●岐阜のマチュピチュ”天空の茶畑”で私たちが実現したいこと

”旅行者と地域で作り上げる新しいツアー商品”を揖斐川からつくります

 

揖斐川町春日の日本で数%しかない農薬不使用の在来茶や美しい茶園風景を守るため、地域と旅行者がともに作り上げる、新しいツアーモデルを組み込んだ地域共生型の「四季の春日茶体験ツアー」を開発します。

 

 

<<<開発するツアーの3つの魅力>>>  

 

(1)美しい風景、美味しい郷土料理、楽しいお茶栽培ができること

 

本企画では、揖斐川町旧春日村のお茶を中心に、季節ごとのお茶づくりやお茶と郷土料理の食べ合わせ会を開催します。ファンディングの返礼品では試験的に開催される四季のツアーへご参加いただき、皆さまと一緒に本ツアー、さらに言えばこれからの春日を作っていきたいと思います!


■お茶の栽培・製茶体験


 

 

 

 

 

  

(2)旅行者が「生み出す体験」を通じ地域運営に参加できること 

 

これまでの体験ツアーは、決められた行程に沿い行動する運営会社主体の”消費する体験”でしかありませんでした。

 

そこで本ツアーでは、単なる農業体験ではなく、ツアー参加者と地域が同じ目線で意見交換を実施する本当の意味で地域運営に関与可能な”生産する体験”を提供します。

 

旅行者は見物人ではなく、茶体験をフィールドに「遊ぶ」、「学ぶ」、「守る」、「生み出す」という複数の切り口から、揖斐川町旧春日村を一緒につくりあげていく仲間になって欲しい、そのような体験を提供するツアーです。

 

■お茶を通じた企画風景

 

■私たちが目指す「春日茶」を核にした体験価値サイクル

(3)地域の魅力の持続的な活用方法であること

 

ツアー費用に「地域貢献費」を組み込み、地域協議会等と協議のうえ使用します。

 

また、年に1回地域貢献費の効果を外部専門家が評価し、地域・観光客にとってより有効な活用方法を協議します。

 

これにより、現在多くの地域で課題となる「持続可能な地域作り」と「観光公害」を解決する新たなモデルとなります。


 

なぜ新しいツアーモデルが必要なのか?

後継者不足で、日本で数%しか残らない在来茶と農薬を使用しない伝統栽培存続の危機

 

▼希少な在来茶

 

 


旧春日村では、古来より農薬を使用せず地域の「在来種」であるお茶を栽培し続けてきました。多くのお茶が品種改良される中で残っている希少なお茶として春日の茶は非常に貴重です。

 

しかし、近年栽培農家の多くが高齢化により栽培の継続を断念してしまっています。

このため、春日では急激に耕作放棄茶園が拡大してしまっており、このままでは希少なお茶も美しい茶園風景も失われてしまいます。

 

これらを解決するためには、春日の魅力を多くの人に知ってもらい、お茶の購入による外部からの応援やお茶栽培や観光業に興味を持つ次世代春日の担い手を集めるための、仕組みが必要になります。

 

▼増加する耕作放棄茶園

 

 


美しい茶園風景”天空の茶畑”の観光公害

 

また、近年春日の茶園はとてもうれしいことに「天空の茶畑」や「岐阜のマチュピチュ」などの名前で知られるようになり、雑誌やTVで取り上げられたり、多くのツアーが開催されるよになっており、近年では年間4万人にもなっています。

 

▼本家ペルーのマチュピチュと私たちの春日「まあまあ似ている!」と話題に



 

▼揖斐川町春日の来訪者人数 


 ▼今後予想される、ごみ問題や騒音問題等の観光公害の発生そのものの防止

 

揖斐川町旧春日村は統計では、国勢調査時の人口1,500人(現在は1,000人を切ってしまっています。)ほどの小さな集落ですが、ここに年間40,000人もの観光客が訪れます。現時点においては、地域のボランティアの方々の献身的な対応や、来訪者の心配りにより大きな問題は発生しておりません。

 

しかし今後さらに訪れる人が増えることで、ごみ問題や騒音問題といった他の観光地で起こっているようないわゆる『観光公害』と呼ばれるような事態が発生しないように、地元住民と観光客が心をひとつに、その発生自体の防止ならびに、この美しい風景を次世代に繋いでゆく事に取り組むことが非常に重要と認識しております。

 

▼他の観光地で起こってしまっている現状

 

●どのように実現するか?

地域と観光客が一体となって開発する新しいツアーモデルを解決したい

 

これらの課題解決に向け、我々が今回の企画で構築すべき体制こそが新たな観光モデルの仕組みなのです。

 

これまでの観光は、「数」に重点を当てる形での取り組みが主流でした。

しかし、我々が大切にしたいのは「数」よりも「地域をよくしたい人の数」です。

 

 年間100万人の観光客より想いをもった1,000人の方と一緒に地域を作っていきたいと考えています。

 

これを実現するに際して、今回のツアーで最終的な価値観は、「地域の幸福度」×「来訪者満足度」の2つだけを測定すべき指標として設定します。

 

実際に海外の観光地では、既にこうした仕組みが取り入れられ、数を重視する観光の在り方からの脱却が進んでいるのです。

 

来訪者数ではなく、地域を本当によくしたい人の数を増やすことが真の地方創生につながり、今回のファンディングはその具体策として、新しいツアーモデルとして、多くの地域でも活用可能なモデルとして今後の観光業界を変革するものとなると確信しています。

 

▼新たなツアーのメカニズム

 

 

 

 


●支援金の使いみち

 

今回ファンディングする支援金は、ツアーの開発費及び返礼品に充てさせていただきます。 

※CF利用料金とはクラウドファンディング 手数料であり、FAVVOへの手数料を意味します。

 

●プロジェクト実行者

 

■農事組合法人春日茶園

農事組合法人春日茶園 佐名敏巳理事長

本ファンディングの総責任者です。揖斐川町でずっとお茶の栽培をやってきました。数年前に、春日の茶生産者の力を集約し、春日を盛り上げたいという思いから農事組合法人春日茶園を設立しました。春日のお茶の魅力を伝統的な栽培方法や在来種を守りながら、春日のお茶を飲みたい人や春日でお茶を作りたいひとをどんどん増やして魅力的な春日作りに向けた第一歩として本構想を起案しました。応援下さる多くの方と一緒に春日のこれからを作り上げたいと考えています。


 

農事組合法人春日茶園 森善照クラウドファンディング企画責任者

本ファンディングの主担当です。外資系物流業に従事したのち、揖斐川春日茶の魅力や可能性を感じ、自らも茶農家として揖斐川に飛び込みました。今は農事組合法人にて生産・販売企画に従事しています。春日のお茶の魅力をもっと多くの人に知って貰い、春日を盛り上げたいという思いから本企画を起案しています。ぜひ皆さまのご協力をよろしくお願い致します!


 

 

■茶生産・ツアー組成アドバイザー健一自然農園代表 伊川健一

私たち健一自然農園は、奈良県北東部、標高200~600メートルの日本のふるさとの原風景残る大和高原で、無農薬・自然栽培による土の 力が素直に生きた、香り豊かな大和茶を作っています。 お茶の生産を通じて気づいたのは、通常、お茶産業は初夏の産業であるがゆえに、春期・冬季の継続した仕事づくりに課題があるという点です。そこで、私は三年晩茶という冬季でも栽培可能な茶生産方法を開発しました。そうした中、私の茶園に春日の佐名さんや森さんが訪れてくれ、ぜひ春日でもその農法を取り入れたいと言って下さったことが春日とのご縁です。今では、春日の茶生産のみならず”お茶を通じた地域作り”を実施する大切なパートナーだと思っています。そんな中、本構想は農業・観光を通じて、地域と旅行者が協働して作り上げる新しい地域作りのモデルとして非常に重要な取り組みです。ぜひ応援して下さる多くの皆様とご一緒にこれからの春日や地域作りの在り方を考えたいと思います。

 

 


●実行スケジュール

(1)ファンディング期間(2019年:4月24日~6月28日)

(2)プレツアー実施(2019年:7月~2020年4月)

   ①夏(7月中旬)

   ②秋(10月中旬)

   ③冬(12月中旬)

   ④春(4月下旬予定)

 

(3)中間報告会(2019年11月初旬を予定)

(4)最終報告会(2020年5月下旬を予定)

(5)開発ツアーの提供

皆様のご意見を頂戴し作り上げたツアーにつきまして、2020年夏以降に、順次実施していく予定をしています。

  

 

● 揖斐川町旧春日村ってこんなところです!

 

 

 

 

●プロジェクトを応援くださる方々!

 

① 揖斐川町役場

② NPO法人ぎふ木と森の学校

③ 健一自然農園

 

● モデルツアーの参加日程調整について

 

ツアー催行日については、事務局にて下記の通り日程候補をご用意しております。

チケットご購入後事務局より参加ツアーのご希望をお伺いさせて頂きます。

プレツアーとしては下記の通りご参加ください。

 



● お問い合わせ先

 

農事組合法人春日茶園

クラウドファンディング担当 森(モリ)

クラウドファンディング担当 梶岡(カジオカ)

ibigawakasuga@gmail.com

 

 


●ご注意点(免責事項)

お茶等の生産状況に応じて、返礼品の発送時期や内容に一部変更が生じる可能性がございます。

その際は、運営事務局よりご連絡させて頂きます。どうぞご承知おきくださいませ。