindy Pétrin 様
・Yu-yi Liu 様
・Laurianne St. 様
・Glen Le Foll 様
・Mathieu Desjardins 様
・浅川 七未 様
・めぐみ 様
・えりか 様
・ゆうし 様
・もりと 様
・まこと 様
・桑野 紗綾 様
・Valérie Séguin 様
・Valentine Dadt 様
・荒木弘子様
・オチア・クリスチャン様
六古窯日本遺産活用協議会「旅する、千年、六古窯」2018瀬戸 ムービー
お問い合わせ
Eメール:maaya.oz9612@gmail.com