▼プロジェクト詳細

この可愛らしい少女と写真のお米、どういう関係があるのでしょう。

この女の子、現役の高校生でありながら、現役のプロテニス選手でもある高村颯希選手です。

小学校を卒業した後、なんと単身でテニス強豪国セルビアへ留学し、あのジョコヴィッチ選手のチームの一員であったコーチの下、グランドスラム優勝を目指して、日々テニスの練習に励んでいます。

 

そして、写真のお米は、石川県能登半島の最北端に位置する珠洲市で作られたお米です。

石川県の能登地方は、世界農業遺産登録地(社会や環境に適応しながら何世代にもわたり形づくられてきた伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた文化、ランドスケープ、生物多様性などが一体となった世界的に重要な農林水産業システムを国連食糧農業機関(FAO)が認定)に登録されている通り、農林水産業における伝統的な製法、生産方法が数多くあります。
寒暖の差が激しく、雪解け水と、山間部と海の近接による水はけのよい土壌によって育まれたお米は、ハザ干しという伝統的な乾燥方法で日本海のミネラルたっぷりの潮風を受けながら時間をかけて乾燥させるため、食味が増します。また、水源近くのきれいな水を使い、農薬の使用量も一般的な使用量の5割減となっているため、里山の生き物たちにもやさしいお米です。

一方で、急激な過疎化によって伝統文化が継承されず、またハザ干しはハザを組んで手作業で掛け、乾燥後の砂の除去も大変手間がかかるため、もともと生産面積が狭く、生産者も少ない限界集落であることに加え、北陸新幹線の開通で活況の金沢の料亭や旅館などで多く供されるため、全国への流通は極めて限られています。

 このプロジェクトでは、地元の農家の方々や農業関係者と交渉し、しっとり&ふっくらとして甘みのある珠洲産の「農家自慢のお米 さいはてより」と、さっぱりしながらもボリュームがあり、魚介類との食べ合わせや海鮮丼、冷えてなお美味しさをますおにぎりに最適の「農家自慢のお米 みつけじま」をネット販売し、利益の50%を高村颯希選手の活動支援金に充当します。

また、さらに利益の一部を、他のトップアスリートの方々(欧米では人気が高いにも関わらず、日本ではマイナーな競技であるため、ワールドカップに出場する実力がありながら資金難で大会への参加が難しいアスリートなど)への活動資金として提供いたします。

高村選手は、NHK「挑戦者たち」や民放番組で取り上げられたこともあり、セルビアのU-18シニア大会で優勝した実力の持ち主ですが、留学費用の捻出が精いっぱいで、女子高生らしいスイーツやオシャレも当然我慢していますが、それでも大会への遠征費をまかなえず、強い相手とたくさんの試合をこなす伸び盛りの今、大きなジレンマを抱えています。

そこで、限界集落のおいしいお米を販売して、その利益を高村選手達の活動資金として、アスリート x 限界集落の相互支援を構築したいと思っています。

▼資金の使い道

集まった資金の 50%を高村颯希選手への活動資金として寄付します。

残額50%で事業会社を起ち上げ、その他の限界集落とアスリートの方々の相互支援を行います。

▼リターンについて

支援額  5,000円の場合…「農家自慢のお米 さいはてより」玄米 5kg を2017年収穫直後にお送りいたします。

支援額  10,000円の場合…「農家自慢のお米 さいはてより」玄米 5kg、「農家自慢のお米 みつけじま」玄米

                      5kg を、2017年収穫直後にお送りいたします。

支援額  30,000 円の場合… 「さいはてより」玄米 5kg、「みつけじま」玄米 5kg、揚げ浜塩田製法による熟成

              揚げ浜塩 100g 「凪海のめぐみ」または高村颯希選手のサイン入りメッセージを

              差し上げます。

支援額 50,000 円を超過する場合…リクエストをいただき、その内容の可否を確認させていただいた上で、何らかの

                 リターンを差し上げます。

                  例)個人、法人のロゴなどを高村選手のウェアに貼付する

                    高村選手帰国時の一日コーチや講演等

                    能登半島珠洲市への2泊3日ペア旅行等

 

ちなみに、「さいはてより」「みつけじま」ともに高級米となりますが、様々な方に利き米をしていただいた結果、90%の方々から最高評価をいただいております。

もちろん、お米が大好きという高村選手にも食べていただき、「食べ過すぎて太ってしまいそう」とのご好評をいただいております。

▼最後に

日本は、世界にも類を見ないくらい多くの限界集落を抱えた国であり、また、サッカーや野球など一部の競技を除けば、「スポーツ後進国」とも言われています。

ジュニア世代の育成が不十分であることに加え、各企業の広報やマーケティング担当者も日本を基準としてのスポンサリングしか行っておりません。

例えば、ボブスレーなどはヨーロッパでは非常に人気の高い競技であるため、各国のソリは名だたる自動車メーカーや素材製造会社のロゴで埋め尽くされています。

しかしながら、日本チームのソリは、何も貼ってありません。

欧州進出を計画する企業にとっては、廉価で広告を打ち出せるまたとない機会であるにも関わらず、その機会が失われています。

メジャーなスポーツでも、トップアスリートに多額のスポンサー料を支払い、将来有望なジュニア世代にはほとんど支援が行き届いていないのが現状です。

まだまだ資金難にあえぐアスリートも多く、限界集落もたくさんあるため、このプロジェクトが次につながるよう、皆様のご支援をお願い申し上げます。

 

 

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