沖縄で初の知的障がい者によるソフトボールチーム!
現在、沖縄では知的障がい者のスポーツチームとして、サッカーと女子バスケットボールの県選抜チーム(国体選抜にあたる)が存在します。ただこれらは春から秋にかけての九州大会や全国大会の開催に向けてのチームであり、定期的な活動を目的としてのチームではありません。 今回のプロジェクトで立ち上げるソフトボールチームは日常的に活動するチームとして、沖縄では初めてとなります!! まずは日常的な活動として週に1,2度の練習・試合を行い、練習試合への参加などを通して、チームのレベルアップを図っていきます。一般の大会にも参加し、健常者と交流しながら、知的障がい者スポーツの認知度アップを図っていきたいです! チームの状態、レベル、遠征費等の問題がクリアできれば、初の全国大会参加を目指し、離島県沖縄から全国への道を切り開きたいです! しかし、そのためにもまずは、スポーツ活動を通して余暇活動の充実を図り、就労意欲の向上と生活の安定に繋げることが先決です!高校を卒業すると競技自体を辞めてしまう
沖縄の知的障がい者スポーツ活動は、今まで行政からの補助金に頼ってきましたが、補助金の削減や、補助分野の転換などによって活動がストップしたり、活動種目の変更を余儀なくされるなどの問題が発生していました。知的障がい者スポーツの環境は身体障がい者の方々のスポーツと比べてもかなり厳しいものがあり、特に日常的にスポーツを楽しむ環境は皆無といってもいい状況です。 特別支援学校の在学生は部活動にも支えられていましたが、学校を卒業後の支援体制が無いことが多く、せっかくすばらしい才能、素質を持っていても、高校を卒業すると競技自体を辞めてしまうため、活動が発展しないという側面もあります。これは本当にもったいないし、残念なことです。自発的にできる趣味があるとリズムが取れる
残念なことに卒業してスポーツ活動を辞めた子らの中には、趣味が持てず、生活リズムが荒れ、遊びやお酒に走り、あげく離職・・・という子を見るようになりました。 知的障がい者の子どもたちの特性として ・物事に対して歯止めが利かない ・一度何かにはまると、そこから戻るのが大変 ということが挙げられます。 お酒を知るとお酒に呑まれてしまい、夜な夜な飲みに行ってしまったり、快楽を覚えるとそちらにしか考えが向かなくなり、生活のすべてが乱れてし舞うことがあるのです。 もちろん飲みに行くこと自体は悪くないし、たまになら問題はありません。しかし走りだすと自制心が利かなくなるのが彼らの特性で、これらが原因で遅刻したり欠勤したり、連絡が取れなくなってしまったり、自分でコントロールができなくなってしまうのです。スポーツが変える知的障がい者の生活リズム
仕事の後は○○○しようと計画したりすることが難しい彼らにとっては、ある程度のサポートや今後の見通しをこちらで立ててあげることが大切です。 こちら側のサポートで、何曜日に練習があるから一緒に行こう、となるとそれに向かってリズムを整えることができ、レールに乗って仕事ができるのです。定期的に活動があることで、生活のリズムが取れていくようです。 それに伴い遅刻、欠勤がなくなり、職場の他の人たちともコミュニケーションがとれるようになります。そのような会話の中で「○○の大会行ってきた」などと自分で話題提供することができた暁には、相乗効果で仕事をすることも楽しく感じられるということも見えてきました。 これらの現状から、知的障がい者の方々の生活の安定にスポーツが大きく作用するのだ、という思いを抱くようになりました。モチベーションを上げていきたい!
ソフトボールチームを立ち上げるといっても、課題はたくさん。活動に必要な道具の確保、練習場所の確保、県外遠征に行く際の渡航費などなど資金的な問題が立ちはだかります。 知的障がい者の方たちは仕事に就いていても経済的には恵まれていないことが多く、必要な道具やユニフォームを購入することは簡単ではありません。 毎年知的障がい者ソフトボールの全国大会がありますが、それに参加する遠征費用の負担も選手たちには大きくなっています。 しかしまずはチーム立ち上げに必要な道具(グローブ・バット・ボール等)や、ユニフォームを購入し、知的障がい者の方々の「またできるんだ!」というチーム参加へのモチベーションを上げていきたいと思います!! チームが立ち上がり、日常的に活動することができるようになれば、ゆくゆくは全国大会に参加していくための準備も整えていきたいと考えています。資金は以下のように使わせていただきます!
・チーム立ち上げに伴う、ソフトボール用具 (バット、ボール、ヘルメット、ユニフォームの上)の購入。 ・チーム立ち上げの告知を行う宣伝物(フライヤー)の作成や、 メンバーへの連絡物を送付する通信費。起案者情報
【団体名】一般社団法人琉球スポーツサポート 【代表者】手登根 雄次 【HP】http://ryukyusport.ti-da.net/ 【facebook】https://www.facebook.com/ippansyadanrss最新の活動報告
もっと見るありがとうございました!
2014/08/01 09:35昨日を持って、知的障がい者ソフトボールクラブ創設の 資金造成プロジェクト終了しました。 結果は、残念ながら50%程の達成率で不成立でした。 ただ、終盤はかなり追い上げ、皆さまのご協力に 感謝申し上げるとともに、少しでも当法人の活動が 認知されたのではないかと思っています。 このプロジェクトは成立しませんでしたが これから何らかの形で資金を作り 知的障がい者ソフトボールクラブは必ず設立します! そして、時間はかかるかもしれませんが 社会の多くの方々に認知して頂き 応援してもらえるようなチームにしていきたいと思います。 この場を借りて、支援して頂いた方々 情報を拡散、シェアして頂いた方々に 心から感謝申し上げます。ありがとうございました! これからも、当法人の活動にご理解・ご協力を よろしくお願い致します。 もっと見る
最後のお願いです
2014/07/30 10:13これまで、1か月間、沖縄初の知的障がい者ソフトボールクラブ立ち上げのためのプロジェクトを展開してきました! すでに目標額38%の支援を頂き、大変感謝致します! 最後の1日半で目標額までいけるかどうかは厳しいですが、奇跡を信じて、書かせて頂きます。 知的障がい者や、発達障がい者の方々は、表面上、なかなか障がいの認知が厳しく、健常者の方々からは「どこに障がいがあるの?」「見た目には分からないけど」とよく言われます。それだけに、スポーツにしても、生活にしても、どう支援をしていいのか、どう声かけをしていいのか、接し方など、理解が進まないこともしばしば。 ただ、そこには、考える力、記憶力、認知力、想像力、情緒コントロールなど、様々な部分でのハンディキャップがあり、支援が必要です。私は、社会に彼ら、彼女たちの存在をもっと広く認知してもらい、彼らに社会の皆さまから彼らに合った支援をしていただけるようにしていきたいのです。 今回のプロジェクトも、彼らを社会の輪の中に入れるため、ソフトボールクラブというツールを使って行う、社会参加。その活動を多くの方々に見て頂き、理解して頂き、知的障がい者に対する支援の輪が広がり、みんなで支え合える社会の実現を目指しているのです。 ここはスタートを切れるかどうかの勝負どころ、皆さまのご理解を頂き、一人でも多くの方々に、我々がスタートを切るための後押しをして頂きたいと思います。 残された短い期間、多くの皆様に、このお願いをご覧いただき、ご支援頂きますよう、よろしくお願い致します。 もっと見る
卓球の全国大会行って来ました!
2014/07/16 11:34沖縄には知的障がい者卓球でも凄い選手がいます! 先週末、横浜で行われたFIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会に引率で行って来ました! 沖縄からは5人の選手が出場しましたが、全員が2勝以上挙げる活躍!特に、新垣蒼くんは、全国ベスト16に入り、日本ランキング入りする可能性が出てきました! 沖縄には様々なスポーツで素晴らしい素質を持っている選手たちがいます!そこにソフトボールを加えていきたいので、皆さんのご支援お待ちしています! もっと見る