児童虐待を防ぎたい、なくしたい!
◆なくそう虐待あいちとは?
「虐待を防ぐ、なくす」を目標に活動する、愛知県の任意団体です。
虐待を生きのびた、死ななかった被害者=虐待サバイバーが、自らの経験を「親への手紙」という形式にまとめ朗読することで、広く一般に虐待の実態を知ってもらい、より効果的な虐待防止策を実現してほしい。
その思いで朗読会を毎月開催しています。
これは100人の虐待被害者が書いた本『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を世に出した、ライターの今一生氏と出版社dZEROによる「公認朗読者」プロジェクトの一環です。
7月20日、NHKニュースで、この虐待防止の朗読会のようすが報道されました!
そして現在、2019年11月9日(土)愛知県立大学 名古屋サテライトキャンパスにて「子ども虐待防止策 講演会 in 愛知 2019」を、入場無料で開催するため、愛知県立大学の学生団体「APU家族研究会」と力を合わせ頑張っています。
◆子ども虐待防止策の講演会をする理由
まず、NPO法人「児童虐待防止全国ネットワーク」様が、厚生労働省報告より作成した2点のグラフをご覧ください。
これまで児童虐待問題については、児童福祉や児童心理の専門家や精神科医ばかりが語ってきました。しかし、このおよそ30年間で、児童相談所が対応した虐待事件数は約130倍にも膨れ上がっています。
児童相談所に、虐待として通告される件数が増えただけでは?と考える人もいるでしょう。そういう面もあるとは思います。
が、ここで割合として一番低い性的虐待について見て下さい。18歳までの子どもが匿名で虐待相談をすることができるチャイルドラインでは、実は性的虐待の割合が3割以上を占めます。つまり、児童相談所の数字は氷山の一角なのです。
専門家の出す虐待防止策だけでは、解決に程遠いのが現状です。
「子ども虐待防止策 講演会 in 愛知 2019」は、実際に虐待を生き延びた、虐待被害の当事者が虐待の実態を語ることにより、より効果的な虐待防止策を考え出す契機となります。
講師は、1997年に100人の虐待被害者による本「日本一醜い親への手紙」を世に出し、長年、虐待被害者など社会的な弱者やマイノリティ当事者の抱える問題について取り組まれている、ライターの今一生氏です。
◆今一生さんとは?
■今 一生(こん いっしょう) Profile
長年、虐待被害者など社会的な弱者やマイノリティ当事者の立場に立ち、深く丁寧な取材で問題の本質をライターとして取り上げている。
また社会的課題を解決するソーシャルビジネスに明るく、東京大学のゼミで社会起業の講師を1年間務めるなど、社会起業の認知向上にも精力的に活動している。
1997年に、100人の虐待被害者による本「日本一醜い親への手紙」(メディアワークス刊)を編著、虐待被害者の存在とその苦悩を世に知らしめた。
そして2017年、新たに虐待被害者100人の手紙を公募、制作費を事前購入と寄付で調達し、「日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?」(dZERO刊)を編著。
その後、全国各地の市民が開催する虐待防止の講演会に出演、虐待問題の原因や実態をわかりやすく解説し、虐待防止策について説いている。
◆講演会について
【日時】2019年 11月9日(土)13時~16時(開場12時30分)
【会場】愛知県立大学 名古屋サテライトキャンパス
(愛知県産業労働センター「ウインクあいち」15階)
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
※ 愛知県と名古屋市から、後援をいただきました!
◆集まったお金の使い道
入場料を無料にして、多くの人に来ていただく!そのために
・FAAVO利用手数料
・リターン品費用(送料含む)
・講師への費用(講演代、千葉からの往復交通費、宿泊費)
・会場費(キッズスペース設営費など)
・広報費用 (チラシの印刷代や配布送料)
・スタッフの交通費や打ち合わせ費用 などが必要です。
以上の費用に充てさせて頂きます。
また、今回クラウドファンディングでの支援が難しい。という方向けに、一口1,000円から直接銀行振込でのご支援も受け付けております。
下記ブログにて記載しておりますので、ご一読いただければと思います。
◆最後に
虐待で命を奪われてしまった子ども達にかわって、虐待被害当事者の思いを伝えていきたい。
この講演会が、まだ1人で悩みを抱えている当事者が孤独から解放される契機となり、 多くの人にリアルで深刻な状況を知ってもらうことで「虐待防止」の機運を高めるきっかけにしたい。
そのためには無料開催が必要です。どうかお力を貸してください、よろしくお願い致します!
【お問い合わせ先メールアドレス】