清川しっぽ村運営委員会では、今年4月に発生した熊本地震における、

被災動物支援活動を継続しております。

 

震災直後は、避難所や被災された飼い主さまのご自宅を戸別訪問し、現地のニーズを把握する事に努めました。

 

 

そこから見えてきたものは、「人の事は災害支援ボランティアセンターに相談できるが、ペットのことをお願いできるところがない。」という理由から、車中での避難や、やむを得ず駐車場などに犬を繋留したままの避難であったり、危険と知りながらもペットの為にご自宅で生活を続けておられる飼い主さまが多いという現実でした。

 

 

 

 

 

被災したペットの支援をすることが、被災された飼い主さまの安全な避難生活にも繋がるのではないかと考え、私たちは西原村災害支援ボランティアセンター内の一部をお借りして、災害動物支援ボランティアセンターを設立しました。

 

 

 

 

現在では、ここを拠点として被災された飼い主さまの受容のもとに、被災動物支援活動を展開しています。

 

< 主な活動内容 >

給餌・給水活動

生活環境の整備

犬のお散歩

医療施設への搬送

ペットの捜索

震災後共に暮らせなくなってしまった犬猫たちの一時預かりや里親探し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

被災された飼い主さまのご事情は多岐に渡っており、現在までに約80頭以上もの被災犬猫の一時預かりや、里親探しの依頼が寄せられています。

 

しかし、復興期に入る被災地では、災害支援ボランティアセンターの撤退も時間の問題であり、そうなれば私たちの設立した災害動物支援ボランティアセンターの閉鎖も余儀なくされます。

これは現在の活動の打ち切りを意味します。

 

そこで私たちは、

被災した犬猫の一時保護と、里親探しを行うために、仮設保護シェルターの運営に踏み切ることを決めました。

 

私たち清川しっぽ村運営委員会では、どの活動の場であっても

動物愛護の精神が根付くことも目的に活動を行っております。

 

 

この仮設保護シェルターが、

被災した犬猫の命と 安全な生活を保障するものとなり、

飼い主さまの心と身体のご負担が少なく、安心して避難生活を送るための

一助となりますように。

 

そして、仮設保護シェルターでの活動が、

広く 深く、「私たちとおなじ命」を大切に思う心を

育むものとなりますように と

願っています。

 

 

 私たちには、守りたい命があります。

 

支え合う事で、守れる命があります。

 

 

 

 

どうか、このプロジェクトに皆さまのご理解と温かいご支援を

宜しくお願い致します。

 

  • 2016/08/22 12:58

    私たち、清川しっぽ村運営委員会の活動をご覧いただきまして ありがとうございます!   現在、熊本県阿蘇郡西原村を中心として、 被災動物たちの支援活動を継続しております。   主に、被災された方々のご自宅の一部をお借りしての 一時預かりや、日常のお世話などなど 避難生活をされてい...