はじめに・ご挨拶


私たちパラリゾートちちぶ(株)は、今年4月に埼玉県秩父市で古民家を改装して「町住客室 秩父宿」という宿泊施設を開業しましたが、このコロナ禍で、予約を受け付けることもできず休業を余儀なくされています。この「町住客室 秩父宿」は、あえて入浴施設も、レストランを設けず、秩父の町なかのお店を利用していただく仕組みです。緊急事態宣言中は、あえて秩父に来ることはお控えくださいというアナウンスがありましたが、ここ秩父は、観光客の皆様あっての地域ですので、皆様の出かけられる状況が整いましたら、ぜひまた秩父にお越しください。


このプロジェクトで実現したいこと

「町住客室 秩父宿」は1泊素泊まり「ちちぶ付き」という販売形態を取っています。「ちちぶ付き」とうのは、受付でお渡しする地図を片手に、宿泊する皆様には、町なかを歩いていただき、無料でたい焼きやいなり寿司、今話題のイチローズモルトなどを召し上がっていただける特典を意味します。この特典は当社の支配人が一軒ずつ回って協力してもらえるお店へ交渉してきました。 

 特典はお店の方のご厚意と当社の負担で成り立っているものですので、皆様からご支援いただけましたら、地図掲載店の拡充と地図印刷代に使わせていただきたいと思っています。そして何よりこのクラウドファンディングを通じて、「町住客室 秩父宿」を知っていただいた方々に秩父を訪れ泊まってもらうことで、地域のお店を営む人たちの生活の助けになります。

私たちの地域のご紹介

東京都内から特急で77分で来られる自然豊かな地域、秩父。春は芝桜、夏には川下り、秋は紅葉、冬は秩父夜祭と、年間を通じてお客様が途絶えることのない観光地です。都内から近いので気軽に来られて、気軽に帰れることから、日帰り観光が多く、宿泊者が比較的少ないのが特徴です。

しかし、秩父には日本酒をはじめ、ワイン、焼酎、ビール、ウィスキーと地元で作られる美味しいお酒がたくさんあり、これらを味わえる居酒屋やバー、スナックが市内に点在しています。泊まるからこそ、秩父の夜を楽しむことができます。ガイドブックには載っていない、地元の人が愛するお店にぜひ足を踏み入れてみてください。


プロジェクトを立ち上げた背景

秩父の町なかを歩いてみると、古いけれど素敵な建物がたくさんあります。しかし、この街並みにも年々空き家や空き店舗が増えており、地域課題の一つとなっています。当社はこの地域課題の解決の一助として古民家を宿泊施設に改装し、町なかの飲食店を利用してもらうことで、地元の賑わいを作り出そうと考え開業しました。

開業したものの、このコロナ禍で、予約を受付けることもできず、町の飲食店も観光客が途絶え、お互いに苦しい状況となってしまいました。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、すぐに賑わいを取り戻すことは難しいと感じています。

このプロジェクトを通じて、皆さんにご支援いただき、これから町の賑わいを取り戻すお手伝いをしていただけたら幸いです。

【提携店 ははそたい焼きさんへのインタビュー】

番場通りという秩父のメインストリートに位置するたい焼き屋さんも、このコロナには大打撃を受けています。何しろ人が観光目的で外を出歩いていないのだから。それでも基本的にテイクアウトスタイルで対応できるというのはこれからの時代を考えても強みだと言えるでしょう。店主さんがお店をしていて嬉しいと思うことは、リピーターが来てくれること、だと言います。県内と言えども遠くからわざわざ90分かけて毎週車でくるお客様がいらっしゃったり、秩父に来たら必ずははそたい焼きを食べるんだという人、遠くはフランス、スペイン、オーストラリア、香港からのリピーターもいらっしゃるそうです。お話をお伺いしているとたい焼きの美味しさはもちろん、店主の人柄があるからこそリピーターがたくさんいることに気づきます。とても前向きで明るくて優しいお人柄が滲み出ています。
たい焼きを食べに秩父に来てくれる人がいる限りは、コロナの影響でお店がどんなに辛くても、がんばらなきゃならないと言っていました。

これまでの活動

「町住客室 秩父宿」の第1号店となる「和空間 多豆」はさかのぼること4年前にコワーキングスペースとしてオープンしました。昔、多豆(たず)さんというおばあちゃんが住んでいた家をお孫さんが改装し、当社へ貸してくださっています。

このコワーキングスペースには地元住民や観光客によって、様々な情報が集まります。地元飲食店の窮状や空き家情報、ここを宿にしたらいいのにといったお客様の声を聴いているうちに、昼間はコワーキングスペース、夜は宿泊施設として、古民家を最大限活用してみようということになり、今に至ります。


資金の使い道・実施スケジュール

宿泊者に利用して頂くために、地図や宿泊パスの作成、提携店のサービス補助に充てていきたいと考えています。例えば、その宿泊パスには、地元の古い銭湯経験が味わえるように利用料を負担します。また、100年続く老舗の稲荷寿司や食べ歩きに最適なたい焼き、イチローズモルトウイスキー等、各店舗に足を運ぶことでサービスが受けられ、町を回遊することにより活気を取り戻すことが出来ると思います。これらのサービスは、各店舗の営業努力により支えられているため、皆さんのご支援により各店舗の負担が少しでも軽くなり、さらに賛同する提携店を増やしていければよいと思います。

宿泊証を提示すると無料で受けられるサービス

・「LAMP」にてドリンクを一杯 
・「武島屋」にておいなり1つ
・「秩父ははそたい焼き」にてたい焼き1つ 
・「たから湯」にて入浴料1回
・「ハイランダーイン秩父」にてイチローズモルトホワイトラベルシングルを1杯 
 
宿泊証の提示で5%オフ!!
・ファミリーレストランみのり
・秩父豚肉味噌漬本舗せかい 
・清水金物 
・雑貨ありす 
・そばの杜 
・割烹酒場 河むら
・クラック【BAR】
・cafe & Bar SHU-HA-LI 
・TABERNA【スナック】


「レンタル銘仙イロハトリ」で秩父銘仙をレンタルして素敵な場所で写真を撮ろう!
・パーラーコイズミ 公式HP
・町住客室 和空間 多豆

リターンのご紹介

1万円~6万円の4つの支援コースには平日2名1室プランから休前日最大12名1棟貸しまでの宿泊券をリターンとして設定しています。

宿泊の他に町歩きパスがついていますので、昼間は提携店で、たい焼きやいなり寿司を食べ歩き、夕方銭湯に入り、夜はスナックやバーで地元の人との交流を楽しんでいただけます。翌朝は、秩父の食材で作ったおにぎりをご用意していますので、ぜひ縁側でお召し上がりください。また、「町住客室 秩父宿」はコワーキングスペースも併設しておりますので、宿泊日の正午から翌日正午まで24時間ご利用いただけます。

最後に

本来であれば今年はオリンピックイヤーで、観戦のついでに秩父まで足を延ばす人々が押し寄せると予想し、地元の人々はお客様をお迎えする準備を着々と進めてきました。

このコロナ禍で、当社の宿泊施設も予約を受付けることもできず、苦しい状況が続いています。町に観光客は途絶え、地元の飲食店も経営難に陥っています。中には、閉店をよぎなくされたお店もあります。これ以上、閉じるお店が出ないよう、難局を乗り切るために、皆様の温かいご支援をお待ちしております。



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