「島津義弘公」がテーマのイベント、薩摩ISHIN祭!

はじめまして、薩摩ISHIN祭(さつまいしんさい)実行委員会の吉留大輔です! 薩摩ISHIN祭は、2010年に鹿児島と東京の若者が立ち上げたお祭りです。 テーマは「島津義弘公(しまづよしひろこう)」。開催場所は、島津義弘公の所縁の史跡の多い姶良市です。今年は5回目の節目の年として、将来に向けて、県内外の鹿児島県人の皆様にも知っていただき、毎年のお祭りとして地域へ根付けばと思い新企画など複数用意しております。

島津義弘公と同じ道、風景を辿る祭り

地域ボランティアの皆様のご協力の下、薩摩ISHIN祭はこれまで4回開催して参りました。 開催地でもある島津義弘公ゆかりの地・姶良市内ではおかげさまでこの祭りの知名度も出てきました。しかし、私たちはもっと門戸を拡げ、より多くの人々をこのイベントへお招きしたいと考えています!そこで今回の薩摩ISHIN祭は、島津義弘公が残した最大の業績「島津の退き口」敵中突破を現代の薩摩人たちで追体験する企画「敵中突破ISHINウォーク」を中心に、島津義弘公と同じ道を歩む祭りにすることにしました。そして、この薩摩ISHIN祭の開催費の一部を、今回FAAVOを通じて募らせて頂きたいと思います。

「島津の退き口」敵中突破とは

1600年関ヶ原の戦いは、徳川家康率いる東軍が、石田三成率いる西軍を破り、後に続く江戸幕府開府を決定づけた戦いとして有名です。この戦いの趨勢が決まった前後、西軍に属していた島津義弘公率いる島津軍が「敵の勢いが最も強いところに突っ込め」と言い放ち、突撃を開始しました。その後、徳川家康本陣の前を突破し、徳川軍最強の本多、井伊軍の追撃を振り切り、伊勢路方向へ一気に駆け抜け、薩摩まで奇跡の生還をしました。これが世に有名な「島津の退き口」です。 この戦い方があったためもあり、徳川家康は島津家への戦後処理を寛大なものとせざるを得ませんでした。西軍に所属した大名の中で、このような結果を勝ち取ったのは島津家のみです。「島津の退き口」がなければ、薩摩藩も存在しませんし、ひょっとすると幕末の薩摩藩の活躍もなかったかもしれません。

島津義弘公の敵中突破を基礎として、生まれた鹿児島の逸材達

突然ですが皆さまは、鹿児島の偉人を何人知っていますか? 私たちの郷土、鹿児島は明治維新の西郷翁に大久保公をはじめ、政治家の黒田清隆、松方正義、軍人の東郷平八郎、大山巌や経済人の五代友厚、芸術家の黒田清輝など、非常に多くの有名な偉人を輩出しています。なぜ、これほどの多くの人材が輩出されたのでしょう。 実はその理由こそが先述した、関ヶ原の戦いで「島津の退き口」と呼ばれる敵中突破をした島津義弘公という人物によるものなのです。 鹿児島が多くの人材を輩出した背景と言われている郷中教育(ごじゅうきょういく)。この教育方法は、異年齢の子どもたちを1箇所に集め、年長者が年少者へさまざまな指導を行うものでした。この郷中教育が生まれたきっかけが、島津義弘公の敵中突破の話を聞くために子ども達が集まったことと言われています。更に、その郷中教育の中でも島津義弘公を学ぶ機会が作られていました。 鹿児島の礎をその生きざまをもってして築き上げた「島津義弘公」ですが、彼のことを知っている人は現代の鹿児島にどれほどいるのでしょうか? もちろん、鹿児島の3大祭りである妙円寺詣り等で知る機会はあるものの、島津義弘公が千利休に通信教育をしてもらう程に「お茶」にハマっていたことや、戦いの際に家臣達と同じ境遇で一致団結を作っていたこと、教育パパであったことなどはあまり知られていません。 ▲伊集院駅前に位置する島津義弘公の銅像。 島津義弘公が朝鮮の役の時に出した手紙が残っています。宛先は奥様。その手紙の内容とは、「奥様の手紙が待ち遠しい」 とか「息子の教育について」など、その人間的な魅力が満載のものです。猛将としてのイメージが強い義弘公ですが、家族を大切にしつつ、戦場に臨んでいたことが分かるエピソードです。

薩摩ISHIN祭 開催概要

「敵中突破ISHINウォーク」は、関ヶ原~鹿児島間を約10日間かけて歩きます。 実際に島津義弘公が関ヶ原から鹿児島へ戻る間に目にした風景の中で、彼の心情をより深く理解できる企画にしたいと思います。参加者は公募抽選で当選した方1名と、スタッフ1名の計2名を予定しております。また、関ヶ原から鹿児島までのウォーキング中の様子は「Ustream」などで随時中継予定です。 私たちは、ゆくゆくは、このお祭りを未来へ継続できるお祭りへと進化させたいと思っています。是非皆様の熱いお気持ちを400年前の薩摩武士のように関ヶ原へ、そして薩摩ISHIN祭へお集め頂けるようにお願い致します。 ◆本祭 ・開催日時 平成25年10月20日(日) ・開催内容  姶良市内の所縁の地巡りスタンプラリー「ISHIN QUEST 武者ヨシヒロの冒険」 甲冑隊による祭文奉納 義弘公薨去の地である加治木館跡での点茶 子供達の紙よろいを着用してのウォーキング   第5回記念企画「敵中突破ISHINウォーク」  ※関ヶ原の島津本陣跡から姶良市精矛神社まで、10日前後をかけて、 公募1名とスタッフ1名で歩いて頂きます。 -日時 平成25年10月10日前後に関ヶ原出発 →10月20日薩摩ISHIN祭本祭に合わせて鹿児島姶良市に到着(総距離210キロ前後)※大阪から志布志までは船を利用 (実際の義弘公も大阪から日向細島までは船を利用しています)

集まった支援金の用途と内訳

※使用用途(最低金額) ■「敵中突破ISHINウォーク」(鹿児島〜関ヶ原までの移動費、関ヶ原〜鹿児島までの宿泊費等2名分)250,000円  ■一般参加者による所縁の地巡りの警備費用、配布資料作成等250,000円  ■甲冑レンタル代等100,000円  ■点茶に関する準備費用30,000円  ■幟やポスター作成費用150,000円  ■テント等会場設営費用100,000円  ■プレイベント企画費用50,000円  合計930,000円  今回はFAAVO鹿児島を通じ、内100,000円を今回集めたいと思います。 残りに関しては昨年同様、企業協賛や個人協賛、そして参加費用等で賄います。 つきましては、できるだけ多くの皆様のご協力があれば、協賛金を集める時間を使いイベント制作作業をより多く行えます!

リターン品

・1000円 応援ありがとうございます。お礼のメッセージをお送りします。 また、当日会場で配布するパンフレットにお名前を掲載させて頂きます。 ・3000円 1,000円リターン品に加え、 スタンプラリー「武者ヨシヒロの冒険」参加者にしか配布されないステッカー1枚 ※最終版は文字を「薩摩ISHIN祭」へ、また背景色を変更する予定です。 ・5000円 3,000円リターン品に加えて 精矛神社の「勝守」※5個限定 ・7000円 3,000円リターン品に加え オリジナルタオル1枚 ※6セット限定 ・10000円 5,000円のリターン品に加え 当日使用する幟(のぼり)にお名前を掲載し、その幟をプレゼント致します。 ※3個限定 ・30000円 10,000円のお返し+敵中突破ISHINウォークで着用する陣羽織にお名前を掲載し、使用後に進呈します。 ※1個限定

最後に

戦国武将「島津義弘」公を学ぶということは、鹿児島(薩摩)の歴史の原点を学ぶということです。あの戦国時代を生き延びた知恵というのは、現代でも十分通用するものですし、義弘公の生き様から「どんな時でも諦めない」という気概を学ぶこともできます。そのことで、鹿児島に生きる、そして鹿児島にルーツを持つひとりひとりが、今を輝いて生きる。そのきっかけとしてこのお祭りが存在し続けることがきっと鹿児島を元気にしていくことに通じると信じています。 応援、よろしくお願いします! ▲本年のプレイベントの際の写真。子供達にも歴史を伝えつつ、頑張っています

起案者情報

【団体名】薩摩ISHIN祭 【代表者】吉留大輔 【Facebook】https://www.facebook.com/ishinsai 【Twitter】https://twitter.com/yoshidomed 【Blog】第4回開催ブログ http://satsumaishinsai2012.chesuto.jp/
  • 2013/10/25 13:12

    この度は皆様のご支援のおかげで 無事に第5回薩摩ISHIN祭を終了することが できました。 本当に感謝致しております。 ありがとうございました。 公式FBページやUstチャンネル等で 祭りの様子がご覧になれますので 是非ご覧下さい。 公式FBページ https://...

  • 2013/09/22 00:18

    この度は本当にありがとうございます。 近日中に、リターンについての メッセージをご支援頂いた皆様に お送り致します。 リターン実施は本祭が開催される 10月20日以降になりますので、 ご了承願います。 (リターン品等の関係です) まずはお礼とご報告をさせて頂きます。...

  • 2013/09/20 23:46

    感謝です。 残り1時間を前にして なんと、奇跡の達成をすることが できました。 ご支援を表明頂いた皆様、 そしてシェアや呼びかけをして頂いた皆様、 皆様の熱い想いを確かに受け取りました これから残りちょうど1ヶ月。 けしんかぎりで(「死んだつもりで」の 鹿児島弁)...