はじめに
はじめまして、「インドワークキャンプ団体namaste!」と申します。私たちは、インドハンセン病コロニーの自立支援活動を行っている「NPO法人わぴねす」の学生組織として、インドのハンセン病コロニーで年に2回、支援地に住みこみながらインフラ整備等を実施する「ワークキャンプ」という活動を継続してきました。
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(▲村人と学生の活動風景)
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。日本では徐々に状況が落ち着きつつありますが、インドでは現在も毎日10,000人を超える感染者が出ており、いまだ厳しい状況が続いています。感染防止のために3月下旬から都市封鎖(ロックダウン)が実施されていますが、それによってハンセン病コロニーは危機に直面しています。コロニーで暮らす人々の多くは物乞いや日雇い労働で生計を立てており、日々の生活だけで精一杯という家庭がほとんど。にもかかわらず、ロックダウンによって働きに出ることができないせいで現金収入が得られなくなっているのです。ロックダウンが長引く中で日々の食料や生活用品、衛生用品を十分に手に入れられない状況が続いており、このままでは生きていくことすら困難な状況に陥ってしまいます。
プロジェクト発足の理由
はじめのうち、インドでは都市部を中心にコロナウイルスが流行していると聞いていた私たちは、農村部に住んでいるコロニーの人々に危険が及ぶ可能性は低いと、どこかで安心していたのかもしれません。しかし、ロックダウンが長引くにつれて、コロニーの人々の生活がどんどん困窮した状態に陥っていることを知りました。政府からの支援はままならず、あったとしても主食の配給だけだといいます。それだけでは、生活は成り立ちません。また、感染が拡大している中で衛生用品が手に入らないということは、感染のリスクも上がります。彼らの住む地域は医療体制が整っていない農村部であり、栄養状態が悪く病気に対する免疫力が人よりも低い彼らがもし感染してしまったら、非常に深刻な状態に陥る可能性が高いといえます。
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(▲活動地の居住環境)
そこで私たちはこのプロジェクトを立ち上げ、食料や衛生・生活用品を届けることで、彼らの生活を支援したいと考えました。
これまでの活動
私たちが活動している「ハンセン病コロニー」は、ハンセン病に対する差別により故郷を追われた元患者(私たちは快復者と呼んでいます)と、その子供・孫世代が暮らす村です。インドではいまだにハンセン病に対する差別が根強く残っており、多くのハンセン病コロニーは周辺社会から孤立しています。そしてそこに住む人々は、いまだに続く差別と偏見の中で、貧しい生活を送っています。
私たちがそんなハンセン病コロニーで「ワークキャンプ」という活動を始めたのは、2011年のことです。それ以来、コロニーに住みこんで村人と同じ生活をしながら、インフラ整備によってコロニーの劣悪な居住環境を改善するとともに、差別解消を目指す活動を続けてきました。これは単なるボランティア活動ではなく、コロニーが抱える問題についてコロニーの人々と共に考え、共に作業に取り組み、共に問題を解決していく活動です。私たちは「支援者」と「被支援者」という関係ではありません。
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(▲村人と寝食をともにする学生)
私たちはこれまで、コロニーの人々の厚意で村に住みこませてもらい、活動を行ってきました。日本で生まれ育った私たちにとって、村での生活は慣れないことも多く、そんな私たちをコロニーの人々はいつも助けてくれます。そんな彼らが大変な思いをしている今こそ、私たちが彼らの力になるときだ、という想いから、食料や衛生・生活用品の支援をすることを決めました。
このプロジェクトで実現したいこと
インド西ベンガル州にあるハンセン病コロニー住民の多くが日雇い労働や物乞いで生計を立てています。特にロックダウンの影響で、収入源が絶たれ困窮した7つのコロニーに住む家庭計572世帯に、生活必需品の物質支援を行います。
プロジェクト予算
本プロジェクトでは、対象地域の572世帯に対して、緊急度の高いものを以下の〈緊急支援セット〉(700円/個)としてまとめ、1世帯に1セットを提供します。
〈緊急支援セット〉
食料品:
・米5kg /ダル豆1kg /じゃがいも2kg /大豆 1袋
調味料:
・食用油500ml /マサラ4袋 /塩1袋
ヘルスケア用品:
・石鹸1個
ーーーーーーーーー
手数料:
・14%
ーーーーーーーーー
計:700円×572世帯+(手数料) = 約450,000円
※上記はあくまでプロジェクト予算になります、ルピーの通貨変動やマーケット価格により、予算に多少差異が生じることを予めご了承ください。
を支給します。
物資提供についての詳細
本プロジェクトは、実施されることが既に確定しているプロジェクトとなります。以下では物資の提供を受ける方々の詳細と選定、現地での支援活動を助けてくださる、協力団体について紹介します。
・物資提供を受ける方々とその選定
NPO法人わぴねすが活動するインド西ベンガル州にあるハンセン病コロニー全体に対して、現在のコロニー状況をリサーチした上で、緊急度の高いコロニー(世帯)を対象として決定しました。
・現地の協力団体
NPO法人わぴねすの現地カウンターパートであるFPSAが現地での物資購入から提供までの責任を担っています。
最後に
ハンセン病による差別に苦しんできたコロニーの人々は今、さらなる窮地に立たされています。
インドから遠く離れた日本にいる私たちにできることは、限られています。コロナウイルスの流行はいまだ収まらず、いつワークキャンプ活動を再開できるかもわかりません。それでも、いつも私たちを温かく受け入れ、家族のように接してくれる彼らに、少しでも恩返しがしたい。
世界中の誰もが、先の見えない不安を抱えつつ生活している今、他の誰かに手を差し伸べることは、決して簡単なことではないでしょう。しかし、皆様のご支援が、ハンセン病コロニーに住む人々の命をつなぎます。
彼らの未来のために、どうか、皆様の力をお貸しください。
実施スケジュール
6月中旬 団体HPにて特設ページ開設、本プロジェクト始動
8月下旬 現地にて物資支援実施
9月中旬 リターン送信
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
支援をくださった方々に対して、活動報告メール、お礼のメッセージ、お礼の動画を以下のようにお送りします。
700円の支援をいただいた方:活動報告メール
3,000円の支援をいただいた方:活動報告メール、お礼のメッセージ
5,000円の支援をいただいた方:活動報告メール、お礼のメッセージ、お礼の動画
社会問題と向き合う人のクラウドファンディング
【緊急】食糧難に苦しむインドハンセン病コロニーを救いたい!!
新型ウイルス感染拡大の影響を受け、現在インドでは都市封鎖が続いており、日雇い労働で生計を立てている人々は現金収入がなくなり、十分な食事を取れないほど生活が困窮しています。私たちが活動しているインド東部のハンセン病快復者村も例外ではなく、食料や生活用品を手に入れられない状況が続いています。
現在の支援総額
706,600円目標金額
450,000円支援者数
218人募集終了まで残り
終了終了
現在の支援総額
706,600円新型ウイルス感染拡大の影響を受け、現在インドでは都市封鎖が続いており、日雇い労働で生計を立てている人々は現金収入がなくなり、十分な食事を取れないほど生活が困窮しています。私たちが活動しているインド東部のハンセン病快復者村も例外ではなく、食料や生活用品を手に入れられない状況が続いています。
indiaworkcamp です
インドハンセン病コロニーを支援しているNPO法人です!
西ベンガル州にある5箇所の村にて、下記の3事業を柱とし、活動を行っています。
①ワークキャンプ事業(学生団体namaste!)
→インドハンセン病コロニーに年に2回、各2週間ほど滞在し、村人と共同生活を行いながら村のインフラ整備などを行っています。
②就労支援事業
→現地の村にてマイクロファイナンス事業(ローン、TOTOレンタル)を実施しています。
③教育事業
→ハンセン病の知識などを啓蒙し、マイノリティの人々への理解、関心を深める活動を行っております。
おめでとうございます
このプロジェクトは、2020-06-16に募集を開始し、218人の支援により706,600円の資金を集め、2020-07-15に募集を終了しました
新型ウイルス感染拡大の影響を受け、現在インドでは都市封鎖が続いており、日雇い労働で生計を立てている人々は現金収入がなくなり、十分な食事を取れないほど生活が困窮しています。私たちが活動しているインド東部のハンセン病快復者村も例外ではなく、食料や生活用品を手に入れられない状況が続いています。
indiaworkcamp です
インドハンセン病コロニーを支援しているNPO法人です!
西ベンガル州にある5箇所の村にて、下記の3事業を柱とし、活動を行っています。
①ワークキャンプ事業(学生団体namaste!)
→インドハンセン病コロニーに年に2回、各2週間ほど滞在し、村人と共同生活を行いながら村のインフラ整備などを行っています。
②就労支援事業
→現地の村にてマイクロファイナンス事業(ローン、TOTOレンタル)を実施しています。
③教育事業
→ハンセン病の知識などを啓蒙し、マイノリティの人々への理解、関心を深める活動を行っております。
【緊急】食糧難に苦しむインドハンセン病コロニーを救いたい!!
indiaworkcamp です
インドハンセン病コロニーを支援しているNPO法人です!
西ベンガル州にある5箇所の村にて、下記の3事業を柱とし、活動を行っています。
①ワークキャンプ事業(学生団体namaste!)
→インドハンセン病コロニーに年に2回、各2週間ほど滞在し、村人と共同生活を行いながら村のインフラ整備などを行っています。
②就労支援事業
→現地の村にてマイクロファイナンス事業(ローン、TOTOレンタル)を実施しています。
③教育事業
→ハンセン病の知識などを啓蒙し、マイノリティの人々への理解、関心を深める活動を行っております。
はじめに
はじめまして、「インドワークキャンプ団体namaste!」と申します。私たちは、インドハンセン病コロニーの自立支援活動を行っている「NPO法人わぴねす」の学生組織として、インドのハンセン病コロニーで年に2回、支援地に住みこみながらインフラ整備等を実施する「ワークキャンプ」という活動を継続してきました。
(▲村人と学生の活動風景)
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。日本では徐々に状況が落ち着きつつありますが、インドでは現在も毎日10,000人を超える感染者が出ており、いまだ厳しい状況が続いています。感染防止のために3月下旬から都市封鎖(ロックダウン)が実施されていますが、それによってハンセン病コロニーは危機に直面しています。コロニーで暮らす人々の多くは物乞いや日雇い労働で生計を立てており、日々の生活だけで精一杯という家庭がほとんど。にもかかわらず、ロックダウンによって働きに出ることができないせいで現金収入が得られなくなっているのです。ロックダウンが長引く中で日々の食料や生活用品、衛生用品を十分に手に入れられない状況が続いており、このままでは生きていくことすら困難な状況に陥ってしまいます。
プロジェクト発足の理由
はじめのうち、インドでは都市部を中心にコロナウイルスが流行していると聞いていた私たちは、農村部に住んでいるコロニーの人々に危険が及ぶ可能性は低いと、どこかで安心していたのかもしれません。しかし、ロックダウンが長引くにつれて、コロニーの人々の生活がどんどん困窮した状態に陥っていることを知りました。政府からの支援はままならず、あったとしても主食の配給だけだといいます。それだけでは、生活は成り立ちません。また、感染が拡大している中で衛生用品が手に入らないということは、感染のリスクも上がります。彼らの住む地域は医療体制が整っていない農村部であり、栄養状態が悪く病気に対する免疫力が人よりも低い彼らがもし感染してしまったら、非常に深刻な状態に陥る可能性が高いといえます。
(▲活動地の居住環境)
そこで私たちはこのプロジェクトを立ち上げ、食料や衛生・生活用品を届けることで、彼らの生活を支援したいと考えました。
これまでの活動
私たちが活動している「ハンセン病コロニー」は、ハンセン病に対する差別により故郷を追われた元患者(私たちは快復者と呼んでいます)と、その子供・孫世代が暮らす村です。インドではいまだにハンセン病に対する差別が根強く残っており、多くのハンセン病コロニーは周辺社会から孤立しています。そしてそこに住む人々は、いまだに続く差別と偏見の中で、貧しい生活を送っています。
私たちがそんなハンセン病コロニーで「ワークキャンプ」という活動を始めたのは、2011年のことです。それ以来、コロニーに住みこんで村人と同じ生活をしながら、インフラ整備によってコロニーの劣悪な居住環境を改善するとともに、差別解消を目指す活動を続けてきました。これは単なるボランティア活動ではなく、コロニーが抱える問題についてコロニーの人々と共に考え、共に作業に取り組み、共に問題を解決していく活動です。私たちは「支援者」と「被支援者」という関係ではありません。
(▲村人と寝食をともにする学生)
私たちはこれまで、コロニーの人々の厚意で村に住みこませてもらい、活動を行ってきました。日本で生まれ育った私たちにとって、村での生活は慣れないことも多く、そんな私たちをコロニーの人々はいつも助けてくれます。そんな彼らが大変な思いをしている今こそ、私たちが彼らの力になるときだ、という想いから、食料や衛生・生活用品の支援をすることを決めました。
このプロジェクトで実現したいこと
インド西ベンガル州にあるハンセン病コロニー住民の多くが日雇い労働や物乞いで生計を立てています。特にロックダウンの影響で、収入源が絶たれ困窮した7つのコロニーに住む家庭計572世帯に、生活必需品の物質支援を行います。
プロジェクト予算
本プロジェクトでは、対象地域の572世帯に対して、緊急度の高いものを以下の〈緊急支援セット〉(700円/個)としてまとめ、1世帯に1セットを提供します。
〈緊急支援セット〉
食料品:
・米5kg /ダル豆1kg /じゃがいも2kg /大豆 1袋
調味料:
・食用油500ml /マサラ4袋 /塩1袋
ヘルスケア用品:
・石鹸1個
ーーーーーーーーー
手数料:
・14%
ーーーーーーーーー
計:700円×572世帯+(手数料) = 約450,000円
※上記はあくまでプロジェクト予算になります、ルピーの通貨変動やマーケット価格により、予算に多少差異が生じることを予めご了承ください。
を支給します。
物資提供についての詳細
本プロジェクトは、実施されることが既に確定しているプロジェクトとなります。以下では物資の提供を受ける方々の詳細と選定、現地での支援活動を助けてくださる、協力団体について紹介します。
・物資提供を受ける方々とその選定
NPO法人わぴねすが活動するインド西ベンガル州にあるハンセン病コロニー全体に対して、現在のコロニー状況をリサーチした上で、緊急度の高いコロニー(世帯)を対象として決定しました。
・現地の協力団体
NPO法人わぴねすの現地カウンターパートであるFPSAが現地での物資購入から提供までの責任を担っています。
最後に
ハンセン病による差別に苦しんできたコロニーの人々は今、さらなる窮地に立たされています。
インドから遠く離れた日本にいる私たちにできることは、限られています。コロナウイルスの流行はいまだ収まらず、いつワークキャンプ活動を再開できるかもわかりません。それでも、いつも私たちを温かく受け入れ、家族のように接してくれる彼らに、少しでも恩返しがしたい。
世界中の誰もが、先の見えない不安を抱えつつ生活している今、他の誰かに手を差し伸べることは、決して簡単なことではないでしょう。しかし、皆様のご支援が、ハンセン病コロニーに住む人々の命をつなぎます。
彼らの未来のために、どうか、皆様の力をお貸しください。
実施スケジュール
6月中旬 団体HPにて特設ページ開設、本プロジェクト始動
8月下旬 現地にて物資支援実施
9月中旬 リターン送信
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
支援をくださった方々に対して、活動報告メール、お礼のメッセージ、お礼の動画を以下のようにお送りします。
700円の支援をいただいた方:活動報告メール
3,000円の支援をいただいた方:活動報告メール、お礼のメッセージ
5,000円の支援をいただいた方:活動報告メール、お礼のメッセージ、お礼の動画
最新の活動報告
もっと見る現地での支援が再開されました!
いつも応援ありがとうございます!先日こちらで書かせていただきました通り、現地では最後の物資配給作業が予定よりも遅れておりました。しかし、ついにその作業が現在再開され、現地より、物資の準備作業動画が届きました! 支援いただいた皆様に少しでも早く現地の様子を見ていただけたらと思い、動画を弊団体の...
今後について
いつも応援ありがとうございます!本日は、インドの現在の状況と、今後の予定について再度お伝えいたします。インドでは現在もなお1日に9万人を超える勢いで感染者数が増加し続けています。累計感染者数は420万人を超え、先日ついにブラジルを抜いて世界第2位となりました。感染は都市部から医療機関の少ない農...
現在の進行状況について
いつも応援ありがとうございます!久しぶりの活動報告になってしまい申し訳ありません。本日は今後の予定についてお伝えします。先日コロニーにて第1回目の支援物資の配布を行いました。現地の協力団体と連携し、インド西ベンガル州の4つのコロニーに対して食料や生活必需品を配布しました。配布前後のアルコール消...
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